JPS61216869A - 車体外板溶接装置 - Google Patents

車体外板溶接装置

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JPS61216869A
JPS61216869A JP5435085A JP5435085A JPS61216869A JP S61216869 A JPS61216869 A JP S61216869A JP 5435085 A JP5435085 A JP 5435085A JP 5435085 A JP5435085 A JP 5435085A JP S61216869 A JPS61216869 A JP S61216869A
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Japan
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welding
robot
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car body
outside sheet
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JP5435085A
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Takaaki Kawamura
川村 高明
Mitsuyoshi Ozeki
尾関 光良
Kiichiro Sato
喜一郎 佐藤
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車体外板特にルーフパネルとリアーフェン
ダパネルとの接合部を自動的に溶接するための溶接治具
に関する。
〔従来の技術〕
自動車車体を組み立てる場合、車体構成部品は正しく位
置決めして接合される。特に第12図に示すルーフパネ
ル1とリアーフェンダパネル2との接合部3などのよう
に、車体Wの外表面となる部分は、製品の外観品質を直
接に左右するから。
部品同志の正確な位置決めと歪のない接合が必要である
。ところで、ルーフパネル1は、前工程で図外のサイド
ルーフレールとりヤシ−2レールにそれぞれスポット溶
接して仮止めされるが、このとき外表面となる接合部3
は仮止めされない、従ってルーフパネル1の外表面端末
が、第12図に示すように部分的に11園前後リアーフ
ェンダパネル2の表面より浮き上がり、隙間Cが生ずる
傾向がある。そのま−溶接すると、接合部3が段差とな
り、外観が損われる。
そこで従来は、第14図に示すような、いわゆる当て板
と称する熱伝導度の高い鋼板製の溶接治具を用いて、パ
ネル接合部位3近辺で両パネルl、2を押え付けること
により、パネル間の隙間Cを無くす、と同時に高温にな
る溶接部3を冷却してパネルの溶接歪の発生を防止して
いる。第14図の溶接治具4は、車体の外板Woと内板
Wx(第13図参照)の断面形にそれぞれ形状合わせし
た2枚の当て板5,6をヒンジ部7で開閉自在に結合す
ると共に、内当て板5に取り付けたエアシリンダ8で駆
動されるパッド9を設けたものである。このパッド9と
外当て板6とでルーフパネル1とリアーフェンダパネル
2とを挟持し、外当て板6に設けた切欠き窓6aを介し
て、接合部3を炭酸ガスアーク溶接すれば、接合部に段
差を生じることなく、又過熟による溶接歪もない良好な
接合が行える。
又、特開昭54−54944で開示された接合治具のよ
うに第14図で示すエアシリンダを用いず1手動でリア
フェンダパネルを挟持するものもある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の車体外板溶接治具にあ
っては、いずれもいちいち作業員の手で溶接部近辺に装
着するものとなっていたため、作−業能率が良くない、
しかも当て板5.6は車体形状に合致するように形状合
わせしであるから、同一ラインで多車種を生産する場合
は、生産車種毎の溶接治具が必要となり、自動化が難し
いという問題点があった。
この発明は、かかる従来の問題点に着目してなされたも
ので、如何なる形状の車体外板に対しても、その被溶接
部に正確に自動位置決めされて確実に外板を固定できる
高能率の自動溶接治具と、その治具の位置決め及び固定
した外板の接合部の自動溶接を行なう溶接ロボットとを
備えた車体外板の自動溶接装置を提供することにより、
上記問題点を解決することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するこの発明は、自動車車体外板の被
溶接部近辺を押圧する進退可能な複数の駒と、この駒を
支持して平面内を自在に滑動させると共に所定位置で固
定する位置調整機構と、この位置調整機構の移動操作用
ロケート穴とを有するスライド装置を、はC車体幅を距
て1対に対向せしめてなる溶接治具と、この治具近傍に
配置され前記ロケート穴と結合するロケートビシを有す
る溶接ロボットとを備え、その溶接ロボットで前記位置
調整機構を車体に合わせて位置決めすると共に、前記溶
接治具の1対のスライド装置間に搬入された車体の左右
両側の被溶接部位近辺を退避位置から押え位置に移動さ
せた前記駒で挟圧して固定し、溶接ロボットで被溶接部
位を接合するように構成した車体外板溶接装置である。
〔実施例〕
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第1O図は、この発明の一実施例を示す図
である。
