JPS61222476A

JPS61222476A - 人形遊び用形態変化合体玩具

Info

Publication number: JPS61222476A
Application number: JP6491485A
Authority: JP
Inventors: 晃男北村
Original assignee: Takara Co Ltd
Current assignee: Takara Co Ltd
Priority date: 1985-03-28
Filing date: 1985-03-28
Publication date: 1986-10-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は硬質合成樹脂製人形と乗物玩具とから成る人形
遊び用形態変化合体玩具に関する。

（従来技術とその問題点）従来、この種の人形遊び用形態変化合体玩具は、単に乗
物玩具のみを構成する合体要素を組換えてその形態を変
化させるものであって、この乗物玩具、または形態変化
させた別の組立体に人形を載せるか、内部に収納するか
して遊びを楽しむものであり、その遊びの範囲は限られ
てしまうという難点があり、この点の解決が望まれてい
た。

（発明が解決しようとする課８）本発明は上記の観点に鑑みてなされたものであって、特
に、複数の合体要素から成る乗物玩具から別形態の組立
体と人形の強化スーツを得ることができる人形遊び用形
態変化合体玩具を提案することを目的とする。

（課題を解決するための技術的手段）上記課題を解決するための技術的手段として、本発明に
係る人形遊び用形態変化合体玩具は、硬質合成ｍｔｍ製
人形と、該人形の乗物玩具とを備えることを特徴とする
特（イ）上記乗物玩具はそれぞれ嵌合部を有する複数の合
体要素を結合させて形成されていること。

（ロ）上記乗物玩具を構成する合体要素は、上記人形の
身体の一部に嵌合する嵌合部を備えた人形装着用パーツ
群と、相互の組換えによって上記乗物玩具とは別の形態
の組立体を構成する組換えパーツ群とから構成されてい
ること。

（発明の作用、効果）上記構成のように、本発明に係る人形遊び用形態変化合
体玩具によれば、人形装着用パーツ群と組換えパーツ群
とによ、り構成された複数の合体要素のうち組換えパー
ツ群を組換えることによって、乗物玩具とは別形態の組
立体を形成することができるので、それによって、その
変化の過程における組換え作業の面白さを楽しむことが
できる。また、人形装着用パーツ群によって人形の強化
スーツが構成され、これを人形の身体の一部に嵌合装着
することにより、この人形の外観を変化させることがで
きる。そして、この人形と上記乗物玩具を組合せること
により、その遊びの領域が拡大され、従来にない面白い
遊びを楽しむことができる。さらに、三種類の異なる遊
びを楽しむことができるので、経済的である。

（実施例）以下、図面によって本発明の実施態様の一例について説
明する。

図において、符号Ａは本発明に係る人形遊び用形態変化
合体玩具を示し、この人形遊び用形態変化合体玩具Ａは
硬質合成樹脂製人形ｌと、この人形１の乗物玩具１０と
から構成されている。

上記硬質合成樹脂製人形ｌは胴体部２に対して腕部３．
３が、腰部４に対して脚部５．５がそれぞれ回動自在に
取着され、また腰部４は上記胴体部２の底部に回動自在
に取着されている。また、上記腕部３．３は上腕３ａ、
３ａと下腕３ｂ、３ｂとにより折曲自在に形成されると
ともに、この下腕３ｂ、３ｂには水平方向に回動可能に
平部６．６が取着されている。さらに、−上記脚部５．
５は上１１１５ａ、５ａと下ｐｉＡ５ｂ、５ｂとにより
折曲自在に形成されるとともに、この下１１１ｉ５ｂ、
５ｂの先端には足部７．７が回動自在に取着されている
。８は上記胴体部２の上面中央に固着された頭体を示す
。

次に、乗物玩具ｌＯは複数の合体要素を嵌合によって結
合させることにより構成されている。すなわち、合体要
素１１ａ、ｌｌｂ及び１１ｃを結合させることによって
乗物の中央主体が構成され、この中央主体の両側に合体
要素１１ｄ　、　　１１ｅ　、　　ｌ　ｉＦ　、　　１
１ｇを合体結合させることにより翼部が構成され、さら
に上記中央主体の前部に武器を表わす合体要素１１ｈ、
１１１を結合させることにより乗物玩具１０が構成され
ている。

