JPS61222159A - 電気的にプログラム可能なメモリ・セル - Google Patents

電気的にプログラム可能なメモリ・セル

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JPS61222159A
JPS61222159A JP61017716A JP1771686A JPS61222159A JP S61222159 A JPS61222159 A JP S61222159A JP 61017716 A JP61017716 A JP 61017716A JP 1771686 A JP1771686 A JP 1771686A JP S61222159 A JPS61222159 A JP S61222159A
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floating gate
layer
substrate
region
memory cell
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JP61017716A
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ジエームス エル・パターソン
グレゴリイ ジエイ・アームストロング
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Texas Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は集積回路の製造に関する。更に特定して云えば
、本発明は電気的にプログラム可能な固定メモリ(EP
ROM)の製造に関する。
従来の技術 び問題点 集積回路を製造する時の1つの目的は、集積度が最大で
ある回路を作ることである。もつと簡単に云えば、目的
は、一層小さな回路の表面積内により多くの回路機能を
持たせることである。この目的はEPROMの製造に通
ずる。EFROMは、記憶されているデータを消去して
新しいデータを代りに書込むことが出来る固定メモリ装
置である。
広く使われている形式のEFROMは浮動ゲート電界効
果トランジスタ形である。スゼーの著書「フイジイツク
ス・オブ・セミコンダクタ・デバイセズJ (1981
年)、8.61項参照。
浮動(浮遊)ゲート電界効果トランジスタを用いたEP
ROMの部分的な回路図が第1図に示されている。メモ
リ・セル26−1−1乃至26−2−4が浮動ゲート電
界効果トランジスタである。
行デコーダ28が、読取/書込み指示器23から行アド
レス入力線21に加えられた信号に応答して、行線24
−1及び24−2に出力信号を発生する。列デコーダ2
9が、読取/書込み指示器23から列アドレス入力線2
2に加えられた信号に応答して、列線25−1乃至25
−5に信号を発生し且つ受取る。メモリ出力信号が出力
線27に発生される。例えばメモリ・セル26−1−1
に記憶されているデータ・ビットを読取るには、行12
4−1に高電圧出力信号を発生すると共に、他の全ての
行線に低電圧出力信号を発生する。この時、列デコーダ
29が、列線25−1及び25−2を介して、メモリ・
セル26−1−1のインピーダンスを感知する。メモリ
・セル26−1−1の浮動ゲートが過剰の電子を持って
いる場合、こういう過剰の電子の負の電荷がメモリ・セ
ル26−1−1の閾値電圧を高めるので、打線24−1
に加えられた電圧は、メモリ・セル26−1−1のチャ
ンネルを導通させるには不十分である。
従って、列デコーダ29が高インピーダンスを検出し、
出力線27に適当な信号を発生する。メモリ・セル26
−1−1の浮動ゲートに過剰の電子が記憶されていない
