JPS61217314A - 梱包物品等のバンデイング方法とこの方法に用いる固定具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、梱包物品等のバンディング方法とこの方法に
用いる固定具であって、さらに詳しくいえば、梱包物品
等をバンディングするに際し、鋼バンドの固定バンドで
少なくとも一対の交差部を形成して緊縛し、該固定バン
ド上へ直交状に胴／＜ンドを緊縛し、これらの直交部を
固定具で簡易、確実に固着することができ、各種梱包物
品等の／くンディングへ容易に適応可能なものとなる。

（従　　来　　の　技　ｌ＃） 従来、梱包物品等を鋼バンドによってバンディングする
一般の方法には、次の各工程を経てなされている。

梱包物品に固定バンドを緊縛する前に、断面形状が扁平
Ｃ字状のシール金具の任意対数を、胴バンドの使用数に
合せて予め固定バンドへ挿入しておき、ついで該シーり
金具を胴バンドを周設する予定部分へ移動させておき、
前記シール金具と同形であるが別のシール金具で固定バ
ンドの重合端を固着して緊縛し、これら固定バンドの一
対で一対の交差状部を形成する。

ついで、前記任意対数のシール金具をそれぞれ胴ハンド
の側壁に対峙して当接し、さらに胴バンド上を渡り両シ
ール金具間へ平板状の渡しバンドを挿入の上、胴バンド
を押圧状にして前記両シール金具を押圧して変形させ固
定バンドへ固着するとともに、胴バンドな挟装状にして
十字状の固定部を配設してなされていた。

（発明が解決しようとする問題点） 上記した従来方法は固定バンドに予め扁平Ｃ字状のシー
ル金具を任意対数挿入し、梱包物品等の外側へ掛は回し
た後、該固定バンドの両端重合部へ、前記と同形状のシ
ール金具を挿入の上固着して、少なくとも梱包物品の両
端へ一対の交差状部を形成後、さらに前記一対のシール
金具間へ渡しノヘンドを掛は渡して固着しているので、
バンディング作業が複雑となっていて、比較的多くの労
力と時間を要し、又梱包物品等の外形形状によっては、
さらに作業を困難とし、かつ効率の悪いものとなってい
て、さらに固定具も固定バンドへ挿入してスムースに移
動せねばならないので、製造に手間を要しこれも効率の
悪いものとなっている。

本発明は、これらの諸点を改善するために固定具を使用
場所に適せしめ、効率の良い新しいバンディング方法を
提案する。

（問題点を解決するための手段） 第一の発明の梱包物品等のバンディング方法は、第２図
ないし第４図等に示す如く任意梱包物品の外周へ適宜に
固定バンドを緊縛状に周設し、さらに該固定バンド上へ
胴バンドを直交状に周設し、固定脚部と平板状の押圧部
を一体に連成してなる固定具によって、胴バンドを押圧
して当接の上固定脚部で折曲し挟持状とし固定バンドと
固着し、固定バンドと胴バンドとの直交部へ固定部を形
成する方法である。

また、第二の発明の梱包物品等のバンディングに用いる
固定具は、第一の発明の方法を実施するためのものであ
って、両側を口字状の固定脚部とし、該固定脚部の上壁
間を連結する平板状の挟圧部を一体直状に連成し、これ
の展開形状を一枚の土壁の両端へ固定脚部を突成してな
る■型形状を呈したものとなっていて、固定バンドと直
交の胴バンドを前記挟圧部で押圧し、ついで固定脚部で
固定バンドへ挟持状に折曲して、固定バンドへ固着しう
べく形成されたものである。

（作　　　用） 梱包物品等の外側へ少なくとも一対の交差状部を形成し
うべく一対の鋼バンド等からなる固定バンドを、シール
金具を介して固着の上緊縛状となし、当板等ヘステーブ
ルを介して打ちつけて後、前記固定バンド上へ直交状に
鋼バンド等からなる胴バンドを緊縛し、該胴バンド上へ
固定具の挟圧部を当接し、これの両側の固定バンドへ固
定具の固定脚部を外側より嵌装し、ここを固定バンドの
裏面側へ確実に折曲後、任意の用具を固定バンドの裏面
と、梱包物品間に挿入して該固定バンドを浮かせた状態
で、固定具の固定脚部の両側をシーリング鋏等の利器で
圧潰することにより、固定バンドに達するせん断痕を形
成させて、固定具は固定バンドの両側へ確実に固着され
ると共に、挟圧部で胴バンドを挟装状に確実に保持され
る。

