JPS61221637A - 核磁気共鳴における多重量子遷移の選択的検出装置 - Google Patents

核磁気共鳴における多重量子遷移の選択的検出装置

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JPS61221637A
JPS61221637A JP61006629A JP662986A JPS61221637A JP S61221637 A JPS61221637 A JP S61221637A JP 61006629 A JP61006629 A JP 61006629A JP 662986 A JP662986 A JP 662986A JP S61221637 A JPS61221637 A JP S61221637A
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    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔説明の要約〕 後述の混合パルスに対して選ばれた位
相を持つ磁気回転共鳴子の集合の統計的非平衡状態を予
め作ることによって、選ばれた次数の多重量子遷移を検
出することが出来る。進展時間t、の後に90″混合パ
ルスが印加され、自由誘導減衰が時間t2の関数として
標本化される。信号関数5i(t+ whs φi)が
【lの系統的に変化される値とφiの特に選ばれた値と
に対して展開される。信号関数Siの線形結合は、7−
リエ変換の後に、位相及び線形結合の選択によって限定
される多重量子遷移の2次元スペクトル を作り出す、一実施例においては、進展時間の間に磁界
傾斜パルスが印加され、その結果生ずる多重量子遷移は
、このような遷移の、次数に依存する巾を持つスペクト
ル・ピークを生ずる。特に、零次遷移だけを歿して総て
のスペクトル・ピークを、結果として得られる、スペク
トルから除去することが出来る。
***** 本発明は磁気回転共鳴の装置及び方法に関するものであ
り、詳しく言えば、多重量子遷移の選択的検出に関する
ものである。
大ていの磁気回転共鳴実験は1Mを共鳴系の全磁気量子
数として。
1M−±1 とい・う選択法則に従う単一量子遷移の観測に局限され
ている。この選択法則は、−次時間依存摂動理論の結果
として、総ての低パワー実験に対して轟ではまる。磁気
量子数の変化が±1以外の遷移は、−次時間依存摂動理
論で計算されたこのような遷移確率が消失子Wで、「禁
止されている」と言われる。勿論このような計算は単に
一次近似に過ぎず、より普通の単一量子遷移VC対して
著しく強度を減ぜられているとは言え、このような遷移
が起ることは認められている。このような高次の遷移は
、V数の放射線量子の同時吸収を必要とする事象に附随
している。
無線周波照射の存在しない状態で自由誘導減衰が記録さ
れる7−リエ変換実珈においては、多重量子遷移(MQ
T)を直接に検出することは不可能であり、それはこれ
らの遷移の対応するマトリックス素子がその遷移を説明
Tる観測可能な演算子の中に存在しないからである。他
の成る実験的立場からは、−重量子遷移を励起し観測す
ることは可能である0例えば、緩変化実験においては。
、印加熱線周波電磁界が元方に強い時には何時でも。
高次の遷移が誘導されることが知られている。その時、
重量子遷移の強度は(、H,,2p−1の形の項に依存
し、ここでrは結合定数、H凰は摂動を表わす項である
。このようにして、装置の実験感度が与えられるならば
、特定の次数の遷移忙対して成る粗い弁別を行うことが
できる。
オー(Aue ) 、バーツルディ(Barthold
i)及びエルンスト(Ernat、)は、J、Chen
、Phys、、 Vat。
61+  pp22−29 22−L16(197G)
  において。
多次元フーリエ・スペクトロスコピー技術は間9的手段
によって多重(0次を含む)量子遷移を観測可能にし得
ることを示した。然しlがら、彼等のこの業績は、この
ような遷移の内の特定の選ばれた次数のものを観測する
技術を示すものではない、 多重量子遷移の観測は、     極めて複雑になるス
ペクトルの簡単化を実現するのに有利である。非細退多