次に、上記各合体要素について詳しく説明する。

まず、合体要素１１ａは乗物玩具１０の前頭部を成すも
ので、その前部両側に嵌合支軸１２．１２が突設され、
後部両側からは／＼ンドル部材１３の両端が略り字状に
折曲げされて回動自在に設けられている。また、上面中
央の両側寄りと前部裏面の中央にはそれぞれ嵌合凹部１
４．１４．１５が形成され、且つ、前部下面には前輪１
６が取着されている。

次に、上記乗物玩具１０の中間部材を形成する合体要素
１１ｂは第４図に示すように、その長手方向の上面中央
前部から後方にわたって凹部１６ａに形成されるととも
に、この凹部１６ａには回動自在に嵌合支軸１７が軸１
８を介して取着されている。また、両側の後部寄りの中
央には係合突片１９．１９が、後面中央には嵌合凹部２
０がそれぞれ形成されている。２１．２１は上記合体要
素１１ｂの両側の前部寄りの下方にヒンジ２２．２２を
介して折畳み、展開可能に取着された垂直尾翼部材を示
す。

また、乗物玩具１０の後部材を形成する合体要素１１ｃ
は上面後部に折畳み自在に背凭れ２３が形成されるとと
もに、前面中央には嵌合支軸２４が突設され、後面には
嵌合支軸（図示せず）が突設されている。そして、両側
上部には一定間隔をもって一対の嵌合突片２５．２５．
２５．２５が下部中央には嵌合突片２６．２６がそれぞ
れ一体に形成されている。２７．２７はこの合体要素１
１ｃの両側後部に設けた後輪を示す。

次に、合体要素ｌｉｄは第６図に示すように、乗物玩具
ｌＯの中央主体の両側に嵌合装着されるもので、基部材
２８の側部に翼主部２９を一体に形成して成り、その前
端には嵌合凸部３０が形成され、その後端部には下部材
３ｔが連結部材３２を介して回動可能に連結されている
。さらに、翼主部２９の端部には膨突部３５の外側には
嵌合凹部３６が開口形成されている。

合体要素１１ａは基部に合体要素ｌｉｄの前端嵌合凸部
３０に嵌まり合う凹部３７を有し、内側にも嵌合凹部３
８が形成されている。

合体要素１１ｆはエンジン部を構成するもので、内側に
は合体要素ｌｉｄの翼主部２９の膨突部３５に嵌まり合
う嵌合凹部３９が形成されている。

合体要素１１ｇは翼先端部を構成するもので、その基部
には上記合体要素１１ｄの嵌合凹部３６に嵌まり合う凸
部４０が形成されている。

合体要素１１ｈ、１１１はそれぞれ銃を模して成る部材
で、それぞれ上記合体要素１１ａの嵌合軸１２及び嵌合
凹部１４．１４に嵌まり合う嵌合孔４１及び嵌合凸部４
２が形成されている。

そして、前頭部を形成する合体要素１１ａ’の嵌合凹部
１５に中間部を形成する合体要素１１ｂの嵌合支軸１７
を嵌合させるとともに、この合体要素１１のｂの後面中
央に形成した嵌合凹部２０に後部を形成する合体要素１
１ａ、１１ｂ、Ｌｌｃが連続して接続して中央主体が構
成される。次に、合体要素ｌｉｄの前端嵌合凸部３０に
合体要素１１ｅの凹部３７を嵌合させ、合体要素ｌｉｄ
の嵌合空間部３３を合体要素１１ｂ、ｌｌｃの側部の嵌
合突片２５．２６に嵌合させる。さらに、合体要素ｌｉ
ｄの膨突部３５に合体要素１１ｆ、ｌ１ｇを嵌合させる
。最後に、合体要素１１ａに合体要素１１ｈ、１１１を
嵌合させることにより、乗物玩具ｌＯが構成される。こ
の乗物玩具ｌＯには合体要素１１ａと合体要素１１ｂと
の間に空間が形成され、この空間に人形ｌの脚部５．５
を入れて人形１を乗物ｌＯに納めるとともに、人形の半
部６．６にハンドル部材１３を握らせて遊ぶことかでき
る。

