JPS61214860A - 放射線画像読取方法 - Google Patents
放射線画像読取方法Info
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- JPS61214860A JPS61214860A JP5797985A JP5797985A JPS61214860A JP S61214860 A JPS61214860 A JP S61214860A JP 5797985 A JP5797985 A JP 5797985A JP 5797985 A JP5797985 A JP 5797985A JP S61214860 A JPS61214860 A JP S61214860A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、放射線画像を記録したフィルム面、および輝
尽螢光体層を有する放射線画像変換パネル面等の放射線
画像情報記録媒体面をレーザ光で走査して、光検出器に
よシその強度を電気信号変換して、該記録媒体面に記録
されている放射線画像情報を読み取る方法に関するもの
である。
尽螢光体層を有する放射線画像変換パネル面等の放射線
画像情報記録媒体面をレーザ光で走査して、光検出器に
よシその強度を電気信号変換して、該記録媒体面に記録
されている放射線画像情報を読み取る方法に関するもの
である。
X線画像のような放射線画像は医療用として多く用いら
れている。この放射線画像を得る一方法として、被写体
を透過した放射線を螢光体層(螢光スクリーン)K照射
し、これにより可視光を生じさせて、この可視光を銀塩
感光材料を塗布したフィルムに照射して現像する、いわ
ゆる放射線写真方式がある。
れている。この放射線画像を得る一方法として、被写体
を透過した放射線を螢光体層(螢光スクリーン)K照射
し、これにより可視光を生じさせて、この可視光を銀塩
感光材料を塗布したフィルムに照射して現像する、いわ
ゆる放射線写真方式がある。
近年、放射線画像診断技術の進歩にともない、上記放射
線写真を走査してそこに記録された放射線画像情報を読
み取シ、デジタル信号化した後にCRTや感光材料上に
栴生ずる方法が工夫されるようになった。それにより、
1回の放射線撮影からよシ多くの診断情報が得られるよ
うになシ、診断性能の向上と被曝線量の低減がもたらさ
れる。また、放射線画像情報の保存や検宗の効率化とい
う点でも期待がもたれている。
線写真を走査してそこに記録された放射線画像情報を読
み取シ、デジタル信号化した後にCRTや感光材料上に
栴生ずる方法が工夫されるようになった。それにより、
1回の放射線撮影からよシ多くの診断情報が得られるよ
うになシ、診断性能の向上と被曝線量の低減がもたらさ
れる。また、放射線画像情報の保存や検宗の効率化とい
う点でも期待がもたれている。
上記写真フィルムを用いた放射線画像情報読取装置にお
いては、放射線画像を記録した写真フィルムを読み取シ
光であるレーザ光で露光走査し、その反射光または透過
光を光検出器で検出して電気信号変換することが行なわ
れている。
いては、放射線画像を記録した写真フィルムを読み取シ
光であるレーザ光で露光走査し、その反射光または透過
光を光検出器で検出して電気信号変換することが行なわ
れている。
また一方では、銀塩感光材料からなる放射線写真フィル
ムを使用しないで放射線画像を得る方法が工夫されるよ
うになった。 。
ムを使用しないで放射線画像を得る方法が工夫されるよ
うになった。 。
このような方法としては、被写体を透過した放射線をあ
る株の螢光体に吸収せしめ、しかる後この螢光体を例え
ば光又は熱エネルギーで励起することによシ、この螢光
体が前記吸収によシ蓄積している放射線エネルギーを螢
光として放射せしめ、この螢光を検出して画像化する方
法がある0例えば英国特許1,462,769号及び特
開昭51−29889号には、螢光体として熱輝尽性螢
光体を用いる方法が示されている。この方法は支持体上
に熱輝尽性螢光体層を形成した放射線画像変換パネルを
使用するもので、この放射線画像変換パネルの熱輝尽性
螢光体層に被写体を透過した放射線を吸収させて被写体
各部の放射線透過度に対応する放射線エネルギーを蓄積
