JPS61225502A - ボイラ主蒸気温度制御装置 - Google Patents

ボイラ主蒸気温度制御装置

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JPS61225502A
JPS61225502A JP6504985A JP6504985A JPS61225502A JP S61225502 A JPS61225502 A JP S61225502A JP 6504985 A JP6504985 A JP 6504985A JP 6504985 A JP6504985 A JP 6504985A JP S61225502 A JPS61225502 A JP S61225502A
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はボイラの主蒸気温度制御装置に係り、特に予め
定められた目標温度スケジュールに対して主蒸気温度を
安定に追従させる制御装置に関する。
[発明の技術的背景コ ボイラの主蒸気温度制御は、発電プラントの性能を確保
するだけでなく、過加熱による過熱器の損傷また加熱不
足によるタービンの損傷を防ぐためにも重要なものであ
る。
第4図は貫流ボイラの概略プラント構成を示した図で、
燃料は燃料調節弁11を通り、各段のバーナー12から
火炉に供給される。これと同時に、補助空気は押込通風
ファン13により空気流量調節ダンパー14を通り、バ
ーナー12から火炉に供給され。
燃焼が行なわれる。火炉内での燃料の燃焼で蒸発部15
と熱交換した排ガスは、更に第1加熱器16.再熱器1
7.i終角熱器18.第2加熱器19と熱交換し。
吸込通風ファン20により、煙突21から大気へ放出さ
れる。また、蒸発部15で生成された蒸気は、第1加熱
器16.第2加熱器19.[終角熱器18で更に温度上
昇し、タービン加減弁22を通り、高圧タービン23に
供給される。高圧タービン23を出た冷たい蒸気は再熱
器17−17により温度上昇し、中圧タービン24.低
圧タービン25に供給され、復水器26で水になる。復
水器26に貯った水は復水ポンプ27により脱気器28
に、更に、給水ポンプ29により給水流量調節弁30を
通り、蒸発部15に供給される。
発電機31は高圧タービン23.中圧タービン24.低
圧タービン25により回転し電力を発生する。
第1加熱器16の出口側および第2加熱器工9の80側
には、1次スプレィ調節弁32および2次スプレィ調節
弁33を通って、それぞれ過加熱を防止し温度を調節す
るためのスプレィ配管が設けられている。
第5図はその貫流ボイラの一般的な制御装置を示したも
ので1発電出力指令40に対して、実発電機出力41を
フィードバックして偏差をとり、この偏差によりタービ
ン加減弁22をPI副制御る。また。
発電出力指令40より変圧運転に対応する主蒸気圧力指
令42を演算し、これに対し、実主蒸気圧力43をフィ
ードバックして偏差をとり、 PI副制御より。
全給水流量指令44を演算する。この全給水流量指令4
4に対して、実給水流量45をフィードバックし。
この偏差により給水流量調節弁30をPI副制御る。
また、全給水流量指令44に主蒸気温度制御器Bからの
補正46を加算して全燃料流量指令47を演算し、これ
に対して実燃料流量48をフィードバックし。
この偏差により燃料調節弁11をPI副制御る。更に、
全燃料流量指令47に対応して排出ガス02濃度からの
補正49を加算して補助空気流量指令50を演算し、こ
れに対して実空気流量51をフィードバックし、この偏
差により押込通風機動翼14をPI副制御る。
さて、従来の主蒸気温度制御装置は、第5図におけるA
