JPS61225258A - キノン系天然色素含有組成物 - Google Patents
キノン系天然色素含有組成物Info
- Publication number
- JPS61225258A JPS61225258A JP6618885A JP6618885A JPS61225258A JP S61225258 A JPS61225258 A JP S61225258A JP 6618885 A JP6618885 A JP 6618885A JP 6618885 A JP6618885 A JP 6618885A JP S61225258 A JPS61225258 A JP S61225258A
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- JP
- Japan
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- quinone
- coloring matter
- natural coloring
- cysteine
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- Pending
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- Cosmetics (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はシスティンと、キノン系天然色素とを含有して
なる、保存安定性に優れた組成物に関し、化粧品、医薬
品、食品あるいは染料≠の分野に有用な上記組成物を提
供することを目的とする。
なる、保存安定性に優れた組成物に関し、化粧品、医薬
品、食品あるいは染料≠の分野に有用な上記組成物を提
供することを目的とする。
[従来の技術]
天然色素は従来食品をはじめ特殊な方面のみに使用され
ていた。近時、化学合成品の安全などに対する不信感よ
り天然色素が見立されつつある。
ていた。近時、化学合成品の安全などに対する不信感よ
り天然色素が見立されつつある。
FAOlWHO,米国あるいはEECの天然色素にリス
トアツブされているものがほとんど使用されている。天
然色素は、植物、動物に存在するものと、微生物により
生化学的に生産されるものとに分けられ食品、医薬品、
化粧品などの着色材として使用されている。
トアツブされているものがほとんど使用されている。天
然色素は、植物、動物に存在するものと、微生物により
生化学的に生産されるものとに分けられ食品、医薬品、
化粧品などの着色材として使用されている。
[発明が解決しようとする問題点]
天然色素の長所は、安全性が高い、色調が鮮やかでけば
けばしくない、栄養あるいは薬理効果を兼ね備えたもの
がある、などがあるが、欠点として耐光性、耐熱性が一
般に弱く化粧品や医薬品、食品に配合した場合に温度や
光によって簡単に分解褪色して薬効を失なってしまうと
いう欠点があった。
けばしくない、栄養あるいは薬理効果を兼ね備えたもの
がある、などがあるが、欠点として耐光性、耐熱性が一
般に弱く化粧品や医薬品、食品に配合した場合に温度や
光によって簡単に分解褪色して薬効を失なってしまうと
いう欠点があった。
上述の欠点を補うための試みは幾つかなされている。例
えば、2.2’−4,4’−テトラハイドロオキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン硫酸塩、ウロカニン酸、2−エチルへキシル−p−
ジメチルアミノベンゾエート等のいわゆる紫外線吸収剤
を併用して温度及び光に対する安定性を保とうとする方
法が試みられているが、その効果は未だ満足できるもの
とはいいがたい。
えば、2.2’−4,4’−テトラハイドロオキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン硫酸塩、ウロカニン酸、2−エチルへキシル−p−
ジメチルアミノベンゾエート等のいわゆる紫外線吸収剤
を併用して温度及び光に対する安定性を保とうとする方
法が試みられているが、その効果は未だ満足できるもの
とはいいがたい。
本発明者等は上記事情に鑑み、光に対する保存安定性に
優れ、しかも化粧品、医薬品あるいは食品等の基剤に配
合した場合にも上記安定性が満足されるキノン系天然色
素含有組成物を得るべく鋭意研究を重ねた結果、キノン
系天然色素と共にシスティンを併用して用いれば上記目
的が達成されることを見い出し、本発明を完成するに至
った。
優れ、しかも化粧品、医薬品あるいは食品等の基剤に配
合した場合にも上記安定性が満足されるキノン系天然色
素含有組成物を得るべく鋭意研究を重ねた結果、キノン
系天然色素と共にシスティンを併用して用いれば上記目
的が達成されることを見い出し、本発明を完成するに至
った。
[問題点を解決するための手段]
すなわち、本発明は、システィンと、キノン系天然色素
(シニコン及びその誘導体を除く)の一種又は二種以上
とを含有することを特徴とする組成のものである。
(シニコン及びその誘導体を除く)の一種又は二種以上
とを含有することを特徴とする組成のものである。
以下、本発明について詳述する。