させて潜像を形成し、しかる後にとの熱輝尽性螢光体層
を加熱することによって輝尽励起し、パネルの各部に蓄
積された放射線エネルギーを光の信号として取シ出し、
この光の強弱によりて放射線画像を得るものである。
る株の螢光体に吸収せしめ、しかる後この螢光体を例え
ば光又は熱エネルギーで励起することによシ、この螢光
体が前記吸収によシ蓄積している放射線エネルギーを螢
光として放射せしめ、この螢光を検出して画像化する方
法がある0例えば英国特許1,462,769号及び特
開昭51−29889号には、螢光体として熱輝尽性螢
光体を用いる方法が示されている。この方法は支持体上
に熱輝尽性螢光体層を形成した放射線画像変換パネルを
使用するもので、この放射線画像変換パネルの熱輝尽性
螢光体層に被写体を透過した放射線を吸収させて被写体
各部の放射線透過度に対応する放射線エネルギーを蓄積
させて潜像を形成し、しかる後にとの熱輝尽性螢光体層
を加熱することによって輝尽励起し、パネルの各部に蓄
積された放射線エネルギーを光の信号として取シ出し、
この光の強弱によりて放射線画像を得るものである。
また、例えば米国特許3,859,527号及び特開昭
55−12144号には、螢光体として光輝属性螢光体
を用いる方法が示されている。この方法は支持体上に光
輝属性螢光体層を形成した放射線画像変換パネルを使用
するもので、該パネルに上述のように人体等の被写体の
)l!両画像形成・記録した後、この光輝属性螢光体層
を輝尽励起光たとえばレーザ光などで走査することによ
って、パネル各部に蓄積された放射線エネルギーを光の
信号(輝尽発光)として取シ出し、この光信号を光検出
器、たとえは光電子増倍管、フォトダイオード等の光電
変換素子等で検出して電気信号変換する。
55−12144号には、螢光体として光輝属性螢光体
を用いる方法が示されている。この方法は支持体上に光
輝属性螢光体層を形成した放射線画像変換パネルを使用
するもので、該パネルに上述のように人体等の被写体の
)l!両画像形成・記録した後、この光輝属性螢光体層
を輝尽励起光たとえばレーザ光などで走査することによ
って、パネル各部に蓄積された放射線エネルギーを光の
信号(輝尽発光)として取シ出し、この光信号を光検出
器、たとえは光電子増倍管、フォトダイオード等の光電
変換素子等で検出して電気信号変換する。
上述のような放射線写真システムにおいては、輝尽性螢
光体およびX線画像情報の記録されたX線フィルムのい
ずれを用いた方法においても、放射線画像情報を電気信
号に変換した後、該電気信号に対して演算を実行し、空
間周波数処理や階調処理等を行なって再生画像の鮮鋭性
やコントラスト等を改良する放射線画像処理方法を用い
ることができる。この液絡的な画像はノ・−トコビーと
して再生しても良いし、CRT上に再生しても良い。
光体およびX線画像情報の記録されたX線フィルムのい
ずれを用いた方法においても、放射線画像情報を電気信
号に変換した後、該電気信号に対して演算を実行し、空
間周波数処理や階調処理等を行なって再生画像の鮮鋭性
やコントラスト等を改良する放射線画像処理方法を用い
ることができる。この液絡的な画像はノ・−トコビーと
して再生しても良いし、CRT上に再生しても良い。
このような放射線画像読取方法によって得られた電気的
画像情報は、写真フィルム(X線フィルム)または写真
画像(ゼロラジオグラフィなど)の場合には、低濃度か
ら高濃度に至るまで同一のIJ ニアな透過率または反
射率によって処理するか、または電気信号の対数変換器
などによって対数値に変換し、写真濃度に対応した信号
として処理するのが通例であった。
画像情報は、写真フィルム(X線フィルム)または写真
画像(ゼロラジオグラフィなど)の場合には、低濃度か
ら高濃度に至るまで同一のIJ ニアな透過率または反
射率によって処理するか、または電気信号の対数変換器
などによって対数値に変換し、写真濃度に対応した信号
として処理するのが通例であった。
また、支持体上に光輝属性螢光体層を形成した放射線画
像変換パネル(以下イメージングプレート若しくはパネ
ルという)を記録媒体として使用した場合には、該パネ
ルにX機を曝射して潜像を作シ、これをレーザ光で露光
走査すると蓄積エネルギーに比例した光を発するから、