の部分で、主蒸気温度目1!60に対して実主蒸気温度
61をフィードバックし、この偏差をPI副制御て前記
の全燃料流量指令47を演算する際の補正46を決める
と共に、2次スプレィ調節弁33をPD制御し、更に第
2加熱器出口温度目標62に対して、第2加熱器出口実
温度63をフィードバックし、1次スプレィ調整弁32
をPD制御するものであった。
[背景技術の間一点コ しかしながら、定格の40%以下の低負荷ではFA/P
A切替、循環/貫流切替、圧力ダンピング、バーナー切
替などのプラント運転により、主蒸気流量。
ガス流量、火炉出口ガス温度が一般的に大きく変化する
ことがあり、これにより、実主蒸気温度61に大きな外
乱が入る。従って、従来の主蒸気温度制御装置のように
主蒸気温度のみに注目した制御装置では、この外乱によ
り全燃料流量指令47が大きく影響を受け、プラントが
不安定となる。また、主蒸気温度の特性は、蒸発器出口
蒸気温度、蒸気流量、火炉出口ガス温度、ガス流量など
の多数のパラメータによる熱交換動特性で決定される非
線形特性であり、特に低負荷時には、プラントの運転状
態により動特性応答が大きく変化する。これに対し、従
来の主蒸気温度制御装置は、単に主蒸気温度偏差信号を
PI制御しているため、 PI制御を定格出力状態で調
整すると、低負荷状態で動特性応答が異なるために、P
I制御が不安定となり、全燃料流量指令47が大きく振
動して、プラントが不安定となるなどといった問題点が
あった。
このように、従来のボイラ主蒸気温度制御装置は、低負
荷状態で制御装置が不安定となるため自動制御すること
が不可能であり、運転員がプラントの状況により手動で
温度調節を行なっていたが、熟練運転員でないと安定に
制御することができなかった。
[発明の目的コ 本発明の目的は、プラントを不安定にすることなく低負
荷状態から定格出力状態まで、自動で安定にプラントを
制御することができる主蒸気温度制御装置を提供するこ
とにある。
[発明の概要] 本発明によるボイラ主蒸気温度制御装置は、初負荷確保
以前の運転状態では、第1加熱器、第2加熱器、最終加
熱器を通る蒸気流量、ガス流量が少なく、蒸発器加熱器
での熱交換による温度上昇は。
火炉ガス出口温度が支配的になることから、主蒸気温度
のかわりに火炉ガス出口温度に注目し、これを制御する
ことにより、その結果として安定した主蒸気温度を与え
、更に初負荷確保以後、30%出力までの低負荷では過
熱器1次スプレィ、2次スプレィが投入できないことが
多く、主蒸気温度は第1加熱器、第2加熱器の出口温度
に追従するだけとなり、この第1加熱器、第2加熱器の
出口温度を先行的に制御する方が有効的であることから
、第1過熱器および第2過熱器の出口温度に注目し、こ
れを制御することにより、その結果として安定した主蒸
気温度を与えるようにしたことを特徴としている。
更に1本発明は、PID制御器のかわりに被制御パラメ
ータの目標値とその時間微分を入力し、熟練運転員が運
転する時の制御則をそのまま適用可能な制御器を導入し
たことを特徴としている。
[発明の実施例] 以下1図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るボイラ主蒸気温度制御
装置の構成図である。第1図において、lは火炉出口ガ
ス温度のスケジュールメモリ、2は第1加熱器出口温度
のスケジュールメモリ、3は第2加熱器出口温度のスケ
ジュールメモリ、4は主蒸気温度のスケジュールメモリ
で、それぞれには、各状態量の起動温度スケジュールが
記憶されている0発電機出力BIDが入力されると、そ
の負荷状況に応じて、第1加熱器出口温度のスケジュー
ルメモリ1からは火炉出口ガス温度目標TFN、第2.
