JPS6121418Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6121418Y2 JPS6121418Y2 JP18719180U JP18719180U JPS6121418Y2 JP S6121418 Y2 JPS6121418 Y2 JP S6121418Y2 JP 18719180 U JP18719180 U JP 18719180U JP 18719180 U JP18719180 U JP 18719180U JP S6121418 Y2 JPS6121418 Y2 JP S6121418Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- plate
- recess
- sides
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 9
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 239000000344 soap Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は、例えば紙石鹸等を一枚宛繰出すように
設けたペーパ繰出し器に係る。
設けたペーパ繰出し器に係る。
「従来の技術」
この種の器として、実公昭36−25743号の器が
知られている。該器は容器本体後壁の上縁部に、
該容器本体上面を開閉する蓋体後部を枢着させ、
かつ蓋体後部の内面から接触片付き繰出し棒部を
揺動可能に前下方へ突出させ、閉塞のために蓋体
を前方へ傾けた際、容器本体内に積重ねて収納さ
れた多数枚のうち、最上位のペーパ上面へ上記接
触片が接し、蓋体閉塞につれ繰り出し棒部が傾斜
角度を変更して接触片が前進することで、最上位
のペーパが上方から二枚目のペーパに対して摺動
して接触片と共に前進し、このようにして蓋体閉
塞の際、最上位のペーパ前端部が器前方へ押出さ
れ、取出すことが出来るよう設けたものである。
知られている。該器は容器本体後壁の上縁部に、
該容器本体上面を開閉する蓋体後部を枢着させ、
かつ蓋体後部の内面から接触片付き繰出し棒部を
揺動可能に前下方へ突出させ、閉塞のために蓋体
を前方へ傾けた際、容器本体内に積重ねて収納さ
れた多数枚のうち、最上位のペーパ上面へ上記接
触片が接し、蓋体閉塞につれ繰り出し棒部が傾斜
角度を変更して接触片が前進することで、最上位
のペーパが上方から二枚目のペーパに対して摺動
して接触片と共に前進し、このようにして蓋体閉
塞の際、最上位のペーパ前端部が器前方へ押出さ
れ、取出すことが出来るよう設けたものである。
「考案が解決しようとする問題点」
上記従来の器は、ペーパ取出しの度に蓋体を開
閉しなければならない面倒があり、又蓋体閉塞の
際、繰出し棒部の接触片が、所定の傾斜角をもつ
て最上位のペーパ上面に接するようにしなければ
ならない不便があつた。
閉しなければならない面倒があり、又蓋体閉塞の
際、繰出し棒部の接触片が、所定の傾斜角をもつ
て最上位のペーパ上面に接するようにしなければ
ならない不便があつた。
本案はこのような欠点を除去して、ペーパ一枚
ずつの繰出しを容易に行えるようにしたものであ
る。
ずつの繰出しを容易に行えるようにしたものであ
る。
「問題を解決するための手段」
前縁を除く底壁２の他側縁から側壁３を起立さ
せた浅箱状容器本体１と、該容器本体内へ、前部
に凹部７を有して凹字状をなす板を着脱自在に嵌
合させると共に凹部７の前部両側の上面部分には
スプリング係止手段８，８を設けたペーパ押え板
６と、上記凹部内へ落し込みされた板部１１を有
し、該板部後縁の両側から突出する棒部１２，１
２を凹部７両側のペーパ押え板６部分上へ載置さ
せ、又板部１１の上面からは押下げ用突部１３を
突出させると共に板部裏面に中間部を固定させた
針金状スプリング１４の両側部を上記スプリング
係止手段８，８に係合させたペーパ押出し板１０
と、上記容器本体上面を頂壁１９で覆い、該頂壁
の前後方向へ穿設させた長孔２１内に上記突部１
３を摺動自在に嵌合させ、該突部を介してペーパ
押出し板１０を前後方向へ摺動させることが可能
に形成させた蓋板１８と、上記ペーパ押え板６に
