JPS61219708A - 熱分解炭素被覆黒鉛製品の製造法 - Google Patents
熱分解炭素被覆黒鉛製品の製造法Info
- Publication number
- JPS61219708A JPS61219708A JP60058941A JP5894185A JPS61219708A JP S61219708 A JPS61219708 A JP S61219708A JP 60058941 A JP60058941 A JP 60058941A JP 5894185 A JP5894185 A JP 5894185A JP S61219708 A JPS61219708 A JP S61219708A
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- JP
- Japan
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- graphite
- prepd
- pyrolytically
- carbon
- base material
- Prior art date
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- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はルツボや治具その他の用途に使用される熱分解
炭素被覆黒鉛製品の製造法に関するものである。
炭素被覆黒鉛製品の製造法に関するものである。
(従来の技術)
従来の熱分解炭素被覆黒鉛製品は、黒鉛ブロックから所
定の形状に機械加工によシ基材を切出し。
定の形状に機械加工によシ基材を切出し。
その表面に熱分解炭素を被覆する方法で製造される。
(発明が解決しよりとする問題点)
従来法は黒鉛ブロックの製造に数ケ月を要するため、非
能率的であシまた肉薄のルツボ等では大部分の材料を切
削して捨てておシ、極めて不経済な問題があった。
能率的であシまた肉薄のルツボ等では大部分の材料を切
削して捨てておシ、極めて不経済な問題があった。
本発明はこのような問題を解決し、短期間で基材を製造
でき、材料歩留りの良い熱分解炭素被覆黒鉛製品の製造
方法を提供することを目的とする。
でき、材料歩留りの良い熱分解炭素被覆黒鉛製品の製造
方法を提供することを目的とする。
発明者らは黒鉛基材に関して研究を重ねた結果。
膨張黒鉛を成形した基材を用いて、その表面に熱分解炭
素を被覆するとと忙よシ短期間で黒鉛基材を製造でき、
材料歩留シの良い熱分解炭素被覆黒鉛製品が製造できる
ことを見出した。
素を被覆するとと忙よシ短期間で黒鉛基材を製造でき、
材料歩留シの良い熱分解炭素被覆黒鉛製品が製造できる
ことを見出した。
(問題点を解決するための手段)
本発明は膨張黒鉛を成形した黒鉛基材に熱分解炭素を被
覆することを特徴とする熱分解炭素被覆黒鉛製品の製造
法に関する。
覆することを特徴とする熱分解炭素被覆黒鉛製品の製造
法に関する。
本発明に用いられる膨張黒鉛はリン状天然黒鉛を硫酸又
は硫酸と硝酸との混合液で処理した後加熱するととによ
シ、黒鉛結晶をC軸方向に数十倍ないし数百倍に膨張さ
せたもので、これを圧縮するとと虻よって任意の形に成
形できるものである。
は硫酸と硝酸との混合液で処理した後加熱するととによ
シ、黒鉛結晶をC軸方向に数十倍ないし数百倍に膨張さ
せたもので、これを圧縮するとと虻よって任意の形に成
形できるものである。
しかしとれまでの用途はシート状に成形されたバツキン
やガスケットに限定され2強度が小さいため形状保持性
が悪く、ルツボ等には使用できなかった。
やガスケットに限定され2強度が小さいため形状保持性
が悪く、ルツボ等には使用できなかった。
すなわち膨張黒鉛は熱分解炭素被覆黒鉛製品のための黒
鉛基材(以下基材と呼ぶ)としてはまったく考えられて
いなかった。本発明は膨張黒鉛を成形した基材に熱分解
炭素を被覆することによシ形状保持性を付与したもので
短期間に製造でき。
鉛基材(以下基材と呼ぶ)としてはまったく考えられて
いなかった。本発明は膨張黒鉛を成形した基材に熱分解
炭素を被覆することによシ形状保持性を付与したもので
短期間に製造でき。
基材は膨張黒鉛を必要量成形すればよく、材料歩留シは
100チに近い。成形方法に制限はなく基材の密度は1
.5〜1.9 g/cm’程度が好ましい。1.5g/
ctII3未満では強度が充分で無<、1.9s/−を
越えると熱分解炭素被覆時に膨張しやすいためである。
100チに近い。成形方法に制限はなく基材の密度は1
.5〜1.9 g/cm’程度が好ましい。1.5g/
ctII3未満では強度が充分で無<、1.9s/−を
越えると熱分解炭素被覆時に膨張しやすいためである。
熱分解炭素の被覆法は公知の方法であシ。
たとえばメタン、ベンゼン等の炭化水素やジクロロエチ
レンや四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素を原料とし、
基材温度600〜2400℃でCVD法によシ熱分解炭
素を被覆する方法をあげることができる。
レンや四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素を原料とし、
基材温度600〜2400℃でCVD法によシ熱分解炭
素を被覆する方法をあげることができる。
(実施例)
次に実施例を説明する。
実施例
膨張黒鉛(日立化成工業社製、商品名H’GP−1)を
外径aomm、高さ30■、肉厚0.511■mで密度
が1.79/CD!’になるよう忙金型で加圧成形した
。
外径aomm、高さ30■、肉厚0.511■mで密度
が1.79/CD!’になるよう忙金型で加圧成形した
。
基材の成形による材料歩留シは95重量−であった。こ
の基材を熱分解被覆炉で1800℃に加熱し、プロパン
ガスを供給して約0.1 mmの熱分解炭素を被覆した
。
の基材を熱分解被覆炉で1800℃に加熱し、プロパン
ガスを供給して約0.1 mmの熱分解炭素を被覆した
。
比較例
縦150mmt横280mm5高さ110mの黒鉛ジク
ロロ(日立化成工業社製、商品名PD−11)から縦、
横、高さ35+aの大きさに刃厚1ffII11のパン
トン−で切出し、外径30■、高さ30閣、肉9&7重
量−の材料が無駄忙なったこと忙なる。
ロロ(日立化成工業社製、商品名PD−11)から縦、
横、高さ35+aの大きさに刃厚1ffII11のパン
トン−で切出し、外径30■、高さ30閣、肉9&7重
量−の材料が無駄忙なったこと忙なる。
この基材を実施例と同時に熱分解炭素を被覆した。
実施例、比較例のルツボを用い1400℃で鋼の真空蒸
着を行なったが相手材への鋼の付着状況は両者共に同程
度でおシ、外観にも異常は認められなかった。
着を行なったが相手材への鋼の付着状況は両者共に同程
度でおシ、外観にも異常は認められなかった。
(発明の効果)
本発明は基材として膨張黒鉛を成形したものを用いるの
で、従来長期間かかつて製造していた基材の製造工程が
大幅に短縮され、また材料歩留シも大幅に向上する。ま
た従来法の欠陥である非能率、不経済が除かれ、工業的
な熱分解炭素被覆黒鉛製品の製造方法として好適である
。
で、従来長期間かかつて製造していた基材の製造工程が
大幅に短縮され、また材料歩留シも大幅に向上する。ま
た従来法の欠陥である非能率、不経済が除かれ、工業的
な熱分解炭素被覆黒鉛製品の製造方法として好適である
。
Claims (1)
- 1、膨張黒鉛を成形した黒鉛基材に熱分解炭素を被覆す