加熱器出口温度のスケジュールメモリ2からは第1加熱
器出口温度目標TS旧、主蒸気温度のスケジュールメモ
リ3からは第2加熱器出口温度TSH2、主蒸気温度の
スケジュールメモリ4からは主蒸気温度目標TMSが出
力される。また、5は上記各温度の目標値と実際の温度
との偏差EFN=TFN−TFN’ 、 ESI(1=
TSH1−TSHI’ 、 ES)12=TSH2−T
SH2’ 、 EMS=TMS−TMS’ (以下、E
FN、ESI(1、ESI2.EMSを総称して述べる
場合はeと記載する)を演算する加算器、6は偏差の時
間微分dEFN=dEFN/dt、、dEsHl =d
ESH1/dt。
dESH2= dESH2/dt、dEMs = dE
Ms/dt(以下、dEFN 。
dES)11 、dEsH2,dEMsを総称して述べ
る場合はΔeと記載する)を演算する微分器である。7
は各状態量の偏差および偏差の微分値を入力し、各制御
出力ΔUを次の制御則1〜5に基づいて演算する制御器
である。
制御則1;偏差eが正方向に大で、偏差の微分値Δeが
負方向に大のとき、制御出力ΔUを正方向に小とする。
制御則2;偏差eが正方向に大で、偏差の微分値Δeが
正方向に大のとき、制御出力ΔUを正方向に大とする。
制御則3;偏差8が零に近い時は、偏差の微分値Δeが
いかなる値でも、制御出力ΔUを零に近い値とする。
制御則4;偏差eが負方向に大で、偏差の微分値△eが
負方向に大のとき、制御出力ΔUを負方向に大とする。
制御則5;偏差eが負方向に大で、偏差の微分値Δeが
正方向に大のとき、制御出力ΔUを負方向に小とする。
第2図は、この制御器7の具体的な演算手法を説明する
図である。同図において、各グラフは横軸に偏差e、偏
差の微分値へ〇および制御出力ΔUを一100〜100
%でとり、縦軸に上記の「正方向に大」、「正方向に小
」、「零」、「負方向に小」および「負方向に大」とい
う概念を集合で表わしたときの各概念の属する測度μを
0〜1でとり、上記の各制御則をグラフ表現したもので
ある。
即ち、同図の(制御則l)について見れば、このときの
偏差eから測度μeを算出するため、偏差eは正方向に
10%から100%までを大と定義し、その測度μeを
偏差eが10%のときを0として偏差eが増すに従って
徐々に増し、偏差70%で測度μeを最高の1として、
その後は再び減らして偏差100%で0とするパターン
Pesを設けている。
ここで、偏差70%を測度最高としてそれ以降測度製減
少させる理由は、偏差eとしては70%付近が最大で、
それ以上の偏差は正常な制御状態では生じ難いことを意
味している。
次に、その偏差の微分値Δeから測度μΔeを算出する
ため、偏差の微分値Δ8は、 −10%から一100%
までを小と定義し、その測度μΔeは、−60%で最高
の1とするパターン268里を設けている。
更に、その制御出力ΔUは、−20%から+70%とま
でを正方向に小と定義し、+20%で測度μΔUが最高
の1となるパターンPΔU+を設けている。
これらのパターンPet*PΔet、PΔU+から判る
ように、制御則1は、制御偏差eが正方向に大であるが
、その偏差の微分値Δeが負方向に大つまり偏差が急速
に回復方向に向っている場合には、制御出力ΔUは小と
して修正動作をひかえ目にし、逆方向への制御の行き過
ぎを防止することを意味する。また、このときの制御出
力ΔUの大きさは、偏差eと偏差の微分値Δeの大きさ
に応じて決める6 以下、同様にして制御則2〜5についても1図示のパタ
ーンPe 2〜Pe s 、PΔe2〜PΔes。
PΔU2〜PΔU5を設ける。
各制御器7は、上記制御則l〜5を備え、そこに入力す
る偏差eと、偏差の微分値Δeをそれらの制御則に基づ
き、先ずeとΔeの各パターンから得られる測度μe、
μΔeを求め、その小さい方μMINで制御出力ΔUの
パターンの上部を切り取り、残り部分PBΔUを各制御
則につき求めて、それらの最大値μMAXを演算し、得
られるパターンPμMAXΔUの平均値を各制御器7の
出力dTIiとする。
例えば、e=40%、Δe=30%の値が入力された時
を例にとって説明すると、 制御則lではp e +=0.7. pΔg+=0で、
μMIN t =0制御則2ではp e 2 =0.7
、μΔe2=0゜5で、uMINz=0.5制御則3で
はtt e 3=0.2. pΔ63=l、Qで、μM