次に、上記乗物玩具１０を構成する合体要素は、人形に
装着する装着用パーツ群と別の乗物玩具を組立構成する
組換えパーツ群と分けられる。

すなわち、人形装着用パーツ群は合体要素１１ｄ、１１
ｆである。合体要素ｌｉｄの嵌合空間部３３．３４は上
述のように、合体要素ｌｌｂ、ｌｉｅの嵌合突片２５．
２６に人形ｌの脚部５．５に嵌まり合う寸法に形成され
ている。

また、合体要素ｉｆｆの内側の嵌合凹部３９は合体要素
１１ｄの翼主部２９の膨突部３５に嵌まり合うとともに
、人形１の肩部にも嵌り合う寸法に形成されている。こ
のため、これら合体要素１１ｄ、１１ｆはそれぞれ第２
図に示すように、人形ｌの脚部５．５及び肩部に装着し
て強化スーツを構成する。

次に、残りの合体要素は組換えパーツ群としてこれら各
合体要素を組換えることによって第３図に示すような別
形態の乗物玩具を組立てることができる。すなわち、ま
ず、第４図に示すように、合体要素１１ａの嵌合凹部１
９に今度は合体要素１１ｃの嵌合支軸２４を嵌合し、且
つ該合体要素１１ｃの後面に形成された嵌合突部（図示
せず）を合体要素１１ｂの嵌合凹部２０に嵌合し、さら
に合体要素ｌｌｂの垂直尾翼部材２１．２１を立てると
ともに、両側の嵌合突片１９．１９に合体要素ｌｉｅの
嵌合凹部３８．３８を嵌合させ、合体要素１１ｇの嵌合
突部４０を合体要素ｌｉｅの嵌合凹部３８ａに嵌合し、
合体要素１１ｈを合体要素１１ａの上部の嵌合凹部１４
に嵌合する。これによって上記乗物玩具が組立てられる
。なお、合体要素１１１は人形装着用パーツ群として人
形１の半部に把握させてもよく、あるいは組換えパーツ
として合体要素１１ａに嵌合合体させてもよい。

上述のように、人形遊び用形態変化合体玩具は、複数の
合体要素を合体結合させることによって人形用の乗物玩
具を組立てることができるとともに、該乗物玩具を構成
する合体要素をさらに人形装着用パーツ群と組換えパー
ツ群とに分け、前者を人形に装着して人形の強化スーツ
として使用し、後者を組換えて別形態の乗物を合体組立
することができる。したがって、合体要素は二つの形態
の乗物を構成するものと人形に装着するものとに有機的
に使用することができ、着せ換え的な遊びと形態変化遊
びが可能となり、人形遊びの領域を拡大することができ
る。

なお、組換えパーツによって組立てる形態は必ずしも乗
物玩具に限定されない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る人形遊び用形態変化合体玩具にお
ける乗物玩具の斜視図、第２図は人形装着用パーツ群を
人形に装着した状態を示す斜視図、第３図は組換えパー
ツ群によって形成された乗物玩具の斜視図、第４図は第
１図及び第３図の乗物玩具の中央主部の分解斜視図、第
５図は第１図及び第３図の乗物玩具の前頭部材の斜視図
、第６図は第１図の乗物玩具の翼部の合体要素の分解斜
視図であり、第７図は第６図の要部斜視図である。

Claims

【特許請求の範囲】硬質合成樹脂製人形と、該人形の乗物玩具とを備えるこ
とを特徴とする人形遊び用形態変化合体玩具。（イ）上記乗物玩具はそれぞれ嵌合部を有する複数の合
体要素を結合させて形成されていること。（ロ）上記乗物玩具を構成する合体要素は、上記人形の
身体の一部に嵌合する嵌合部を備えた人形装着用パーツ
群と、相互の組換えによって上記乗物玩具とは別の形態
の組立体を構成する組換えパーツ群とから構成されてい
ること。