第1図に、この発明による車体外板溶接装置の全体構造
を示す0図において、20は溶接治具、Rはその治具近
傍に配置した炭酸ガスアーク溶接ロボットである。Pは
そのロボットRの先端部に立設されたロケートピンであ
る。上記の溶接治具20は、自動車車体外板WOである
ルーフパネル1とリアーフェンダパネル2どの被溶接部
3め近辺を押圧する進退可能な駒21と、この駒21を
支持して平面内を自在に滑動させると共に所定位置で固
定する位置調整機構22と、この位置調整機構22の移
動操作−用ロケート穴Hとを有するスライド装置23.
23を、はC車体幅を距て左右1対に対向させたもので
ある。各スライド装置23は、治具フレーム24の左右
端近くに、それぞれ揺動軸25を介して取り付けられて
いる。26は治具フレーム24の左右の端末にフランジ
27を介して軸支された揺動シリンダで、これによりス
ライド装置23は鎖線で示す退避位置から実線で示す押
え位置までの間を揺動するようになっている。
第2.3図はスライド装置23の詳細を示す図である。
28はスライド基板で、表面にX方向のガイド溝29,
29が形成され、各溝29内にスライドレールSRがは
め込まれている。裏面側には揺動輪25の軸受け25a
及び揺動シリンダ26のロッド26aと係合する駆動軸
30の軸受け30aが取り付けである。31はX方向走
行台で、その裏面には前記X方向ガイド溝29 、29
に嵌合させたスライドレールSRと滑動自在に係合した
X方向リニアガイド32.32が設けられており、一方
その表面にはY方向のガイド溝33.33が形成され、
各溝33内に同じくスライドレールSRがはめ込まれて
いる。34はY方向走行台で、その裏面には前記Y方向
ガイド溝33.33に嵌合させたスライドレールSRと
滑動自在に係合したY方向リニアガイド35.35が設
けられ、一方その表面には駒支持ブラケット36が固着
されている。
第4図は上述9x方向リニアガイド32及びY方向リニ
アガイド35の詳細を示している。ガイド溝29,33
内にはめ込み固定されたスライドレールSRは、その断
面がほぼコ字状に形成されている。このスライドレール
SR内を滑動するリニアガイド32.35は、いわゆる
無限直線運動用ベアリング構造である。すなわち、軌道
ケースA1に形成された循環溝A2に組み込まれたポー
ルA3がスライドレールSRの両側面に設けられた軌道
1fll A 4にはまり込み、このポールの運動で軌
道ケースA、が極めて軽くレールSR内を滑動する。A
5は軌道ケースA1に固着した取付板である。なお、A
6はストー/パである。
上述のX方向リニアガイド32及びY方向リニアガイド
35で、支持ブラケット36は基板28の平面内を自在
に移動できる。HIはその移動時に使用するロケート穴
Hを有する筒体で、°胴支持ブラケット36面上に固定
されている。37はY方向走行台34の両端部の裏面側
に固着した固定手段としての1対のブレーキシリンダで
、スプリングリターン方式のピストンが内臓され、Y方
向走行台34を固定させる場合に加圧エアを送ってピス
トンコンド3フa端に取り付けたブレーキ板38を基板
28面に強く押し付けるように構成されている。このよ
うにして基板上で自在に位置調整して固定できるように
した駒支持ブラケット36の端部に設けられた支持板3
6aに、複数本(図示の例では6本)の胴駆動シリンダ
40が並列して固定され、その各シリンダロッド40a
に外板押え用の駒21が取り付けられている。
なお上述の位置調整機構22のX、Y各方向のリニアガ
イド32.35には、上述の構成に代えて、例えば、第
5図に示す如きベアリング組み込み式のリニアガイド4
1を用いても良く、その場合は各ガイド溝29,33の
位置にガイドレール42を取り付ければよい。
次に作用を説明する。
初めに、車体外板溶m治具20の1対のスライド装置2
3.2?は第6図に示すよ?に退避位置にある。そして
駒支持ブラケット36はスライド基板28上の原点位置
にある。
第6図は位置合せ工程を示しており、押え駒21を、原
点位置から、ロボッ)Hのティーチングプログラムによ
って指定された車種ごとの位置に移動するものである。
その手順は次の通りである。ブレーキ板38を開放し、
ロボットRのロケートピンPをスライド装置23に取り
付けた筒体H1のロケート穴Hに挿入してロボッ)Hの
操作により、ブラケット36を介して駒21を所定位置
に移す、移動終了後、ブレーキ板38を作動させて固定
する。この位置決めが完了すると、ロボットRは第7図
のように一時退避する。溶接治具20の直下に、自動車
車体Wが搬入されると、スライド装置23の揺動シリン
ダ26のロッド26aが前進駆動される。これによりス
ライド装置23.23が押え位置迄揺動軸25を中心に
揺動して、第7図のように押え駒21が車体外板WOの
溶接部位3に近づく、続いて胴駆動シリンダ40が前進
作動すると、そのロッドがいっせいに進出し、押え駒2
1が外板WOを押圧する(第8゜9図参照)。
このとき、車種によっては片当りする駒や空振りする駒
もあり得るが、駒1ヶ当りの加圧力は4Kg前後と小さ
いため、キズや歪等は発生しない。
片側の駒全体の加圧力は20Kg以上となりしかも車体
の両サイドから挟圧するから、パネルの浮きを完全に防
止する事ができる。このパネル固定の状態で、接合部3
がロボッ)Hによりアーク溶接される(第1θ図)、溶
接が終れば上記と逆の順序でスライド装置23を退避位
置に移し、車体Wを搬出する。
車種が変るごとに、上述の位置合せ工程が実施され、ス
ライド装置23において、胴支持ブラケット36を基板
28の適宜の位置にロボ−/ ) Rで移動させること