より押下げて容器体内に収納された多数枚のペー
パ２３の後方側端部を貫通して、ペーパの盲動を
防止する針２２とで形成させた。
せた浅箱状容器本体１と、該容器本体内へ、前部
に凹部７を有して凹字状をなす板を着脱自在に嵌
合させると共に凹部７の前部両側の上面部分には
スプリング係止手段８，８を設けたペーパ押え板
６と、上記凹部内へ落し込みされた板部１１を有
し、該板部後縁の両側から突出する棒部１２，１
２を凹部７両側のペーパ押え板６部分上へ載置さ
せ、又板部１１の上面からは押下げ用突部１３を
突出させると共に板部裏面に中間部を固定させた
針金状スプリング１４の両側部を上記スプリング
係止手段８，８に係合させたペーパ押出し板１０
と、上記容器本体上面を頂壁１９で覆い、該頂壁
の前後方向へ穿設させた長孔２１内に上記突部１
３を摺動自在に嵌合させ、該突部を介してペーパ
押出し板１０を前後方向へ摺動させることが可能
に形成させた蓋板１８と、上記ペーパ押え板６に
より押下げて容器体内に収納された多数枚のペー
パ２３の後方側端部を貫通して、ペーパの盲動を
防止する針２２とで形成させた。
「作用」
容器本体１内への多数枚のペーパを収納させて
おき、押下げ用突部１３を押下げると、ペーパ押
出し板１０の前部裏面には最上位ペーパの上面へ
圧接する。該状態で押下げ用突部を、前方へ移動
させれば、針貫通部分が破れることで最上位ペー
パだけがペーパ押し出し板と共に前進し、よつて
該移動ペーパの前端部が容器本体前方へ押出され
ることとなる。該状態から押下げ用突部１３を離
せば、スプリング１４の復元力によつてペーパ押
出し板１０は最上位ペーパから浮上がり、かつ元
位置に復帰する。最上位ペーパ前端部は前方へ押
出されているから、該露出部分を摘んで外方へ引
出せばよい。上記操作の反復によつて一枚宛最上
位のペーパを引出すことが出来る。
おき、押下げ用突部１３を押下げると、ペーパ押
出し板１０の前部裏面には最上位ペーパの上面へ
圧接する。該状態で押下げ用突部を、前方へ移動
させれば、針貫通部分が破れることで最上位ペー
パだけがペーパ押し出し板と共に前進し、よつて
該移動ペーパの前端部が容器本体前方へ押出され
ることとなる。該状態から押下げ用突部１３を離
せば、スプリング１４の復元力によつてペーパ押
出し板１０は最上位ペーパから浮上がり、かつ元
位置に復帰する。最上位ペーパ前端部は前方へ押
出されているから、該露出部分を摘んで外方へ引
出せばよい。上記操作の反復によつて一枚宛最上
位のペーパを引出すことが出来る。
「実施例」
本案ペーパ取出し器は、浅箱状に形成させた容
器本体と、ペーパ押え板と、ペーパ押出し板と、
蓋板と、針とからなる。
器本体と、ペーパ押え板と、ペーパ押出し板と、
蓋板と、針とからなる。
浅箱状に形成させた容器本体１は、底壁２周縁
のうち、前部を除く他部分から側壁３を起立させ
たものである。該容器本体は平面長方形として、
その前方側縁部分を、側壁を有しない部分４に形
成させればよい。但し該部分には上前方へ側壁よ
りも低く起立する傾斜面５を設けることが望まし
い。
のうち、前部を除く他部分から側壁３を起立させ
たものである。該容器本体は平面長方形として、
その前方側縁部分を、側壁を有しない部分４に形
成させればよい。但し該部分には上前方へ側壁よ
りも低く起立する傾斜面５を設けることが望まし
い。
上記容器本体内へは、上方からみて凹字状に形
成させたペーパ押え板６を着脱自在に嵌合させ
る。該ペーパ押え板は、凹部７を、前方に向けて
嵌合させるもので、又その凹部７の前部両側の上
面部分にスプリング係止手段８，８を設けたもの
である。該手段としては、凹部縁側に開口する溝
を設ければよく、その他針金状スプリングの端部
を摺動可能に係合できるものであれぱよい。該ス
プリング係止手段を有する凹部部分は、他凹部部
分よりも巾広に形成させるとよく、押え板が薄板
である場合は、押え板底面からのスプリング係止
手段の高さを適当に定めるため、起立壁９，９を
設けて該起立壁上面にスプリング係止手段８，８
を設ける。
成させたペーパ押え板６を着脱自在に嵌合させ
る。該ペーパ押え板は、凹部７を、前方に向けて
嵌合させるもので、又その凹部７の前部両側の上
面部分にスプリング係止手段８，８を設けたもの
である。該手段としては、凹部縁側に開口する溝