場合、行線24−1に供給される電圧は、メモリ・セル
2B−1−1を導通させるのに十分である。従って、列
デコーダ29が低インピーダンスを検出し、出力線27
に適当な信号を発生する。
この為、選ばれたメモリ・セルの浮動ゲートを負に帯電
させることにより、EPROM20がプログラムされる
。この為、メモリ・セルの浮動ゲートと基板の間の絶縁
層を介してホットエレクトロンを注入する。
本発明を理解する上で、特に重要な1つの事実は、カー
ド及びエルマスリの論文に記載されていることであるが
、浮動ゲート電界効果トランジスタの浮動ゲートからチ
ャンネルまでの電界と注入との間の関係である。ソリッ
ド・ステート争エレクトロニクス誌19.863 (1
976年)所載のH,C,カード及びM、1.エルマス
リの論文「持久型MOSメモリ装置の機能的なモデル」
参照。浮動ゲート電界効果トランジスタの浮動ゲートと
チャンネルの間の電界が強ければ強い程、複数個の電界
に応じて、注入又は放電電流が大きくなる。
浮動ゲート電界効果トランジスタのメモリ・セルを含む
EPRPMをvJ造する従来の1つの方法が、米国特許
第4,373.248号に記載されている。その第8A
図乃至第8F図に示されているが、この米国特許の方法
は浮動ゲートを用いて、浮動ゲート電界効果トランジス
タを用いるメモリ・セルのチャンネル区域のパターンを
定めて限定する。実験によるl!iE拠から、この米国
特許のEPROMセルは、チャンネルから浮動ゲートへ
絶縁体を介して効率よく電荷を転送する為には、&ll
 tllゲート(行線)に約18ボルトの電圧レベルを
要することが判った(これは2酸化シリコンの、浮動ゲ
ートから基板までの絶縁体の厚さが350人であって、
インターポリ絶縁体が250人の窒化シリコンと250
Aの2酸化シリコンで構成されている場合である)。こ
の電圧は、この米国特許のEPROMセルの寸法を減少
し得る範囲を制限している。これは、この電圧レベルは
降伏電流並びにEPROMに於ける望ましくは電界効果
を避ける為に、能動素子の間に成る間隔を必要とするか
らである。従って、最低電圧レベルを用いてプログラム
することが可能なEPROMセルを提供することが望ま
しい。
問題点を解決する の手段及び作用 本発明に従って構成されたEPROMは、低い電圧レベ
ルを用いて帯電することが出来る独特な浮動ゲート形メ
モリ・セルである。メモリ・セルは、窒化シリコン層又
はその他の酸化マスクを用いて、メモリφセルの埋込み
ソース/ドレイン及びフィールド酸化物領域を限定し、
酸化マスクを除去した後、浮動ゲート電界効果トランジ
スタを用いるメ、モリ・セルに対するチャンネル領域の
境界を越えて延びる様に浮動ゲートを作ることによって
、製造される。この延長した浮動ゲートがゲート/ワー
ド線と浮動ゲートの間の容量結合を強めると共に、浮動
ゲート電界効果トランジスタを用いたメモリ・セルの浮
動ゲートとチャンネルの因の容量結合は同じ状態に保つ
。この構成により、浮動ゲート電界効果トランジスタを
用いたメモリ・セルのゲート、ソース及びドレインの所
定の電圧レベルで、浮動ゲート電界効果トランジスタを
用いたメモリ・セルの浮動ゲートとチャンネルの間に一
層強い電界が得られる。従って、EPROMセルに書込
みをする為に一層低い電圧レベルを用いることが出来る
1適1 第2A図乃至第2G図は本発明の1実施例に従ってEP
ROMを製造する処理工程を示す簡略側面図である。本
実施例の方法は、最初に第2A図に示す様に、P 4−
 M板の上にP−エピタキシャル111bを形成する。
次に、900℃で約10分間、蒸気の雰囲気内での熱酸
化により、最初の酸化物112を約350人の厚さに形
成する。次に、低圧化学的気相成長法により、酸化物!