この発光による光信号を光検出器で受けて電気信号変換
して、前記X線フィルムの透過率を対数変換した値また
は濃度に相当する画像情報を得る。
像変換パネル(以下イメージングプレート若しくはパネ
ルという)を記録媒体として使用した場合には、該パネ
ルにX機を曝射して潜像を作シ、これをレーザ光で露光
走査すると蓄積エネルギーに比例した光を発するから、
この発光による光信号を光検出器で受けて電気信号変換
して、前記X線フィルムの透過率を対数変換した値また
は濃度に相当する画像情報を得る。
尚、本明細書において、透過率相当(対応)の値とは画
像が記録されている記録媒体を透過光で読み取る場合、
透過率即ち第6図で示した入射光量Iinと透過光Io
utの比Iout / Iinであシ、反射光で読み取
る場合は第7図で示した反射率Iout/I’inであ
る。また輝尽発光の透過率相当の値とは、放射線源とイ
メージングプレートの間に被写体を設けないときに、放
射線を照射した場合のイメージングプレートからのjI
I尽発光発光量81囚で示したIwhiteとし、被写
体を設けた場合のイメージングプレートからの輝尽発光
量を第8図CB)で示した工?とした場合、■ノ/Iw
hiteをいう。
像が記録されている記録媒体を透過光で読み取る場合、
透過率即ち第6図で示した入射光量Iinと透過光Io
utの比Iout / Iinであシ、反射光で読み取
る場合は第7図で示した反射率Iout/I’inであ
る。また輝尽発光の透過率相当の値とは、放射線源とイ
メージングプレートの間に被写体を設けないときに、放
射線を照射した場合のイメージングプレートからのjI
I尽発光発光量81囚で示したIwhiteとし、被写
体を設けた場合のイメージングプレートからの輝尽発光
量を第8図CB)で示した工?とした場合、■ノ/Iw
hiteをいう。
また濃度相当値とは、上記の透過率相当の佃の逆数を対
数変換した値である。
数変換した値である。
で示される。
このようにして得られた濃度相当値は、低濃度相当値に
相当する領域(以下、低濃度対応域と称す)から高濃度
に相当する領域(以下、高濃度対応域と称す)に至るま
で、同一のリニアな透過率相当の変換特性(以下、透過
率対応特性と称す)によって処理するか、または電気信
号の対数変換器などによって対数値に変換して写真濃度
に対応した特性(以下濃度対応特性と称す)として処理
するのが通例であった。
相当する領域(以下、低濃度対応域と称す)から高濃度
に相当する領域(以下、高濃度対応域と称す)に至るま
で、同一のリニアな透過率相当の変換特性(以下、透過
率対応特性と称す)によって処理するか、または電気信
号の対数変換器などによって対数値に変換して写真濃度
に対応した特性(以下濃度対応特性と称す)として処理
するのが通例であった。
即ち入射光i1(サンプリング間隔が通常一定であるの
で、これは透過率相当値に対応する)にほぼリニアな変
換特性を有す光電変換素子からの電流値を電圧に変換し
、これをあらゆる画像![でそのままデジタル変換した
り、あるいは、あらゆる画像濃度で前記電圧対数変換し
た後、これをデジタル変換するのが通例であった。
で、これは透過率相当値に対応する)にほぼリニアな変
換特性を有す光電変換素子からの電流値を電圧に変換し
、これをあらゆる画像![でそのままデジタル変換した
り、あるいは、あらゆる画像濃度で前記電圧対数変換し
た後、これをデジタル変換するのが通例であった。
しかしながら、上記の如きIJ ニアな透過率対応特性
のデータをデジタル変換すると、高濃度対応域の分解能
が劣化し、更に読取レンジが制限されてしまう。また、
対数変換したデータをデジタル変換すると、低濃度対応
域での分解能が劣化するという欠点が生じる。従って従
来の通常方法では、低濃度対応域から高濃度対応域まで
の全域にわたって高精度でデータを読取シ、デジタル変
換することは困難であった。
のデータをデジタル変換すると、高濃度対応域の分解能
が劣化し、更に読取レンジが制限されてしまう。また、
対数変換したデータをデジタル変換すると、低濃度対応
域での分解能が劣化するという欠点が生じる。従って従
来の通常方法では、低濃度対応域から高濃度対応域まで
の全域にわたって高精度でデータを読取シ、デジタル変
