JPS6121832Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6121832Y2 JPS6121832Y2 JP1980095143U JP9514380U JPS6121832Y2 JP S6121832 Y2 JPS6121832 Y2 JP S6121832Y2 JP 1980095143 U JP1980095143 U JP 1980095143U JP 9514380 U JP9514380 U JP 9514380U JP S6121832 Y2 JPS6121832 Y2 JP S6121832Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- bearing
- fixed core
- opening
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 12
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 claims description 2
- 230000005347 demagnetization Effects 0.000 description 3
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ベアリングその他のリング状部材の
内径部を加熱する装置に関する。
内径部を加熱する装置に関する。
ベアリングを軸の外周面に嵌着しようとすると
き、一般にベアリングの内径部を加熱して膨脹さ
せ、これを軸に装着するという手段がとられてい
る。またベアリング以外にも、リング状部材の嵌
着には、焼ばめと呼ばれる加熱嵌着が一般にとら
れている。
き、一般にベアリングの内径部を加熱して膨脹さ
せ、これを軸に装着するという手段がとられてい
る。またベアリング以外にも、リング状部材の嵌
着には、焼ばめと呼ばれる加熱嵌着が一般にとら
れている。
本考案は、このようなリング状部材を加熱嵌着
する際に行う加熱装置に関するものである。
する際に行う加熱装置に関するものである。
本考案者は、さきに「ベアリングその他の内径
部の加熱装置」を考案し、これを実用新案登録出
願した（実願昭54−153317号）。この装置は電磁
誘導加熱の原理にもとづいたものであつて、これ
を第１，２図により概説すると、第１，２図にお
いて、１は□状をなした固定コアーで、ケース２
内にその一部が収納されており、これに旋回コア
ー３が旋回自在に装着されいる。なお固定コアー
１には図示していないがコイルが捲回されてお
り、旋回コアー３を第２図に示した位置にセツト
するときは、固定コアー１と旋回コアー３とによ
り、閉路状のコアーが形成されるものである。４
は旋回コアーをセツト位置にロツクするネジであ
る。
部の加熱装置」を考案し、これを実用新案登録出
願した（実願昭54−153317号）。この装置は電磁
誘導加熱の原理にもとづいたものであつて、これ
を第１，２図により概説すると、第１，２図にお
いて、１は□状をなした固定コアーで、ケース２
内にその一部が収納されており、これに旋回コア
ー３が旋回自在に装着されいる。なお固定コアー
１には図示していないがコイルが捲回されてお
り、旋回コアー３を第２図に示した位置にセツト
するときは、固定コアー１と旋回コアー３とによ
り、閉路状のコアーが形成されるものである。４
は旋回コアーをセツト位置にロツクするネジであ
る。
使用に当つては、加熱しようとするベアリング
５を固定コアーの１方の垂直体１ａにその上方か
ら挿入し（第１図参照）、ベアリング５をケース
２の上面上に載置する。次いで旋回コアー３を旋
回して固定コアーの上部開放部分を閉鎖する位置
にセツトし、ネジ４でロツクする（第２図参
照）。そうしてスイツチ６をOnにすることによ
り、コイル（図示せず）に高周波電流を通電す
る。
５を固定コアーの１方の垂直体１ａにその上方か
ら挿入し（第１図参照）、ベアリング５をケース
２の上面上に載置する。次いで旋回コアー３を旋
回して固定コアーの上部開放部分を閉鎖する位置
にセツトし、ネジ４でロツクする（第２図参
照）。そうしてスイツチ６をOnにすることによ
り、コイル（図示せず）に高周波電流を通電す
る。
コイルに通電することにより、コアーに磁束が
生じるとともに二次回路を形成するベアリング５
に誘導電流が発生し、この誘導電流によつてベア
リング５（の内径部）は加熱されることになる。
生じるとともに二次回路を形成するベアリング５
に誘導電流が発生し、この誘導電流によつてベア
リング５（の内径部）は加熱されることになる。
この装置では、このようにしてリング状部材の
内径部の加熱がなされるのであるが、この装置は
固定コアーの、垂直部１ａに上方からリング状部
材を供給し、また上方に取出すものであるため、
作業能率が悪く、また加熱の終つたリング状部材
に残留磁気があり、その除去に別の装置を必要と
するという欠点がある。
内径部の加熱がなされるのであるが、この装置は
固定コアーの、垂直部１ａに上方からリング状部
材を供給し、また上方に取出すものであるため、
作業能率が悪く、また加熱の終つたリング状部材
に残留磁気があり、その除去に別の装置を必要と
するという欠点がある。
本考案は、上述の実願装置におけるこのような
欠点の解決をはかつた加熱装置の提供を目的とす
るものである。
欠点の解決をはかつた加熱装置の提供を目的とす
るものである。
次に、第３，４図により本考案の実施例を説明
する。
する。
第３図において、６は□状の固定コアーであつ
て、該固定コアーの一部はケース２内に収容さ
れ、かつケース２に固着されていて、その一部に
はコイル７が捲回されている。８は固定コアー６
の開放部を閉鎖する移動コアーで、図示しない案
内装置に案内されて、図示しない手段により上下
方向に移動可能に設けられている。なお固定コア
ー６の開口面６ａはケース２の上面２ａとほゞ同
一平面となるように設けるものとする。
て、該固定コアーの一部はケース２内に収容さ
れ、かつケース２に固着されていて、その一部に
はコイル７が捲回されている。８は固定コアー６
の開放部を閉鎖する移動コアーで、図示しない案
内装置に案内されて、図示しない手段により上下
方向に移動可能に設けられている。なお固定コア
ー６の開口面６ａはケース２の上面２ａとほゞ同
一平面となるように設けるものとする。
そして被加熱体であるベアリング５の挿入、取
出しは、移動コアー８を上方に移動し、加熱時に
は移動コアー８を下動して固定コアー６の開口部
を閉鎖することにより行うのであるが、このと
き、ベアリング５はケース２の上面２ａを摺動し
