JPS61216913A - 視覚障害者の誘導方法とその補助具 - Google Patents

視覚障害者の誘導方法とその補助具

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JPS61216913A
JPS61216913A JP60057834A JP5783485A JPS61216913A JP S61216913 A JPS61216913 A JP S61216913A JP 60057834 A JP60057834 A JP 60057834A JP 5783485 A JP5783485 A JP 5783485A JP S61216913 A JPS61216913 A JP S61216913A
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JP
Japan
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JP60057834A
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陽二郎 近藤
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は視覚障害者の誘導方法とその方法に用いる誘導
用補助具に関する。
〔従来の技術〕
視覚障害者は日本全国で約(資)万人程度いると言われ
、近年特に後天的な原因(例えば糖尿病や交通事故)に
よる視力低下や失明が増加の傾向にあり、大きな社会問
題になりつつある。一方、視覚障害の負担を少しでも軽
減しようと各種の補助手段が開発されつつあり、歩行に
関して言えば、従来の白杖に加えて、例えば駅や道路等
に設置されている表面に凹凸パターンをもついわゆる点
字ブロックやあるいは日経産業新聞(昭59年1月5日
号)に記載されているような赤外線で障害物を検知する
杖や、あるいは、技術誌日経メカニカル(昭59年3月
訪日号C頁)に述べられているような電波を利用した誘
導装置や、あるいは月刊誌センサ技術(昭58年7月号
75頁)や特公昭59−27802号公報(名称「盲人
用歩行案内装置J)K述ぺられているようなフェライト
で誘導する方法等が従来より提案されてきた。特K、後
二者は音声で自動的に階段等の警告や場所等の案内を行
なうことができ、視覚障害者のより安全な歩行を助ける
特長をもっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これらの従来技術は次のような欠点をも
有していた0例えば前述の点字ブロックではその表面の
凹凸パターンを踏んでそのパターン配置の違いから道に
平行な方向を知ったり、あるいは歩くのに注意の必要な
場所かを知るわけであるが、パターンが凹凸であるため
、視覚障害者にも晴眼者にも歩き難く、時には足首等を
痛めたりすることがある。また車椅子利用者にとっては
この凹凸パターンは障害物として感じられているのが現
状である。また駅においては、プラットホームの縁に沿
って点字ブロックが並べて設けであるにも拘らず、視覚
障害者が線路上へ転落してしまう事故があることも周知
の事実である。これは、点字ブロックで改札口方向に向
かって歩くことはできるが、左右のどちら側が線路側な
のかを点字ブロックのパターンからは知ることができな
いためである。また前述の赤外線で障害物を検知する補
助具においては、補助具から放射される赤外線ビームが
対象物で反射されるのを利用して障害物の有無を検知す
るものであるから、プラットホームからの転落等を防止
することは難かしい、また音声による案内が可能な前述
の従来技術においては、プラットホームの端等の危険な
箇所に入ったことを自動的に音声で警告することは可能
であるが、視覚障害者は自分に対する警告が、近くに居
る他の視覚障害者への警告かを判断することができず誤
判断してしまう危険があった0以上従来技術について述
べたが、要するに安全な歩行のためにはよシ多くの情報
を適格に報知する必要があり、従来技術では未だ問題が
残され、特に危険な箇所の適格な警告が困難であった。
本発明はこのような従来の欠点を除き、より安全な歩行
を可能とする視覚障害者の誘導方法とその誘導用補助具
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は予じめ定めた規約に従って通路上に設けられた
永久磁石の直流磁界を歩行者が携行する検知手段に検知
させ、その検知信号を電気的に処理し、聴覚または皮膚
感覚への報知信号を発することを特徴とする視覚障害者
の誘導方法お′よび、直流磁界を検知する手段と、少な
くとも地磁気以上のレベルの信号に対して、その磁界の
方向を弁別する手段と、弁別信号を聴覚または皮膚感覚
で認識できる信号にて報知する手段と駆動手段とを該弁
別信号の内容に応じて報知信号を発生させる駆動手段と
を具備し、これらを携帯可能な器体く内蔵したことを特
徴とする視覚障害者の誘導補助具である。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図によって説明する。
第1図は本発明を示す概念図である。直流磁界を検知す
