JPS61216949A - 鉄骨柱脚金物 - Google Patents

鉄骨柱脚金物

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JPS61216949A
JPS61216949A JP5347085A JP5347085A JPS61216949A JP S61216949 A JPS61216949 A JP S61216949A JP 5347085 A JP5347085 A JP 5347085A JP 5347085 A JP5347085 A JP 5347085A JP S61216949 A JPS61216949 A JP S61216949A
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JP
Japan
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column base
concrete
anchor bolt
mortar
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP5347085A
Other languages
English (en)
Inventor
英成 松尾
邦昭 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Proterial Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
Application filed by Kajima Corp, Hitachi Metals Ltd filed Critical Kajima Corp
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Publication of JPS61216949A publication Critical patent/JPS61216949A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄骨造または鉄骨鉄筋コンクリート遺j!築
物に用いる鉄骨柱脚金物に関する。
〔従来の技術〕
第7図(a)、(b)に示す従来の鉄骨柱脚は、柱脚部
に作用するせん断力に゛対し、抵抗力を確保する方法と
して二つの方法がある。
1第1の方法は第7図(1)に示すように、柱脚部に発
生する柱3の軸力Nと自げモーメントMによって発生す
る基礎コンクリート (以下単にコンクリートといい、
各図の断面はハフチンを省略する)5の圧縮反力Ncの
柱脚金物1の底面との闇の摩擦力μNcで確保する方法
である。
また第2の方法は、前記摩擦効果に加えて第7図(b)
に示すように、柱脚金物1のアンカーボルト穴とアンカ
ーボルト2どの間隙にモルタル4等を注入し、柱3側か
ら伝達されるせん断力Qを柱脚金物1、さらに柱脚金物
1のアンカーボルト穴とアンカーボルト2の間隙に注入
されたモルタル4簿を介してアンカーボルト2に伝達し
、アンカーボルト2によってせん断抵抗力を確保するも
のである。
〔発明が解決しようとする問題、(〕
ところがこれらの方法は、いずれも建物の条件によって
は、柱脚部に作用するせん断力に抵抗できるだけの大き
なせん断抵抗力を確保する侍とができないという問題、
直がある。
すなわち、第1の方法の柱脚部のコンクリート5の圧縮
反力Neの柱脚底面との摩擦力μNCによってせん断抵
抗力を確保する方法では、第8図(a)に示すように、
建物6の外周部にある外注3a%または第8図(b)に
示すような開口が狭く^さの高い建物6の柱3bでは、
地震時等に柱脚部に大きな引抜力Tが働き、第9図に示
すように柱脚部に作用する曲げモーメントMによるコン
クリート5の圧縮反力Ncを、引抜側の軸力Nが打ち消
し、コンクリート5に圧縮反力Ncが作用しない場合が
ある。
この場合、コンクリート5の圧縮反力Ncが0となるの
で、柱脚金物1の底面1aとコンクリート上面5aとの
摩擦力μNcを期待できず、柱脚に作用するせん断力Q
に対する抵抗力を確保できない。
また第2の方法は、前述のように、柱脚金物1のアンカ
ーボルト穴とアンカーボルト2との間隙にモルタルを注
入し、柱側から伝達されるせ1ん断力Qを柱脚金物1、
さらに柱脚金物1のアンカーボルト穴とアンカーボルト
2との間隙にあるモルタル4等を介してアンカーボルト
2に伝達し、アンカーボルト2によってせん断抵抗力を
確保するものである。
ところがこの方法も第10図に示すように、主に柱脚金
物1端部から注入されるモルタル4を、ボルト穴とアン
カーボルト2との間隙に完全に封入することが施工的に