を設ければよく、その他針金状スプリングの端部
を摺動可能に係合できるものであれぱよい。該ス
プリング係止手段を有する凹部部分は、他凹部部
分よりも巾広に形成させるとよく、押え板が薄板
である場合は、押え板底面からのスプリング係止
手段の高さを適当に定めるため、起立壁９，９を
設けて該起立壁上面にスプリング係止手段８，８
を設ける。
ペーパ押出し板１０は、上記ペーパ押え板の凹
部７内へ落込みされた板部１１を有し、該板部後
縁の両側からは棒部１２，１２を突出させて、上
記凹部を挟んで対向するペーパ押え板部分上へ載
置させ、又板部の上面からは、押釦状の押下げ用
突部１３を上方へ突出させ、更に板部裏面には針
金状スプリング１４の中間を固定させて、該スプ
リング両側部をスプリング係止手段８，８に摺動
査在に係合させたものである。該スプリングは中
間部にリング状部１５を形成させて、該リング状
部内へ板部裏面から垂設させた突子１６を嵌合さ
せればよい。前方側板部の裏面には、ゴム板等の
滑り止め板１７を付設させるとよい。該ペーパ押
出し板１０は、針金状スプリング１４の弾性に抗
して、押下げ用突部押下げによつて棒部１２，１
２を支点として板部を凹部７内に押下げでき、か
つ該状態から、所定距離、容器本体前方へ摺動さ
せることが可能とする。移動位置で押下げ用突部
を離すと、針金状スプリングの復元力によつてペ
ーパ押出し板は元位置に復帰するように設けてお
く。
部７内へ落込みされた板部１１を有し、該板部後
縁の両側からは棒部１２，１２を突出させて、上
記凹部を挟んで対向するペーパ押え板部分上へ載
置させ、又板部の上面からは、押釦状の押下げ用
突部１３を上方へ突出させ、更に板部裏面には針
金状スプリング１４の中間を固定させて、該スプ
リング両側部をスプリング係止手段８，８に摺動
査在に係合させたものである。該スプリングは中
間部にリング状部１５を形成させて、該リング状
部内へ板部裏面から垂設させた突子１６を嵌合さ
せればよい。前方側板部の裏面には、ゴム板等の
滑り止め板１７を付設させるとよい。該ペーパ押
出し板１０は、針金状スプリング１４の弾性に抗
して、押下げ用突部押下げによつて棒部１２，１
２を支点として板部を凹部７内に押下げでき、か
つ該状態から、所定距離、容器本体前方へ摺動さ
せることが可能とする。移動位置で押下げ用突部
を離すと、針金状スプリングの復元力によつてペ
ーパ押出し板は元位置に復帰するように設けてお
く。
蓋板１８は、既述ペーパ押え板とペーパ押出し
板とを収納させた状態で容器本体の上面を覆合す
る頂壁１９を有する。頂壁の左右側縁からは嵌合
壁２０，２０を垂設させるとよい。又頂壁前後方
向には長孔２１を穿設させる。該長孔は、既述押
下げ用突部１３を嵌合させて露出させ、かつ該突
部を介してペーパ押出し板１０を前後方向へ摺動
させるためのものである。
板とを収納させた状態で容器本体の上面を覆合す
る頂壁１９を有する。頂壁の左右側縁からは嵌合
壁２０，２０を垂設させるとよい。又頂壁前後方
向には長孔２１を穿設させる。該長孔は、既述押
下げ用突部１３を嵌合させて露出させ、かつ該突
部を介してペーパ押出し板１０を前後方向へ摺動
させるためのものである。
針２２は、容器本体内に収納させるペーパ２３
の後方側端部を突刺て、該ペーパの盲動を防止す
るようにしたものである。ペーパ２３は、ペーパ
押え板６と浅箱状容器本体の底壁との間に収納さ
せるもので、容器本体後方側においてペーパ後方
端部を貫通させるものである。該針は、蓋板頂壁
の該当部分から、ペーパ押え板６に設けた透孔を
貫通させて垂設させてもよく、又容器本体底壁２
から起立させてもよく、更にペーパ押え板６から
垂設さてもよい。
の後方側端部を突刺て、該ペーパの盲動を防止す
るようにしたものである。ペーパ２３は、ペーパ
押え板６と浅箱状容器本体の底壁との間に収納さ
せるもので、容器本体後方側においてペーパ後方
端部を貫通させるものである。該針は、蓋板頂壁
の該当部分から、ペーパ押え板６に設けた透孔を
貫通させて垂設させてもよく、又容器本体底壁２
から起立させてもよく、更にペーパ押え板６から
垂設さてもよい。
「考案の効果」
本案は上記構成としたから、従来のようにペー
パ取出しの都度、蓋板を開閉させなくともよく、