12の表面の上に、約1.0OOAの厚さになるまで窒
化シリコン層5を形成する。この後、2酸化シリコンl
lI2及び窒化シリコン層5を周知の方法を用いてパタ
ーンを定めてエッチし、第2A図に示ず構造を作る。第
2A図は、隣合う2つの浮動ゲート電界効果トランジス
タのメモリ・セルをl131mする最初の工程を示して
いる。完全なEPROMは任意の数のメモリ・セルを持
っており、その数は製造方法並びに基板1aの表面積に
よってのみ制限される。
この為、第2A図乃至第2G図には2つのメモリ・セル
だけを製造する・場合を示すが、第2A図乃至第2G図
に示す2つのセルと共に更に多くのメモリ・セルが製造
されること、並びにこれらのセルが図面の左右にも並び
に図面の平面に垂直な方向にも拡がっていることを承知
されたい。
次に第2A図の構造に対し、約150キロ電子ボルトの
エネルギ及び約lX10E16イオン/a12の密度を
持つ砒素イオン、又は100キロ電子ボルトのエネルギ
及びlX10E15イオン/cII2の密度を持つ燐の
打込みをする。このイオン打込み部を約100分間、約
900℃で窒素雰囲気内でアニールする。その後、約9
00℃で約20分間、蒸気の雰囲気内での熱酸化により
、フィールド酸化物領域6を約3.000人の厚さにな
るまで成長させる。こういう工程により、第2B図に示
す構造が得られる。第2B図の構造は、浮動ゲート電界
効果トランジスタのメモリ・セルのソース/ドレイン*
taとして作用するN)+領域?、8.9を持っている
。次に周知の方法を用いて、窒化シリコン5のディグレ
ーズをし取去る。
別の実施例では、第2C図に示す様に、2酸化シリコン
層2と窒化シリコン層5の間に2酸化シリコン114及
び多結晶シリコン層3が形成される。
この積重ねを使って、フィールド酸化物領域6及びN+
+ソース/ドレイン領域7.8.9のパターンを定める
。多結晶層3を含めたのは、EPROMに対するフィー
ルド・プレート周辺隔離領域(図に示してない)となる
手段を作る為である。溝形又はフィールド酸化物隔離の
様なもつと普通の隔離方法を使う場合、ポリシリコン層
3及び2酸化シリコン14は省略することが出来る。
別の実施例では、酸化マスクを完全に省略し、N÷÷ソ
ース/ドレイン領域に対するイオン打込みのパターンを
定める為に、単純なフォトレジスト・マスクを使うこと
が出来る。フォトレジスト層を除去した優、酸化マスク
を用いずにフィールド酸化物領域を熱成長させる。約8
50℃に於けるドープされたシリコンの酸化速度が高い
ことにより、酸化物成長速度はドープされていないシリ
コンの成長速度の約8倍になる。この為、酸化の後、厚
手のフィールド酸化物領域がN++ソース/ドレイン領
域?、8.9の上に残り、これに対してドープされてい
ない領域の上にはずっと薄手の酸化物が形成される。
最初の実施例に戻って説明を続けると、窒化シリコン層
5及び多結晶シリコンM3を除去した後、第2D図に示
す構造が残る。第2D図の構造に従来周知の方法を用い
て、2酸化シリコン・エッチをかけ、フィールド酸化物
領域6の間に残って2酸化シリコンを剥す。次に5%塩
化水素酸を含む酸素雰囲気内で約900℃の温度で熱酸
化を約45分間実施して、フィールド酸化物領域6の間
に厚さ約400人のゲート酸化物層2を設ける。
低圧化学的気相成長法を用いて、多結晶シリコンmio
を約2.000人の厚さになるまでデポジットする。約
1,000℃の温度で約2乃至8分間、POCl3を拡
散することにより、多結晶シリコン層10をドープする
。この後、多結晶層10のデイグレイズ(燐リッチ酸化
物除去)をし、低圧化学的気相成長法を約800℃の温
度で用いて、2酸化シリコンI!!11を約250人の
厚さになるまでデポジットする。次に、約800℃の温
度で低圧化学的気相成長法によって、窒化シリコン層1
2を約250人の厚さになるまで形成する。
2酸化シリコン層11及び窒化シリコン層12の組合せ
が、例えば2酸化シリコンの絶縁体だけに較べて、誘電
率を増加する為に、浮動ゲートと能動ゲートの間の絶縁
体として使われる。誘電率が増加したことにより、浮動
ゲートと能動ゲートの間の静電容量が増加する。この誘
電体が、出願人の係属中の米国特許出願連続番号 箱469.075号に記載されている。多結晶層10.
