JPS61220919A - パ−テ−シヨンサツシのエンドキヤツプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明に、自動車用ドアのガラス開口部を区ｍＴるパ
ーテーシヨンサツシの上端に嵌着される合成樹脂製エン
ドキャップの改良に関する。

従来の技術 第５図に例えば自動車の左側のりャドア１を示シテいる
が、パーテーシヨンサツシ２に、メインサツシ３で囲ま
れたガラス開口部を、開閉可能なドアガラス４用の開口
部と、嵌め殺し状態となったパーチージョンガラス５用
の開口部とに区画すぺ〈上下方向に沿って配役され、下
端部がドアパネル６内に固定されているとともに、上端
部がメインサツシ３にＴ字状に接続して固定されている
。

第６図に、上記バーチ−ジョンサッシ２上端部のメイン
サツシ３との接続部（第５図のＡ部）におけるシール構
造を示す分解斜視図であって、上記パーテーシヨンサツ
シ２に、ドアガラス４端縁が摺接するガラスランチヤン
ネル７と、バーチ−ジョンガラス５を挟持固定するガス
ケット型ウェザ−ストリップ８とを、互いに背中合せに
梶持するように、ガラスラン嵌着溝９およびガスケット
嵌着ＳｔＯを備えた略Ｈ字状の断面形状を有している。

そして、中央隔壁１１のガスケット嵌着ａ　ｔｏ　ａの 面にＬ字形ブラケット１２が溶接等により固着され、か
つそのねじ孔１２ｍに螺着する図示せぬビスを介してメ
インサツシ３に取付けられるようになっている。

ここで上記パーテーシヨンサツシ２上端とメインサツシ
３との間には、パーテーシヨンサツシ２上端に嵌着され
た合成樹脂製エンドキャップ１３が挾持され、両者間の
シールと見映え向上を図っている。

詳しくは、上記エンドキャップ１３　Ｕ　、パーテーシ
ヨンサツシ２の車外側端面な憶い、かつメインサツシ３
との間に挟圧される車外側スペーサ部１４と、パーテー
シヨンサツシ２の車室側端面を覆い、かつ同じくメイン
サツシ３の間に挟圧される車室側スペーサ部１５と、両
スペーサ部１４　、１５を連結し、かつ上記パーテーシ
ヨンサツシ２の中央隔壁１１に連なる隔壁部１６と、こ
の隔壁部１６の両側に朕続形成され、かつ隔壁部１６下
部とともに略コ字状をなしてパーテーシヨンサツシ２の
ガラスラン嵌着溝９に嵌合する脚部１７　、１８と、上
記車外側スペーサ部１４の内側縁から上記隔壁部１６と
直交するように起立し、かつ略三角形をなす側壁部１９
とを備えて構成ばれており、上記隔壁部１６の上縁がメ
インサッシ３内面に弾性的に接するよう＆＝薄肉化され
ているとともに、この隔壁部１６の車室側上部に略矩形
の切欠部２０が形成されている。

一方、上記隔壁部１６に対向するガラスランチヤンネル
７の車室側上部には、薄板状のシールリップ２１が上下
方向に沿って細長く形成されており、かつガスケット型
りエザーストリップ８の車室側上部にも、同じく薄板状
のシールリップ２２が上下方向に沿って細長く形成され
ている。この両者のシールリップ２２　＃−ｒ　、エン
ドキャップ１３の切欠部２０に対応する位置にあり、組
付状態においてに、第７図に示すように、切欠部２０を
介して互いの先端縁が突き合され、互いＣ二密接するよ
うになっている。

すなわち、パーチージョンサッシ２上端部においてガラ
スランチヤンネル７とガスケット型ウェザ−ストリップ
８との境界部に生じる間隙に対し、車外側でエンドキャ
ップ１３のｍ壁部１９によって雨滴や洗車水の侵入を阻
止する一方、車室側では、両シールリップ２１　、２２
の突き合せによって、ガラスランチヤンネル７とガスケ
ット型ウェザ−ストリップ８とを実質的に連続したもの
としてシールキ能の１保を図っているのである。

発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来の構成（−おいては、両シー
ルリップ２１．２２ｔ−ｊ組付時の誤差等の問題から切
欠部加の上下方向の長さに対し十分な余裕を見込んで成
形され、組付状態でに、その下部が上紀隔壁部１６の板
厚によって上部よりも大きく圧縮変形するので、＠７図
に示すように、切欠部２０の下＊２０ａとの間に略三角
形状の間隙２３が生じていた。また、仮に両シールリッ
プ２１　、２２の長さを切欠部加の長ざと一致させるよ
うにしても、ガラスランチヤンネル７のシールリップ２
１のようにコーナ接続部の型成形時に同時に成形される
鳩のでは、切欠部加の下縁頷ａに接する端縁な直角に精
度良く成形することは不可能であり、同様に間［２３が
生じてしまう。