非常に難しく、実際の建築物においては、せん断抵抗力
を確保できない場合がある。
従ってこの方法は、Ml染物の安全性確保という点で大
塾な問題を有している。
本発明は、これら従来の問題点を解決すべく、鉄骨造ま
たは鉄骨鉄筋コンクリート遺建築物の柱脚に、いかなる
条件下の建物においても常に一定の安定しなせん断抵抗
力を確保することのできる柱脚金物を提供するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、一実施例を示す第1図のように、a、3  
(第2図参照)に固着する底板7dの底型フfに底面側
突出部7aを設け、その一辺の長さDまたは突出部7a
が円形の場合(第6図参照)はその直径りをアンカーボ
ルト2の直径d(第2図参照)の4.5倍以上にすると
ともに、突出長さbを同じくアンカーボルト2の直径d
の0.45倍以上にし、さらに底板7dに複数個の(第
1図の例は4個)のアンカーボルト穴7eと、それぞれ
少なくとも1個のモルタル注入ロアbモルタル排出ロア
cとを設けた餠造、Il遺または鋼材組文よりなること
を特徴とする鉄骨柱脚金物である。
〔作 用〕
第2図に本発明による柱脚金物をコンクリートと結合す
る方法の一例を示し、またその施工例の手順を以下に述
べる。
(1)柱脚金物7の底面中央部に密着するような部分的
な平面5a有し、アンカーボルト2を埋設したコンクリ
ート5を製作する。
(2)コンクリート5の養生が終わった後、柱3に取り
付けた柱脚金物7をコンクリート5上に据え付け、アン
カーボルト2によって柱脚金物7を仮り締めする。
(3)柱脚金物7に設けたモルタル注入ロアbよりモル
タル4を圧入し、モルタル排出ロアcからモルタル4が
排出されたことを確認し、モルタル4の充填を完了する
(4)モルタル4の養生後、アンカーボルト2の本締め
を行なう。
本発明による柱脚金物7を使用して上記の手順で施工を
行なえば、柱脚金物7を使用して上記の手順で施工を行
なえば、柱脚金物7の底面7fおよび底面側突出部7&
の内面に完全に密着したコンクリート5を確保でかる。
そして従来の第1の方法による問題点であった、検力N
が引抜側に作用してコンクリート5の圧縮反力Ncが0
の場合でも、柱脚部に作用するせん断力Qに対する抵抗
力を確保できる。
すなわち、柱3から伝達されるせん断力Qは、柱脚金物
7の底面側突出部7aを介してコンクリート5に伝達で
きる。
また従来のfIl&2の方法による問題点、すなわちモ
ルタルが柱脚金物のアンカーボルト穴との間隙に完全に
充填されず、せん断抵抗力を確保できないという問題点
も同様の理由で解消できる。
なお、柱脚金物7の底面側突出’g 7 aの一辺りを
アンカーボルト2の直径dの4.5倍以上とした理由は
以下のとおりである。
第7図(b)において、アンカーボルト穴に充填された
モルタル4の許容圧縮力からせん断力が決まるから、 ただし d :アンカーボルトの直径 t :柱脚金物の底板の厚み n :コンクリートの圧縮側に配置さ れたボルトの本数 Fc:コンクリートの基準強度 また、本発明による柱脚金物7を用いた場合の1理論的
なQcは、(2)式お上り(3)式のいずれか小さい方
の値となる。
ただし D :柱脚金物の底面側突出部の一辺の長さま
たは直径 h :柱脚金物の底面側突出部の突出 長さ t、:柱脚金物の底面側突出部の厚み 従って、本発明によるせん断抵抗力Qeを従来のそれと
同等以上確保するためには、(4)、(5)式の条件が
必要である。
Qc1≧ Qc    ・・・・・・・・・・・・・・
・ (4)Qe2≧ Qc    ・・・・・・・・・
・・・・・・ (5)1ここで(1)式においで、従来
の一般式の情脚金物1における下限の条件t: d s
 n” 2を考慮すると、(4)式より(6)式の不等
式が、(5)式より(7)式の不等式がそれぞれ成立す
る。
D ≧ 4゜5d   ・・・・・・・・・・−(6)
h ≧ 0.45d   ・・・・・・・・・・・・ 
(7)すなわち、底面側突出部7aの一辺りまたは直径
D(第6図参照)が、アンカーボルト2の直径dの4.
5倍以上、またその突出長さhがアンカーボルト2の直
径dの0.45倍以上ある本発明による柱脚金物7を使
用すれば、いかなる条件下の柱脚部でも、常に従来と同
等以上のせん断抵抗力Qeを確保することができる。
またさらに、本発明による柱脚金物7を使用すれば、コ
ンクリート5と柱脚金物7の底面7fとの密着が完全と
なるので、第3図に示すように、柱脚部の大きな性能の
一つである回転剛性M/Q(M:柱脚部に発生する曲げ
モーメント、Q:柱脚の回転角)を高くすることができ
る(コンクリート5と柱脚金物7の密着は回1転剛性を
