JPS61220825A - 繊維強化プラスチツクスの成形法 - Google Patents

繊維強化プラスチツクスの成形法

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Publication number
JPS61220825A
JPS61220825A JP60065768A JP6576885A JPS61220825A JP S61220825 A JPS61220825 A JP S61220825A JP 60065768 A JP60065768 A JP 60065768A JP 6576885 A JP6576885 A JP 6576885A JP S61220825 A JPS61220825 A JP S61220825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mandrel
continuous fibers
frp
wound around
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP60065768A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Sasajima
洋一 笹島
Hisami Bessho
久美 別所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、繊維強化プラスチックス(以下、FRPと
いう)の成形法、特にフィラメントワインディング法に
関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
FRPの成形法の一つであるフィラメントワインディン
グ法は、例えば、第6図に示すように、サプライ1に設
置した複数個の連続繊維ボビン2から連続繊維3を引出
し、次いでこの連続繊維3を樹脂含浸槽4にて不飽和ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂等のマトリックス樹脂5
を含浸させた後、往復運動するキャレッヂトラバース6
を経て、回転運動するマンドレル7の周面に巻付けて、
マンドレル7の周囲に円筒形のFRPを形成する方  
 法である。一般的に、この方法は、繊維3をマンドレ
ル7に対して任意の角度に巻付けることができるので、
精度のよいFRPの円筒体を成形することが可能であり
、繊維含有率(Vf)が高い高性能のFRPを形成する
ことができるという利点がある。
従来、上記キャレッヂトラバース6には、第7図に示す
ように、アイと呼ばれる連続繊維をガイドするガイド孔
8が設けられ、このガイド孔8の内面断面形状は、連続
繊維をガイドする際の摩耗による切断、ケバ立ちを防止
するために、ドーナッ型の円弧状に形成されている。こ
のキャレッヂトラバース6のガイド孔8に、複数本の連
続繊維3を通過させた場合、連続繊維3には張力がかか
つているので、第7図に示すように、マンドレル7に対
する連続繊維3の巻き角度が小さくなった場合には、ガ
イド孔8の縁に複数本の連続繊維3が横すべりして集束
されてしまう。このため、マンドレル7の周囲に薄肉広
巾のFRPを効率よく製造するために連続繊維3の本数
を増加させた場合、それぞれの連続繊維3が中方向(マ
ンドレルの回転軸方向)には広がらず、厚さ方向に集ま
ってマンドレル7の周囲に巻付けられたFRPの肉厚が
不安定になると共に、その表面に凹凸ができるという問
題がある。また、成形品の表面の凹凸を機械加工によっ
て加工した場合には、表面の繊維の大部分を切断するこ
とになるので、強度が極めて弱くなるという問題がある
そこで、この発明は、複数本の連続繊維を集束させるこ
となくマンドレルに巻付ける方法を提供することによっ
て、FRPの各層が薄肉化された高品質のFRPの製造
を可能にしようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この発明は、キャレッ
ヂトラバースに、マンドレルの回転軸方向に並列する複
数個のガイド孔を設け、この各ガイド孔に連続繊維を各
1本ずつ通過せしめて複数本の連続繊維をそれぞれマン
ドレルの回転軸方向に広げながらマンドレルに巻付ける
ようにしたのである。
〔作用〕
上記方法においては、マンドレルの回転軸方向に並列す
る複数個のガイド孔に連続繊維を各1本ずつ通過させる
ことによって、マンドレルに巻付ける際に連続繊維が集
束することなくマンドレルの回転軸方向に広げられるの
で、マンドレルの周面に各連続繊維がマンドレルの回転
軸方向に1本ずつ並列に規則正しく巻付けられる。この
ため、FRPを構成する各層の薄肉化が可能であり、成
形品の表面に凹凸が発生が少ない。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を第1図乃至第5図に基づいて
説明する。
キャレッヂトラバース6′は、第1図に示すように、マ
ンドレル7の回転軸9と平行に、ガイド棒10及びねじ
棒11を設け、このガイド棒10及びねじ棒11に移動
体12を取付け、この移動体12をねじ棒11によって
マンドレル7の回転軸9方向に往復動させるようにした
ものである。
上記移動体12の上面には、支持枠13が取付けられて