るセンナ(以下磁気センナと記述)1と、検知処理回路
2と、報知駆動回路3とを歩行用の器体5(実施例では
白杖)に組み込んである。この杖を補助具として用いる
もので、補助具のセンサ1を永久磁石10の近傍に近づ
けると、永久磁石100周辺に分布している直流磁界に
よる情報が磁気センナIKて検知される。この検知した
結果は、報知駆動回路3により音や振動や電気的刺激等
に変えられ視覚障害者は聴覚や皮膚感覚で知ることがで
きる。実施例の報知駆動回路3は音4を発する回路であ
る。尚、図では電源回路を省略して示した。このような
補助具を用いると、例えば駅のプラットホーム軸の線路
側の縁aからの転落を防ぐことが可能となる。即ち、従
来の点字ブロック70線路側に隣接して板状の永久磁石
10を設けることによって本発明による補助具(同図で
は白杖)5でこれを検知することができる。従って、従
来の点字ブロック7に沿って歩きながら、白杖5によシ
どちらの側が危険な側かを容易に知ることができる・第
2図は本発明の第2の実施例である。
センナボックス20には、第1の実施例と同様に直流磁
界を検出する回路等が内置されておフ、ベルト21等で
靴に着脱できるようになっている。また他のベル)22
の内側には複数の電極囚が皮膚に接するように設けられ
てあり、リード線スでセンサボックス20内の報知駆動
回路(図示せず)と電気的に接続されている。いま、一
定強度以上の直流磁界をセンサボックス20内の磁気セ
ンナ(図示せず)が検知すると、該報知駆動回路が動作
して皮膚に接した電極23に微小な電流を流し、電極n
に接し次皮膚を刺激し、靴が第1図に示す永久磁石10
の近傍にあることを知らせることができる。
実施例の補助具は、市販の靴等に、あるいは素足に対し
ても容易に着脱できる利点をもつ、従って屋内あるいは
靴等を脱ぐ室内等においても使うことができる。またこ
の補助具は、自明のことであるが電気回路で構成されて
おり、故障の可能性はある。しかし本発明の第2の実施
例の補助具を左右の足に各々独立に付けることも可能で
あり、たとえどちらかの補助具が歩行中に故障し九とし
ても、他の補助具により歩行を誘導できる利点をもつ。
第3図は本発明の動作回路を示すブロック図である。直
流磁界を検知する磁気センサ30の出力信号を増巾部3
1で増巾し、比較部32a、32bで単数または複数(
同図では複数)の基準電圧と比較し、弁別部おで処理判
断し、報知駆動回路を働かせ、報知部35より報知信号
を発して聴覚又は皮膚感覚に知らせる。磁気センナとし
ては例えば周知のホール素子型センナやフラックスゲー
ト型センナ等を用いればよい・また、同図で比較部32
&と32bとを2個設けたのは、磁気センナ菊が受ける
直流磁界の方向を識別するためである。即ち、永久磁石
10が厚さ方向に磁化している場合、その表裏を使い分
け、また組み合わせて通路に敷設することにより、より
多くの情報を持たせることができるが、この場合に、そ
の情報を読み取るには、該磁気センナが受ける磁界の向
きを識別する必要があるからである(勿論、単に一定強
度以上の磁界の有無のみを検知するときは、1つの比較
部32mまたは32bだけでも嵐いことは言うに及ばな
い・)・報知駆動部Uは弁別部おの結果に応じ、異なっ
た駆動で報知部蕊を駆動する0例えば報知手段に音(即
ち聴覚への刺激)を用いるときには、報知部35として
小型スピーカ等を用い、検知磁場の向きに応じて報知駆
動部−から異なった周波数の信号で出し、該小型スピー
カからの音色を変え、その音色の種類によって情報を知
らせることができる。
また、例えば電気刺激で皮膚感覚に刺激を与える補助具
では、電気刺激の周波数を変えたりあるいは微小電流値
を変えたりして、磁場の向きの違いを情報として知らせ
ることができる。
第4図は誘導路の実施例を示すものであり、同図(a)
は歩道での誘導を、同図(b)では駅での誘導を例示す
るものである。永久磁石41は歩道材に例えば磁極Nを
上方向に向けて敷設してあり、永久磁石稔は逆の磁極S
を上方向に向けて敷設しである。
歩道材に敷設された前述の従来の誘導手段、例えば点字
ブロック招に沿って歩行していくと、本発明による補助
具が、磁極Nを検知して情報を報知するのは同図(a)
に示すように、曲り角や三叉路点や四叉路点に来たとき
であり、歩行進路の確認を行なうべき地点であることを
知ることができる。
また磁極Sを検知したときは、横断歩道であり車道45
への歩行の警告を促すことが容易にできる。
同図(b)はプラットホーム47での誘導を示すもので
あり、同様に永久磁石41 (磁極Nは上向き)を検知
したときは歩行進路の確認を行なう地点であ〕、また永
久磁石仏4τ(磁極Sが上向き)を検知したときは階段
46等の注意の必要な地点であることが分る。特に同図
缶)の永久磁石4′が連続的に敷設してあり、容易にプ
ラットホーム47の縁槌の方゛向を知ることができ、線
路への転落を予防することができる。
第5図は本発明のさらに他の実施例であり、永久磁石5
1と従来の誘導手段、例えば点字ブロック4との併用を
例示したものである。永久磁石51は点字ブロック梠に
対して同図(a)のように並設してもよいし、同図(b
)のように下方に設置してもよい。
あるいは同図(e)のように永久磁石51a*51b、
51eのように磁極向きを変えて組み合わせて使用して
