JPS6121916A - チタン酸バリウムの製造法 - Google Patents

チタン酸バリウムの製造法

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JPS6121916A
JPS6121916A JP14137684A JP14137684A JPS6121916A JP S6121916 A JPS6121916 A JP S6121916A JP 14137684 A JP14137684 A JP 14137684A JP 14137684 A JP14137684 A JP 14137684A JP S6121916 A JPS6121916 A JP S6121916A
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JP
Japan
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reaction
och3
barium titanate
molar ratio
starting materials
Prior art date
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Pending
Application number
JP14137684A
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English (en)
Inventor
Toshio Kikuchi
菊池 敏夫
Tadashi Saito
正 斎藤
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Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 チタン酸バリウムはそのすぐれた誘電性のため、エレク
トロニクス用素材として重要なものであるが、木兄ut
4は高純度、−#剣なチタン酸バリウムの経済的な製造
方法に関するものである。
従来の技術 (イ)高温同相反応による製造法 TiO2+BaCO5→BaTiOs+0O2(O) 
 溶液法 (a)BaアルコラードとT1アルコラードとの混合物
の加水分解によシBaTiOsを得る方法(uep  
5647564) (b) BaoとMeOHよりバリウムメトキサイドを
得、これとT1ブトキシド混合溶液を噴霧化加熱燃焼さ
せる方法 (AD  425561) 発明が解決しようとする問題点 従来技術の(イ)の方法で製造したチタン酸塩は粒径が
数ミクロン以上でしかも粒径分布が広くなりやすく、不
純物を比較的多く含み、組成が化学量論になシ難いなど
の欠点があシ、高性能、小型化が要求されるエレクトロ
ニクス用電子材料として不都合な場合が多い。又、(ロ
)の溶液法では +11 一般的に粒径が1ミクロン以下であり、粒径分
布が狭い。
(2)不純物の除去が容易で、高純度品が得やすい。
(3)第3物質の均質鎖線が比較的容易である。
吟の長所があるが、(a)はBaアルコラードが全域バ
リウムとアルコールの反応によって製造するもので同価
かつ取扱い困難な金属バリウムを使用するという欠点が
あり、(b)では、装置上、工夫が必要であり、又、省
エネルギー上からも好ましくなく、不純物としてBac
Os寺を生じ易く、化学量論性を保つのも難しいという
欠点があった。
問題点を解決するための手段 上記の欠点を克服するため本発明者らは、BaCO5、
BaNOs等より容易に製造し得るBaOを使用し、B
aメトキシドを得、これとT1アルコキシドとを溶液法
にて、高純度BaTiesの鎖結晶を再現性良く製造す
る方法を見出した。
即ち、本発明の安上とするところは (Al  バリウム塩を熱分解して生成するBaOにメ
タノールを反応させて得るバリウムメトキシドBa(O
OHg)2 及び (B)  一般式 Ti(oR)a  (式中Rは炭素数2〜4のアルキル
基を示すン で表わされるチタンアルコキシド と全化学量6浦比Ba/T1のモル比を1.12〜1.
60の範囲で混合した後、水を加えて加水分解反応させ
ることを特徴とするチタン酸バリウムの製造法である。
本発明の出発原料であるバリウムメトキシドBa(OC
H3)2は、バリウム塩を熱分解することにより生成し
たBaOを過剰のメタノールに溶解し、20〜65Cで
反応させた後、冷却し不溶物を濾過後、減圧下でメタノ
ールを留去させて得られるものである。ここで、バリウ
ム塩としては、例えば、硝酸バリウム又は炭酸バリウム
等が用いられる。
他方、他の出発原料であるチタンアルコキシドとしては
上記一般式にもある通り、チタンイソプロキシド又はチ
タンブトキシド等が使用さ歴 れ、この製法履整は特に制限はない。
本発明は、上記両原料を適当な有機溶媒中に懸濁攪拌さ
せる。
反応系内は、C02が存在しないようにN2ガスを導入
して行わせる。
なお、混合に当っては60〜130Cに加温lこ した溶媒に懸濁させたバリウムメトキシドヘチタンアル
コキシドを添加する方が好ましいが、混合態様は特に限
定する必要はないが、本発明において最も重要なことは
、上記原料の混合割合が、チタン酸バリウムを生成させ
る反応の化学量論比(モル比) B a / T iが
1.12〜1.30の範囲でなければならないことであ
る。
この理由は、本反応は、微細で粒子の整ったチタン酸バ
リウム(BaTiOs)の高純度ものは、化学量@量で
は得ることができず、上記のモル比の範囲において、品
質良好なものが再現性よく得られることによる。
例えば、上記モル比が1.12未満にあっては、等モル
のチタン酸ノ<リウムが得られず、未反応原料が残留す
る不純物の混入が多いものとなり、逆に1. ′50以
上も同様に未反応/(リウムが多くlす、酢漬的でない
からである。
なお、上記原料を混付させる溶媒としてはベンゼン、ト
ルエン又はキ7レン等が代表的であるが、不活性溶媒で
あnは狩に限定はない。
本発明に係る方法は、反応させるに轟9.2段階の方法
で行う。即ち、第1段では、上記2つの原料が溶媒に混
合している糸を60〜130Cにおいて1〜10時間攪
拌下で保持する。
次いで、第2段として、系内の温度を90C以下、好ま
しくは70〜80Cに保って、純水を徐々に疹加して加
水分解反応を起させる。