重量子遷°移は指数的緩和現象を示し、それ九対する緩
和パラメータ)よ簡単な方法で極めて摺度高く得ること
が出来る。その上、雲次量子遷移の観測という特殊な場
合は、磁界不均一性に感じないことが知られており、そ
のために。
不均一磁界の中で高分解能スペクトルを記録することが
可能になる。
MQTは特定のMQT若しくはMQT群を励起するよう
に設計された強い選択的な無線周波パルスによって励起
することが出来て、このような遷移のマトリックス素子
は理論的には単一量子遷移のマトリックス素子と類似の
方法で発生されることが、知られている・この手法は重
水素二重量子スペクトロスコピーに広く用いられて来た
、然しなから、この方法は、このような選択的励起を可
能とするために、調べられる系についての成る予備知識
を必要とする。
MQTの励起のために非平衡状態を使用すると都合よい
事も、知られている・第1穏又は第2種の非平衡状態は
、一般に、考えられる総ての次数のMQTの0でないマ
トリックス素子を導き高子。
このような非平衡状態は、系のエネルギー準位のポルツ
マン分布から偏った占有北軍によって特徴づけられる。
第181の非平衡状態とは、系の密度演算子が摂動のな
い7% ミル)ニアンと交換する状態、即ち 〔σ、H)−0 という状態である、これに対して第2種の非平衡状態と
は、密度演算子と摂動のないハミルトニアンとが交換不
能でその結果として消失しない対角疎外素子を持つ密度
マトリックスを生ずるような状態である。オー、バーツ
ルディ及びエルンストは、磁気共鳴実験については1選
択的xsfパルスと成る時間後にそれに続く非選択9f
パルスとにより単一量子遷移を逆転することによって第
1種の非平衡状態7jに作られることを示した。同じ著
者は又、非選択9fパルスを印加して、それに続いて関
連する歳差運動濁波数差の逆数に相昌する(ja+〜−
>1.る歳差運動時間τをあけ、その後τ に第2の91fパルスを印加することによって、第23
の非平衡状態を作り高子ことも述べている。
何れかの種類の非平衡状態を作る技術は、通常その結果
として種々のMQTマトリックス素子の不拘−分石を生
じ、またその結果最R的MQ’rスペクトル中の不均一
な強度を生ずるという事を注意すべきでちる。
詳しく言えば、オー、バーツルディ及びエルンストは、
2次元スペクトロスコピーの技術を利用して禁止された
遷移の検出のための概略的計画を述べている。準備時間
t<oは、その間に密度演算子が種々の遷移の対応する
対角線外マ)シックス素子の分布を規定する時間として
定義される。
それに続いて進展時間o<t<t、、があり、その時間
の間ではMqTマトリックス素子が摂動のないハミルト
ニアンHの影響下に時間的に進展することを許される。
時刻txt、においては1回転角9rfによって特徴づ
けられる混合パルスt(α1が印加されて、観測不可能
なMQ’I’マトリックス素子を型側可能な単−量子遷
9マトリックス素子に変換する。観測時間tl>tlの
間に、t、における混合パルスの発生に対して相対的に
測られた時間t、の関数として横方向磁化が観測される
進展時間の長さを系統的に変化しながらこの実験が繰返
される。その結果、2次元信号関数S(t。
t、)が得られ1周波数領域へ2次元的にフーリエ変換
され、その結果として2次元関数S(町。
山、)を得る。このよりにして、所望の多重量子遷移デ
ータはmI軸に沿って分布される。1次元多重量子遷移
スペクトルを得るためには、その2次元スペクトルを町
軸上に射影するだけでよい。
本発明の一目的は、全磁気量子数が1以外の値だけ異る
側準位の間の多重量子遷移のスペクトル・データを選択
的に得ることである。
他の一目的は、磁気共鳴スペクトルを得る際に所望の次
数の多重量子遷移を選択的に得ることである。
本発明の一特色は、第1の特定の位相を持つ無線周波エ
ネルギーを印加してその結果非平衡状態を作り出し、続
いてこのような非平衡状態の準備が完了した後時間tI
において基準位相によって特徴づけられる無線周波エネ
ルギーのqd’混合パルスを印加し1次にこのような共
鳴の自由誘導減衰を検出して2次元データS(t、・、
t=)が得られるようにすることKよって、多重量子遷
