JPS6122708A

JPS6122708A - 配電盤

Info

Publication number: JPS6122708A
Application number: JP59141880A
Authority: JP
Inventors: 雅雄森下; 波多野　泰嗣
Original assignee: Nissin Electric Co Ltd
Current assignee: Nissin Electric Co Ltd
Priority date: 1984-07-09
Filing date: 1984-07-09
Publication date: 1986-01-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、配電盤に関し、詳しくは屋外用配電盤にお
ける防錆構造に関するものである。

〔従来技術〕

一般に、屋外用配電・訛は、第１図に示す、ような構成
になっており、各種電気機器を収納する筐体状の盤本体
（１）が、左右の側面板（２）、前面扉（３）、後面板
または後面扉、上面の屋根板４４）および該屋根板（４
）の左右側縁を覆う天井接続カバー（５）等により構成
されている。この盤本体（１）の各部分の素材は通常集
材よりなるが、この種配電盤が雨水等の外部環境の影響
を強く受けるため、防錆対策が施こされている。

すなわち、第２図に示すように、盤本体（１）の各部分
における鋼板（６）の外表面に防錆下地処理と塗装上塗
による塗装膜（７）が形成され、これが端縁（６）の外
表面から内面に渡って施こされ、水切りを要する部分の
防錆を行なっている。

しかし、前述の場合、防錆を塗装により行なうため、塗
装膜（７）のひび割れ、はがれ、風化等が生じ、このた
め、数年に１回の再塗装が必要になり、補修を要する欠
点がある。

ここで、盤本体（１）の防錆対策として、各部分におけ
る素材に発錆し難いステンレスまプこはアルミ等を用い
ることも考えられるが、ステンレスの場合加工性に難が
あり、また、アルミの場合溶接が困難になるのみならず
、強度が弱く、補強の：めに多くの部品が必要になる不
都合があり、かつ、コスト高になる欠点がある。

〔発明の目的〕

この発明は、＠記の点！４Ｃ留意してなされたものであ
り、盤本体の外側を加工性の良好なステンレスクラッド
材により構成し、発錆を確実に防止するとともに、塗装
工程の簡素化を図り、かつ、安価にすることを目的とす
る。

〔発明の構成〕

この発明は、盤本体の外側を構成する鋼板の外表面にス
テンレス薄板を一体に張合わせてステンレスクラッド材
を形成し、前記ステンレスクラッド材の端縁を、前５己
ステンレス薄板を外側にして折り返したことを特徴とす
る配電盤である。

〔発明の効果〕

したがって、この発明の配電盤によると、盤本体（７）
外側をステンレスクラッド材によりｇ成ｔ、ａため、防
錆構造とすることができるとともに、ステンレス材また
はアルミ材で構成した場合に比し、加工性が良好になり
、または強度が向上し、かつ、安価にｉす、塗装工程の
簡素化が図れ乙ものテアリ、シかも、ステンレスクラッ
ド材の端縁がステンレス薄板を外側にして内方へ折り返
されるため、ステンレスクラッド材の端面発錆を確実に
防止できるものである。

〔実施例〕

つぎに、この発明を、その１実施例を示した第３図以下
の図面とともに詳細に説明する。

まず、第３図および第４図は、盤本体（１）の屋根板（
４）を示し、鋼板（８ａ）の外表面にステンレス薄板（
９ａ）を一体′Ｌ張合わせてステンレスクラッド材ｒ　
１ｏａ）を形成し、該ステンレスクラッド材（ｌｏａ）
の前側部および後側部をそれぞれステンレス薄板（９ａ
）が外側ニするよう下方へ折り曲げてカバ一部０１）を
形成するとともに、両力バ一部（１１）のそれぞれの端
縁（１２ａ）を、ステンレス薄板（９ａ）を外側′Ｃし
て内方へ折り返し、これにより屋根板（４）を構成して
いる。

また、第５図は、盤本体（１）の右側面板（２）を示し
、鋼板（８ｂ）の外表面にステンレス薄板（９ｂ）を一
体に張合わせてステンレスクラッド材（ｉｏｂ）を形成
し、該ステンレスクラッド材（１０ｂ）の前側の端縁（
１２ｂ）および後側、上側、下側の各端縁をそれぞれ、
ステンレス薄板（９ｂ）を外側ＩＣＬで内方へ折り返し
、側面板（２）を構成している。そして、盤本体（１）
の枠部材０艷にパツキンＱ４）を介して側面板（２）の
周縁部を端縁（１２＋））ととも１（ボルトθ０．ナツ
ト０Ｏにより締結している。なお、盤本体（１）の左側
面板（２）も開襟に構成されている。