換することは困難であった。
本発明は上述の知き欠点を改善するためになされたもの
で、低濃度対応域の濃度分解能をより細かく、かつ高濃
度対応域の濃度分解能を損わせず、更に読取レンジを制
限させることのない、画像診断上有効なデジタル画像情
報を得ることを目的とするものである。
で、低濃度対応域の濃度分解能をより細かく、かつ高濃
度対応域の濃度分解能を損わせず、更に読取レンジを制
限させることのない、画像診断上有効なデジタル画像情
報を得ることを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明の放射線画像読取方法は、放
射線画像が記録蓄積されている媒体の画像情報をデジタ
ル情報信号に変換する方法において、低#&領域または
低濃度に相当する画像情報領域と、高濃度領域または扁
#麓に相当する画像情報領域とを、異なる特性の変換処
理を行なうことを特徴とするものである。
射線画像が記録蓄積されている媒体の画像情報をデジタ
ル情報信号に変換する方法において、低#&領域または
低濃度に相当する画像情報領域と、高濃度領域または扁
#麓に相当する画像情報領域とを、異なる特性の変換処
理を行なうことを特徴とするものである。
以下、本発明を図面に従いその一実施例について詳細に
説明する。
説明する。
第3図は本発明に係る放射線画像読取装置の概略斜視図
であり、第4図はその模式図である。これらの図におい
て、放射線像変換パネル10は、矢、部方向に直線連動
をするホルダ11にのせられ、副走査が行なわれるとと
もに、本発明で提案している半導体レーザー装置15か
ら出射した輝尽励起光たるレーザービームLはコリメー
タレンズ16、レーザの波長域のみを透過させるフィル
タ17を透過し、ガルバノミラ−18で主走査され、f
−θレンズ19を透過して、パネルlOに照射される。
であり、第4図はその模式図である。これらの図におい
て、放射線像変換パネル10は、矢、部方向に直線連動
をするホルダ11にのせられ、副走査が行なわれるとと
もに、本発明で提案している半導体レーザー装置15か
ら出射した輝尽励起光たるレーザービームLはコリメー
タレンズ16、レーザの波長域のみを透過させるフィル
タ17を透過し、ガルバノミラ−18で主走査され、f
−θレンズ19を透過して、パネルlOに照射される。
レーザービームLが照射されることにより、パネル10
から記録されている放射細画像が輝尽発光となってあら
れれる。この輝尽発光は光フアイバ集光体121Cよっ
て集光され、輝尽発光波長領域のみ透過させるフィルタ
13をとおして、元電子増倍′W14等の光検出器にみ
ちびかれ、光電変換されて電気1!号とな勺出力される
。出力されたvLfA信号は図示しない信号処理機等を
へて、銀塩感光性フィルム等に出力記録され、またはC
R’I’等に表示されることによって視覚化される。
から記録されている放射細画像が輝尽発光となってあら
れれる。この輝尽発光は光フアイバ集光体121Cよっ
て集光され、輝尽発光波長領域のみ透過させるフィルタ
13をとおして、元電子増倍′W14等の光検出器にみ
ちびかれ、光電変換されて電気1!号とな勺出力される
。出力されたvLfA信号は図示しない信号処理機等を
へて、銀塩感光性フィルム等に出力記録され、またはC
R’I’等に表示されることによって視覚化される。
第5図は放射線画像を記録した写真フィルムを用いた放
射線画像情報読取装置の概略斜視図を示している。放射
線画像を記録した写真フィルム20は、矢印方向に図示
しない搬送手段によって直線運動し、副走査が行なわれ
るとともに、本発明で提案している半導体レーザ族[2
5から出射した読み取部光たるレーザービームLはコリ
メーターレンズ26、レーザの波長域のみを透過させる
フィルタ26を透過し、ミラー23を介して、ガルバノ
メータミラー28で主走査され、f−θレンズ29を透
過し、フィルム20に照射される。フィルム2oを透過
したレーザービームLは、フィルム2oの濃度に応じた
光霊の光に変換され、光フアイバ集光体22に入射・集
光され、光電子増倍管24等の光検出器にみちびかれ光
電変換され、電気信号となシ出カされる。
射線画像情報読取装置の概略斜視図を示している。放射
線画像を記録した写真フィルム20は、矢印方向に図示