2酸化シリコンmii及び窒化シリコン層12のパター
ンを定めて、エッチし、第2E図に示す構造にする。こ
の時点で、多結晶層10.2酸化シリコン層11及び窒
化シリコン層12のパターンを部分的に定めて、例えば
後の工程でソース/ドレイン領域、7.8.9に対する
接点間口が作られる点まで、第3図に示す様に延びるス
トリップ10Aを作る。こういうストリップは、第3図
の平面図に示し、後で説明する工程で、制御ゲート/ワ
ード線のパターンを定める時、個々の浮動ゲートにパタ
ーンが定められる。重要なことは、第2D図の構造が、
フィールド酸化物領域6の縁までしか延びない浮動ゲー
トを設ける、米国特許第4.373.248号に示され
る様な従来技術と対照的に、フィールド酸化物領域6の
縁を十分に、越えて延びるポリシリコン層10を持つこ
とである。フィールド酸化物領域6とポリシリコン領域
10の重なりの範囲は、隣合う多結晶シリコン領域10
の間に要求される製造上の許容公差によって制限される
だけである。
次に第2D図の構造を、約20分間、900℃の温度に
於ける蒸気雰囲気中の熱酸化にかけ、第2F図に示す様
に、多結節シリコン領域10の側壁まで2酸化シリコン
領域11を延ばす。次に、低圧化学的気相成長法により
、多結晶シリコン層13を約4,000人の厚さになる
までデポジットする。多結晶シリコン層13、窒化シリ
コン層12.2M化シリコン層11及び多結晶層10は
、この後周知の技術を用いて、パターンが定められる。
多結晶シリコン層13の残る構造は、図面の平面と平行
に延びる平行な導体である。これらの平行な導体がEP
ROMの行線24−1.24−2等(第1図)になる。
埋込みN++ソース/ドレイン領域7,8.9は、この
平面と垂直に延びる平行な埋込み導体である。これが死
線25−1゜25−2等(第1図)になる。多結晶シリ
コン層10の残る部分が、各々のEPROMセルに対す
る各々の浮動ゲートである。
約1,000℃の温度で酸素雰囲気を用いて、約30分
間、281化シリコン層を約500人の厚さになるまで
、多結晶シリコン層13の表面の上に成長させる。ドー
プされていない2酸化シリコンの第2の層をこの2酸化
シリコン層の上に形成するか、又は熱的なエチルオルト
珪酸塩(TE01>の低圧化学的気相成長法によって別
個に形成して、再充填2酸化シリコン層14を形成する
ことが出来る。次に、大気圧化学的気相成長法により、
約io、ooo入の厚さになるまで、燐をドープした2
11i化シリコン層15をデポジットする。再充填酸化
物層14が、2酸化シリコン層15内の燐がEPROM
の能動領域をドープしない様に抑える、ドープされてい
ない2M化シリコン層になる。次に、2III化シリコ
ン層15の表面の上にアルミニウム層を約io、ooo
人の厚さになるまでスパッタリングする。次に、周知の
技術を用いて、このアルミニウム層のパターンを定めて
エッチし、第2G図に示す埋込みN++ソース/ドレイ
ン領域7.8.9の様な各々の埋込みN+十埋込み拡散
部に対して平行に延びるアルミニウムの1本の行線を作
る。次に、この集積回路全体を、大気圧化学的気相成長
法を用いて、約10.000人の厚さになるまで成長さ
せた、燐をドープした2酸化シリコンの保護上側被覆を
用いて密封する。この保:I酸化物層(図面に示してな
い)をエッチして、集積回路に対する接点を設ける。
第4図は本発明に従って作られたEFROMの一部分の
平面図である。接点となる点19.20゜21は、夫々
金属領域16.17.18とN++ソース/ドレイン領
域7.8.9との間が接触出来る様にする開口である。
埋込みソース/ドレイン領域7,8.9は、その比抵抗
が高い為、EPROMの列線に対する唯一の導体として
使うことが出来ない。この為、金属鎖[16,17゜1
8が周期的にN++ソース/ドレイン領域7.8゜9と
夫々接触し、例えばN÷+ソース/ドレイン領域8と共
に金属領域17によって形成された列線の全体的な抵抗
値を下げる。第3図の切断線AAは、第2A図乃至第2
G図の側面図を示した断面を表わす。
本発明に従って構成された浮動ゲート電界効果トランジ
