JPS61218440A - 車両用アクセル制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、スロットル弁かアクセル操作に応じてモータ
などにより開閉制御される車両用アクセル装置に係り、
特にその制御がクラッチ操作に関連して行なわれる車両
用アクセル制御装置に関するものである。

（発明の背景） この種の装置に関しては、特開昭５９−１２０７４４、
特開昭５９−１２２７４４などの提案が行なわれており
、クラッチミート時にお（プるアクセル操作の容易化が
それらの提案により図られている。

しかしながら従来においては、特に車両発進時における
アクセル操作の容易化をさらに進めることが要望されて
いた。

（発明の目的） 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は車両発進時にお（プるアクセル操作を極めて容易な
ものとすることが可能なこの種の装置を提供することに
ある。

（発明の構成） 上記目的を達成するために本発明では、クラッチ操作の
みでスロットル弁開度の制御がその操作に関連して行な
われることにより車両が発進される、ことを特徴として
いる。

このため本発明に係る装置においては、アクセルストロ
ーク、クララチス１〜ローク、車速および手動変速機の
変速操作位置が検出され、検出アクセルストローク、検
出クラッヂストロークに基づいてスロワ弁開度弁聞度の
走行用目標値。

発進用目標値が各々求められ、 検出された車速および手動変速はの変速操作位置に基づ
いて車両の発進が検知されたとぎには発進用目標値が、
また車両の発進が検知されないときには走行用目標値が
各々選択され、 選択された走行用目標値または発進用目標値に相当する
開度へスロットル弁か開閉駆動されている。

（実施例の説明） 以下図面に基づいて本発明に係る装置の好適な実施例を
説明する。

第１図において、スロワ１〜ルヂヤンバ１０内のスロワ
１〜ル弁１２はモータ１４により開閉されており、その
モータ１４はザーボドライバ１６により駆動されている
。

そしてこのザーボドライバ１Ｇには差動増幅器１８から
モータ制御信号が供給されており、差動増幅器１８にお
いてはスロツｌ〜ルポテンショメータ２０で検出された
スロットル弁１２の実開度とその目標値との差に応じた
モータ制御信号が得られている。

車両の通常走行中（車両の発進時以外）におけるそのス
ロットル弁開度目標値は図示されていないアクセルペダ
ルの踏込み量に基づいて得られており、この踏込み量は
アクセルポテンショメータ２２により検出されている。

そのアクセルポテンショメータ２２で検出されたアクセ
ルペダル踏込み量（アクセルストローク）の検出信号は
走行用目標値演算回路２４に供給されており、この走行
用目標値演算回路２４においては第２図に示されるアク
セルペダル踏込み量−スロットル弁開度目標値特性１０
０（予めマツプなどの形で設定されている）に従って前
記差動増幅器１８に与えられるスロットル弁開度の目標
値が求められている。

ここで、上記クラッチペダルの踏込み量がクラッチポテ
ンショメータ２６により検出されており、その検出信号
は発進用目標値演算回路２８に供給されている。

そしてこの発進用目標値演算回路２８においては第３図
に示されるクラッチペダル踏込み量（クラクチス１〜ロ
ーク）−スロットル弁開度目標値特性１０２が予めマツ
プなどの形で設定されており、クラッチポテンショメー
タ２６で検出されたクラッチペダル踏込み量を用いてそ
の特性１０２から車両発進用のスロットル弁開度目標値
が求められている。

さらにその発進用目標値は前記走行用目標値演算回路２
４の走行用目標値とともに目標値選択回路３２に供給さ
れており、目標値選択回路３２に　。

おいては車両の発進が発進検出器３４で検出されないと
きには走行用目標値が、その発進が検出されたときには
発進用目標値が各々選択されている。

その車両発進はアクセル操作、変速操作、車速の監視に
より検出されており、本実施例の発進検出器３４におい
てはアクセルスイッチ３６によりアクセルペダルが無操
作状態であること、また変速操作位置検出器３８により
手動変速機（図示されていない）の変速操作位置が１速
であること、ざらに車速検出器４０により車速が５Ｋｍ
／ｈ以下であることが全て検出されたときに車両発進の
−〇　− 検出動作が行なわれている。

このように車両発進時には発進用目標値が選択されてそ
の目標値に相当する開度にスロットル弁１２が開閉制御
されるが、その目標値はクラッチペダルの操作速度に応
じて目標値補正回路４２により補正されている。

本実施例ではクラッチポテンショメータ２６において検
出されたクラッチペダル踏込み量の変化からクラッチペ
ダルの操作速度がクラッチ操作速度検出器４４で検出さ
れており、そのクラッチペダル操作速度に応じて目標値
が目標値補正回路４２で補正された後に差動増幅器１Ｂ
に与えられている。

なお、アクセルポテンショメータ２２．アクセルスイッ
チ３６はアクセルペダルにより駆動されており、クラッ
チポテンショメータ２６はクラッチレリーズフォークに
より駆動されている。