高める上での大きな要素である)。
これは、上部架構の部材サイズを小さくすることができ
ることにつながり、建築物の原価低減を可能にするもの
である。
〔実施例〕
第1図は底面側突出部7aが矩形のもので、しかも底板
7dの各辺の外端周辺にあるものを示したが、第4図に
示すように、これが中央部近傍にあるものも同様の作用
、効果を有する。
また、@S、6図に示すように、突出部7aが十字形あ
るいは円形であってもよい、この場合は突出部7&の形
状に応じてモルタルの注入ロアbおよび排出ロアcの位
置を決定するのである。
〔発明の効果〕
本発明の効果としては、主として以下の2点が挙げられ
る。
(1)いかなる条件下の建物においても、常に一定のし
かも従来と同等以上のせん断抵抗力を保有する柱脚を確
保できる。
(2)柱脚金物底面とコンクリートの密着が完全に行な
われるので、高い回転剛性を有する柱脚が確保でき、建
物の上部架構原価低減が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図(t) 1 (b)は本発明の一実施例を示す正
面図および底面図、第2図は本発明の柱脚金物を用いた
柱脚部の断面図、第3図はこの柱脚部に曲げモーメント
が作用した状態を示す断面図、第4図(a) a (b
)、第5図(a) 、 (b)、第6図(a) 、 (
b)はそれぞれ本発明の他の実施例を示す正面図および
底面図、第7図(a) 、 (b)は従来の柱脚部を示
す断面図、第8・図(a) l (b)は建物の柱に引
抜力が作用した状態を示す説明図、第9図および第10
図は従来の柱脚部の例を示す断面図である。 2 :アンカーボルト、 3 :柱、 4 :モルタル
、5:コンクリート、 7 :柱脚金物、7a :底面
側突出部、7b 二モルタル注入口、7c :モルタル
排出口、 7d :底板、 7e:アンカーボルト穴、
 7f :底面、 D二二辺の長さまたは直径、h:突
出長さ、d :アンカーボルトの直径 代理人 弁理士 杢  閏     崇療4 (&) (a) 第 6 (&) (b) 手続補正書(自発)。 昭和どO年4゛月22日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 底板の底面に底面側突出部を設けて、その一辺の長さま
    たは直径をアンカーボルトの直径の4.5倍以上、突出
    長さ0.45倍以上とし、かつ前記底板に複数個のアン
    カーボルト穴と、それぞれ少なくとも1個のモルタル注
    入口とモルタル排出口とを設けた鋳造、鍛造または鋼材
    組立よりなることを特徴とする鉄骨柱脚金物。
JP5347085A 1985-03-19 1985-03-19 鉄骨柱脚金物 Pending JPS61216949A (ja)

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JP5347085A JPS61216949A (ja) 1985-03-19 1985-03-19 鉄骨柱脚金物

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JPS61216949A true JPS61216949A (ja) 1986-09-26

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JP (1) JPS61216949A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0270827A (ja) * 1988-09-07 1990-03-09 Hitachi Metals Ltd 柱脚構造
JP2009275470A (ja) * 2008-05-19 2009-11-26 Okabe Co Ltd 柱脚用ベースプレート
JP2009275390A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Okabe Co Ltd 柱脚用ベースプレート及びこれを用いた柱脚構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0270827A (ja) * 1988-09-07 1990-03-09 Hitachi Metals Ltd 柱脚構造
JP2009275390A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Okabe Co Ltd 柱脚用ベースプレート及びこれを用いた柱脚構造
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