スタを用いるメモリ・セルは、第2G図のポリシリコン
領域10である浮動ゲートを持ら、ポリシリコン領域1
3と浮動ゲート10の間の容量結合が浮動ゲート10と
エピタキシャル層1bの間よりもずっと大きい。この構
造の電気的なモデルは、直列の2つのキャパシタで表わ
すことが出来る。キャパシタの両端の電圧は次の式で表
わされる。
V−Q/に こでVはキャパシタの両端の電圧、Qはキャパシタの電
荷、Cはキャパシタの静電容量である。
キャパシタが直列であると、Qは全てのキャパシタで同
じである。直列の両方のキャパシタに於ける合計電圧の
割合は、次の式から求められる。
V1/Vt−(Q/CI)/(Q/C1+Q/C2)こ
こで■1はキャパシタ1の両端の電圧、Vtは両方のキ
ャパシタの両端の合計電圧、C1は第1のキャパシタの
静電容量、C2は第2のキャパシタの静電容量である。
この式を解けば V1/Vt=C2/ (CI+02) であることが判る。従って、所定の合計電圧に対して、
一方のキャパシタの両端の電圧降下は他方のキャパシタ
の静電容量を増加することによって高めることが出来る
。この為、ポリシリコン・ゲート13と浮動ゲート10
の間の静電容量を増加することにより、エピタキシャル
1if11b及びポリシリコン層13の間の所定の電圧
に対し、ポリシリコン領域/浮動ゲート10とエピタキ
シャル層1bの間の電圧を高めることが出来る。経験的
な証拠によると、本発明に従って作られた浮動ゲート電
界効果トランジスタを用いるメモリ・セルに必要な出込
み電圧レベルは、米国特許 第4.373.248号に記載されたセルに必要な値よ
りも、約り0%小さいことが判った。この為、EPRO
Mセル及びその駆動回路の寸法をそれに応じて縮小する
ことが出来る。
本発明は、EPROMに減少した書込み電圧を利用出来
る様にする方法を提供した。−全車さい1込み電圧を使
える様にする他に、この発明の方法は、EPROMを構
成する時、メモリ駆動回路の密度を一層高くし且つ一全
車さなメモリ・セルを使うことが出来る様にし、こうし
て密度を高くしたEPROMを製造することが出来る様
にする。
以上の説明に関連して、更に下記の項を開示する。
(1)  第1の導電型の基板と、該基板内に形成され
た第1のフィールド絶縁体領域の下に形成されていて、
メモリ・セルのソースとして作用する第2の導電型を持
つ第1の領域と、前記基板内に形成された第2のフィー
ルド絶縁体領域の下に形成されていて、メモリ・セルの
ドレインとして作用する第2の導電型を持つ第2の領域
と、前記第1及び第2のフィールド絶縁体の領域の間で
前記基板の表面に隣接しているが、それから絶縁されて
いて、前記フィールド絶縁体領域の表面の中に部分的に
入り込む様に形成された浮動ゲートと、該浮動ゲートに
隣接しているが、それから絶縁されてその表面に形成さ
れた能動ゲートとを有する電気的にプログラム可能なメ
モリ・セル。
(2)  第(1)項に記載した電気的にプログラム可
能なメモリ・セルに於て、第1の導電型がP形であり、
第2の導電型がN形である電気的にプログラム可能なメ
モリ・セル。
(3)  第1の導電型を持つ基板内に形成された複数
個のメモリ・セルを持つ電気的にプログラム可能なメモ
リ回路に於て、各々のセルが、前記基板内に形成された
第1のフィールド絶縁体領域の下に形成されていて、前
記メモリ・セルに対するソースとして作用し、前記メモ
リ回路に対する列線として作用し且つ隣接するメモリ・
セルに対するドレインとして作用する第2の導電型を持
つ第1の領域と、前記基板内に形成された第2のフィー
ルド絶縁体領域の下に形成されていて、前記メモリ・セ
ルに対するドレインとして作用し、前記メモリ回路に封
する列線として作用し且つ隣接するメモリ・セルに対す
るソースとして作用する前記第2の導電型を持つ第2の
領域と、前記第1及び第2のフィールド絶縁体領域の間
で、前記基板の表面に隣接して形成されているがそれか
ら絶縁されていて、前記フィールド絶縁体領域の表面ま
で部分的に延びている浮動ゲートと、該浮動ゲートの表
面の上に形成されていて、それに隣接しているがそれか
ら絶縁されていて、前記メモリ回路に対する行線として
