JPS61227876A - ドラム罐内面に樹脂膜をコ−テイングする方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 大発明はＶラム罐、ベール罐等の罐に於てその巻き締め
部分をも含めて内面に合成樹脂膜をコーティングする方
法１ど関するものである。

従来の技術とその問題点 定量の物品を充填して保管あるいは輸送す６ためオープ
ンドラム罐、ベール罐等の容器が使用される。しかしこ
の罐は侠製であるため、薬剤化学品等の粉体あるいは流
体物品を直接充填すると発端したり酸性物品の場合罐ｉ
ヒピンホールその他が生じる欠点がある。また金属１ど
直接接触すると収容物品が変質したりする場合もある。

この欠点を防止するため充填物の性Ｋに対応した性質を
有する合成樹脂製の例えばポリエチレン製の内袋を端内
に挿、入したりあるいは端内面にエポキシ樹脂にてコー
ティングしたりしている。ＩＬかし内袋使用の場合、内
袋を端内に挿入する手数を要する七共に袋が破損する虞
れがあり、またエポキシのコーティングでは材質が硬く
脆いため一変使用した後はピンホールが生じ再使用は不
可能であると共にエポキシコーティングは新′幅にのみ
適用され再生：；洲には不向きシどなる故、高価上なる
欠点がある。これを改善するため４ＮＮ内［１ごポリエ
チレン樹脂粉末を静電塗装し、その後加熱炉で溶融せし
めてコーティング嘆を得る方法が特公昭Ｆｌ　９−２８
　ＩＩ　Ｆ１４号公報にて提案されている。しかし該方
法はドラム塩の巻き締め部分ても完全にコーティング嘆
を形成するためこの罐の巻き締め部シこ最初しこ＠熾点
の低い樹脂を塗装し１次にこれよリモ＠畿点の高いポリ
エチレン樹脂を静電塗装し、その後加熱処・里するもの
である。

従って４なる二踵の合成樹脂材を用いる軍属さがあり、
さらに２回目の塗装特売に塗装した塗料が吹きとばされ
る欠点がある。

問題点の解決手段 本発明は上述の欠点に鑑み、同種の合成樹脂材を用い、
曙の巻き締め部分をも含めて１内酊全体を均一な厚さの
合成樹ｌＩ！膜を形成せしめんとし、たもので、オープ
ンドラム■、ベール罐等のその内面を樹脂コーティング
する１こ相応しい状態とし、この曙の巻き締め部分にポ
リエチレン樹脂を溶徹し、これを充填した後１次Ｓこ＠
記ポリエチレン樹脂と同じ材ｔを粉末とししかも静電塗
装限界以上の粉末量を環内周面に対し所要角度を有する
塗装用ガン番ごて噴射し５１巻き締め部分を含め４内周
面全体に亘って塗装すると共に前記静電粉末塗装限界を
越えた余剰の粉末を罐内底面に附着するよう１どして環
内周面及び内に直に塗装後該罐を加熱処理して前記粉末
塗料を溶融し。

環内周面全体に附着せしめ樹脂コーティングをすること
を特徴とする。

実施例 以下本発明を実施例にもとづいて説明する。

本発明Ｃζ適用される罐はオープンドラム塩。

ペール曙の他Ｉこ少なくとも片方が開口した罐ならば限
定されることはなく、また新罐、゛再生１をも限定され
るものではない、実施例では少なく七も１回使用された
再生罐所謂古いオープンドラム罐について説明スル。

回収されたオープンドラム備１はまず洗浄工程で端内局
面、外周面を洗浄し附着物を除去するうこれは水又は洗
浄液で洗浄したりあるいは附着物を煉却したりする方法
が含まれる。さらに必要に応じて整形したりショツトブ
ラストにて研嘲したり、さらにはピンホール有無の検査
をしたりする。このよう番こして再生使用可能なオープ
ンドラム罐１は少くともその内周百、内底面を樹脂コー
ティングするに適した状態とし、これをまずポリエチレ
ン樹脂を加熱して溶融せしめこの溶融した樹脂８をオー
プンドラム罐の内底周面部即ち巻き締めｒ＄分２１こ注
入ノズル６をもって充填する。この時作業者が上記注入
ノズル６をもってドラム罐内の巻き締め部分８こ略均−
≦こ注入充填８してもよいし、あるいはドラム塩の巻き
締め部分に向ってガンを対峙し、ドラム罐側を回動させ
てもよい。

