JPS6122568Y2 - - Google Patents

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JPS6122568Y2
JPS6122568Y2 JP12036481U JP12036481U JPS6122568Y2 JP S6122568 Y2 JPS6122568 Y2 JP S6122568Y2 JP 12036481 U JP12036481 U JP 12036481U JP 12036481 U JP12036481 U JP 12036481U JP S6122568 Y2 JPS6122568 Y2 JP S6122568Y2
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JP
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laser
output
tip
measurement
light
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JP12036481U
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JPS5825106U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレーザ光により手術するレーザ手術装
置の改良に関する。
通常、レーザ手術装置にはレーザ光の実際の出
射出力を測定するレーザ出力測定部が組み込まれ
ている。このレーザ出力測定部の受光部はレーザ
プローブなどの導光装置の出射先端部を差し込む
差込み孔を設けてこの差込み孔内に受光素子を設
置したものである。しかしながら、上記差込み孔
は出射先端部の外径の異なる各種の導光装置を差
し込めるように最大公約数的な内径に形成されて
いる。したがつて、たとえば比較的出射先端部の
外径が細いレーザプローブを差し込むときにはそ
の差込み孔内で動きやすい。すなわち、レーザ光
の出射出力を測定する場合には導光装置を手にも
つてその出射先端部を差込み孔内に差し込み、受
光素子の中心にレーザ光が当るようにしている
が、上述したようにその出射先端部が差込み孔内
で動くとねらいが外れて受光素子以外の所にレー
ザ光が当つたりして正確な出射出力の測定ができ
なかつた。
しかも、レーザ光の出射時にその受光部内をの
ぞき込むことは危険であり、位置ずれしているか
どうかを確認することすらできなかつた。また、
差込み孔と出射先端部との間に大きな隙間が生じ
るため、この隙間からレーザ光の反射光が外部に
洩れ、危険な場合があつた。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは出射先端部の外径の異な
る各種の導光装置を使用した場合、いずれの導光
装置であつても正確な出射出力の測定ができると
ともに、危険のない測定を行なうことができるレ
ーザ手術装置を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。
第1図中1はレーザ手術装置2の本体であり、
この本体1の内部には図示しないレーザ発振装置
が設置されている。上記本体1の前面上部に形成
した操作パネル3にはレーザ光を被処理部位に導
光するための導光装置としてたとえばレーザプロ
ーブ4のコネクタ5を差込み装着する接続口6が
設けられている。さらに、操作パネル3にはレー
ザ出力測定部7、レーザ出力調整つまみ8および
レーザ出力表示部9が設けられている。上記レー
ザ発振装置は足踏み式のスイツチ10によつてそ
の発振動作が制御され、発振したレーザ光は接続
口6に装着したレーザプローブ4に送り込むよう
になつている。また、このレーザプローブ4は内
視鏡11の挿通用チヤンネル12を通じて患者の
体腔内に導入できるものである。しかして、この
レーザプローブ4を通じて体腔内の被処理部位に
レーザ光を照射することができる。
一方、上記レーザ出力測定部7は第2図で示す
ように構成されている。すなわち、このレーザ出
力測定部7は操作パネル3の前面に開口する筒状
のアダプタ受け13を設けてなり、このアダプタ
受け13は後述する各種の測定用アダプタ14,
15,16のすべてを共通に挿入できるものであ
る。アダプタ受け13の内方開口端周縁には第3
図で示すようにつば状の突当て部17が突設され
ていて、挿入した各測定用アダプタ14,15,
16の先端をその突当て部17に当てゝ位置決め
するようになつている。また、アダプタ受け13
の途中内面にはその周方向に沿う環状の溝からな
る係止溝18が形成され、この係止溝18には測
定用アダプタ14の挿入端部外周に被嵌したCリ
ング19を嵌合させることにより、その挿入した
測定用アダプタ14を突当て部17に当てた定位
置にがたつくことなく保持するようになつてい
る。
第1図の測定用アダプタ14は第3図で示すよ
うにレーザプローブ4の出射先端部4aを挿入し
て保持するもので、この内方開口端周縁には第3
図で示すようにつば状のストツパ20に挿入する
出射先端部4aの先端を突き当てゝ位置決めでき
るようになつている。
また、第2の測定用アダプタ15は第4図で示
すように外科用のレーザプローブ21の出射先端
部21aを挿入装着するものであり、その内方開
口端周縁には上記第1の測定用アダプタ14の場
合と同様にその出射先端部21aの先端を突き当
てるストツパ22が設けられている。
また、第3の測定用アダプタ16は第5図で示
すように内視鏡内蔵のレーザプローブ23に適用
するもので、その出射先端部としての内視鏡24
の挿入先端部25を挿入装着するようになつてい
る。また、その内方開口周縁には上記各測定用ア
ダプタ14,15の場合と同様にその挿入先端部
25の先端を突き当てるストツパ26が設けられ
ている。
なお、上記アダプタ受け13は第2図で示すよ
うに支持部材27を介して本体1に取付け固定さ
れている。
また、アダプタ受け13の内方にはその中心延
長線上に位置してビームスプリツタ28と出力受
光部29の出力検出素子30が順次配置されてい
る。上記ビームスプリンタ28はたとえば蒸着膜
を形成したハーフミラーからなり、レーザプロー
ブ4,21,23から出射するレーザ光の一部を
そのまま透過し、残るレーザ光を側方へ反射させ
るようになつている。なお、このビームスプリツ
タ28は受け部材31を介して出力受光部29の
本体32に取付け固定されている。
また、ビームスプリツタ28の側方には側方へ
反射されたレーザ光を受ける光減衰器33が設置
され、この光減衰器33によりその側方へ反射さ
れたレーザ光を吸収するようになつている。な
お、この光減衰器33は上記出力受光部29の本
体32とともに支持台34によつて取付け固定さ