により、押え駒21が適確に車体Wの所定個所を押圧で
きるように位置調整する。
第11図には、他の実施例を示す。
この実施例は、押え駒21に冷却水通路43を内設する
と共に、6押え駒21を冷却配管で連結することにより
水冷できるようにした点が上記の実施例と異なる。゛ アーク溶接時の熱を強制冷却で除去することで、溶接部
の熱歪を防止する効果が顕著である。
(発明の効果〕 以上説明してきたように、この発明によれば、車体外板
の溶接部近辺を左右から挟圧して固定する位置調整自在
の押え駒を設けた自動溶接治具と溶接ロボットとを有す
る車体外板溶接装置とし、かつ位置調整を、予め記憶さ
せたティーチングプログラムに基づき溶接ロボットを利
用して行うものとしたため、車種変更に即応でき、かつ
、極めて高能率高品質の車体外板溶接ができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る一実施例の全体構成を示す正面
図、第2図はその要部拡大斜視図、第3図は第2図の■
矢視図、第4図(イ)、(ロ)は位置調整機構用部品の
1例を示す図、第5図は位置調整機構用部品の他の例を
示す斜視図、第6図〜10図は第1図に示すものの作動
を説明する図で、第6図はスライド装置の位置合せ工程
を示す正面図、第7図は押え位置に揺動した正面図、第
8図は溶接部を挟圧した正面図、第9図は溶接部の押え
状態の一態様を示す平面図、第1O図は溶接中の状態を
示す正面図、第11図は他の実施例の要部平面図、第1
2図は自動車車体の溶接部位を示す部分斜視図、第13
図は第12図のXI−1断面図、第14図は従来の車体
外板溶接治具の斜視図で゛ある。 Wo・・・・・・・・・車体外板 3 ・・・・・・・・・被溶接部 20・・・・・・・・・溶接治具 21・・・・・・・・・(押え)駒 22・・・・・・・・・位置調整機構 23・・・・・・・・・スライド装置 R・・・・・・・・・溶接ロボット P ・・・・・・・・・ロケートビン H・・・・・・・・・I=’r−)穴 第4図 (イ) (ロ) m5図 第6図 第8図 〃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動車車体外板の被溶接部近辺を押圧する進退可能な複
    数の駒と、この駒を支持して平面内を自在に滑動させる
    と共に所定位置で固定する位置調整機構と、この位置調
    整機構の移動操作用ロケート穴とを有するスライド装置
    を、ほゞ車体幅を距て1対に対向せしめてなる溶接治具
    と、この治具近傍に配置され前記ロケート穴と結合する
    ロケートピンを有する溶接ロボットとを備え、その溶接
    ロボットで前記位置調整機構を車体に合わせて位置決め
    すると共に、前記溶接治具の1対のスライド装置間に搬
    入された車体の左右両側の被溶接部位近辺を、退避位置
    から押え位置に移動させた前記駒で挟圧して固定し溶接
    ロボットで被溶接部位を接合するように構成したことを
    特徴とする車体外板溶接装置。
JP5435085A 1985-03-20 1985-03-20 車体外板溶接装置 Granted JPS61216869A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5435085A JPS61216869A (ja) 1985-03-20 1985-03-20 車体外板溶接装置

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JPS61216869A true JPS61216869A (ja) 1986-09-26
JPH0363479B2 JPH0363479B2 (ja) 1991-10-01

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JP (1) JPS61216869A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4844326A (en) * 1987-10-08 1989-07-04 Mazda Motor Corporation Method of and system for assembling vehicle bodies
JPH01224174A (ja) * 1988-03-02 1989-09-07 Honda Motor Co Ltd 車両用溶接装置
JPH021572U (ja) * 1988-06-13 1990-01-08
JP2005169489A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Toyota Motor Corp 斜動多関節ロボットを補助ロボットとして使用する溶接システム
CN103551783A (zh) * 2013-11-04 2014-02-05 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种柔性化的汽车软工装平台

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CN103551783A (zh) * 2013-11-04 2014-02-05 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种柔性化的汽车软工装平台

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