突部１３を押下げ容器本体の前方側へ移動させる
だけで最上位のペーパを取出させるから該操作が
極めて簡易であり、又ペーパ押出し板１０は、ペ
ーパに対して浮上るよう設けてあるから、ペーパ
押出し後の後退に際して最上位ペーパを容器本体
内へ引戻すおそれがなく、ペーパは後端部におい
て２２を貫通して盲動を防止しているから、ペー
パ押出しに際して多数枚のペーパが同時に押出さ
れることもない。
パ取出しの都度、蓋板を開閉させなくともよく、
突部１３を押下げ容器本体の前方側へ移動させる
だけで最上位のペーパを取出させるから該操作が
極めて簡易であり、又ペーパ押出し板１０は、ペ
ーパに対して浮上るよう設けてあるから、ペーパ
押出し後の後退に際して最上位ペーパを容器本体
内へ引戻すおそれがなく、ペーパは後端部におい
て２２を貫通して盲動を防止しているから、ペー
パ押出しに際して多数枚のペーパが同時に押出さ
れることもない。
第１図は本案ペーパ繰出し器の分解斜視図、第
２図はその繰出し器の平面図、第３図はその縦断
面図、第４図は針金状スプリングの動作を示す説
明図である。 １……容器本体、６……ペーパ押え板、１０…
…ペーパ押出し板、１８……蓋板、２２……針。
２図はその繰出し器の平面図、第３図はその縦断
面図、第４図は針金状スプリングの動作を示す説
明図である。 １……容器本体、６……ペーパ押え板、１０…
…ペーパ押出し板、１８……蓋板、２２……針。
Claims (1)
- 前縁を除く底壁２の他側縁から側壁３を起立さ
せた浅箱状容器本体１と、該容器本体内へ、前部
に凹部７を有して凹字状をなす板を着脱自在に嵌
合させると共に凹部７の前部両側の上面部分には
スプリング係止手段８，８を設けたペーパ押え板
６と、上記凹部内へ落し込みされた板部１１を有
し、該板部後縁の両側から突出する棒部１２，１
２を凹部７両側のペーパ押え板６部分上へ載置さ
せ、又板部１１の上面からは押下げ用突部１３を
突出させると共に板部裏面に中間部を固定させた
針金状スプリング１４の両側部を上記スプリング
係止手段８，８に係合させたペーパ押出し板１０
と、上記容器本体上面を頂壁１９で覆い、該頂壁
の前後方向へ穿設させた長孔２１内に上記突部１
３を摺動自在に嵌合させ、該突部を介してペーパ
押出し板１０を前後方向へ摺動させることが可能
に形成させた蓋板１８と、上記ペーパ押え板６に
より押下げて容器体内に収納された多数枚のペー
パ２３の後方側端部を貫通して、ペーパの盲動を
防止する針２２とで形成させたことを特徴とする
ペーパ繰出し器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18719180U JPS6121418Y2 (ja) | 1980-12-24 | 1980-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18719180U JPS6121418Y2 (ja) | 1980-12-24 | 1980-12-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57107785U JPS57107785U (ja) | 1982-07-02 |
| JPS6121418Y2 true JPS6121418Y2 (ja) | 1986-06-26 |
Family
ID=29989791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18719180U Expired JPS6121418Y2 (ja) | 1980-12-24 | 1980-12-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6121418Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-24 JP JP18719180U patent/JPS6121418Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57107785U (ja) | 1982-07-02 |
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