しない搬送手段によって直線運動し、副走査が行なわれ
るとともに、本発明で提案している半導体レーザ族[2
5から出射した読み取部光たるレーザービームLはコリ
メーターレンズ26、レーザの波長域のみを透過させる
フィルタ26を透過し、ミラー23を介して、ガルバノ
メータミラー28で主走査され、f−θレンズ29を透
過し、フィルム20に照射される。フィルム2oを透過
したレーザービームLは、フィルム2oの濃度に応じた
光霊の光に変換され、光フアイバ集光体22に入射・集
光され、光電子増倍管24等の光検出器にみちびかれ光
電変換され、電気信号となシ出カされる。
出力された電気信号は図示しない4H号処理機等をへて
、銀塩感光性フィルム等に出力記録嘔れ、またはCRT
に表示されることによって視覚化される。
、銀塩感光性フィルム等に出力記録嘔れ、またはCRT
に表示されることによって視覚化される。
既に述べたように、画像情報から透過率相当値をデジタ
ル変換する場合、このすべての領域、たとえば全濃度対
応域を17 =アまたは対数変換すると、低濃度対応域
と高濃度対応域でそれぞれ読取分解能が損なわれる。
ル変換する場合、このすべての領域、たとえば全濃度対
応域を17 =アまたは対数変換すると、低濃度対応域
と高濃度対応域でそれぞれ読取分解能が損なわれる。
第2図は本発明によシ得られる、上記濃度相当値の一例
としての濃度相当値とA/D変換電圧との関係を表わす
特性曲線である。図において、横軸は濃度相当値、縦軸
は端子Hでの出力電圧値を ”とる。
としての濃度相当値とA/D変換電圧との関係を表わす
特性曲線である。図において、横軸は濃度相当値、縦軸
は端子Hでの出力電圧値を ”とる。
実施例としてX?fMフィルム画像の透過読取の場合に
ついて説明すると、画像診断解析上、画像の具体的な低
濃度域としては、濃度値で0.5 D以下が重要である
と一般に言われている。従って第2図に示すように、濃
度値0.5D以下の低a度域の透過率相当値に対しては
リニアである透過率対応特性を持たせ、一方、濃度値0
.5以上の高濃度域に対しては、濃度相当値に対してリ
ニアな#度対応特性をもつ特性曲線をA/D変換するこ
とによシ、低濃度域から高濃度域に至るまで診断上有効
な画像読取情報を得ることができる。
ついて説明すると、画像診断解析上、画像の具体的な低
濃度域としては、濃度値で0.5 D以下が重要である
と一般に言われている。従って第2図に示すように、濃
度値0.5D以下の低a度域の透過率相当値に対しては
リニアである透過率対応特性を持たせ、一方、濃度値0
.5以上の高濃度域に対しては、濃度相当値に対してリ
ニアな#度対応特性をもつ特性曲線をA/D変換するこ
とによシ、低濃度域から高濃度域に至るまで診断上有効
な画像読取情報を得ることができる。
次に、上記の特性曲線を実現せしめるデジタル変換のた
めの具体的な電子回路のブロック図を第1図に示す。以
下、この動作について説明する。
めの具体的な電子回路のブロック図を第1図に示す。以
下、この動作について説明する。
第3図ないし第5図に示す光電子増倍管14 、24な
どの光検出器によシ、画像は電流信号に光電変換され、
入力端子Eに入力され、電流増幅630で電圧値に変換
される。そして、その出力は反転増幅器31と対数変換
器あとに分岐入力される。
どの光検出器によシ、画像は電流信号に光電変換され、
入力端子Eに入力され、電流増幅630で電圧値に変換
される。そして、その出力は反転増幅器31と対数変換
器あとに分岐入力される。
電流増幅器30の出力の一部は反転増幅器31に入υ、
ここでその出力は当然入力とは逆の極性の電圧となシ、
更に加算器32に入力される。そこで第2図に示したよ
うに、濃度相当値ODで対応する電圧が丁度0ボルトに
なるように、加算器32で信号にバイアス電圧が加えら
れ、所定の正電圧へ電圧レベルが後動する。これは加算
器32の加算端子Kに加えた電圧(5ボルト)によって
行なわれる。
ここでその出力は当然入力とは逆の極性の電圧となシ、
更に加算器32に入力される。そこで第2図に示したよ
うに、濃度相当値ODで対応する電圧が丁度0ボルトに
なるように、加算器32で信号にバイアス電圧が加えら
れ、所定の正電圧へ電圧レベルが後動する。これは加算