また変速操作位置検出器３８は手動変速機のシフト方向
操作位置を検出するスイッチとセレクト方向操作位置を
検出するスイッチとの組み合せにより構成されている。

本実施例は以上の構成からなり、以下その作用を説明す
る。

第４図において車両の発進が行なわれる直前の時刻ｔｏ
においてはクラッチペダルが踏込まれてクラッチが遮断
状態にあり、またアクセルペダルが無操作状態で市って
アクセルスイッチ３６がＯＮの状態である。さらにアク
セルペダル踏込み量が零で屯速かＯＫｍ／ｈであり、そ
して変速操作位置（ギア位置）が１速（シ０）で、その
ときのスロットル弁開度が零である。

その際アクセルスイッチ３６がＯＮで変速操作位置が１
速であり、車速が５Ｋｍ／ｈ以下であるので、発進検出
器３４により車両の発進が検出されており、目標値選択
回路３２に対しては発進用目標値演算回路２８で求めら
れた発進用目標値の選択が指示されている。

そしてその後クラッチペダルが第４図の特性１０６に従
って徐々に戻し方向へ操作されてクラッチが連結方向へ
駆動されると、クラッチポテンショメータ２６で検出さ
れたクラッチペダル踏込み量を用いて第３図の特性１０
２から発進用目標値が発進用目標値演算回路２８で求め
られ、その発進用目標値２８に従ってスロットル弁１２
の開度が第４図の特性１０８のように開き制御される。

さらにクラッチが時刻ｔ、で半連結状態となり、時刻↑
２で完全連結状態となるが、その間においてもスロット
ル弁開度は特性１０８に従ってクラッチペダル踏込み量
の戻し操作とともに増加制御される。

そして時刻ｔ３でアクセルペダルの踏込み操作が開始さ
れてアクセルスイッチ３６がオフとなると、走行用目標
値演算回路２４で求められる走行用スロットル開度目標
値の選択が発進検出器３４の検出信号により目標値選択
回路３２に対して指示される。

その後第４図の特性１１０に従ってアクセルペダルが踏
込まれると、スロットル弁開度が同図の特性１１２で示
されるように増加制御され、その結果車速は特性１１０
で示されるアクセルペダルの踏込みとともに特性１１４
で示されるように増加される。

なお、車両発進時においてクラッチペダルの戻し操作速
度が高いときには、クラッチ操作速度検出器４４で検出
されたクラッチペダル操作速度に応じて目標値補正回路
４２により第３図の特性１０４で示されるように発進用
のスロワ１−ル弁開度目標値が補正されて差動増幅器１
８に与えられる。

これによりクラッチペダルの戻し操作速度の増加ととも
にスロットル弁開度目標値の変化率が高められる。

その結果、クラッチペダル操作に対する個人差にかかわ
りなくエンジンのストールが防止される。

以上説明したように本実施例によれば、クラッチペダル
のみの操作で熟練した運転者と同様なアクセル操作が自
動的に行なわれるので、車両の運転に不慣れな運転者で
あっても容易にかつ円滑に車両の発進を行なうことが可
能となる。

なお、この実施例はアクセルペダルの踏込み債により車
両の巡航速度が決定されるシステム（例えば特開昭５０
−４３６２６＞などにも適用することも可能である。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、車両発進時にクラ
ッチ操作のみで自動的にアクセル操作が行なわれるので
、その発進を熟練した運転者と同様に円滑にかつ容易に
行なうことが可能となり、車両運転に要する運転者の負
担を大幅に軽減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る装置の好適な実施例を示すブロッ
ク図、第２図はアクセルペダル踏込み量−スロットル弁
開度目標値特性図、第３図はクラッチペダル踏込み量−
スロットル弁開度目標値特性図、第４図は第１図実施例
の動作を説明するタイミングチャートである。 １２・・・スロットル弁 １４・・・モータ １６・・・サーボドライバ １８・・・差動増幅器 ２２・・・アクセルポテンショメータ ２４・・・走行用目標値演算回路 ２６・・・クラッチポテンショメータ ２８・・・発進用目標値演算回路 ３２・・・目標値選択回路 ３４・・・発進検出器 ３８・・・変速操作位置検出器 ４０・・・車速検出器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）アクセルストロークを検出するアクセルストロー
   ク検出手段と、 　クラッチストロークを検出するクラッチストローク検
   出手段と、 　車速を検出する車速検出手段と、 　手動変速機の変速操作位置を検出する変速操作位置検
   出手段と、 　検出されたアクセルストロークに基づいてスロットル
   弁開度の走行用目標値を求める走行用目標値演算手段と
   、 　検出されたクラッチストロークに基づいてスロットル
   弁開度の発進用目標値を求める発進用目標値演算手段と
   、 　検出された車速および手動変速機の変速操作位置に基
   づいて車両の発進を検知する発進検知手段と、 　車両発進の検知時には発進用目標値を、非検知時には
   走行用目標値を各々選択する目標値選択手段と、 　選択された発進用目標値または走行用目標値へスロッ
   トル弁を開閉駆動するスロットル弁駆動手段と、 を有することを特徴とする車両用アクセル制御装置。