次【こ前工程で巻き締め部分に注入充填した同じポリエ
チレン樹脂の粉末をドラム塩の内周面Ｇこ対しある角度
で対峙せＬめた静電像装甲ガン４にて噴射し、静電塗装
を行なうがこのガン４はドラム罐内底部よりドラム罐開
口部に向ってゆっくり七上昇させつつドラム罐側を回動
させる。勿論この時ガンよりポリエチレン樹脂粉末が噴
射され静電塗装が行なわれる。しかし静電粉末塗装に於
てはその彼嘆厚は８００ミクロンが限界である。本発明
ではこの静電粉末塗装の限界を越えた粉末塗料を噴射せ
しめるものである。これＧこより塗料はガンの上昇番こ
よってドラムζ霊内周面Ｃご限界内叩ちｌｌｔＩＯミク
ロン厚で塗装されるが、この限界を越えた余剰の塗料は
落下し未塗料のドラム罐内底直に附着するものである。

従ってガンより噴射される粉末塗料の１は、ドラム塩の
回転遠心とガン上昇速２１こて塗料がドラム環内周荀に
８００ミクロン厚にて附着しＤｌつガンがドラム罐開口
端の１１に上昇点まで移動する間薯こ余剰となる塗料の
全量がドラム箱内底面全体に略３００ミクロン厚Ｓど塗
装されるようにして定めれば経済的である。

このように内周：面、内在面に静電塗装をしたドラム１
を次に加熱炉へ入れる。この時′肺内へ入った時点では
粉体塗料は静電作用にてドラム１に附着しているにすぎ
ないため、この塗料が吹き飛ばされないよう多こし、て
加熱する必要がある。そし、て最終的２こ咳塗料カドラ
ム罐に静電附着した状態で溶融し液実番こ樹脂コーティ
ング５を行なうようになす。

発明の効果 ドラム環内に４Ｉｌ旨コーテイングする目的はドラム備
に収容される物品が直接金属製のドラム罐番こ接触しな
いよう番こすることである。

樹脂コーティングに脱気等によりピンホールが生じると
この樹脂コーティングのピンホールより収容物がドラム
備の金属部分２こ接触しく７） コーティング、　　６は注入ノズル。

櫂を宵蝕せしめたり、収容物に変質をきπしたりするが
、本発明では脱気によるピンホールの生じやすい巻き締
め部分に予め溶嘱したポリエチレン樹脂を注入充填して
確実【こ該部分の空気を抜き出した後、静電粉体塗装に
て箱内全面を塗装するようになしているためピンホール
等が生じることなく、シかも粉末塗料を経済的に用いて
最大の効果を得ることができる利点がある。また本発明
の方法はエポキシ樹脂のコーティングに比べ安価である
セル−ど新罐、再生書に関係なく適用できる利点も、ち
る。

４１叉而の部用な説明 第１−はオープンドラム壇の断面図、＠２叉は巻き啼め
部分Ｃｒ−容融樹脂を注入充填した状態の広大断面図、
＠８図は環内面を静電塗装する説明図、＠４図はコーテ
イング後の広大断囮説明図である。

１はドラム備、　　２は巻き締め部分、　　Ｂは溶％ｋ
　Ｌ、た噌目旨、　　４は令裟用ガン、Ｆｉは樹脂特許
出・幅大　　天満容器株式会社 外　　１名 婢 昭和１０年ぐ月〃日 特願昭１ｏ−ＩＦｔＪｆ ２、　発　明　の名称 ロム％％　Ｑｉｒ、　Ｊ＃　寄％’；、　ｓ　）−１イ
ン’ｒ１＞％ｒｆ。

氏名人山ｂ￥−１１執Ｅ’＋Ｌ ４、代理人 昭和　　年　　月　　日 ６、補正により増加する発明の数 ７、補正の対象 別紙の通り ニ持１頭昭ｇｏ−６ｓｚ；ｓｒ；） １　明細書第６頁１７行目「落下し、Ｊ七あるを「脱落
し、」七訂ＩＥするっ ２　同第８頁９行目「また木発明の方法は」より１！行
目「もある、」までを次の・由り訂正する。

「また木発明の方法は新罐、再生罐に関係なく適用でき
る利点もある。」

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 オープンドラム罐、ペール罐等のその内面 を樹脂コーティングするに相応しい状態とし、この罐の
   巻き締め部分に予め溶融したポリエチレン樹脂を充填し
   た後、次に前記ポリエチレン樹脂と同じ材質を粉末とし
   、しかも静電塗装限界以上の粉末量を罐内周面に対し所
   要角度を有する塗装用ガンにて噴射し、巻き締め部分を
   含め罐内周面全体に亘つて塗装すると共に前記静電粉末
   塗装限界を越えた余剰の粉末を罐内底面に附着するよう
   にして罐内周面及び内底面に塗装後、該罐を加熱処理し
   て前記粉末塗料を溶融し、罐内周面全体に附着せしめ樹
   脂コーティングをすることを特徴とするドラム罐内面に
   樹脂膜をコーティングする方法。