JPS6121453Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6121453Y2 JPS6121453Y2 JP14721680U JP14721680U JPS6121453Y2 JP S6121453 Y2 JPS6121453 Y2 JP S6121453Y2 JP 14721680 U JP14721680 U JP 14721680U JP 14721680 U JP14721680 U JP 14721680U JP S6121453 Y2 JPS6121453 Y2 JP S6121453Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skirt
- raw material
- belt conveyor
- rotating
- inclined belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 26
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 239000011362 coarse particle Substances 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Description
本考案は、上方の原料切出し手段からの原料
を、下方の傾斜ベルトコンベヤーにて受け、この
傾斜ベルトコンベヤーにより原料を他の場所へ搬
送する原料搬送設備において、前記ベルトコンベ
ヤーのテール部に原料が漏洩しないようにした装
置に関するものである。 従来、例えば鉱石等の原料を切出し、かつ搬送
する設備にあつては、第1図、第2図に示す如
く、ホツパーあるいは上方のベルトコンベヤー等
の原料切出し手段1(第1図ではベルトコンベヤ
ーを示す)からの原料2を、下方の傾斜ベルトコ
ンベヤー3上へ供給する場合、上方の原料切出し
手段1と下方のベルトコンベヤー3間には、下端
にベルトコンベヤー3の上面と摺接する例えばゴ
ム製のサイドスカート4aおよびバツクスカート
4bを備えた切出し用ボツクス4が設けられてい
て、ベルトコンベヤー3上に供給された原料2が
ベルトコンベヤー3外へ漏洩しないようになつて
いる。 ところが、ベルトコンベヤー3上に供給された
原料2の停滞量が増加した場合、サイドスカート
4aおよびバツクスカート4bが外方へ彎曲し、
ベルトコンベヤー3との間に開口が生じ、原料2
は漏洩し、漏洩した原料2は、ベルトコンベヤー
3におけるテールプーリー3aに噛込み、片寄り
を誘発する等の問題があつた。 本考案は、かくの如き従来の問題点を解決すべ
くしたものであつて、その実施例を第3図、第4
図に基づき以下に説明する。 第3図、第4図に示す如く、前記バツクスカー
ト4bの前方に位置して、下端に傾斜ベルトコン
ベヤー3の上面と摺接する例えばゴム製のスカー
ト5aを有する回動板5を配設する。この回動板
5は、前記切出し用ボツクス4におけるスカート
取付部の両側壁間に軸支6により回動自在に支架
され、第3図中、二点鎖線で示す方向にのみ回動
が許容されているもので、そのためこの回動板5
の下半部が前記ベルトコンベヤー3の下流側方向
へのみ回動されるよう、回動板5の上半部にスト
ツパー7を当接させている。 また前記回動板5の回動が後述する理由からス
ムーズにできるよう、その上半部端にはバランス
ウエイト5bが設けられている。 さらに、回動板5を支架している軸受6と、切
出し用ボツクス4におけるスカート取付部の両側
壁との取付けボルト8を取外すことにより、回動
板5を取出すことができるようにし、スカート5
aの取替えに便利なようになつている。 なお、回動板5とそのスカート5a等を含めて
回動型スカートと称する。 しかして、ベルトコンベヤー3上に供給された
原料2の停滞量が増加した場合、あるいは原料2
が供給されたままベルトコンベヤー3が停止した
場合、ベルトコンベヤー3上の原料2がテールプ
ーリー3a側方向へ逆流しても、前記回動型スカ
ートは、常時は、第3図の実線で示す位置にあ
り、回動板5の下端のスカート5aとベルトコン
ベヤー3は接しているから、その逆流を抑制する
ことができ、バツクスカート4bにかかる負荷を
軽減することができる。 従つて、従来の如くバツクスカート4bのみで
逆流した原料2の全てを支える場合に比較して、
原料2の漏洩をほぼ完全に防止できるので、原料
2のテールプーリー3aへの噛込みがなく、ベル
ト片寄りを誘発することがなくなつた。 なお、前記回動型スカートによつても原料2の