移のスペクトルを選択的に得ることである。
本発明の別の一特色は、累進的磁界不均一性に対する多
重量子遷移の応答特性によって遷移の次数を弁別するこ
とである。
特定の次数若しくは特定の次数群の多重量子遷移の選択
は、本発明によれば、密度演算子σ(01によって表わ
される初期非平衡状態を作り出すために使用された無線
開披パルスのび(0,φ)vcよって辰わされる初期条
件を位相変移するととKよって遂行される。
これらの特色は9本発明に依れば、準備時間無線周波パ
ルス・エネルギーを混合パルスに対してφという大きさ
だけ位相変移することによって実現され、その位相は1
位相変数φの関数としての観測された磁化の7一リエ分
析に従って、検出されるべき遷移の次数若しくは次数群
を一部決定する。φの近似的に選ばれた値に対するデー
タS(t、、。
t2.φ)の線形結合は、多重量子遷移の次数が都合良
く拘束された2次元スペクトルを作り出す。
零量子遷移は、磁界が不均一た状態の下における共鳴パ
ラメータを直接比較すること忙よって。
より高次の遷移から弁別される。
本発明の方法は第1図に示されたパルス系列により端的
に衰示される。これらのパルス系列は。
それぞれa及びbと記された’K l f!及び第2種
の非平衡な統計的状態の生匡を説明する* t−oにお
いて作り出されるように、第1実施例((おける状態は
混合パルスの位相に対して位相角φだけの位相変移によ
って特徴づけられる。9f混合パルスは、MQ’rの時
間に依存するマトリックス素子がtl  と記された時
間の間道農することを許した後に印加される。この進展
時間に続いて、自由誘導減衰が、tlに対して相対的に
測られた時間t。
の関数として傑本イヒされる。この手順がtlの系統的
変化に対して繰返され、それKより5変数応答関数5(
itet鵞 *φ)が展開される。以下に述べるようK
してこれらのデータに対して選ばれた位相φ1について
の適当な線形結合が作られ。
周波数領域へ2重7−リエ変換される。2次元スペクト
ルが作り出される類似のパルス印加磁気共鳴実翳の過程
は、米国特許第4.045.723号に詳細(で説明さ
れている。
成る次数のMQTK相当するスペクトルの選択的検出の
ための適正な位相選択を確実にするためには、検出過程
に課せられる選択性をζ対する理論的根拠を考えること
が必要である。
スピン系の統計的状態は、一般に、各項が特定の次数p
の遷移忙対応する項の和への分群によって表わされる時
間に依存する密度演算子形式で記述される。即ち次のよ
うになる。
σ(t、)−Z  σ (t)(式1)その集計指数は
考慮中のスピン系についての全量子数の起り得る最大の
変化によって制限される。
このようにしてN個のスピン%粒子の系は、NX111
−jを生ずるために、総てのスピンが互に平行な秦勢で
並ぶ・ように結合される。集計中の各項は無限小生成作
用gF、−ζ工z、kを有する1次元@転詳の削減不可
能な表示に相当する6定義により、消滅不可能な演算子
σ、は角φの回転の下に次のように変換する。
1φFz =    ipφ  (式2)%式% 2次元磁気共鳴実験において観測される磁化My(t1
’+ilはこの形式において。
(式3) として表わすことが出来るが、こ\でP【α1は観測不
可能なMQT素子を観測可能な単一量子遷移素子に変換
する回転角αの混合パルスの効果の演算子表示である。
本発明においては、初期条件は位相拘束によってパラメ
ータ化され、それにより欠のようになる。
位相変移された初期条件密度演算子が式5のσp(0)
と置換されると次のようになる。
(式5) 式5は位相変数φでのフーリエ級数展開とみなされる。
その時、7−リエ係数は。
<’ (c晶)−丁r(Fy、−1′p(a>、−mt
、、、(0,IttP(a)−”−ノと定義され、これ
らのフーリエ係数は種々の次数の応答信号を辰わす。式
5に戻ると、その式の実数部分と虚数部分とを分けるこ
とが出来て1次のようKなる。
騨、ち、φ)ぜ1(tI、岩メ4尋、を一←ルノd弊、
−)酌φ)ここでRlpl  及び、(plは横断方向
磁化M の実数y        Y        
        y振巾及び虚数振巾をそれぞれ表わす
。位相角φでのフーリエ分析によって次の関係が得られ