（実　　施　　例）　　′ 以下、第１図ないし第４図に例示するところに従って、
本発明に使用する固定具及びこれを用いてなすバンディ
ング方法を説明する。

第１図に示す如く固定具ｌは、一枚の金属薄板からなり
、固定バンド２ａの幅部へ嵌装しうべき幅寸法の固定脚
部１１の上壁１１１，１１１と挟圧部１２の上壁１２１
が一体直状となっていて。

その中央部に胴バンド２ｂの幅部へ嵌装しうべき幅寸法
の挟圧部１２どなっていて、前記固定脚部ｔｉ、ｔｉに
は一対の脚部１１２が一体にそれぞれ外方へ向けて突成
されて、全体がＩ型を呈した形状となっている。

このような展開形状を呈したものの前記各一対の脚部１
１２，１１２を同方向へ折曲して、前記固定バンド２ａ
へ嵌装しうべく両端部の断面形状をコ字状として形成さ
れている。

第２図は、前記固定具１を、鋼製の固定バンド２ａ上へ
、鋼製の胴バンド２ｂを直交状に配設してなる直交部２
２の上側より、脚部１１２，１１２を前記固定バンド２
ａへ嵌装すると共に、挟圧部１２で当接して、該固定バ
ンド２ａと梱包物品間に用具を介在させて浮上らせて後
、それぞれ一対の脚部１１２，１１２を該固定バンド２
ａの裏側へ折曲後、該脚部１１２，１１２を第２図の如
くシール鋏等を用いて挟圧し、固定バンド２ａに達する
せん断痕Ｓを形成させて、同時に緊締挟圧で固着しうる
。

次に第３図に従い、第１のバンディング方法を説明する
。

全体が円筒、円柱形状やパンザーマスト等のテーパ円筒
状等の梱包物品３の両側端へ、木材からなり木目方向を
直交して当接した当板３１，３１を配設し、これらの外
側へ一対の鋼製固定バンド２ａ、２ａを前記両側端部に
一対の交差状部２１を形成しうべく周設し、該固定バン
ド２ａ、２ａの重合端部を、従来も用いられている図示
しない断面扁平Ｃ字状のシール金具等へ挿入の上、シー
ル鋏等で強圧して固着し、ついでそれぞれ任意数のステ
ーブルによって両側端の当板３１，３１へ打ち込んで、
固定バンド２ａ、２ａを固定する。

ついで、鋼製胴バンド２　ｂ　、　２’、ｂを適宜間隔
を存して、前記固定バンド２ａ、２ａ上へ掛は回し、そ
れぞれの重合端部を図示しない従来用いられている前記
もした断面形状が扁平Ｃ字状のシール金具等によって、
前記固定バンド２ａ、２ａと同様に固着する。

このように、前記固定バンド２ａ、２ａ上へ直交部を形
設してなる胴バンド２ｂ、２ｂ上へ、前記固定具ｌの挟
圧部１２を当接すると共に、これの両側の固定バンド２
ａへ、該固定具ｌの固定脚部１１．１１の脚部１１２を
外側より嵌装後、任意の用具を固定バンド２の裏面と、
梱包物品３間に挿入の上、該固定バンド２等との直交部
２２を浮かせた状態として、該固定具ｌの脚部１１２を
固定バンド２ａの裏面側へ折曲の上、ここをシーリング
鋏等の利器等で圧潰することによって、固定バンド２ａ
に達するせん断ＫＳを形成させることによって、同時に
緊締挟圧をなしうる。また、前記固定具１は梱包物品３
に形成された固定バンド２ａと胴バンド２ｂの直交部２
２の対峙位置へ配設することによって、確実に緊縛状態
を保持したものとなる。

次に第４図に従い、第二のバンディング方法を説明する
。

外形形状が直方体の梱包物品３ａ外側へ、一対の鋼製固
定バンド２ａ、２ａを両側部で一対の交差状部２１を形
成しうべく周設し、該固定バンド２ａ　、２ａのそれぞ
れの重合端部を、断面扁平Ｃ字状のシール金具等へ挿入
の上面蓋する。

ついで、前記固定バンド２ａ、２ａ上へ、直交状に鋼製
胴バンド２ｂ、２ｂを適宜間隔を存せしめて掛は回し、
前記第一実施例と同様にそれぞれの重合端部を、図示し
ない断面が扁平Ｃ字状のシール金具等によって固着する
。