本発明においてキノン系天然色素の色調は赤色系であり
、耐熱性、耐光性はタール系色素と同じ程度の強さであ
る。キノン系色素をさらに細区分するとアントラキノン
類、ナフトキノン類に分類される。アントラキノン類に
はラッカイン酸、カルミン酸、ケルメス酸、アリザリン
などがあり、ナフトキノン類にはアルカニン、エキツク
ロームなどが挙げられる。
、耐熱性、耐光性はタール系色素と同じ程度の強さであ
る。キノン系色素をさらに細区分するとアントラキノン
類、ナフトキノン類に分類される。アントラキノン類に
はラッカイン酸、カルミン酸、ケルメス酸、アリザリン
などがあり、ナフトキノン類にはアルカニン、エキツク
ロームなどが挙げられる。
上記キノン系天然色素の一種又は二重以上とシスティン
との量比は重量で1=1〜1 : 100の比率である
ことが好ましい。
との量比は重量で1=1〜1 : 100の比率である
ことが好ましい。
本発明の組成物には上記必須構成成分の他、必要に応じ
て、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤、油分、ワックス、紫外
線吸収剤、防腐剤、酸化防止剤、有機溶媒、薬剤、水溶
性高分子、粉末、色素、香料、水等医、薬品、化粧品あ
るいは食品等の分野で汎用される成分を添加することも
できる。
て、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤、油分、ワックス、紫外
線吸収剤、防腐剤、酸化防止剤、有機溶媒、薬剤、水溶
性高分子、粉末、色素、香料、水等医、薬品、化粧品あ
るいは食品等の分野で汎用される成分を添加することも
できる。
[発明の効果]
次に実験例及び実施例によって本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
実験例1
下記処方の組成物を製造し、50℃暗所1力月保存品及
びキセノンランプ30時間(温度50’C)照射品の色
調をそれぞれに対応する。℃暗所保存品と比較した。結
果を表−1に示す。
びキセノンランプ30時間(温度50’C)照射品の色
調をそれぞれに対応する。℃暗所保存品と比較した。結
果を表−1に示す。
処方
精製水 残部エチルアルコー
ル 10アリザリン
0.001添加剤
0.01(以下余白) 表−1 キセノン30時間 添 加 剤 (50℃)肉眼
判定 色 差 −(精製水で置換) X 11.0シ
ステイン 0 3.OL−アスパ
ラギン酸 ×7.8L−アスコルビン酸
×8.50・・・・・・・・・はとんど褪色してい
ない。
ル 10アリザリン
0.001添加剤
0.01(以下余白) 表−1 キセノン30時間 添 加 剤 (50℃)肉眼
判定 色 差 −(精製水で置換) X 11.0シ
ステイン 0 3.OL−アスパ
ラギン酸 ×7.8L−アスコルビン酸
×8.50・・・・・・・・・はとんど褪色してい
ない。
Δ・・・・・・・・・若干褪色している。
×・・・・・・・・・褪色が目立つ。
(以下余白)
表−1の結果より明らかな通り、システィンの配合によ
って、アリザリンの光に対する安定性は大幅に改良され
る。
って、アリザリンの光に対する安定性は大幅に改良され
る。
[実施例]
以下、本発明の実施例を示す。
これらは本発明をより詳しく説明するものであり、本発
明を限定するものではない。
明を限定するものではない。
なお、配合量は重量%である。
〔実施例1〕 ヘアトリートメント
I POE(30モル)ベヘニルエーテル4.02
グリセリルモノステアレート 6.03 イソプ
ロピルミリステート5.0 4 オクチルドデカノール 5.05 流動
パラフィン(#70) 3.06 脱水ラ
ノリン 3.07 ステアリン酸
5.08 メチルパラベン
0.19 プロピルパラベン
0.110 アリザリン
0.0111 ジプロピレングリコール
5.012 グリセリン 5
.013 システィン 0.
0114 精製水 残“部1
5 香料 0.3(製
法) 1〜10を70〜80℃、11〜14を70℃以上に加
熱し均一に溶解する。熔解したら1〜10を攪拌しなが
ら11〜14を加え攪拌乳化する。その後攪拌冷却し6
0〜55℃の間に15を加え35℃まで攪拌冷却する。
グリセリルモノステアレート 6.03 イソプ
ロピルミリステート5.0 4 オクチルドデカノール 5.05 流動
パラフィン(#70) 3.06 脱水ラ
ノリン 3.07 ステアリン酸
5.08 メチルパラベン
0.19 プロピルパラベン
0.110 アリザリン
0.0111 ジプロピレングリコール
5.012 グリセリン 5
.013 システィン 0.
0114 精製水 残“部1
5 香料 0.3(製
法) 1〜10を70〜80℃、11〜14を70℃以上に加
熱し均一に溶解する。熔解したら1〜10を攪拌しなが
ら11〜14を加え攪拌乳化する。その後攪拌冷却し6
0〜55℃の間に15を加え35℃まで攪拌冷却する。
〔実施例2〕 軟膏
1 グリセリルモノステアレート 5.0(自己
乳化型) 2 ワセリン 10.03 流
動パラフィン(#70)10.04 シリコン(KP−
96) 0.25 セタノール
2.06 メチルパラベン
0.17 ブチルパラベン
0・18 アルカニン 0.