INs=0.2制御則4ではp e s =O1μΔe
4=0で、uMINi=0制御則5ではp e s =
0.2、μΔe5=0で、μMINs=Qとなり、制御
則2および制御則3のみが適用可能となる。この制御則
についてPΔUを取ったのが、第2図における斜線部P
Δυ2とPΔυ3である。このPΔu2とPΔU3につ
いて最大値μMAXを演算したのが第2図の斜線部μW
AXΔUで、この平均値から制御器7の出力dTIiを
算呂する。
第1図の8は可変ゲインの比例器で、ゲインは発電機出
力により変化させるものである。
第3図はその一例を示したもので、火炉出口ガス温度に
対するゲインに1は低出力で大きく、第1゜第2過熱器
出口温度に対するゲインに2.に3は中間出力で大きく
、主蒸気温度に対するゲインに4は高出力で大きくとっ
である。
最後に、9は火炉出口ガス温度6第1.第2加熱器出口
温度、主蒸気温度に関する各制御出力を加算する加算器
で、この出力が従来のAPCの温一度制御出力相当とし
、第5図のBの代りに用いる。
以上の構成で、発電機出力BIDが与えられると、各起
動温度スケジュールメモリ1〜4により、その負荷状況
に応じた火炉出口ガス温度目標値TFN。
第1加熱器出口温度目標値TS旧、第2加熱器出口温度
目標値TSH2、および、主蒸気温度目標値TMSが算
出される。これらの各目標値は、加算器5A、5B。
5C,5Dで、実際のプラントの現在の状態値である火
炉出口ガス温度TFN’ 、第1加熱器出口温度TSH
I’ 、第2加熱器出口温度TSH2’ 、および、主
蒸気温度TMS ’ と比較されて、そのフィードバッ
ク偏差EFN=TFN−TFN’ 、ESH1=TS)
II−TSHI’ 、ESH2=TSH2−TSH2’
 、 EMS=TMS−TM5’ が演算される。また
、微分器6A、6B、6C,6Dで、各偏差の時間微分
dll!FN=dEFN/dt、 dEs111=dE
sH1/dt、 dEsl(2= dEsl(2/d七
、および、 dEMs=dEMs/dtが演算される。
この偏差と偏差の微分値をe=EFN、Δe=dEFN
として制御器7Aへ、e=EsH1,Δe = dEs
lとして制御器7BA、、e=EsH2,Δe = d
Esl2として制御器7Cへ。
e=EMS、Δe=dEMsとして制御器7Dへ各々入
力することにより、各制御出力dT11.dTI2.d
TI3.dTI4が得られる。
即ち、火炉出口ガス温度に関しては、前述したように、
e=EFN、Δa=dEFNを入力して、第3図に示す
各パターンPe1〜Pes、PΔe1〜PΔe5からそ
れぞれの測度μe里〜μe5、μΔ13i〜μΔe5を
算出する。更にそれらの各車さい方の値μKIN 1〜
μにINsを求め、それらから制御器カバターンPΔU
+”PΔU5の基底部パターンPBΔU+−PBΔU5
が得られる。更に、それらの基底部パターンPBΔU1
〜PBΔU5を組み合せて得られる最大値パターンPp
WAXΔUを算出し、このパターンの平均値つまりある
範囲で広がる制御出力ΔUの重み平均値を演算して、最
終的制御出力dH11が得られる。
このようにして得られた各制御器7A〜7Cからの制御
出力dT11〜dTI4を可変ゲイン比例器8A、8B
、8C。
8Dに入力し、加算器9を通して重み平均値dHIが。
dHI=にIXdH11+に2XdHI2+に3XdH
I3+に4XdHI4として算出される。従って、この
dHIを第5図に示した一点鎖線のブロックBの出力の
代りに全給水流量指令44に加えて全燃料流量指令47
とし、燃料調節弁11.押込通風機動翼14を制御する
ことにより、低負荷時におけるボイラ主蒸気温度を自動
的に安定して制御することができるようになる。
[発明の効果コ 以上のように本発明によれば、全給水流量指令から全燃
料流量指令を算出する際の補正量に主蒸気温度の他に、
火炉出口ガス温度、第1加熱器出口温度、第2加熱器出
口温度をも考慮するようにしたので、低負荷運転状態で
運転上の外乱により主蒸気温度が一時的に大きく振られ
ても安定した燃料投入を自動運転のまま制御することが
可能となり、また、過熱器スプレィを注入することなく
運転ができるようになる。更に、従来のPID制御器と
異なり、偏差が大きく出ても微分積分器の飽和によるハ
ンチングを引き起こすことなく、安定、迅速な制御動作
をもたらすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る主蒸気温度制御装置の
構成図、第2図は第1図の主蒸気温度制御装置の制御器
の動作説明図、第3図は第1図の主蒸気温度制御装置の
各比例器の内容を示す図、第4図は一般的な貫流ボイラ
の説明図、第5図は第4図の貫流ボイラの一般的な制御
装置のブロック図である。 1・・・火炉出口ガス温度のスケジュールメモリ。 2・・・第1加熱器呂口温度のスケジュールメモリ、3
・・・第2加熱器出口温度のスケジュールメモリ4・・
・主蒸気温度のスケジュールメモリ、5,9・・・加算
器、6・・・微分器、7・・・制御器、8・・・比例器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)全給水流量指令に主蒸気目標温度と実主蒸気温度
    との偏差に応じた補正量を加えて全燃料流量指令を算出
    し、この燃料流量指令に応じて実燃料流量を調節し、燃
    焼状態を制御することにより、ボイラの主蒸気温度を制
    御するボイラ主蒸気温度制御装置において、発電機出力
    に応じて少なくともボイラの火炉ガス出口温度、第1加
    熱器出口温度、第2加熱器出口温度、主蒸気温度の各目
    標温度を算出する手段と、算出された各目標温度と実温
    度との温度偏差を算出する手段と、算出された各温度偏
    差を基に前記補正量を算出する手段とを設け、低負荷時
    における主蒸気温度制御を可能としたことを特徴とする
    ボイラ主蒸気温度制御装置。
  2. (2)全給水流量指令に主蒸気目標温度と実主蒸気温度
    との偏差に応じた補正量を加えて全燃料流量指令を算出
    し、この燃料流量指令に応じて実燃料流量を調節し、燃
    焼状態を制御することにより、ボイラの主蒸気温度を制
    御するボイラ主蒸気温度制御装置において、発電機出力
    に応じて少なくともボイラの火炉ガス出口温度、第1加
    熱器出口温度、第2加熱器出口温度、主蒸気温度の各目
    標温度を算出する手段と、算出された各目標温度と実温
    度との温度偏差を算出する手段と、算出された各温度偏
    差を時間微分する手段と、前記各温度偏差とその時間微
    分を入力し、その各入力に対して、予め「正方向に大」
    、「正方向に小」、「零」、「負方向に小」および「負
    方向に大」という運転員の概念を測度パラメータで与え
    、更に上記各概念の組合わせに対し、制御出力を「正方
    向に大」、「正方向に小」、「零」、「負方向に小」お
    よび「負方向に大」にする運転員の制御則にも測度パラ
    メータを与え、前記各温度偏差およびその時間微分が入
    力するとき、各制御則毎に温度偏差およびその時間微分
    の対応する測度の最小値を選び、各制御則の制御出力の
    測度分布を最小値以下のもののみ有効とし底度分布をと
    り直し、その結果得られる各制御出力の測度分布を最大
    値を選択するように重ね合わせた後、平均して制御出力
    を決定する制御手段と、これら各制御手段の出力に係数
    を乗じて加算することにより前記補正量を算出する手段
    とを設けたことを特徴とするボイラ主蒸気温度制御装置
JP6504985A 1985-03-30 1985-03-30 ボイラ主蒸気温度制御装置 Expired - Lifetime JPH0743085B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114263899A (zh) * 2021-12-09 2022-04-01 国能(肇庆)热电有限公司 一种热电联产机组锅炉等效出力计量方法

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CN114263899A (zh) * 2021-12-09 2022-04-01 国能(肇庆)热电有限公司 一种热电联产机组锅炉等效出力计量方法
CN114263899B (zh) * 2021-12-09 2023-12-19 国能(肇庆)热电有限公司 一种热电联产母管制供热机组的锅炉负荷分配方法

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