JPS6122071A - ビグアナイド誘導体複素五員環カルボン酸塩及びその製造方法 - Google Patents
ビグアナイド誘導体複素五員環カルボン酸塩及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS6122071A JPS6122071A JP8350485A JP8350485A JPS6122071A JP S6122071 A JPS6122071 A JP S6122071A JP 8350485 A JP8350485 A JP 8350485A JP 8350485 A JP8350485 A JP 8350485A JP S6122071 A JPS6122071 A JP S6122071A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
11光1
本発明は新規なピグアナイド誘導体複素五員環カルボン
酸塩及びその製造方法に関する。
酸塩及びその製造方法に関する。
11立皇1
現在一般的に糖尿病はインシュリンの作用不足によって
起こる代謝障害であると理解されているが、従来糖尿病
における代謝異常は糖質代謝の障害が主で、その他の障
害は二次的の如く考えられてきた面がある。しかし近年
ランドル及びウェーバ−らにより糖質代謝と脂質代謝の
相互作用が明らかにされ(RandleP、 J、、
Lancet 1 785(1963)、 Webe
rGl、 5cience 1541357(1966
))、糖尿病における脂質代謝の占める役割の大きさが
認識されてきた。
起こる代謝障害であると理解されているが、従来糖尿病
における代謝異常は糖質代謝の障害が主で、その他の障
害は二次的の如く考えられてきた面がある。しかし近年
ランドル及びウェーバ−らにより糖質代謝と脂質代謝の
相互作用が明らかにされ(RandleP、 J、、
Lancet 1 785(1963)、 Webe
rGl、 5cience 1541357(1966
))、糖尿病における脂質代謝の占める役割の大きさが
認識されてきた。
今日、ピグアナイド系糖尿病治療薬として、フェネチル
ピグアナイド、ブチルピグアナイド及びジメチルピグア
ナイドが塩酸塩として臨床的に使用されているが、これ
らのピグアナイド誘導体塩酸塩は比較的毒性が強く、ま
た脂質に対する作用は非常に弱いことが知られている。
ピグアナイド、ブチルピグアナイド及びジメチルピグア
ナイドが塩酸塩として臨床的に使用されているが、これ
らのピグアナイド誘導体塩酸塩は比較的毒性が強く、ま
た脂質に対する作用は非常に弱いことが知られている。
本発明者はビグアナイドHI体の顕著な血糖低下作用に
更に脂質に対する作用をも兼ね合わせて有し、しかもよ
り低毒性の化合物が得られれば極めで有利な糖尿病治療
薬が得られるという知見に基づいて研究を重ねた結果、
ピグアナイド誘導体と複素五員環カルボン酸を結合せし
めることにより、その目的が達成されることを見い出し
た。
更に脂質に対する作用をも兼ね合わせて有し、しかもよ
り低毒性の化合物が得られれば極めで有利な糖尿病治療
薬が得られるという知見に基づいて研究を重ねた結果、
ピグアナイド誘導体と複素五員環カルボン酸を結合せし
めることにより、その目的が達成されることを見い出し
た。
発明の開示
本発明のピグアナイド誘導体複素五員環カルボ゛ ン酸
塩は一般式 (式中R1及びR2は一方が水素原子、低級アルキル基
又はアラルキル基を、他方が低級アルキル基又はアラル
キル基を表わす)で示される化合物である。式中R1及
びR2で示される低級アルキル基としては例えばメチル
、エチル、プロピル、ブチル基等が挙げられ、アラルキ
ル基としては例えばベンジル、フェネチル基等が挙げら
れる。
塩は一般式 (式中R1及びR2は一方が水素原子、低級アルキル基
又はアラルキル基を、他方が低級アルキル基又はアラル
キル基を表わす)で示される化合物である。式中R1及
びR2で示される低級アルキル基としては例えばメチル
、エチル、プロピル、ブチル基等が挙げられ、アラルキ
ル基としては例えばベンジル、フェネチル基等が挙げら
れる。
本発明の上記化合物は新規化合物であって、優れた血糖
低下作用、遊離脂肪酸低下作用を有する。
低下作用、遊離脂肪酸低下作用を有する。
また連続投与においてもその効力は減じることなく、糖
尿病治療薬として有用なものである。
尿病治療薬として有用なものである。
本発明の一般式〔1〕で示される化合物は一般式
%式%
(式中R1及びR2は前記に同じ)で示される化合物と
一般式 で示される化合物を反応させることにより製造すること
ができる。
一般式 で示される化合物を反応させることにより製造すること
ができる。
本発明の詳細な説明すれば本発明原料として用いられる
化合物〔2〕及び化合物〔3〕は公知化合物であり、化
合物〔2〕としては例えばジメチルごグアナイド、ブチ
ルビグアナイド、フェネチルピグアナイド等が挙げられ
、化合物〔3〕としては例えば3−メチルピラゾール−