作用する能動ゲートとを有する電気的にプログラム可能
なメモリ回路。
(4)  第(3)項に記載した電気的にプログラム可
能なメモリ回路に於て、前記第1の導電型がP形であり
、前記第2の導電型がN形である電気的にプログラム可
能なメモリ回路。
(5)  第1の導電型を持つシリコン基板と、該基板
内に形成された第1のフィールド酸化物領域の下に形成
されていて、メモリ・セルのソースとして作用する第2
の導電型を持つ第1の領域と、前記基板内に形成された
第2のフィールド酸化物領域の下に形成されていて、前
記メモリ・セルのドレインとして作用する前記第2の導
電型を持つ第2の領域と、前記第1及び第2のフィール
ド酸化物領域の闇で前記基板の表面の上に形成されたゲ
ート酸化物層と、該ゲート酸化物層の表面の上に形成さ
れていて部分的に前記第1及び第2のフィールド酸化物
領域の表面まで延びる浮動ゲートと、該浮動ゲートの表
面及び側壁の上に形成されたレベル間酸化物層と、該レ
ベル問゛酸化物の表面の上に形成された能動ゲートとを
有する電気的にプログラム可能なメモリ・セル。
(6)  第(5)項に記載した電気的にプログラム可
能なメモリ・セルに於て、前記レベル閤酸化物層及び能
動ゲートの間にレベル間窒化シリコン層を有する電気的
にプログラム可能なメモリ・セル。
(7)  電気的にプログラム可能な固定メモリ・セル
を形成する方法に於て、 第1の導電型を持つ基板を用意し、 該基板の表面の上にマスクの形成してパターンを定め、 前記基板の内、前記マスクによって覆われていない区域
で、前記基板の中に第2のIJ導電型持つドーパント・
イオンを打込み、 該打込みイオンの上方にフィールド絶縁体領域を形成し
、 前記マスクを取去り、 前記マスクによって覆われていた基板の表面の上にゲー
ト絶縁体層を形成し、 該ゲート絶縁体の上方で基板の表面の上に、部分的に前
記フィールド絶縁体領域の上まで延びる浮動ゲートを形
成し、 該浮動ゲートの表面の上にレベル間絶縁体を形成し、 該レベル間絶縁体の表面の上に能動ゲートを形成する工
程を含む方法。
(8)  第(7)項に記載した方法に於て、前記第1
の導電型がP形であり、前記第2の導電型がN形である
方法。
(9)  複数個のメモリ・セルを持つ電気的にプログ
ラム可能な固定メモリ回路を形成する方法に於て、 第1のs電型を持つ基板を用意し、 該基板の表面の上にマスクを形成してパターンを定め、 前記基板の内、前記マスクによって覆われていない区域
で、前記基板の中に第2の導電型を持つドーパント・イ
オンを打込んで、メモリ回路の列線として作用する埋込
み拡散領域を形成し、該打込みイオンの上方にフィール
ド絶縁体領域を形成し、 前記マスクを取去り、 前記マスクによって覆われていた基板の表面の上にゲー
ト絶縁体層を形成し、 該ゲート絶縁体の上方で前記基板の表面の上に、部分的
に前記フィールド絶縁体領域の上まで延びる浮動ゲート
を各々のメモリ・セルに対して形成し、 該浮動ゲートの表面の上にレベル園絶縁体を形成し、 前記浮動ゲートの上方で前記レベル簡絶縁体の表面の上
に前記メモリ回路の行線として作用する能動ゲートを形
成する工程を含む方法。
(1G)第(9)項に記載した方法に於て、前記第1の
導電型がP形であり、前記第2の導電型がN形である方
法。
(11)第(9)項に記載した方法に於て、更に、前記
能動ゲートの上方で前記メモリ回路の表面の上に金属絶
縁体層を形成し、 前記金属絶縁体層の表面の上に導体層を形成してパター
ンを定めて、前記埋込み拡散領域と平行な導体の導線を
形成し、 前記埋込み拡散領域及び夫々の導体のl!線の間に接点
を形成する工程を含む方法。
(12)第(9)項に記載した方法に於て、更に、前記
複数個のメモリ・セルを隔離する為の周辺隔離領域を形
成し、 入力アドレス信号をデコードする為に前記行線及び列線
に接続された行及び列デコーダを形成し、前記複数個の
メモリ・セルに対して読取及び書込みを行ない、出力信
号を発生する工程を含む方法。
(13)電気的にプログラム可能な固定メモリ・−セル
を形成する方法に於て、 第1の導電型を持つシリコン基板を用意し、該基板の表