このようにして、固定バンド２ａ　、２ａと胴バンド２
ｂ、２ｂとで形成された直交部２２の胴バンド２ｂへ、
前記固定具ｌの挟圧部１２を当接させると共に、固定脚
部１１．１１で固定バンド２ａへ前記第一実施例と同様
に固着し、これらの所要数で固定バンド２ａと胴バンド
２ｂを容易確実に固着して、緊縛状態を保持したものと
なる。

なお、上記第一、第二の実施例においては、梱包物品を
円柱状と、箱状のものとして、これにバンディングする
方法にのみ説明したが、これに限らず、また固定具の形
状も特に実施例のものに限らず、さらに固定具の一個を
固定バンドと胴バンドの直交部へ嵌装し、該固定具と固
定バンドを強圧して固着し、固定具の挟圧部と固定バン
ド間へ胴バンドを嵌装状に配設すれば良く、さらに、こ
れに加えて一つの固定具と直交して他の固定具の固定脚
部を胴バンドへ嵌着固定し、十字状に使用すればより強
固に固着しうる等、本発明に係るバンディング方法や、
これに用いる固定具の具体的な形状、材質等は本発明の
」−記した目的と、作用及び後記効果の達成される範囲
内において、それぞれ任意に定められてよく、これらの
変更はいずれも本発明の要旨を変更するものではないこ
とは申すまでもない。

（発　明　の　効　果） 以上詳細に説明したように本発明は、任意形態の梱包物
品へバンディングをするに際し、鋼製固定バンドを緊縛
状に固着して配設し、ついで該固定バンドと直交部を形
成して該固定バンド」ニへ胴バンドを当接し緊縛状に固
着して配設し、さらに固定具の脚部を外側より固定バン
ドへ嵌装し、挟圧部を胴バンドへ当接の上、該脚部を固
定バンドの裏面側へ折曲してシール鋏等の利器等で強圧
の上固着する方法であるので、従来は予め扁平筒状のシ
ール金具の任意数を挿通させて固定バンドの側面へ当接
させつつ固着しているから、すこぶる作業が複雑となっ
て、手間と時間を要し、また、外形形状によっては確実
に固着しにくいものとなっているが、本発明はこれらを
解決しえたもので、固定バンドと胴バンドを緊縛状とし
てなる直交部へ、固定具を外側より適所へ嵌着するのみ
で、作業は極めて容易となり、よって作業時間の短いも
のとなり、また、確実に固着しえて、従って任意の梱包
物品へ適切にバンディング作業を可能とした方法となり
、さらに固定具も簡易形状で、製作が極めて容易で、安
価にでき、また本発明方法に適したものとなって、従前
のバンディング方法及びこれに用いる固定具に関し生じ
ていた既述の問題点が、極めて簡易かつ効果的に改良さ
れるので、本発明によってもたらされる実益はすこぶる
大きいといわざるを得ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に使用する固定具の斜視図、第２図は固
定バンドと胴バンドとの直交部へ固定具を固着した状態
を示す要部斜視図、第３図は梱包物品へ本発明のバンデ
ィング方法を実施した第一実施例を示した要部斜視図、
第４図は同じく第二実施例を示した斜視図である。 １−−−−−’−−固　　定　　具 １１−−−−−一固定脚部 １１２−−−−一脚　　　　部 １２−−−−−一挟　　圧　　部 ２　ａ　−−−−−一固定バンド ２ｂ−−−−−−胴　　バ　　ン　　ド３．３ａ−−−
一梱　包　物　品。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）梱包物品の外周へ適宜に固定バンドを緊縛し、つ
   いで該固定バンド上へ直交状に胴バンドを緊縛し、さら
   に該胴バンド上へ両側をコ字状の固定脚部とし、これら
   の上壁間を連結する平板状の挟圧部で一体に連成してな
   る固定具の該挟圧部を当接し、かつ、該一対の固定脚部
   を前記固定バンド上へ嵌着して配設し、ついで該固定脚
   部を該固定バンドの裏面側へ挟持状に折曲後、該折曲後
   の固定脚部をシール鋏等の固着部材を用いて固定バンド
   へ固着して梱包物品等をバンディングすることを特徴と
   する梱包物品等のバンディング方法。
2. （２）両側をコ字状の固定脚部とし該固定脚部の上壁間
   を連結する平板状の挟圧部を一体直状に連成し、固定バ
   ンド上へ直交の胴バンドを前記挟圧部で当接押圧し、つ
   いで固定脚部で固定バンドへ挟持状に折曲して、該固定
   バンドへ固着しうべく形成したことを特徴とする梱包物
   品等のバンディングに用いる固定具。