5−カルボン酸等が挙げられる。化合物〔2〕は通常反
応に際ルては遊離型を使用するのが好ましいが、その鉱
酸塩を使用することもできる。後者の鉱酸塩を用いる場
合は、例えば等モルの金属ナトリウムを無水アルコール
に溶かした中へ該鉱酸塩を加えて析出した無機塩を濾過
して後使用することが出来るが、反応に際しては必ずし
も単離する必要はない。
化合物〔2〕及び化合物〔3〕は公知化合物であり、化
合物〔2〕としては例えばジメチルごグアナイド、ブチ
ルビグアナイド、フェネチルピグアナイド等が挙げられ
、化合物〔3〕としては例えば3−メチルピラゾール−
5−カルボン酸等が挙げられる。化合物〔2〕は通常反
応に際ルては遊離型を使用するのが好ましいが、その鉱
酸塩を使用することもできる。後者の鉱酸塩を用いる場
合は、例えば等モルの金属ナトリウムを無水アルコール
に溶かした中へ該鉱酸塩を加えて析出した無機塩を濾過
して後使用することが出来るが、反応に際しては必ずし
も単離する必要はない。
化合物〔2〕と化合物〔3〕の反応は通常溶媒中で行な
うのが好まし″い。溶媒としては反応に関与しないもの
である限り特に限定されないが、一般にメタノール、エ
タノール、アセトン等が好適に使用される。化合物〔2
〕と化合物〔3〕の割合は適宜選択すればよいが一般に
等モル使用するのが有利である。反応温度も適宜選択す
ればよいが一般に室温〜100℃において有利に進行す
る。
うのが好まし″い。溶媒としては反応に関与しないもの
である限り特に限定されないが、一般にメタノール、エ
タノール、アセトン等が好適に使用される。化合物〔2
〕と化合物〔3〕の割合は適宜選択すればよいが一般に
等モル使用するのが有利である。反応温度も適宜選択す
ればよいが一般に室温〜100℃において有利に進行す
る。
上記反応により新規化合物〔1〕が生成し、これは蒸留
、クロマトグラフィー、再結晶等の通常の分離手段によ
り単離可能である。
、クロマトグラフィー、再結晶等の通常の分離手段によ
り単離可能である。
′友−夏−1
次に本発明の実施例を挙げて具体的に説明する。
実施例1
無水メタノール80Il12に金属ナトリウム1.38
0を溶解したのち、1,1−ジスチルビグアナイド硫酸
塩6.81gを加える。室温で1時間、還流下に1時間
撹拌する。冷時不溶物を除去した後、3−メチルピラゾ
ール−5−カルボン酸3.790を加える。室温で1時
間撹拌し、溶媒を減圧留去する。残渣をイソプロピルア
ルコール−水から再結晶するとmp233〜235℃の
1.1−ジメチルビグアナイドの3−メチルピラゾール
−5−カルボン酸塩5.70を得る。(収率75.0%
) 元素分析(C9Hl v Ny 02 )HN 計算値(%) 42.35 6.71 38.41
分析値(%) 41.97 6.67 38.12
実施例2 実施例1における1、1−ジメチルピグアナイド硫酸塩
にかえ1−n−ブチルピグアナイド硫酸塩を使用し、同
様に操作を行ないイソプロピルアルコールから再結晶す
るとm0155〜156℃の1−n−ブチルビグアナイ
ドの3−メチルピラゾール−5−カルボン酸塩を得る。
0を溶解したのち、1,1−ジスチルビグアナイド硫酸
塩6.81gを加える。室温で1時間、還流下に1時間
撹拌する。冷時不溶物を除去した後、3−メチルピラゾ
ール−5−カルボン酸3.790を加える。室温で1時
間撹拌し、溶媒を減圧留去する。残渣をイソプロピルア
ルコール−水から再結晶するとmp233〜235℃の
1.1−ジメチルビグアナイドの3−メチルピラゾール
−5−カルボン酸塩5.70を得る。(収率75.0%
) 元素分析(C9Hl v Ny 02 )HN 計算値(%) 42.35 6.71 38.41
分析値(%) 41.97 6.67 38.12
実施例2 実施例1における1、1−ジメチルピグアナイド硫酸塩
にかえ1−n−ブチルピグアナイド硫酸塩を使用し、同
様に操作を行ないイソプロピルアルコールから再結晶す
るとm0155〜156℃の1−n−ブチルビグアナイ
ドの3−メチルピラゾール−5−カルボン酸塩を得る。
(収率72.6%)
元素分析(C+ + H2+ N702 )HN
計算値(%) 46.63 7.47 34.61
分析値(%) 46.87 7.61 34.44
実施例3 実施例1における1、1−ジメチルピグアナノド硫酸塩
にかえ1−フェネチルビグアナイド塩酸塩を使用し、同
様に操作を行ないエタノール−エーテル−アセトンから
再結晶するとm1155〜158℃の1−7エネチルご
グアナイドの3−メチルピラゾール−5−カルボン酸塩
を得る。(収率70.5%) 元素分析(C+ s H2+ N702 )HN 計篩値(%) 54.37 6.39 .29.5
9外析値(%) 54.16 6.39 29.
24(以 上)
分析値(%) 46.87 7.61 34.44
実施例3 実施例1における1、1−ジメチルピグアナノド硫酸塩
にかえ1−フェネチルビグアナイド塩酸塩を使用し、同
様に操作を行ないエタノール−エーテル−アセトンから
再結晶するとm1155〜158℃の1−7エネチルご