る。
完全な応答配列Mア(’111*G+φ)が得られるな
らば、適当な線形結合を行う時に種々の次数が完全に分
離される。項の数(そして対応するφの値の数)が完全
な一組よりも著しく少くて、一方では限られてはいるが
なお役に立つ選択性を得るという事もあり得る0表■は
位相と項数の選択をてついての幾つかの例を示す。
表   ! 煕れた潰り13丁rる値 (バーを附した霞ま線形結合を 作る時に減、やれる、きもの)       !ハレタ
次fid’                   0
123’+56−−−−−(l随択)d’    xs
rf              O2n  6 8−
−−−−−−♂   i了             
1 3 5 7 9−−−−。
oo  タd’  xaf   2rd’      
            □      II    
 a+++++−−d’9ぽ 1gIf27d’   
         2  6  −−−−−−詳しく言
えば、不特足数の信号関数5(tl。
tl、φ)が位相変数の値忙ついて無秩序的に分布して
いる場合向よ、これらの信号関数を加え合わせることに
よって雲量子遷移が一義的に選択できるといり事が解る
。異る信号関数の数は、零次以外の次数が消失する程度
−影響を与える。このよってして、比較的高次の遷移を
抑制するために必要とされる無株序的に分布されたに萱
の数は。
特定の実験条件と、背景雑音より上に出るスペクトル・
ピークの所望の振巾とを離れては、評何することが出来
ない。
位相変移された初期条件の線形結合による選択方法は、
2−フラン・カルボン酸メチル・エステルの芳香族陽子
から成る弱く結合された5スピン%系について試験され
た。この系についてはi=5であり、各次数の遷移を完
全に分離するには。
φ−ぽ、6♂、12ぽ、x81f、2nrf’及び50
♂にヌ1するl tI  a tl  #φ)を作り出
す実験の適当な線形結合が必要となる。その代りに2つ
の位相♂及びxgrf’だけを利用し、その結果得られ
たデータを相加的に処理して、第2因の2次元スペクト
ルが得られた。実験の匣宜上、2量子遷移の中火の二重
線はナイキスト周波数(この場合8&2H2)において
折り重ねられている。
82図0”)スペクトルは、(aldのパルス°パラメ
ータを持った第1図のパルス系列に続いて第2種の統計
的非平衡状態を結果として生ずるような励起技術を用い
て得られた。第1の非選択91fパルス1に続いてτ−
520msの遅延の後に第2の非選択9fパルス2が生
じた。パルス2と9♂混合パルス5との間の時間t1は
、0乃至2.9sの範囲の衝増的値を取り、この間隔は
512の均等な増分に分けてディジタル化された。自由
枡導減衰は、tI と同じ精度及び同じ範囲でディジタ
ル化された時間間隔t、の中で記藏された。第2の「項
」は、準備パルス1及び2の位相を除いては正確に同じ
ようにして得られ、それらのパルス1及び2は今夏は2
7(f’の位相を与えられ、それによりパルス3に対し
て相対的に必要とする18♂位相変移を生ずる。2つの
位相のデータの加算は。
検討中の試料については表工に従って、零量子遷移及び
2量子遷移のみを生ずる。このデータの重ね合わせは、
tIの512の値の各々に対応する512対のデータM
(tl、tえ、9C)及びM(tt  −t、、l a
d’)を必要とする。周波数領域への2次元7−リエ変
換の後に、所望のMQT02次元スペクトルを結果とし
て生ずる。データは各位相について別々に獲得し処理し
て1次に第2図の結果を得るために変換され結合されて
も良いという事は明らかである。
第2図のデータについて1選択法則jM−0及びΔM−
±2に相当する遷移は、Frf間11の間その特性周波
数で時間的に振動しそれから混合パルス5によって観測
可能な磁化に変換され時間1゜の間に単一量子遷移周波
数で検出される処の、密度演算子の対角疎外素子によっ
て記述される。このようにして2次元スペクトル中のピ
ークの座環は、  all軸に沿って零量子遷移周波数
及び2量子遷移周波数によって与えられ、の、軸に沿っ
て許された単一量子遷移周波数によって与えられる。
この場合には零量子遷移周波数及び2量子遷移周波数だ