面の上に窒化シリコン層を形成してパターンを定め、 前記基板の内、前記窒化物層によって覆われていない区
域で前記基板の中に第2のS電型を持つドーパント・イ
オンを打込み、 該打込みイオンの上方にフィールド酸化物領域を形成し
、 前記窒化物層を取去り、 窒化物層に覆われていた基板の表面の上にゲート酸化物
層を形成し、 該ゲート酸化物の上方で基板の表面の上に、部分的に前
記フィールド酸化物領域の上まで延びるポリシリコン浮
動ゲートを形成し、 該ポリシリコン浮動ゲートの表面及び側壁の上にレベル
間酸化物層を形成し、 該レベル問酸化物層の表面の上にレベル間窒化物層を形
成し、 該レベル間窒化物隔の表面の上にポリシリコン能動ゲー
トを形成する工程を含む方法。
(14)第(12)項に記載した方法に於て、前記第1
の1!電型がP形であり、前記第2の導電型がN形であ
る方法。
(15)第(12)項に記載した方法に於て、前記ドー
パント・イオンが燐イオンである方法。    −
【図面の簡単な説明】
第1図は浮動ゲート電界効果トランジスタを用いたEP
ROMの回路図、第2A図乃至第2G図は、本発明に従
って浮動ゲート電界効果トランジスタのメモリ・セルを
製造づる為に必製な処理工程を示す簡略側面図、第3図
は第2A図乃至第2G図に示す方法の中間工程の平面図
、第4、図は本発明に従って製造されたEPROMの一
部分の平面図である。 主な符号の説明 1a:基板 1b=工ピタキシヤル層 2 :ゲート酸化物層 6 :フィールド酸化物領域 7.8,9:N令+ソース/ドレイン領域10:多結晶
シリコン層 11:2w1化シリコン層 12:窒化シリコン層 13:多結晶シリコン層 −(°−−1 廖 ・ く呻− 手続補正書(方式) 昭和t1年4月24日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の導電型の基板と、該基板内に形成された第1のフ
    ィールド絶縁体領域の下に形成されていて、メモリ・セ
    ルのソースとして作用する第2の導電型を持つ第1の領
    域と、前記基板内に形成された第2のフィールド絶縁体
    領域の下に形成されていて、メモリ・セルのドレインと
    して作用する第2の導電型を持つ第2の領域と、前記第
    1及び第2のフィールド絶縁体の領域の間で前記基板の
    表面に隣接しているが、それから絶縁されていて、前記
    フィールド絶縁体領域の表面の中に部分的に入り込む様
    に形成された浮動ゲートと、該浮動ゲートに隣接してい
    るがそれから絶縁されてその表面に形成された能動ゲー
    トとを有する電気的にプログラム可能なメモリ・セル。
JP61017716A 1985-01-30 1986-01-29 電気的にプログラム可能なメモリ・セル Pending JPS61222159A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US69637485A 1985-01-30 1985-01-30
US696374 1985-01-30

Publications (1)

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JPS61222159A true JPS61222159A (ja) 1986-10-02

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ID=24796795

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JP61017716A Pending JPS61222159A (ja) 1985-01-30 1986-01-29 電気的にプログラム可能なメモリ・セル

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JP (1) JPS61222159A (ja)

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