器32の加算端子Kに加えた電圧(5ボルト)によって
行なわれる。
そして、次に第2図で示す濃度相当値0.5Dの値に対
応する電圧が3.75ボルトになるように、反転増幅器
33で所定の増幅が行なわれる。即ち、この反転増幅器
31 、33と加算器32とによって、低濃度対応域の
第2図に示す特性曲線に従った出力信号がでるように増
幅、調整が行なわれる。
応する電圧が3.75ボルトになるように、反転増幅器
33で所定の増幅が行なわれる。即ち、この反転増幅器
31 、33と加算器32とによって、低濃度対応域の
第2図に示す特性曲線に従った出力信号がでるように増
幅、調整が行なわれる。
一方、電流増幅器30の出力の一部は、対数変換器34
に入り、ここで対数値に変換される。そしてその出力は
、濃度相当値0.5Dの値のとき、対応する対数変換さ
れた電圧が−0,5ボルトになるように減算器35によ
って、その減算端子りに加えた同じ11度(相当)値(
第2図では0.5)で同じ出方電圧が得られるように一
部バイアスをかけるためのり7アレンス電圧が減算され
、更に反転増幅器36によって増幅される。この反転増
幅器36からの出力は、加算器37とコンパレータ38
に入力される。
に入り、ここで対数値に変換される。そしてその出力は
、濃度相当値0.5Dの値のとき、対応する対数変換さ
れた電圧が−0,5ボルトになるように減算器35によ
って、その減算端子りに加えた同じ11度(相当)値(
第2図では0.5)で同じ出方電圧が得られるように一
部バイアスをかけるためのり7アレンス電圧が減算され
、更に反転増幅器36によって増幅される。この反転増
幅器36からの出力は、加算器37とコンパレータ38
に入力される。
このコンパレータあの出力は、第2図に示す変換特性曲
線に従って切換スイッチ39を制御する。
線に従って切換スイッチ39を制御する。
一方、反転機能をもった加算器は、第2図に示した特性
曲線に従って、濃度相当値0.5Dに対応した電圧が3
.75ボルトになるように、また濃度相当値3Dに対応
した電圧が10ボルトになるように、加算器37の加算
端子Mに適合した電圧が加えられる。即ち、対数変換器
別、減算器話9反転増幅器36、加算器37によって高
濃度対応域の第2図に示す特性曲線に従った出力信号が
出るよう増幅・調整が行なわれる。以上のように、反転
増幅器33からの出力は低濃度対応域に適合した特性に
より変換した出力信号が出力され、また、加算器37が
らの出力は高濃度対応域に適合した特性にょシ変換した
出力信号が出る。
曲線に従って、濃度相当値0.5Dに対応した電圧が3
.75ボルトになるように、また濃度相当値3Dに対応
した電圧が10ボルトになるように、加算器37の加算
端子Mに適合した電圧が加えられる。即ち、対数変換器
別、減算器話9反転増幅器36、加算器37によって高
濃度対応域の第2図に示す特性曲線に従った出力信号が
出るよう増幅・調整が行なわれる。以上のように、反転
増幅器33からの出力は低濃度対応域に適合した特性に
より変換した出力信号が出力され、また、加算器37が
らの出力は高濃度対応域に適合した特性にょシ変換した
出力信号が出る。
そして、これら2つの出力は、それぞれ切換スイッチ3
9の端子F、Gに接続されている。このスイッチ39は
、具体的には半導体などによる無接点の電子的スイッチ
を使用するのが好ましい。このスイッチ39は前記変換
特性を選択するコンパレータ38によって制御される。
9の端子F、Gに接続されている。このスイッチ39は
、具体的には半導体などによる無接点の電子的スイッチ
を使用するのが好ましい。このスイッチ39は前記変換
特性を選択するコンパレータ38によって制御される。
具体的には、今画像(画素)が低濃度対応域であったと
すると、反転増幅器36の出力、即ちコンパレータ羽の
入力電圧は−0,5ボルトよ#)高い仁とをコンパレー
タ羽が判断して、切換スイッチ39は端子Fとの接続が
選択され、出力端子HK反転増幅器33の出力信号を出
力する。一方、画像(画素)が高濃度対応域でめったと
すると、コンパレータ詔の入力電圧は−0,5ボルト(
端子R)よシ低いことをコンパレータ38が判断して、
切換スイッチ39を制御し、出力端子Hには加算器37
