JPS6121509Y2 - - Google Patents

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JPS6121509Y2
JPS6121509Y2 JP6529482U JP6529482U JPS6121509Y2 JP S6121509 Y2 JPS6121509 Y2 JP S6121509Y2 JP 6529482 U JP6529482 U JP 6529482U JP 6529482 U JP6529482 U JP 6529482U JP S6121509 Y2 JPS6121509 Y2 JP S6121509Y2
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JP
Japan
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crane
weight ratio
drive device
load
traveling
Prior art date
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JP6529482U
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English (en)
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JPS58170377U (ja
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は船上クレーン用走行駆動装置に関する
ものである。
船上走行クレーンは船体ホールド内と岸壁(舷
外)の間で積荷を運搬するものであり、その性質
上左舷側と右舷側の車輪重の変化が大きく、車輪
駆動によるクレーンの走行はスリツプが生じるた
め不可能とされ、ラツク駆動によつていた。
本考案はデツキ上のラツクおよび駆動ピニオン
が不要な構造を有し、かつ、クレーン装置の重量
軽減にも寄与しうる船上クレーン用走行駆動装置
を提供するものである。
しかして本考案は、クレーンの左右両脚の車輪
重比の変化に追従して両脚の走行車輪の駆動トル
クを変化せしめることによつて、スリツプ等の生
じることのないクレーン走行を可能とするもので
あつて、その要旨とするとこのは、船上クレーン
の左舷側および右舷側の両脚に走行用車輪ならび
に該車輪の駆動装置を設けると共に、前記左舷側
および右舷側の車輪が負荷される車輪重比を検知
し車輪重比が小さい側の走行用車輪の駆動トルク
を減少させると共に車輪重比の大きい側の走行用
車輪の駆動トルクを増大させるよう制御する駆動
装置制御手段を設けてなる船上クレーン用走行駆
動装置、に存する。
以下図面に示す実施例を参照しながら、さらに
本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例に係る装置を備えた船
舶の概略の正面図、第2図はそのクレーンの概略
の斜視図である。10は船体、12はクレーン本
体、14はクレーン本体12上を左右に移動する
横行トロリ、16は吊荷である。またクレーン本
体12の両脚18,20には走行用の車輪22,
24が取り付けられており、この車輪22,24
は減速機25,26を介して走行用モータ27,
28によつて駆動され、走行レール29上を走行
する。また横行トロリ14には吊荷16の重量を
検出する荷重計30(図示せず)および巻上機3
1が設けられている。しかして車輪22,24に
加えられる荷重の比、すなわち車輪重比は、クレ
ーン本体12、横行トロリ14、吊荷16の総重
量ならびに横行トロリ14の位置によつて算出す
ることができる。第1図の実施例においては、ク
レーン本体12と横行トロリ14の重量は変化し
ない一定のものであり、かつ既知のものである。
吊荷16の荷重の全体の総重量に比べ無視できる
程度のものであれば測定の必要はないが、無視で
きないものであれば荷重計30によつて検出され
る。
横行トロリの位置は、例えば次のようにして検
出される。すなわち横行トロリは通常ラツク駆動
とされているから、これに噛みあつているピニオ
ンまたはこれに連動されるピニオン駆動装置から
回転量をシンクロ発信器32(図示せず)に入力
し、横行トロリ14の位置を検出する。
このようにしてクレーンの総重量およびその重
心位置が計算され、車輪22,24に負荷される
車輪重比が求められる。この車輪重比に従つて、
車輪重比の小さい側の車輪の駆動トルクが小さく
なるようならびに車輪重比の大きい側の車輪の駆
動トルクが大きくなるようモータ27,28の電
流を制御する。
第3図はこのような制御を行なうシステムのフ
ローチヤートである。制御本体34には、荷重計
30およびシンクロ発信器32からの信号が入力
される。またあらかじめクレーン本体12および
横行トロリ14の重量が制御器本体34のメモリ
に入力され記憶されている。しかしてクレーン走
行に際してはこれらの入力および記憶を取り出し
て、制御器本体34の中央処理装置(CPU)に
おいて車輪重比が計算され、この計算値に基づい
て目標駆動トルクが計算される。そして、制御器
本体34の出力装置からはこの目標トルクに応じ
た制御信号が発せられ、電流制御器(図示せず)
が作動されモータ電流が制御される。
このようにしてスリツプ等の生じない円滑にし
てかつ安全なクレーンの走行が行なわれる。
なお本考案においては、車輪重比を検出するこ
とができる手段であれば他の手段が採用可能であ
り、例えば車輪22,24の車軸にそれぞれ荷重
検出器を取り付け、この荷重検出器から検出され
る荷重に基づいて車輪重比を求めるようにしても
良い。また横行クレーンの位置を検知する手段も
他の手段が採用可能であり、例えば、リミツトス
イツチを多数並設するようにしても良い。
以上の通り本考案の船上クレーン用走行駆動装
置は、クレーンの左右両脚の車輪重比を検出し、
これに基づいて走行車輪の駆動トルクを変化せし
めるようにしたものであるから、ラツクアンドピ
ニオン機構を採用する必要がなく、構成が極めて
簡単なものとされる。しかもクレーン装置の重量
軽減も図れ、その分積載貨物量を増加させること
ができる等の効果も奏され、実用的価値が極めて
高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例装置を備えた船体の正
面図、第2図はクレーンの斜視図、第3図は制御
システムのフローチヤートである。 10……船体、12……クレーン本体、14…
…横行トロリ、16……吊荷、22,24……車
輪、27,28……モータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 船上クレーンの左舷側および右舷側の両脚に
    走行用車輪ならびに該車輪の駆動装置を設ける
    と共に、前記左舷側および右舷側の車輪に負荷
    される車輪重比を検知し車輪重比が小さい側の
    走行用車輪の駆動トルクを減少させると共に車
    輪重比の大きい側の走行用車輪の駆動トルクを
    増大させるよう制御する駆動装置制御手段を設
    けてなる船上クレーン用走行駆動装置。 (2) 前記駆動装置制御手段は、クレーンの巻上荷
    重を検出する荷重検出器と横行トロリ位置検出
    器とを備え、巻上荷重と横行トロリ位置とから
    車輪重比を検知する実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の船上クレーン用走行駆動装置。 (3) 前記駆動装置制御手段は、前記クレーン両脚
    の車軸に設けられた荷重検出器を備え、該荷重
    検出器で検出される荷重から車輪重比を検知す
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の船上ク
    レーン用走行駆動装置。
JP6529482U 1982-05-04 1982-05-04 船上クレ−ン用走行駆動装置 Granted JPS58170377U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6529482U JPS58170377U (ja) 1982-05-04 1982-05-04 船上クレ−ン用走行駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6529482U JPS58170377U (ja) 1982-05-04 1982-05-04 船上クレ−ン用走行駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58170377U JPS58170377U (ja) 1983-11-14
JPS6121509Y2 true JPS6121509Y2 (ja) 1986-06-27

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ID=30075265

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6529482U Granted JPS58170377U (ja) 1982-05-04 1982-05-04 船上クレ−ン用走行駆動装置

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JP (1) JPS58170377U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009057148A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd トロリの空転防止制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009057148A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd トロリの空転防止制御装置

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Publication number Publication date
JPS58170377U (ja) 1983-11-14

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