JPS61220010A - 出力接点動作表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、タイマやカウンタなどの各種の制御機器にお
いて、その機器の制御動作の状態を表示させるために、
該機器からの制御信号に応答して通電されるリレーコイ
ルと、前記リレーコイルの励磁により切換操作されるこ
とにより閉じ、これにより前記制御機器により制御され
る外部回路に接続される出力接点と、前記出力接点が閉
じ状態にあることを点灯表示する点灯表示手段とを備え
た出力接点動作表示装置に関する。

（発明の概要） 本発明は、出力接点動作表示装置において、制御機器か
らの制御信号に応答動作するリレーコイルの断線やある
いはそれにより励磁されることにより切換操作されて閉
じる出力接点の接触不良のような異常があった場合には
、制御機器から制御信号が出力されていたとしても点灯
表示手段が点灯動作しないようにして出力接点の切換操
作が正常に行なわれているかどうかを確実に表示できる
ようにしたものである。

（従来技術とその問題点） 従来のこの種の機器は、第３図に示すように構成されて
いた。第３図は、従来例の出力接点動作表示装置の回路
図である。図中、０１はリレーコイル、０２は常時は図
示の第１切換位置（黒丸）にあり、前記リレーコイル０
１の励磁により図示とは反対の第２切換位置（白丸）に
切り換えられる出力接点、０３は点灯表示手段としての
発光ダイオード１．０４は保護ダイオードである。０５
はトランジスタであり、タイマ等の制御回路０６からの
制御信号に応答して導通され、これにより前記リレーコ
イル０１が通電され、その励磁により出力接点０２が第
２切換位置に切換操作されることにより、その出力接点
０２と直列に接続された外部回路としての各種の負荷０
７がそれの電源０８からの通電により所定の動作を行な
うように構成されている。

しかしながら、このような構成を有する従来例の場合で
は、リレーコイルＯ１と発光ダイオード０３とが並列に
接続されているので、前記制御信号によってリレーコイ
ル０１の励磁と共に同時に発光ダイオード０３が点灯さ
れるようになっている。したがって、例えば、断線など
によってリレーコイルＯ１の作動が不良になっていたり
、また、リレーコイル０１の作動は正常であるか出力接
点０２に接触不良が生じたていたりして、負荷０７に電
源０８が接続されていない状態であっても、発光ダイオ
ード０３は制御信号に応答して点灯するようになってい
る。このため、出力接点０２が所定の切換動作を行なっ
ているかどうかの確認を発光ダイオード０３の点灯だけ
に頼ることは表示装置の信頼性に難点が生じることにな
る。

（発明の目的） 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、点灯表示手段の動作の信頼性を向上させることを目
的とする。

（発明の構成と効果） 本発明は、このような目的を達成するために、点灯表示
手段を、それの点灯用電源と共に出力接点と直列に接続
して構成している。

この構成により、出力接点が所定の動作を行なったとき
にのみ、点灯表示手段にはそれの点灯用電源から通電さ
れることにより点灯される。

したがって、リレーコイルの断線や、あるいは出力接点
の接触不良のような異常があった場合には、点灯表示手
段が点灯されなくなり、これにより前述のように該異常
時にも表示動作を行っていた従来例に比較して、その信
頼性が大きく向上する。

（実施例の説明） 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第１図は、本発明の実施例の回路図である。図中
１は、制御回路２から出力される制御信号に応答して通
電されるリレーコイルであり、３は、外部回路としての
各種アクチュエータなどの負荷４と直列に接続されて常
時は開いているが前記リレーコイル１の励磁により閉じ
側に切換操作されることにより該外部回路に対して制御
回路２の動作を伝達する出力接点である。５は、前記出
力接点３が閉じ状態にあることを点灯表示する点灯表示
手段としての例えば発光ダイオードであり、前記出力接
点３と直列に接続されている。

前記制御回路２は、負荷の動作時間を設定するタイマ回
路６と、前記タイマ回路６によって設定された時間に対
応して制御信号を出力する出力回路７とから構成されて
いる゛。８は、制御回路２に対する電源回路である。

９は、前記負荷４に対する交流電源であり、この交流電
源９と負荷４と前記出力接点３とが、ダイオードをブリ
ッジ接続してなる全波整流回路１０を介して接続されて
いる。この全波整流回路１０により、負荷４に対する電
源として直流電源をも使用できる利点がある。

前記発光ダイオード５は、前記出力接点３と、発光ダイ
オード５の順方向電流を制限する抵抗ｌｌと、交流電源
９からの電流回り込みを防止するためのダイオード１２
とを介して、発光ダイオード５の点灯用電源としての直
流電源１３に直列に接続されている。この直流電源１３
は、電源回路８から絶線トランスを介して得るようにし
てもよい。

以上の構成により、リレーコイル１の断線や出力接点３
の接触不良のような異常時にあっては、制御回路２から
制御信号が出力されても、発光ダイオード５にはそれの
点灯用電源としての直流電源１３から通電されないので
、発光ダイオード５は点灯しない。したがって、発光ダ
イオード５が点灯するのは、出力接点３が所定の切換操
作を行ったときだけに限り、発光ダイオード５の表示動
作の信頼性が向上する。

本考案を実施するうえで、例えば、第２図に示すように
、機器のケーシング１４に、前記発光ダイオード５によ
る出力接点動作表示部１５と、更に、電源回路８が正常
に動作しているときに点灯する電源印加表示部１６と、
制御回路２が正常に動作しこれにより制御信号も正常で
あるときに点灯する制御信号出力表示部１７とを設けて
もよい。

これら各表示部によれば、例えば、電源印加表示部１６
および制御信号出力表示部１７それぞれが点灯しても出
力接点動作表示部１５が点灯しなければ、電源回路８と
制御回路２とが正常であるが、リレーコイル１に断線が
あったりあるいは出力接点３に接触不良を生じているこ
とが判明するなど、電源回路８や制御回路２、ならびに
、リレーコイルｌあるいは出力接点３それぞれの異常を
各別に知ることができ、実用上、より一層便利になる利
点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の実施例に係り、第１図は
本発明の実施例に係る回路図、第２図は応用例を示す機
器の斜視図、第３図は従来例を示す回路図である。 ｌ・・・リレーコイル、３・・・出力接点、４・・・負
荷、５・・・点灯表示手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）制御信号に応答して通電されるリレーコイルと、 前記リレーコイルの励磁により切換操作されることによ
   り閉じて外部回路に接続される出力接点と、 前記出力接点が閉じ状態にあることを点灯表示する点灯
   表示手段と、 前記点灯表示手段の点灯用電源とを備え、 前記点灯表示手段は、前記点灯用電源と共に前記出力接
   点に直列に接続してなる出力接点動作表示装置。