けが必要であり、これらは最も便利な方法としては町軸
上に射影することにより選択される。第2図の2次元ス
ペクトルの上部に見える射影は、3スピン系について予
期される処の、6個の零量子遷移周波数と6個の2量子
遷移周波数とを明らかに示している。零量子遷移は2量
子遷移よりも著しく巾が狭いことも観票される。
上述の実験は表工の第2行記事に相当する。表Iの第5
行記事に相当する選択も容易に得られ。
その場合には、上述の実験は2つの1項」の!’2真的
重ね合わせにより変更されるだけである。!iaち。
fiIに従って単−量子遷移及び5i子遷茅を得るため
に、xs(f位相変移されたデータがCデータから減算
される。その結果得られる2次元スペクトルは、ωx細
軸上射影と共に第5図に示てれている。考え得る15個
の単一量子J1!移の総てが射影中に観測されるが、こ
れに対して通常の1次元スペクトルは12本の線だけを
ボすという事が明らかである。これらの対応する12個
のスペクトル・ピークは第5図の射影において番号1を
附されており、Cという記号を附された5個の追加のス
ペクトル・ピークが此処では分離されている。
これら5個の追加の周波数は。
という結合線に相生し、これらの遷移は通常の単一パラ
メータ実験では消失する強度を持つが、この場合には上
述の2パルス率備によって比較的強い強Iで励起てれる
。番号5を附された射影スペクトルのピークは5量子遷
移に相生し、以下の討論から予期されるようVC3倍の
不均一な線巾を示している。
本発明の他の一莫施例は、多重量子遷移の種々の次数を
弁別する。この実施例は、このようなマトリックス素子
の磁界不均一性に対する感度が異ることに基いている。
局部磁界をB(x)−Bo+’B (Ωによって表わす
と、同−核スピン系の密度演算子の進展釦対して次のよ
うな表現が得られる。
σ(t)−exp(−i4 t+17i(1−Ql、d
B(+c)]σ(O)jB(五)(Boの場合には、良
い近似で−を無視して次のような表現を得ることが可能
である。
、(t、)、、、、−Loot 、17Fz’B(Q 
  −1rzjB(Q 4tσ(0)eに の表現は、多重量子遷移の磁界不均一性に対する感度が
特定の多重量子遷移の次数pVc対する依存性を示すこ
とを示唆している。対照的に、p−。
によって特徴づけられる零量子遷移は磁界不均一性に対
して事実上不感である。それ故、不均一磁界中で零量子
遷移を高分解で観測し、進展時間の間に磁5?傾斜を印
加することKよって他の総ての歳差運動磁化底弁を発散
させることが可能である。
これらの遷移の磁界不均一性に対する不感性に基〈零量
子遷移の選択的記憶に対する特に簡単な実数の結果は、
第4図に示されている。試料は第2図及び第3■のもの
と同じである。磁界傾斜パルスは進展時間の始めに印加
され、それによりp〜0の次数の密度演算子の総ての対
角疎外素子を破壊し、このような効果は100ミリ秒よ
り短い時間内に得られる。このようにして得られた2次
元スペクトルはt!JI軸上に射影されて、第4図の零
量子遷移スペクトルを生ずる、このスペクトルはAMX
系の6個の零量子遷移を含むことが屏り。
一方池の総ての遷移は効果的と除去されている。
当該分野の技術の専門家には、上述の方法に対する種々
の変形が思いつかれるであろう0例えば。
磁界不均一性が数次の多重量子遷移の比較識別のために
使用できる。2次元スペクトルの全部を記憶する代りに
、I#に関心を持つ1次元スペクトルを選択し記憶し表
示するために射影即ち集計が用いられる。
上述の方法には多くの変更を行い得るものであり、−1
異るように見える本発明の多数の実施例がその発明の範
囲から外れることな〈実施できるから、上述の説明に含
まれ添附図面に図示された総ての事頂は例示的なもので
あって限足的な意釆を持たないものと解釈されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は非平衡の統計的法態からMQTを観測するため
のパルス系列を示し、第2図は27ラン・カルボン酸メ
チル・エステルのAMX系中の零量子遷移及び2量子遷
移の2次元スペクトル及び射影を示し、第5図は第1図