れている。
一方、上記出力検出素子30はビームスプリツ
タ28を透過したレーザ光を受け、これを電気信
号に変換するものである。この出力検出素子30
によつて変換された電気信号はリード線35を介
してコネクタ36に達し、さらに、このコネクタ
36に接続されるリード線37を介して図示しな
い信号処理部に送られる。そして、この信号処理
部にはA/D変換器やビームスプリツタ28の分
割比に応じた増幅率をもつアンプなどを設けてな
り、レーザプローブ4,21,23から出射する
レーザ光の出射出力に応じた値をレーザ出力表示
部9に表示するようになつている。
しかして、このレーザ手術装置2において使用
しようとする、たとえばレーザプローブ4から出
射するレーザ光の出射出力を測定する場合にはそ
のレーザプローブ4に適合する第1の測定用アダ
プタ14を選択し、これに出射先端部4aを差し
込みストッパ20に突き当てゝ位置決めする。さ
らに、この第1の測定用アダプタ14を第3図で
示すようにアダプタ受け13に差し込み、その第
1の測定用アダプタ14の先端を突当て部17に
当てると、弾性をもつて拡がろうとするCリング
19が係止溝18に落ち込んで係止しその位置に
固定される。また、外科用のレーザプローブ21
を使用する場合には第4の測定用アダプタ15を
選択し、これにその出射先端部21aを第4図で
示すように差し込み、ストツパ22に突き当てゝ
位置決めする。そして、この第2の測定用アダプ
タ15を上記同様にしてアダプタ受け13に差し
込み装着する。また、内視鏡内蔵のレーザプロー
ブ23を使用する場合には第3の測定用アダプタ
16を選択してこれに第5図で示すように内視鏡
24の挿入先端部25をストツパ26に当るまで
差し込んで装着する。そして、この第3の測定用
アダプタ16を上記同様にしてアダプタ受け13
に差し込み装着する。
このようにいずれのレザプローブ4,21,2
3を使用する場合にも、それに応じて測定用アダ
プタ14,15,16を選択し、これを介してア
ダプタ受け13に装着するため、その各出射先端
部4a,21aおよび挿入先端部25をそれぞれ
定位置にがたつくことなく正確に固定することが
できる。
一方、このようにして装着したのち、レーザ発
振装置を発振動作させることによりレーザプロー
ブ4,21,23の出射先端部4a,21aおよ
び挿入先端部25から出射したレーザ光はビーム
スプリツタ28によりその一部が反射し、光減衰
弱33に入射して吸収される。また、残りのレー
ザ光はそのビームスプリツタ28をそのまま透過
し出力受光部29の出力検出素子30に入射し、
電気信号に変換される。この電気信号はリード線
35、コネクタ36およびリド線37を介して信
号処理部に送られ、この信号処理部においてレー
ザ光の出力に応じた値の表示信号に処理され、そ
の値をレーザ出力表示部9に表示する。
以上説明したように本発明は出射先端部の外径
の異なる各種の導光装置を使用する場合、それぞ
れ適合する測定用アダプタを選択してこれを介し
てレーザ出力測定部のアダプタ受けに装着するよ
うにしたから、各導光装置の出射先端部をそれぞ
れ所定の位置に正しく位置決めできる。したがつ
て、限られた面積の出力検出部分にレーザ光を確
実に当てることにより正確な測定ができる。ま
た、その導光装置を手で動かないように保持する
必要もなく、操作性がよい。さらに、レーザ光の
洩れる隙間を極力なくすことができるので、その
隙間からの洩れによる危険がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はそのレーザ手術装置の斜視図、第2図はレーザ
出力測定部付近の側断面図、第3図はレーザプロ
ーブ出力測定部に装着した状態の側断面図、第4
図および第5図はそれぞれ他のレーザプローブを
その測定用アダプタに装着した側断面図である。 2……レーザ手術装置、4……レーザプロー
ブ、7……レーザ出力測定部、13……アダプタ
受け、14……第1の測定用アダプタ、15……
第2の測定用アダプタ、16……第3の測定用ア
ダプタ、21……レーザプローブ、23……レー
ザプローブ、25……挿入先端部、29……出力
受光部、30……出力検出素子、4a……出射先
端部、21a……出射先端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) レーザ発振装置と、このレーザ発振装置から
    のレーザ光を被処理部位に導光するための導光
    装置の出射先端部を着脱自在に装着してレーザ
    光の出射出力を測定するレーザ出力測定部と、
    このレーザ出力測定部に設けられ、特定の上記
    導光装置の出射先端部を挿入するとともに、ス
    トツパに当てゝ保持する、各種の導光装置に適
    合する各種の測定用アダプタをそれぞれ着脱自
    在に挿入固定できるアダプタ受けとを具備した
    ことを特徴とするレーザ手術装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のレー
    ザ手術装置において、上記各測定用アダプタは
    導光装置の出射先端部を差し込む孔の内径をそ
    の対応する出射先端部の外径に応じて異なるこ
    とを特徴とするレーザ手術装置。
JP12036481U 1981-08-13 1981-08-13 レ−ザ手術装置 Granted JPS5825106U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12036481U JPS5825106U (ja) 1981-08-13 1981-08-13 レ−ザ手術装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12036481U JPS5825106U (ja) 1981-08-13 1981-08-13 レ−ザ手術装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5825106U JPS5825106U (ja) 1983-02-17
JPS6122568Y2 true JPS6122568Y2 (ja) 1986-07-07

Family

ID=29914374

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JP12036481U Granted JPS5825106U (ja) 1981-08-13 1981-08-13 レ−ザ手術装置

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JPS5825106U (ja) 1983-02-17

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