の出力信号を出力するよ、う、端子Gと接続される。そ
してこのコンパレータ38の判断動作をする電圧はコン
パレータあのR端子に加えられる電圧(−0,5ボルト
)によって決定される。
すると、反転増幅器36の出力、即ちコンパレータ羽の
入力電圧は−0,5ボルトよ#)高い仁とをコンパレー
タ羽が判断して、切換スイッチ39は端子Fとの接続が
選択され、出力端子HK反転増幅器33の出力信号を出
力する。一方、画像(画素)が高濃度対応域でめったと
すると、コンパレータ詔の入力電圧は−0,5ボルト(
端子R)よシ低いことをコンパレータ38が判断して、
切換スイッチ39を制御し、出力端子Hには加算器37
の出力信号を出力するよ、う、端子Gと接続される。そ
してこのコンパレータ38の判断動作をする電圧はコン
パレータあのR端子に加えられる電圧(−0,5ボルト
)によって決定される。
このようにして、目的とする特性曲線に従った変換を、
低濃度対応域から高濃度対応域にわたり、自動的に切換
可能とすることにより、忠実に実現することができる。
低濃度対応域から高濃度対応域にわたり、自動的に切換
可能とすることにより、忠実に実現することができる。
更に、この出力端子Hからは、A/D変換器に入力され
てデジタル信号に変換される。がくして低濃度対応域で
も高濃度対応域でも高精度のデジタル信号が得られる。
てデジタル信号に変換される。がくして低濃度対応域で
も高濃度対応域でも高精度のデジタル信号が得られる。
これらの電子回路は通常のIC化された6i算増幅器な
どの半導体素子によって安価で容易に構成することがで
きる。
どの半導体素子によって安価で容易に構成することがで
きる。
なお、使用目的によっては、低濃度対応域から高濃度対
応域にわたる各域の変換すべき特性曲線を変更したシ、
または対応する電圧を変更したい場合には、それぞれを
構成する増幅器や変換器または加算器、減算器、コンパ
レータなどの各端子に、L、M、Hに加える比較、加減
算バイアスなどの電圧を変更することKよって所望の目
的を達成することができる。
応域にわたる各域の変換すべき特性曲線を変更したシ、
または対応する電圧を変更したい場合には、それぞれを
構成する増幅器や変換器または加算器、減算器、コンパ
レータなどの各端子に、L、M、Hに加える比較、加減
算バイアスなどの電圧を変更することKよって所望の目
的を達成することができる。
本発明によりて、画像が記録された記録媒体から画像情
報を電気的に読み取りデジタル信号に変換する場合、そ
の画像の低濃度対応域から高濃度対応域の全域にわたシ
、読取データの精度を損なうことなく変換し、デジタル
信号が得られるようになった。これは低濃度対応域と高
濃度対応域を異った変換特性でるるリニア変換および対
数変換によって自動変換されるもので、現実には電子回
路によって目的を達成することができるようになった。
報を電気的に読み取りデジタル信号に変換する場合、そ
の画像の低濃度対応域から高濃度対応域の全域にわたシ
、読取データの精度を損なうことなく変換し、デジタル
信号が得られるようになった。これは低濃度対応域と高
濃度対応域を異った変換特性でるるリニア変換および対
数変換によって自動変換されるもので、現実には電子回
路によって目的を達成することができるようになった。
そのため画像情報に対する広い分野の応用・解析が可能
となった。
となった。
1 第”ta″i:4″1QIHc j 、b
、に体“−′。8“1“: 回路のブロック図、第
2図は本発明の濃度対応値を電気信号に変換する場合の
特性曲線を示す図である。第3図は本発明に係る放射線
画像情報読取装置の概略斜視図、第4図はその模式図、
第5図は放射線画像を記録した写真フィルムを用いた放
射線画像情報読取装置の概略斜視図である。第6図ない
し第8図は透過率、反射率および輝尽発光の透過率を説
明する図である。 10・・・放射線像変換パネル、14.24・・・光電
子増倍管、15 、25・・・半導体レーザ装置、20
・・・写真フィルム、30・・・電流増幅器、31.3
3.36・・・反転増幅器、32 、37・・・加算器
、34・・・対数変換器、35・・・?31[,38・
・・コンパレータ、39・・・スイッチ、 L・・・レーザービーム、
、に体“−′。8“1“: 回路のブロック図、第