のAMX系中の単−量子遷移及び5量子遷移の2次元ス
ペクトルを示し。 第4図は第1図のAMX系の零量子遷移スペクトルを示
す。 1−一第1パルδ、 2−一第2パルス。 5−一混合パルス。 特許出願人 パリアン・アンシエイッ・インコーホレイ
テッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気回転量子共鳴体の無線周波スペクトルにおいて
    多重量子遷移を選択的に検出する装置であって、 a)複数のrfパルスの連続を発生する手段を含む、第
    2種の統計的非平衡状態を作る励 起手段であって、 パルスの連続の各々が予め定められた間 隔で分離された2つのパルスから成り、そ れら両パルスがrfパルスに関して共通位相φを有し、
    前記パルスが前記連続で繰り返 され、 各パルスの連続が、各パルスの連続の前 記第2のパルスから時間間隔t_1後、rfパルスに関
    して一定の位相を有する観測パルス により終了するところの励起手段と、 b)前記第1と第2の位相関係の各々で各々励起された
    磁気回転共鳴体の自由誘導減衰 時間間隔t_2の関数として自由誘導減衰を観測するた
    めの、前記観測パルスと協動する 検出手段、及びそれらを記録する記憶手段 と、 c)前記パルスの連続の各々による励起からの各々の自
    由誘導減衰の線形結合を形成す るためのコヒーレント重合せ手段と、 d)時間間隔t_1を変えて、前記a)乃至c)手段を
    繰り返し動作させる間隔制御手段であっ て、 前記線形結合が前記間隔t_1の対応した値によってパ
    ラメータ化されるところの間隔 制御手段と、 e)多重量子遷移の特定のオーダの2次元周波数スペク
    トルH(f_1、f_2)を得るため、前記時間領域t
    _2及び前記時間領域t_1に関する前記線形結合をフ
    ーリエ変換する手段と、 から成る装置。 2、磁気回転量子共鳴体の無線周波スペクトルにおいて
    多重量子遷移を選択的に検出する装置であって、 a)複数のrfパルスの連続を発生する手段を含む、第
    2種の統計的非平衡状態を作る励 起手段であって、 パルスの連続の各々が予め定められた間 隔で分離された2つのパルスから成り、そ れら両パルスがrfパルスに関して共通位相φを有し、
    前記パルスが前記連続で繰り返 され、 各パルスの連続が、各パルスの連続の前 記第2のパルスから時間間隔t_1後、rfパルスに関
    して一定の位相を有する観測パルス により終了するところの励起手段と、 b)前記励起間隔の各々と同期する予め定められた時間
    間隔t_8の間に、不均一な磁場を前記磁気回転共鳴体
    に印加する磁気傾斜パ ルス手段と、 c)前記第1と第2の位相関係の各々で各々励起された
    磁気回転共鳴体の自由誘導減衰 時間間隔t_2の関数として自由誘導減衰を観測するた
    めの、前記観測パルスと協働する 検出手段、及びそれらを記録する記憶手段 と、 d)前記パルスの連続の各々による励起からの各々の自
    由誘導減衰の線形結合を形成す るため、コヒーレント重合せ手段と、 e)時間間隔t_1を変えて、前記a)乃至c)手段を
    繰り返し動作させる間隔制御手段であっ て、 前記線形結合が前記間隔t_1の対応した値によってパ
    ラメータ化されるところの間隔 制御手段と、 f)多重量子遷移の特定のオーダの2次元周波数スペク
    トルH(f_1、f_2)を得るため、前記時間領域t
    _2及び前記時間領域t_1に関する前記線形結合をフ
    ーリエ変換する手段と、 g)前記間隔t_8を変えて前記a)乃至f)手段の動
    作を繰り返し、結果として生じた2次元 のスペクトル内の多重量子遷移の相対的効 果を確かめるために、前記スペクトルの各 々を不均一な磁場の印加間隔の関数として 比較するための手段と、 から成る装置。
JP61006629A 1977-11-28 1986-01-17 核磁気共鳴における多重量子遷移の選択的検出装置 Granted JPS61221637A (ja)

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