ることを特徴とする熱分解炭素被覆黒鉛製品の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60058941A JPH0672004B2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 熱分解炭素被覆黒鉛製品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60058941A JPH0672004B2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 熱分解炭素被覆黒鉛製品の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61219708A true JPS61219708A (ja) | 1986-09-30 |
JPH0672004B2 JPH0672004B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=13098855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60058941A Expired - Lifetime JPH0672004B2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 熱分解炭素被覆黒鉛製品の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0672004B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63210088A (ja) * | 1987-02-25 | 1988-08-31 | 日立化成工業株式会社 | 熱分解炭素被覆黒鉛材の製造法 |
DE102010033380A1 (de) | 2010-08-04 | 2012-02-09 | Bayerisches Zentrum für Angewandte Energieforschung e.V. | Groß- und offenporiges C/C-Komposit mit hoher innerer Oberfläche, sowie Verfahren zur Herstellung desselben und dessen Anwendung |
WO2012051973A1 (de) | 2010-08-04 | 2012-04-26 | Bayerisches Zentrum Für Angewandte Energieforschung E.V. Zae Bayern | Gross- und offenporiges c/c-komposit mit hoher innerer oberfläche, sowie verfahren zur herstellung desselben und dessen anwendung |
DE102011108435A1 (de) | 2011-07-26 | 2013-05-02 | Bayerisches Zentrum für Angewandte Energieforschung e.V. | Groß- und offenporiges C/C-Komposit mit hoher innerer Oberfläche, sowie Verfahren zur Herstellung desselben und dessen Anwendung |
CN110483048A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-11-22 | 北京动力机械研究所 | 一种石墨蓄热体及其制备方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5284208A (en) * | 1975-12-17 | 1977-07-13 | Hitachi Chemical Co Ltd | Manufacture of graphite compounded materials |
JPS5617915A (en) * | 1979-07-24 | 1981-02-20 | Inoue Japax Res Inc | Graphite composite material |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP60058941A patent/JPH0672004B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5284208A (en) * | 1975-12-17 | 1977-07-13 | Hitachi Chemical Co Ltd | Manufacture of graphite compounded materials |
JPS5617915A (en) * | 1979-07-24 | 1981-02-20 | Inoue Japax Res Inc | Graphite composite material |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63210088A (ja) * | 1987-02-25 | 1988-08-31 | 日立化成工業株式会社 | 熱分解炭素被覆黒鉛材の製造法 |
DE102010033380A1 (de) | 2010-08-04 | 2012-02-09 | Bayerisches Zentrum für Angewandte Energieforschung e.V. | Groß- und offenporiges C/C-Komposit mit hoher innerer Oberfläche, sowie Verfahren zur Herstellung desselben und dessen Anwendung |
WO2012051973A1 (de) | 2010-08-04 | 2012-04-26 | Bayerisches Zentrum Für Angewandte Energieforschung E.V. Zae Bayern | Gross- und offenporiges c/c-komposit mit hoher innerer oberfläche, sowie verfahren zur herstellung desselben und dessen anwendung |
DE102011108435A1 (de) | 2011-07-26 | 2013-05-02 | Bayerisches Zentrum für Angewandte Energieforschung e.V. | Groß- und offenporiges C/C-Komposit mit hoher innerer Oberfläche, sowie Verfahren zur Herstellung desselben und dessen Anwendung |
CN110483048A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-11-22 | 北京动力机械研究所 | 一种石墨蓄热体及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0672004B2 (ja) | 1994-09-14 |
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