いる。この支持枠13には、連続繊維3が挿通されるガ
イド孔14を有するアイ15が、マンドレル7の回転軸
9方向に並列に複数個支持されている。上記アイ15の
上下にはねじ棒16が取付けられ、このねじ棒16は支
持枠13の上下辺に挿通され、ナツト17によってアイ
15の高さをそれぞれ調整することができるようにしで
ある。上記アイ15相互間の間隔は、ガイド孔14を通
過した連続繊維3が、例えば第2図及び第3図に示すよ
うに、それぞれ引き揃うように規制する。
上記のようにしてガイド孔14を通過した複数本の連続
繊維3は、その後マンドレル7に巻付けられる。この際
、複数本の連続繊維3は、複数のガイド孔14によって
集束することなくマンドレル7の回転軸9方向に広げら
れているので、複数本の連続繊維3が規則正しくマンド
レル7の周面に巻付けられる。
また、連続繊維3の供給本数、径、巻角度、樹脂の粘度
等によって、巻付けの際にマンドレル7の回転軸9方向
に広がり難い場合は、上記キャレッヂトラバース6′の
アイ15を次のように調節するとよい。即ち、第1図に
示すように、複数個のアイ15が斜めに並ぶようにその
高さを調節すれば、巻付は角度が小さくなっても、ガイ
ド孔14を通過する連続繊維3は引き揃えられた状態に
なり、これによって連続繊維3がマンドレル7に規則正
しく巻付けられる。この場合、キャレッヂトラバース6
′は、マンドレル7の回転軸9方向に往復動するので、
キャレッヂトラバース6′が第1図及び第2図に示すよ
うに右側方向に移動するときには、複数個のアイ15を
右上り状態に配列し、反対にキャレッヂトラバース61
が左側方向に移動するときには、第3図に示すように複
数個のアイ15を左上り状態に配列することによって。
アイ15を通過する複数本の連続繊維3を引き揃えるこ
とが好ましい。このアイ15の配列変更は、キャレッヂ
トラバース6′が右行から左行、あるいは左行から右行
に変わるターン部において、電気的あるいは機械的に行
なう。
また、上記アイ15を支持する支持枠13を。
第4図及び第5図に示すように、対向する二つのリング
18.19によって構成し、前方のリング18を後方の
リング19に対して回転自在に支持して前方のリング1
8を回転させることによって、アイ15の配列位置を変
更するようにしてもよい。
〔効果〕
この発明は、以上のごときものであるから、マンドレル
に巻付ける連続繊維の本数を増加させた場合、あるいは
巻付は角度を600、特に45以下の小さい角度にした
場合においても、連続繊維を集束させることなく1本ず
つマンドレルの回転軸方向に広げられるので、マンドレ
ルの周囲に連続繊維を並列に規則正しく巻付けることが
できる。
したがって、この発明によれば、マンドレルに巻付ける
連続繊維の薄肉、広巾化が可能になり、巻付は時間の短
縮、FRPの信頼性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のキャレッヂトラバース及びマンドレ
ル部分を示す斜視図、第2図及び第3図はそれぞれこの
発明のキャレッヂトラバースの一例をマンドレル側から
見た図、第4図はこの発明のキャレッヂトラバースの他
側を示す斜視図、第5図は第4図の正面図、第6図は従
来例の全体を示す概略図、第7図は従来例のキャレッヂ
トラバース及びマンドレル部分を示す概略平面図である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 樹脂を含浸した複数本の連続繊維を、往復運動するキャ
    レッヂトラバースを経て、回転運動するマンドレルの周
    面に巻付ける繊維強化プラスチックスの成形法において
    、上記キャレッヂトラバースに、マンドレルの回転軸方
    向に並列する複数個のガイド孔を設け、この各ガイド孔
    に連続繊維を各1本ずつ通過せしめて複数本の連続繊維
    をそれぞれマンドレルの回転軸方向に広げながらマンド
    レルに巻付けることを特徴とする繊維強化プラスチック
    スの成形法。
JP60065768A 1985-03-27 1985-03-27 繊維強化プラスチツクスの成形法 Pending JPS61220825A (ja)

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JPS61220825A true JPS61220825A (ja) 1986-10-01

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ID=13296528

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008139821A1 (ja) * 2007-05-15 2008-11-20 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki 繊維束配列装置
GB2622389A (en) * 2022-09-14 2024-03-20 Graphene Innovations Manchester Ltd Multiple nozzle array for forming composite articles

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