ながら移動することにより、コアー部への挿入、
取出しが行われるものであるから、ベアリング５
の取扱いが第１，２図のものに比べてはるかに容
易となる。したがつて、ケース２に供給装置９を
連設しておけば、ベアリングの供給、取出しが自
動化され、作業能率をさらに向上することができ
るものである。
出しは、移動コアー８を上方に移動し、加熱時に
は移動コアー８を下動して固定コアー６の開口部
を閉鎖することにより行うのであるが、このと
き、ベアリング５はケース２の上面２ａを摺動し
ながら移動することにより、コアー部への挿入、
取出しが行われるものであるから、ベアリング５
の取扱いが第１，２図のものに比べてはるかに容
易となる。したがつて、ケース２に供給装置９を
連設しておけば、ベアリングの供給、取出しが自
動化され、作業能率をさらに向上することができ
るものである。
さらに本装置では、加熱終了後に、通電状態の
まゝで移動コアー８を上下動させると、ベアリン
グ５の残留磁気を脱磁することができる。したが
つて、この脱磁作業の後電源を切り、ベアリング
を取出すようにすれば、改めて脱磁装置を設ける
必要はない。
まゝで移動コアー８を上下動させると、ベアリン
グ５の残留磁気を脱磁することができる。したが
つて、この脱磁作業の後電源を切り、ベアリング
を取出すようにすれば、改めて脱磁装置を設ける
必要はない。
第４図は他の使用例を示すものであつて、移動
コアー８と固定コアーの開口面６ａとの間に、板
状（皿状）の被加熱体１０を挾持し、通電するこ
とにより、同様の原理によりこれを加熱すること
ができる。なお、第４図において、１１は移動コ
アー８に突設した昇降ハンドル、１２は案内ブラ
ケツト、１３は案内ブラケツトの上端に設けた滑
車、１４は固定コアーに設けた滑車、１６はバラ
ンスウエイト１５と移動コアーを連絡したワイヤ
で両滑車１３，１４に捲回されている。したがつ
てこの装置では昇降ハンドル１１により移動コア
ー８を案内ブラケツト１２の案内面に沿つてスム
ーズに上下動させることができることになる。
コアー８と固定コアーの開口面６ａとの間に、板
状（皿状）の被加熱体１０を挾持し、通電するこ
とにより、同様の原理によりこれを加熱すること
ができる。なお、第４図において、１１は移動コ
アー８に突設した昇降ハンドル、１２は案内ブラ
ケツト、１３は案内ブラケツトの上端に設けた滑
車、１４は固定コアーに設けた滑車、１６はバラ
ンスウエイト１５と移動コアーを連絡したワイヤ
で両滑車１３，１４に捲回されている。したがつ
てこの装置では昇降ハンドル１１により移動コア
ー８を案内ブラケツト１２の案内面に沿つてスム
ーズに上下動させることができることになる。
以上述べたように、本考案によればコアー部へ
の被加熱体の挿入、取出しが容易となり、また脱
磁作業をも同一装置により行うことができるもの
であるから、ベアリング等の加熱作業を一段と効
率的に行うことができることになり、本考案は実
用上極めて有効な作用・効果を奏するものである
ということができる。
の被加熱体の挿入、取出しが容易となり、また脱
磁作業をも同一装置により行うことができるもの
であるから、ベアリング等の加熱作業を一段と効
率的に行うことができることになり、本考案は実
用上極めて有効な作用・効果を奏するものである
ということができる。
第１，２図は先行装置の斜視図、第３，４図は
本考案の加熱装置の側面図である。 ２：ケース、５：ベアリング、６：固定コア
ー、７：コイル、８：移動コアー、１０：板体
（被加熱体）。
本考案の加熱装置の側面図である。 ２：ケース、５：ベアリング、６：固定コア
ー、７：コイル、８：移動コアー、１０：板体
（被加熱体）。
Claims (1)
- 一部に開口部をもつ固定コアーと、該開口部を
閉鎖する上下方向に移動可能な移動コアーとから
成り、固定コアーはケースに固定されており開口
部の開口面がケースの上面とほゞ同一平面となる
ように設けられた電磁誘導加熱原理によるベアリ
ング等の加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980095143U JPS6121832Y2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980095143U JPS6121832Y2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5718292U JPS5718292U (ja) | 1982-01-30 |
| JPS6121832Y2 true JPS6121832Y2 (ja) | 1986-06-30 |
Family
ID=29457057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980095143U Expired JPS6121832Y2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6121832Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5957357U (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-14 | 本田技研工業株式会社 | 燃料タンクのブリ−ザ装置 |
| JPS6293402U (ja) * | 1985-12-02 | 1987-06-15 | ||
| JP5951246B2 (ja) * | 2011-12-09 | 2016-07-13 | トクデン株式会社 | カップ状金属体誘導加熱装置 |
| JP5912478B2 (ja) * | 2011-12-09 | 2016-04-27 | トクデン株式会社 | 環状金属体誘導加熱装置 |
| CN103167657B (zh) | 2011-12-09 | 2016-03-30 | 特电株式会社 | 环状金属件感应加热装置和杯状金属件感应加热装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5130110U (ja) * | 1974-08-20 | 1976-03-04 |
-
1980
- 1980-07-04 JP JP1980095143U patent/JPS6121832Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5718292U (ja) | 1982-01-30 |
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