JPS6121821Y2 - - Google Patents
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- JPS6121821Y2 JPS6121821Y2 JP4876280U JP4876280U JPS6121821Y2 JP S6121821 Y2 JPS6121821 Y2 JP S6121821Y2 JP 4876280 U JP4876280 U JP 4876280U JP 4876280 U JP4876280 U JP 4876280U JP S6121821 Y2 JPS6121821 Y2 JP S6121821Y2
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- Japan
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- heat sink
- heat
- generating device
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、発熱装置に関するものであり、特に
正の抵抗温度特性を有する半導体磁器を利用した
発熱装置、とりわけ、自動車用のガソリンの予備
気化に用いるのに適した発熱装置の構造に関する
ものである。
正の抵抗温度特性を有する半導体磁器を利用した
発熱装置、とりわけ、自動車用のガソリンの予備
気化に用いるのに適した発熱装置の構造に関する
ものである。
近年、チタン酸バリウム系半導体磁器等の如き
正の抵抗温度特性を有する半導体磁器、いわゆる
PTC材料を用いた発熱装置は、自己温度制御特
性等を有し、また、これに多数の貫通孔を設けて
流体を貫流させるような構成をとることによつて
コンパクトであるが発熱量の多いしかも堅固な装
置とすることができる等のため、種々な分野で
種々な用途に用いられてきている。しかし、これ
らの発熱装置を用いて液体、特にガソリン等の石
油類を加熱するには次のような欠点があつた。
正の抵抗温度特性を有する半導体磁器、いわゆる
PTC材料を用いた発熱装置は、自己温度制御特
性等を有し、また、これに多数の貫通孔を設けて
流体を貫流させるような構成をとることによつて
コンパクトであるが発熱量の多いしかも堅固な装
置とすることができる等のため、種々な分野で
種々な用途に用いられてきている。しかし、これ
らの発熱装置を用いて液体、特にガソリン等の石
油類を加熱するには次のような欠点があつた。
すなわち、PTCは磁器であるので、表面に極
く微細な孔があり、この孔の中にしみ込んだ液体
がPTCに電圧印加した際に生じる急激な温度上
昇により気体になるが、この蒸発に際して急激に
体積が増加するので、一種の小噴火のような形に
なる。このため周囲のPTC磁器が劣化してしま
う。特に、液体が石油のような場合、この石油に
よりPTC磁器の表面が化学的におかされ、PTC
の電気的特性が劣化してしまう。
く微細な孔があり、この孔の中にしみ込んだ液体
がPTCに電圧印加した際に生じる急激な温度上
昇により気体になるが、この蒸発に際して急激に
体積が増加するので、一種の小噴火のような形に
なる。このため周囲のPTC磁器が劣化してしま
う。特に、液体が石油のような場合、この石油に
よりPTC磁器の表面が化学的におかされ、PTC
の電気的特性が劣化してしまう。
このため、従来、PTCの表面を耐熱性且つ耐
蝕性の被覆でおおうことが提案されているが、信
頼性に問題があつた。
蝕性の被覆でおおうことが提案されているが、信
頼性に問題があつた。
本考案の目的は、前述したような従来技術にか
んがみて、被加熱流体によつてPTC磁器が影響
を受けないようにした発熱装置の構造を提供する
ことである。
んがみて、被加熱流体によつてPTC磁器が影響
を受けないようにした発熱装置の構造を提供する
ことである。
次に、添付図面に基づいて本考案の実施例につ
いて本考案を詳細に説明する。
いて本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例としての発熱装置
の縦断面にて概略的に示しており、第2図は第1
図のA−A′線断面図である。この発熱装置は、
チタン酸バリウム(BaTiO3)に希土類元素等の微
量の半導体化元素を添加して焼結して得られる正
の抵抗温度特性を有する環状の半導体磁器からな
る発熱体1と、この発熱体1の内側へ円筒状絶縁
板2を介して発熱体1と熱伝達関係にて挿入され
た円筒状金属放熱板3と、この放熱板3内に設け
られた多数の貫通孔4Aを有した放熱板4とを備
えている。発熱体1のための電極1Aは、この実
施例では、環状体の両端面に設けられていて、外
部電源5に接続されるようになつている。発熱体
1の形状も連続的な環状体である必要は、なく、
円筒放熱板4の外周に複数の別々の発熱体を分布
配置したものでもよく、任意の形状をとりうるも
のである。また、多数の貫通孔を有した放熱板4
は、図示の如く六角形断面の多数の孔を有したハ
ニカム状のものが好ましい。また、円筒状金属放
熱板3とハニカム状放熱板4とは別体として形成
して、円筒状金属放熱板3内へハニカム状放熱板
4を嵌入させるようにしているが、これらは一体
的に形成されたものでもよい。更にまた、円筒状
金属放熱板3およびハニカム状放熱板4の材質と