もよい、また同図(d)に示すように点字ブロック自体
を磁化処理した永久磁石材料で構成しても良いし、同図
(e) 、 (f)のように点字ブロック4の内部に単
一に又は(e)のように2以上を組み合せて埋め込んで
も効果がある。
尚、実施例では永久磁石の方向を鉛直方向にとって述べ
たが、本発明がこれに制約されないことは明らかである
。また、本発明の補助具が従来の誘導手段、例えば前述
のセンナ技術に述べられている検知手段と併用して用い
られても、本発明の有効性は変わらない、むしろ併用す
ることにより、より多くの情報を視覚障害者に提供する
ことができ、より安全な歩行が可能となる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば視覚障害者は、危険な箇所
への接近を容易に予知でき、また交叉点等の歩行進路の
分岐地点を容易に知ることができ、また他の視覚障害者
への警告と混同することなく知ることができ、より安全
な歩行が可能となる。
ま九他の効果として永久磁石を組み合わせて敷設するこ
とによシ、道路状況に応じた、よシきめの細かい情報を
伝えることも可能となる。−j!たさらに他の効果とし
て本発明によれば、通路に何らの電気設備を必要とせず
、従って施工は容易で安価であり、またその使用におい
ても電力等の消費が無く、維持費をほとんど必要としな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を概念的に示す斜視図、第2
図は本発明の補助具の他の実施例を示す斜視図、第3図
は本発明の補助具の動作回路を示すブロック図、第4図
(a) 、 (b)は誘導路の実施例を示す図、第5図
(a)〜(f)はブロックと永久磁石との組み合せの実
施例を示す図である。 図において 1.30・・・磁気センサ、2・・・検知処理回路、3
・・・報知駆動回路、5・・・器体(白杖)、10.4
1.42.4’、51゜51a−51be51e・・・
永久磁石、20・・・センナボックス、32m、32b
・・・比較部、お・・・弁別部、あ・・・報知駆動部、
3!lr・・報知部 特許出願人  日本電気株式会社 代理人弁理士   内   原    晋ρ−゛:・・
、。 “〈・、 \、ニー/ 第3図 ”J             那         
  箇5第4図 (α9 第4図 (b)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予じめ定めた規約に従って通路上に設けられた永
    久磁石の直流磁界を歩行者が携行する検知手段に検知さ
    せ、その検知信号を電気的に処理し、聴覚または皮膚感
    覚への報知信号を発することを特徴とする視覚障害者の
    誘導方法。
  2. (2)直流磁界を検知する手段と、少なくとも地磁気以
    上のレベルの信号に対して、その磁界の方向を弁別する
    手段と、弁別信号を聴覚または皮膚感覚で認識できる信
    号にて報知する手段と駆動手段と該弁別信号の内容に応
    じて報知信号を発生させる駆動手段とを具備し、これら
    を携帯可能な器体に内蔵したことを特徴とする視覚障害
    者の誘導補助具。
JP60057834A 1985-03-22 1985-03-22 視覚障害者の誘導方法とその補助具 Pending JPS61216913A (ja)

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JP60057834A JPS61216913A (ja) 1985-03-22 1985-03-22 視覚障害者の誘導方法とその補助具

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JP60057834A JPS61216913A (ja) 1985-03-22 1985-03-22 視覚障害者の誘導方法とその補助具

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JPS61216913A true JPS61216913A (ja) 1986-09-26

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ID=13066975

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JP60057834A Pending JPS61216913A (ja) 1985-03-22 1985-03-22 視覚障害者の誘導方法とその補助具

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JP (1) JPS61216913A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009089923A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Funada Kyoikukai 視覚障害者歩行誘導システム

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