逆流を完全に抑制することはできないため、回動
型スカートとバツクスカート4b間に原料2が滞
留することがある。 しかし、その滞留量は少なく、バツクスカート
4bによつて完全に漏洩が阻止され、もし次第に
滞留量が増加したとしても、ベルトコンベヤー3
の再運転時に、滞留している原料2がベルトコン
ベヤー3によつて下流側方向へ搬出される際、回
動型スカートのスカート5aに当接し、回動型ス
カートを下流側方向へ回動させて原料2を払出す
ことができるので、回動型スカートとバツクスカ
ート4b間に滞留した原料2によつて何等支障を
来たすことがない。
を、下方の傾斜ベルトコンベヤーにて受け、この
傾斜ベルトコンベヤーにより原料を他の場所へ搬
送する原料搬送設備において、前記ベルトコンベ
ヤーのテール部に原料が漏洩しないようにした装
置に関するものである。 従来、例えば鉱石等の原料を切出し、かつ搬送
する設備にあつては、第1図、第2図に示す如
く、ホツパーあるいは上方のベルトコンベヤー等
の原料切出し手段1(第1図ではベルトコンベヤ
ーを示す)からの原料2を、下方の傾斜ベルトコ
ンベヤー3上へ供給する場合、上方の原料切出し
手段1と下方のベルトコンベヤー3間には、下端
にベルトコンベヤー3の上面と摺接する例えばゴ
ム製のサイドスカート4aおよびバツクスカート
4bを備えた切出し用ボツクス4が設けられてい
て、ベルトコンベヤー3上に供給された原料2が
ベルトコンベヤー3外へ漏洩しないようになつて
いる。 ところが、ベルトコンベヤー3上に供給された
原料2の停滞量が増加した場合、サイドスカート
4aおよびバツクスカート4bが外方へ彎曲し、
ベルトコンベヤー3との間に開口が生じ、原料2
は漏洩し、漏洩した原料2は、ベルトコンベヤー
3におけるテールプーリー3aに噛込み、片寄り
を誘発する等の問題があつた。 本考案は、かくの如き従来の問題点を解決すべ
くしたものであつて、その実施例を第3図、第4
図に基づき以下に説明する。 第3図、第4図に示す如く、前記バツクスカー
ト4bの前方に位置して、下端に傾斜ベルトコン
ベヤー3の上面と摺接する例えばゴム製のスカー
ト5aを有する回動板5を配設する。この回動板
5は、前記切出し用ボツクス4におけるスカート
取付部の両側壁間に軸支6により回動自在に支架
され、第3図中、二点鎖線で示す方向にのみ回動
が許容されているもので、そのためこの回動板5
の下半部が前記ベルトコンベヤー3の下流側方向
へのみ回動されるよう、回動板5の上半部にスト
ツパー7を当接させている。 また前記回動板5の回動が後述する理由からス
ムーズにできるよう、その上半部端にはバランス
ウエイト5bが設けられている。 さらに、回動板5を支架している軸受6と、切
出し用ボツクス4におけるスカート取付部の両側
壁との取付けボルト8を取外すことにより、回動
板5を取出すことができるようにし、スカート5
aの取替えに便利なようになつている。 なお、回動板5とそのスカート5a等を含めて
回動型スカートと称する。 しかして、ベルトコンベヤー3上に供給された
原料2の停滞量が増加した場合、あるいは原料2
が供給されたままベルトコンベヤー3が停止した
場合、ベルトコンベヤー3上の原料2がテールプ
ーリー3a側方向へ逆流しても、前記回動型スカ
ートは、常時は、第3図の実線で示す位置にあ
り、回動板5の下端のスカート5aとベルトコン
ベヤー3は接しているから、その逆流を抑制する
ことができ、バツクスカート4bにかかる負荷を
軽減することができる。 従つて、従来の如くバツクスカート4bのみで
逆流した原料2の全てを支える場合に比較して、
原料2の漏洩をほぼ完全に防止できるので、原料
2のテールプーリー3aへの噛込みがなく、ベル
ト片寄りを誘発することがなくなつた。 なお、前記回動型スカートによつても原料2の
逆流を完全に抑制することはできないため、回動
型スカートとバツクスカート4b間に原料2が滞
留することがある。 しかし、その滞留量は少なく、バツクスカート
4bによつて完全に漏洩が阻止され、もし次第に
滞留量が増加したとしても、ベルトコンベヤー3
の再運転時に、滞留している原料2がベルトコン
ベヤー3によつて下流側方向へ搬出される際、回
動型スカートのスカート5aに当接し、回動型ス
カートを下流側方向へ回動させて原料2を払出す
ことができるので、回動型スカートとバツクスカ
ート4b間に滞留した原料2によつて何等支障を
来たすことがない。
【表】
なお、上記第1表中の漏洩量は、供給量5万ト
ンに対するものである。 また上記第1表中の原料Nw−HAはニユーマ