さらに、第６図は前面扉（３）を示し、鋼板（８Ｃ）の
外表面にステンレス薄板（９Ｃ）を一体″、で張合わせ
てステンレスクラッド材（１０Ｃ）を形成し、該ステン
レスクラッド材（ＩＯＣ）の外周部をステンレス薄板（
９Ｃ）が外側ＩＣなるよう直角に折り曲げ乙とともに１
．該近凸部の外周部をステンレス薄板（９Ｃ）が外側に
なるよう直角に折り曲げ、かつ、その端縁（１２ｃ）を
、ステンレス薄板（９Ｃ）を外側にして折り返し、前面
扉（３）を１１￥成してい乙。

つぎに、第７図は天井接続カバー（５）を示し、鋼板（
８ｄ）の外表面にステンレス薄板（９ｄ）を一体に張合
イつせて前後方向に長いステンレスクラッド材（１０ｄ
）を形成し、該ステンレスクラッド材ｎｏｄ）の左右側
をそれぞれステンレス薄板（９ｄ）が外側てなろように
下方へ折り曲げてカバ一部１Ｊ７１を形成するとともに
、両力バ一部’１７）のそれぞれの端縁（１２ｄ）を、
ステンレス薄板（９ｄ）を外側：テして内方へ折り返し
、天井接続カバー（５）を構成している。

なお、前述のステンレスクラッド材（１０ａ）り１０ｄ
）において、そのクラツディングとするステンレス薄板
（９ａ）〜（９ｄ）の板厚は、クラット材（１０ａ）〜
（１０ｄ）の板厚の５〜１０％でたとえば０．０５〜０
．５ｍｒｎである。また、前記では、片面クラツド材に
ついてのみ述べたが、両面クラツド材を使用するとさら
に防錆効果は優れる。

したがって、前記実施例によると、盤本体（１ンの外面
を形成する左右側面板（２）、前面扉（３）、屋根板１
４）、天井接続カバー（５）をそれぞれステンレスフラ
ノ　ド材（ｌＯａ）、（１０ｂ）、（ＩＯＣ）、（１０
ｄ）で構成することができるため、従来の塗装によるこ
となく防錆構造とすることができ、塗装工程の簡略化を
図り、防錆のための補修を不要にすることができ、しか
も、ステンレス材やアルミ材を用いることなくこれと同
等の防錆効果が得られ、ステンレス材に比し加工性を向
上でき乙とともに、アルミ材に比し強度の向上を図るこ
とができ、かつ、安価にできろものである。

さらに、この腫ステンレスクラッド？ｔ（ｌｏａ）〜（
１０ｄ）では、その端縁（１２ａ）〜（１２ｄ）がスフ
”　ンＬ／ス薄板（９ａ）〜（９ｃｌ）を７Ｈ＋ト醐シ
でして折り返されろｔこめ、材料切断面の鋼板（８ａ）
〜（８ｄ）、＆・尋十部に露出さ、ｚｔろことはな（、
ステンレスクラッド材Ｃｌ０ａ）〜（１０ｄ）の水シで
よ乙端面発錆を確実に防止することができろものである
。

【図面の簡単な説明】

、窮１図は一般の望外用配置１シ盤の斜視図、第２図は
従来の配電盤における一部の断面図、第３図以下の図ｍ
ｊはこの発明の配電盤の１実施例を示し、第；３図は屋
根板の切断側面図、第４図は第３図の一部の拡大図、第
５図は側面板の一部の切断平面図、第６図は前面扉の切
断側面図、第７図は天井接続カバーの切断正酊図Ｃあ乙
。＋＋）　−盤本体、（８ａ）〜（８ｄ）　、、、鋼板、
（９ａ）−（９ｄ）・・・ステンレス薄板、（１０ａ）
〜（Ｈ，）（１）・・・ステンレスクラッド材、（１２
ａ）〜（１２ｄ）・・・端縁。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）盤本体の外側を構成する鋼板の外表面にステンレ
ス薄板を一体に張合わせてステンレスクラッド材を形成
し、前記ステンレスクラッド材の端縁を、前記ステンレ
ス薄板を外側にして折り返したことを特徴とする配電盤
。