グアナイドの3−メチルピラゾール−5−カルボン酸塩
を得る。(収率70.5%) 元素分析(C+ s H2+ N702 )HN 計篩値(%) 54.37 6.39 .29.5
9外析値(%) 54.16 6.39 29.
24(以 上)
Claims (5)
- (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1及びR^2は一方が水素原子、低級アルキ
ル基又はアラルキル基を、他方が低級アルキル基又はア
ラルキル基を表わす)で示されるビグアナイド誘導体複
素五員環カルボン酸塩。 - (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される特許請求の範囲第1項記載のビグアナイド誘
導体複素五員環カルボン酸塩。 - (3)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される特許請求の範囲第1項記載のビグアナイド誘
導体複素五員環カルボン酸塩。 - (4)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される特許請求の範囲第1項記載のビグアナイド誘
導体複素五員環カルボン酸塩。 - (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1及びR^2は一方が水素原子、低級アルキ
ル基又はアラルキル基を、他方が低級アルキル基又はア
ラルキル基を表わす)で示される化合物と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物を反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1及びR^2は前記に同じ)で示されるビグ
アナイド誘導体複素五員環カルボン酸塩の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8350485A JPS6122071A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | ビグアナイド誘導体複素五員環カルボン酸塩及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8350485A JPS6122071A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | ビグアナイド誘導体複素五員環カルボン酸塩及びその製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7920877A Division JPS6047263B2 (ja) | 1977-07-01 | 1977-07-01 | ビグアナイド誘導体複素五員環カルボン酸塩及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6122071A true JPS6122071A (ja) | 1986-01-30 |
JPS625905B2 JPS625905B2 (ja) | 1987-02-07 |
Family
ID=13804309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8350485A Granted JPS6122071A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | ビグアナイド誘導体複素五員環カルボン酸塩及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6122071A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002004118A1 (en) | 2000-07-12 | 2002-01-17 | Akzo Nobel N.V. | Mixed metal catalyst comprising a combustible binder |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP8350485A patent/JPS6122071A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002004118A1 (en) | 2000-07-12 | 2002-01-17 | Akzo Nobel N.V. | Mixed metal catalyst comprising a combustible binder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS625905B2 (ja) | 1987-02-07 |
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