ン鉱石、Sd−Aはサンダー鉱石、Gs/k−MAは
ゴア鉱石、Ba−Aはバイラデイラ鉱石であり、
Nw−HAは、破砕された鉱石の角が鋭利で角数
が少なく、ころがりにくい(10〜25mm)。 Sd−A,Ba−Aは、Nw−HAに比較して固い
鉱石であり、破砕すると多角形となり、ころがり
やすい(10〜25mm)。 Gs/k−MAは、水分含有率6〜12%と高く、
ころがりにくそうに見えるが、粗粒に粉鉱石がま
ぶされてペレツト状になる(10〜25mm)。 というそれぞれ特徴を有する鉄鉱石原料である。
ンに対するものである。 また上記第1表中の原料Nw−HAはニユーマ
ン鉱石、Sd−Aはサンダー鉱石、Gs/k−MAは
ゴア鉱石、Ba−Aはバイラデイラ鉱石であり、
Nw−HAは、破砕された鉱石の角が鋭利で角数
が少なく、ころがりにくい(10〜25mm)。 Sd−A,Ba−Aは、Nw−HAに比較して固い
鉱石であり、破砕すると多角形となり、ころがり
やすい(10〜25mm)。 Gs/k−MAは、水分含有率6〜12%と高く、
ころがりにくそうに見えるが、粗粒に粉鉱石がま
ぶされてペレツト状になる(10〜25mm)。 というそれぞれ特徴を有する鉄鉱石原料である。
第1図は従来装置の一例を示す縦断面図、第2
図は、第1図A−A矢視図、第3図は本考案装置
の実施例を示す縦断側面図、第4図は、第3図A
−A線における断面図である。 1……上方の原料切出し手段、2……原料、3
……下方の傾斜ベルトコンベヤー、3a……テー
ルプーリー、4……切出し用ボツクス、4a……
サイドスカート、4b……バツクスカート、5…
…回動板、5a……スカート、6……軸受、7…
…ストツパー。
図は、第1図A−A矢視図、第3図は本考案装置
の実施例を示す縦断側面図、第4図は、第3図A
−A線における断面図である。 1……上方の原料切出し手段、2……原料、3
……下方の傾斜ベルトコンベヤー、3a……テー
ルプーリー、4……切出し用ボツクス、4a……
サイドスカート、4b……バツクスカート、5…
…回動板、5a……スカート、6……軸受、7…
…ストツパー。
Claims (1)
- 上方の原料切出し手段と下方の傾斜ベルトコン
ベヤー間に設けられた、下端にサイドスカートお
よびバツクスカートを有する切出し用ボツクスに
おいて、前記バツクスカートの前方に、支架下半
部が前記傾斜ベルトコンベヤーの下流側方向への
み回動され、ベルトの上面と摺接するスカートを
有する回動型スカートを配設し、この回動型スカ
ートの上半部端に、回動型スカートの下流側方向
への回動を補助するバランスウエイトを設けて成
る傾斜ベルトコンベヤーにおける原料漏洩防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14721680U JPS6121453Y2 (ja) | 1980-10-16 | 1980-10-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14721680U JPS6121453Y2 (ja) | 1980-10-16 | 1980-10-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5771117U JPS5771117U (ja) | 1982-04-30 |
JPS6121453Y2 true JPS6121453Y2 (ja) | 1986-06-27 |
Family
ID=29506744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14721680U Expired JPS6121453Y2 (ja) | 1980-10-16 | 1980-10-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6121453Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6438272B2 (ja) * | 2014-10-27 | 2018-12-12 | メタウォーター株式会社 | コンベヤのテールスカート |
-
1980
- 1980-10-16 JP JP14721680U patent/JPS6121453Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5771117U (ja) | 1982-04-30 |
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