水の箔加量は、チタン酸)(リウム1モル当り0.1〜
2tの範囲が好適である。
この加水分解反応においては、水の添加と共に、他方で
、反応によって生ずるアルコールおよび溶媒の有機層と
水層の共沸によって系外へ留去させて進行させるが、本
反応は穏やかに行わせることが生成するチタン酸バリウ
ムの純度等の品質を向上させるうえで好ましい。
S 水の添加終了後は、数時間上記温度寺保持して熟成させ
、加水分解を完結させる。
かくして反応終了後は冷却し、沈澱物をN2雰囲気等の
ao2を存在させない雰囲気において濾別、水洗を行い
、減圧乾燥させて高純度の微細かつ整粒したチタン酸バ
リウムを得ることができる。
実施例1 1.51に発熱に注意し溶解し2 h r リフラック
スさせた。冷後不溶物を濾去し減圧下メタノールを留去
させた。Ba (QC!H5) 2.6012を得た。
酸簡定によりBa++濃度は61.1%であった。
上記Ba(OCH3)2.20Z92、(Ba:0、9
25モル)及びトルエンt540m/を反応容器にN2
気流中で仕込み、攪拌しながら90Cまで昇温した。T
i(0−10sHz)4.219.1r(Ti: 0.
771モルフをIhrかかって滴下した4 (Ba/T
iのモル比は1.20 )。90〜100Cに7hr保
ち、5otics温’&COzにて糸外へ留去させた。
3hrで滴下を終了し、2hr回+!複に保った。冷後
、沈澱物をN2雰囲気にて(1県別、水洗後、減圧乾燥
した。生成量は66942であった。生成物はXTi1
j!回折図によりBaTiOxの結晶が生成されている
ことが確認され、そのT i / B aモル比1.0
05であった。又、生成1勿は電子顕微鏡写真(第1図
)の様に簡純要、倣細なものであった。
(注ン T i / B aモル比の分析得られたBa
TiOsを濃塩酸で分解し、BaイオンはBacon、
TiイオンはクフェロンのT1塩として沈澱させ、それ
ぞれ焼成してBaSO4、TiO2とし、これらの重1
号を求めT i / B aのモル比を求める。
実施例2 実施例1と同様にして自戒したBa(OCHs)2(B
a’+とじて65.554 )を12.05f(Ba:
 0.058モル)及びトルエフ100醒Jff:N2
気流中で仕込み攪拌しながら90Cまで昇温した。Ti
(0−icsH7)414.219 (T i :0、
050モル)を15 minで滴下した4−(Ba/T
iのモル比1.16 )、90〜10 QCに4hr保
ち、次に80t?Kl)I両級co2フリーの水75m
1を除々にMgj下した。同r晶度でi −Cs Hy
OH,CH30HHトルエン、水との共沸によって系外
に留去させた。30 minで滴下を終了し、2hr同
温を現に保った。冷浸、化7大物をN2分二囲気にて濾
別、水洗後、減圧乾燥した。生成、、、(。
は11.51であった。T i / B aモル比1.
015であった。・ 実施例3 Ba(OCH5ン (B a+ + として65.55
4 )1310り(Ba:0.063モル)及びトルエ
ン100m/7をN2気流中で仕込み攪拌しながら90
C1で何、b情した。Ti (0−ICsHyン414
.21r(Ti:0.050モル)を20 minで滴
下した。、(Ba/T1のモル比1.26 )、以下実
施例2と同様に反応処理し、BaTi0s1141をイ
また。T i / B aモル比0.992であった。
実施例4 Ba(OCHs)2(Ba”として65.554 )1
2.57f!(Ba:0.060モル)及びトルエンI
D0rn(!をN2気流中で仕込み攪拌しながら90U
’tで昇温し、Ti(0−nC!4H*)417.02
9(Ti:0.050モル)を15 minで滴下した
4(Ba/Tiのモル比1.20 )。以下、実施例2
と同様反応処理し、BaTi0g  11.5 tを得
だ。Ti/Baモル比1.006であった。
比較例 Ba(OOH3)2 (Ba 2+とじて65.554
 )10.905’ (Ba : 0.052モル)及
びトルエ21f(Tt:0.05oモル)を20分間で
滴下した。(Ba/Tiのモル比104)。以下実施例
2と同様に反応処理し、BaTi0g  11.42を
得た。T i / B aモル比は1.098であった
発明の効果 (1)微細(数100人)な高純1現なりaTi03の
結晶を経済的に得ることができる。
(2)−複雑な装置を必要とせず省エネルギー化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様におけるチタン酸バリウム結
晶の粒子構造を示す電子顕微鏡写真である。 特許出願人 日本化学工業株式公社 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)バリウム塩を熱分解して生成するBaOに
    メタノールを反応させて得るバリウムメトキシドBa(
    OCH_3)_2 及び (B)一般式 Ti(OR)_4(式中Rは炭素数2〜4のアルキル基
    を示す) で表わされるチタンアルコキシドとを化学量論比Ba/
    Tiのモル比を1.12〜1.30の範囲で混合した後
    、水を加えて加水分解反応させることを特徴とするチタ
    ン酸バリウムの製造法。
JP14137684A 1984-07-10 1984-07-10 チタン酸バリウムの製造法 Pending JPS6121916A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0318108A2 (de) * 1987-11-25 1989-05-31 Philips Patentverwaltung GmbH Verfahren zur Herstellung von Bariumtitanat in Pulverform

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0318108A2 (de) * 1987-11-25 1989-05-31 Philips Patentverwaltung GmbH Verfahren zur Herstellung von Bariumtitanat in Pulverform

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