従って、洗車水が側方から強く当たったり、雨水が風圧
で押し込まれたような時に、上記間隙２３を通して車室
内に水が８み出てくることがあった。

問題点を解決するための手段 この発明に係るパーテーシヨンサツシのエンドキャップ
け、上記の間亀な解決するために、ガラスランチヤンネ
ルおよびガスケット型ウェザ−ストリップの両シールリ
ップが接する切欠部の下縁を、上方に向かって漸次薄肉
となるテーパ状に形成したことを特徴としている。

作用 切欠部の下縁をテーパ状とすることによって、急激な段
差がなくなり、シールリップ先端縁が切欠部下縁で大き
く変形することがないので、間隙の発生が防止される。

実施例 第１図にこの発明に係るエンドキャップ１３の一実施例
を示すもので、この実施例に前述した第６図のエンドキ
ャップと同一の基本構造を有しているので、特に変わら
ぬ箇所には同一符号を付し、重複する説明は省略する。

すなわち、このエンドキャップ１３にあっては、隔壁部
１６の車室側上部に設けられた略矩形の切欠部加の下縁
２０　ｍが、を方に向刀１って漸次薄肉となる断面山型
のテーパ状に形成されている。

従って、組付状態においてげ、第２図に示すように、ガ
ラスランチヤンネル７のシールリップ２１およびガスケ
ット馴ウェザーストリップ８のシールリップｎが、切欠
部２ｏ下縁２０　＆のテーパ面に沿って徐々に変形する
ことになり、従来のように間隙２３　（第７図参照）を
生じることがない。尚、下縁２０　ａ両側の斜面に必ず
しも直線状とする必妾ばなく緩やかな曲面であっても良
い。また、耳３図あるいに第４図に示すように、ガラス
ランチヤンネル７１１あるいはガスケット型りエザース
トリップ８側のみを斜面としても、ここに生じる間隙２
３を実質上無視できる種度にまで小ざくすることが可能
である。

また、ガラスランチヤンネル７のシールリップ２１およ
びガスケット型ウェザ−ストリップ８のシールリップ２
２を上記のように突き合せる場合のみならず、これらを
若干車両前後方向に延長し、かつ互い違いに重ね合せて
シールするようにＰ１４Ｆ！ｉ、シた場合にも本発明は
適用できる。

発明の効果 以上の説明で明らかなように、この発明に係るパーテー
シヨンサツシのエンドキャップにおいてに、ガラスクン
チャンネルのシールリップとガスケラト型ウェザースト
リップのシールリップとの密接状態がエンドキャップ隔
壁部の板厚によって妨げられることがなく、切欠部下縁
との間での間隙発生が防止されるので、雨水等の車室内
への滲み出しを確実に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

＠１図にこの発明に係るエンドキャップの斜視図、＠２
図にその組付状態における第７図と同様の要部の断面図
、第３図および第４図に夫々この発明の異なる実施例を
示す要部断面図、第５図は自動車のリヤドアの正面図、
第６図は従来のエンドキャップを備えた第５図のＡ部に
おけるシール構造を示す分解斜視図、第７図はこの従来
のエンドキャップの組付状態における要部を示し、第６
図の■−■線に沿った断面図である。 ２・・・パーテーシヨンサツシ、３・・・メインサツシ
、４・・・ドアガラス、５・・・バーチ−ジョンガラス
、７・・・ガラスランチヤンネル、８・・・ガスケット
型ウェザ−ストリップ、９・・・ガラスラン嵌着溝、１
０・・・ガスケット嵌着溝、ｌｌ・・・中央隔壁、１２
・・・ブラケット、１３・・・エンドキャップ、１４・
・・車外側スペーサ部、１５・・・車室１則スペーサ部
、１６・・・隔壁部、１７　、１８・・・脚部、１９・
・・側壁部、２０・・・切欠部、２０ｍ・・・下縁、２
１　、２２・・・シールリップ。 外２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）略Ｈ字状の断面を有するパーテーシヨンサツシの
   上端に嵌着され、かつ上記パーテーシヨンサツシの中央
   隔壁に連なる隔壁部を有するとともに、この隔壁部の車
   室側上部に略矩形の切欠部を有し、ガラスランチャンネ
   ル上端部に形成した薄板状のシールリツプと、ガスケッ
   ト型ウエザーストリツプ上端部に形成した薄板状のシー
   ルリツプとが、上記切欠部を介して互いに密接するよう
   に構成された合成樹脂製エンドキャップにおいて、上記
   両シールリツプが接する上記切欠部の下縁を、上方に向
   かつて漸次薄肉となるテーパ状に形成したことを特徴と
   するパーテーシヨンサツシのエンドキャップ。