しては、アルミニウム等でよく、耐熱性、耐蝕性
および熱伝導性の良いものであれば任意の材質で
あつてよい。
の縦断面にて概略的に示しており、第2図は第1
図のA−A′線断面図である。この発熱装置は、
チタン酸バリウム(BaTiO3)に希土類元素等の微
量の半導体化元素を添加して焼結して得られる正
の抵抗温度特性を有する環状の半導体磁器からな
る発熱体1と、この発熱体1の内側へ円筒状絶縁
板2を介して発熱体1と熱伝達関係にて挿入され
た円筒状金属放熱板3と、この放熱板3内に設け
られた多数の貫通孔4Aを有した放熱板4とを備
えている。発熱体1のための電極1Aは、この実
施例では、環状体の両端面に設けられていて、外
部電源5に接続されるようになつている。発熱体
1の形状も連続的な環状体である必要は、なく、
円筒放熱板4の外周に複数の別々の発熱体を分布
配置したものでもよく、任意の形状をとりうるも
のである。また、多数の貫通孔を有した放熱板4
は、図示の如く六角形断面の多数の孔を有したハ
ニカム状のものが好ましい。また、円筒状金属放
熱板3とハニカム状放熱板4とは別体として形成
して、円筒状金属放熱板3内へハニカム状放熱板
4を嵌入させるようにしているが、これらは一体
的に形成されたものでもよい。更にまた、円筒状
金属放熱板3およびハニカム状放熱板4の材質と
しては、アルミニウム等でよく、耐熱性、耐蝕性
および熱伝導性の良いものであれば任意の材質で
あつてよい。
このような構成の発熱装置に対して、矢印Bで
示すように、被加熱流体、例えば、石油類の液体
を流せば、これら液体は、円筒状金属放熱板3内
およびハニカム状放熱板4の多数の貫通孔4A内
を通過していく間に効率よく加熱されうるのであ
るが、発熱体1であるPTC磁器は、放熱板3に
よつて液体から完全に分離されているので、
PTC磁器が液体によつて劣化されるようなこと
は全くない。
示すように、被加熱流体、例えば、石油類の液体
を流せば、これら液体は、円筒状金属放熱板3内
およびハニカム状放熱板4の多数の貫通孔4A内
を通過していく間に効率よく加熱されうるのであ
るが、発熱体1であるPTC磁器は、放熱板3に
よつて液体から完全に分離されているので、
PTC磁器が液体によつて劣化されるようなこと
は全くない。
添付図面の第1図は本考案の一実施例としての
発熱装置を縦断面にて示す概略図、第2図は第1
図のA−A′線断面図である。 1……発熱体、3……円筒状金属放熱板、4…
…ハニカム状放熱板。
発熱装置を縦断面にて示す概略図、第2図は第1
図のA−A′線断面図である。 1……発熱体、3……円筒状金属放熱板、4…
…ハニカム状放熱板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒状放熱板の内側に多数の貫通孔を有する放
熱板を設け、前記筒状放熱板の外周に、正の抵
抗温度特性を有する半導体磁器からなる発熱体
を、前記筒状放熱板と電気的には絶縁されてい
るが熱伝達関係に配設したことを特徴とする発
熱装置。 (2) 前記多数の貫通孔を有する放熱板は、ハニカ
ム状放熱板である実用新案登録請求の範囲第(1)
項記載の発熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4876280U JPS6121821Y2 (ja) | 1980-04-10 | 1980-04-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4876280U JPS6121821Y2 (ja) | 1980-04-10 | 1980-04-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56150093U JPS56150093U (ja) | 1981-11-11 |
JPS6121821Y2 true JPS6121821Y2 (ja) | 1986-06-30 |
Family
ID=29643754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4876280U Expired JPS6121821Y2 (ja) | 1980-04-10 | 1980-04-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6121821Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160037259A (ko) * | 2014-09-26 | 2016-04-06 | 현대자동차주식회사 | 인터쿨러 파이프의 냉각 장치 |
-
1980
- 1980-04-10 JP JP4876280U patent/JPS6121821Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160037259A (ko) * | 2014-09-26 | 2016-04-06 | 현대자동차주식회사 | 인터쿨러 파이프의 냉각 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56150093U (ja) | 1981-11-11 |
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