0019 プロピレングリコール 10.0
10 システィン 0.01
11 精製水 、 残 部(製
法) 1〜8を70〜80℃、9〜11を70℃以上に加熱し
均一に溶解する。溶解したら1〜8を攪拌しながら9〜
11を加え攪拌乳化する。その後35℃まで攪拌冷却す
る。
乳化型) 2 ワセリン 10.03 流
動パラフィン(#70)10.04 シリコン(KP−
96) 0.25 セタノール
2.06 メチルパラベン
0.17 ブチルパラベン
0・18 アルカニン 0.
0019 プロピレングリコール 10.0
10 システィン 0.01
11 精製水 、 残 部(製
法) 1〜8を70〜80℃、9〜11を70℃以上に加熱し
均一に溶解する。溶解したら1〜8を攪拌しながら9〜
11を加え攪拌乳化する。その後35℃まで攪拌冷却す
る。
〔実施例3〕 ヘアトニック
I POE(60モル)硬化ヒマシ油 5.02
エタノール 50.03 ビタミ
ンHO,1 4ラッカイン酸 0.0551−
メントール 0.16 香料
0.77 システィン
0.58 グリセリン
5.09 精製水
残 部(製法) 1〜6を40℃に加熱し均一に溶解する。均一に混合し
た7〜9を1〜6に加え攪拌混合する。
エタノール 50.03 ビタミ
ンHO,1 4ラッカイン酸 0.0551−
メントール 0.16 香料
0.77 システィン
0.58 グリセリン
5.09 精製水
残 部(製法) 1〜6を40℃に加熱し均一に溶解する。均一に混合し
た7〜9を1〜6に加え攪拌混合する。
(実施例4) アフターシェーブローション1 エタ
ノール 552 ニスセーフ20
10 0.83 A S L −2
40,05 41−メントール 0.01
5 香料 0.36 ア
リザリン 0.0017 アラント
レン 0.058 クエン酸
0.059 クエン酸ソーダ
0.0610 グリセリン
2.011 システィン
0.112 精製水
残 部(製法) 1〜6を均一に混合熔解する。これに均一に混合熔解し
た7〜12を加え攪拌混合する。
ノール 552 ニスセーフ20
10 0.83 A S L −2
40,05 41−メントール 0.01
5 香料 0.36 ア
リザリン 0.0017 アラント
レン 0.058 クエン酸
0.059 クエン酸ソーダ
0.0610 グリセリン
2.011 システィン
0.112 精製水
残 部(製法) 1〜6を均一に混合熔解する。これに均一に混合熔解し
た7〜12を加え攪拌混合する。
〔実施例5〕 クリーム
I POE(15モル)植物油脂肪酸 1.5エス
テル 2 ソルビタンセスキオレエート3.53 イソプロピ
ルミリステート 10.04 流動パラフィン(
#70)10.05 セタノール
4.06 パラフィンワックス 5
.07 ミツロウ 10.0
8 メチルパラベン 0.19 ブ
チルパラベン 0.110 エキ
ツクローム 0.00111 ホウ
砂 0.512 プロピレン
グリコール 2.013 システィン
0.0114 精製水
残 部15 香料
0.4(製法) 1〜10を70〜80℃、11〜14を70℃以上に加
熱し均一に溶解する。溶解したら1〜10を攪拌しなが
ら11〜14を加え攪拌乳化する。その後攪拌冷却し6
0〜55℃の間に15を加え35℃まで攪拌冷却する。
テル 2 ソルビタンセスキオレエート3.53 イソプロピ
ルミリステート 10.04 流動パラフィン(
#70)10.05 セタノール
4.06 パラフィンワックス 5
.07 ミツロウ 10.0
8 メチルパラベン 0.19 ブ
チルパラベン 0.110 エキ
ツクローム 0.00111 ホウ
砂 0.512 プロピレン
グリコール 2.013 システィン
0.0114 精製水
残 部15 香料
0.4(製法) 1〜10を70〜80℃、11〜14を70℃以上に加
熱し均一に溶解する。溶解したら1〜10を攪拌しなが
ら11〜14を加え攪拌乳化する。その後攪拌冷却し6
0〜55℃の間に15を加え35℃まで攪拌冷却する。
Claims (1)
- (1)システインと、キノン系天然色素(シコニン及び
その誘導体を除く)とを含有することを特徴とする組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6618885A JPS61225258A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | キノン系天然色素含有組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6618885A JPS61225258A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | キノン系天然色素含有組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61225258A true JPS61225258A (ja) | 1986-10-07 |
Family
ID=13308618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6618885A Pending JPS61225258A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | キノン系天然色素含有組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61225258A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1046631C (zh) * | 1995-03-18 | 1999-11-24 | 新疆维吾尔自治区林业科学研究院 | 紫草色素抑菌唇膏 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP6618885A patent/JPS61225258A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1046631C (zh) * | 1995-03-18 | 1999-11-24 | 新疆维吾尔自治区林业科学研究院 | 紫草色素抑菌唇膏 |
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