2図は本発明の濃度対応値を電気信号に変換する場合の
特性曲線を示す図である。第3図は本発明に係る放射線
画像情報読取装置の概略斜視図、第4図はその模式図、
第5図は放射線画像を記録した写真フィルムを用いた放
射線画像情報読取装置の概略斜視図である。第6図ない
し第8図は透過率、反射率および輝尽発光の透過率を説
明する図である。 10・・・放射線像変換パネル、14.24・・・光電
子増倍管、15 、25・・・半導体レーザ装置、20
・・・写真フィルム、30・・・電流増幅器、31.3
3.36・・・反転増幅器、32 、37・・・加算器
、34・・・対数変換器、35・・・?31[,38・
・・コンパレータ、39・・・スイッチ、 L・・・レーザービーム、
Claims (4)
- (1)放射線画像が記録蓄積されている記録媒体の画像
情報をデジタル情報信号に変換する方法において、低濃
度領域または低濃度に相当する画像情報領域と、高濃度
領域または高濃度に相当する画像情報領域とを、異なる
変換特性の変換処理を行なうことを特徴とする放射線画
像読取方法。 - (2)前記読取方法における前記変換特性であつて、画
像情報に応じて自動的に切換え可能としたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の放射線画像読取方法
。 - (3)前記記録媒体の低濃度領域または低濃度に相当す
る領域に対しては透過率相当値をリニア変換、高濃度に
相当する領域は濃度に対してリニア変換を行なえるよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
2項に記載の放射線画像読取方法。 - (4)前記低濃度領域を濃度値で0.5以下に限定した
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項の
何れか1項に記載の放射線画像読取方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5797985A JPS61214860A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 放射線画像読取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5797985A JPS61214860A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 放射線画像読取方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61214860A true JPS61214860A (ja) | 1986-09-24 |
Family
ID=13071124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5797985A Pending JPS61214860A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 放射線画像読取方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61214860A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022107855A1 (ja) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 | 株式会社モリタ製作所 | 画像処理システムおよび画像処理装置 |
-
1985
- 1985-03-20 JP JP5797985A patent/JPS61214860A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022107855A1 (ja) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 | 株式会社モリタ製作所 | 画像処理システムおよび画像処理装置 |
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