JPS61213660A - pHセンサーの製造方法 - Google Patents

pHセンサーの製造方法

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JPS61213660A
JPS61213660A JP60053308A JP5330885A JPS61213660A JP S61213660 A JPS61213660 A JP S61213660A JP 60053308 A JP60053308 A JP 60053308A JP 5330885 A JP5330885 A JP 5330885A JP S61213660 A JPS61213660 A JP S61213660A
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    • G01N27/28Electrolytic cell components
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 〔技術分野〕 この発明は、水溶液中の水素イオン濃度を電位応答で測
定するためのpHセンサーに係シ、特には、血液や尿な
ど生体液中において連続的に使用することができる固体
膜型pHセンサーに関する。
〔先行技術および問題点〕
従来、水素イオン濃度を測定するためのセンサーとして
、ガラス電極が広く用いられている。
しかしながら、血液、尿など生体液中で用いた場合、そ
の中に含まれる蛋白質等が7/2ス膜に付着しやすく、
またアルカリ溶液中で使用するとガラスが溶出するとい
う問題がある。
このような理由から、機能性高分子膜を電極基体に直接
被着したタイプのpHセンサーが開発されるようになっ
てきている。このタイプのpHセンサーは、次の2つの
ものに大別することができる。すなわち、 (1)  白金のようにそれ自体が導電性で69しかも
水素イオン濃度に対応する可逆的な酸化還元電位を発現
する材料で基体を構成し、その表面に水素イオンを選択
的に透過させる高分子膜を直接被着したpHセンサー、
および (2)  カーがンのように導電性ではあるが水素イオ
ンに対して可逆的な酸化還元電位を発生することかない
材料で基体を構成し、その表面に水素イオンとの酸化還
元反応を生起させる高分子膜を直接被着したpHセンサ
ーでおる。
この固体膜型と称すべきpHセンサーは、ガラス電極の
ように内部基準液室を持たないので微小化がおこなえる
とともに、7!/2ス電極に比べて堅牢である。しかし
ながら、従来の固体膜型センサーは、水溶液中の溶存ガ
ス特に酸素ガスの影響を受けて測定精度が低下し、また
特に血液のpHt一連続的に測定した場合、その精度が
時間とともに低下する傾向にある。
■ 発明の目的 したがって、この発明の目的は、水溶液中の溶存ガスの
影響を受けることなく、水溶液のpHt一連続的に精度
よくかつ迅速に測定することができる固体膜型pHセン
チ−を提供することにある。
この発明によれば、水溶液中の水素イオン濃度を電位応
答で測定するためのpHセンサーであって、 表面が酸化還元機能を有する導電性基体と、該基体の表
面に形成された高分子膜であって水溶液中の水素イオン
を該基体表面へ輸送するための水素イオンキャリアーお
よびペースト状ポリ塩化ビニル樹脂を含有する水素イオ
ンキャリアー膜とを具備することを特徴とする°pHセ
ンサーが提供される。
この発明の第1の態様によれば、基体は、その少なくと
も表面が、酸化還元機能を有する導電性材料で形成され
ている。
また、この発明の第2の態様によれば、基体は、それ自
体酸化還元機能を持たない導電性材料で形成され九支持
基板およびその上に形成された酸化還元機能含有する膜
によって構成される。
■ 発明の詳細な説明 以下、この発明を図面を参照して詳しく説明する。
第1図に示したこの発明のpHセンサーlOは、表面が
酸化還元機能を有する導電性基体を、それ自体酸化還元
機能を持九ない導電性材料例えば炭素材料で形成した支
持基板1ノ(周囲をテア0y等の絶縁材料13で被覆)
とその上に形成された可逆的酸化還元機能を有する膜1
2とによって構成したものである。
酸化還元膜12は、測定水溶液中の水素イオンの酸化還
元反応に関与し、したがってそれ自体の酸化還元反応に
おいて水素の付加・離脱を伴うものでらる。
こめような酸化還元膜12として、アミン−キノイド型
酸化還元反応をおこなうものと、キノン−ヒドロキノン
型酸化還元反応をおこなうものがある。
アミン−キノイド−酸化還元反応をおこなう化合物の例
を挙げると、1−アミノピレン、1゜6−ノアミノピレ
ン、1.8−ノアミノピレン、1−7ミノクリセン、1
.4−ノアミノクリセン、1−アミノフェナントレン、
9−7ミノフエナ/トレン、9.10−ジアミノフエナ
ントレ/、1−アミノアントラセン、p−フェノキシア
ニリン、o−フェニレンジアミン、p−クロロアニリン
、3.5−ジクロロアニリ/、2.4.6− トリクロ
ロアニリン、N−メチルアニ97、N−フェニル−p−
フェニレンジアミン等である。これら、アミン類は、一
般式 %式%(1) で示すことができる。この式において、 Arは芳香核
例えば、ベンゼン核、ナフタレン核、アントラセン核、
ピレン核、クリセン核、ペリレン核、コロネン核等であ
る。これら芳香核は、アルキル基、フェニル基等で置換
していてもよい。
キノン−ヒドロキノン型酸化還元をおこなう化合物の例
を挙げると、1.6−ピレンキノン、1.2.5.8−
テトラヒドロキシキナリゾリン、フェナントレンキノン
、1−アミノアントラキノン、プルプリン、1−アミノ
−4−ヒドロキシアントラキノン、アント2ルフイン、
テトラヒドロキシアントラセン、アシッドプラ、り等で
おる。これら化合物は、一般式 %式%() で示すことができる。ここで、Arは式Iに関して述べ
たものと同様の芳香核である。
さて、式Iまたは式■で示される化合物は、これを電解
酸化重合または電解析出法によって基板1ノの露出表面
に直接被着させるか、あるいは電子線照射、光、熱など
の適用によって重合させこれを溶媒に溶解して基板11
の露出表面に塗布することによって基板1ノの露出表面
上に膜として形成する。電解酸化重合による膜形成方法
が最も好ましい。
以上述べた酸化還元膜12は、緻密であり、また測定水
溶液中の酸素分子の透過を阻止する。
しかしながら、測定溶液中に電解質(例えば、尿、血液
、血清、高浸透圧液、その他の生体液中の電解質)が存
在すると、電極電位値がその影響により変動する。また
、この酸化還元膜ノ2だけでは、応答速度が5分以上か
かるなどの問題がおる。
そこで、この発明では、この酸化還元膜J2を覆って、
測定水溶液中の水素イオンを酸化還元111[12へ輸
送するための水素イオンキャリアー膜14を形成してい
る。この水素イオンキャリアー膜14は、ペースト状ポ
リ塩化ビニルからなる高分子膜を担体とし、これに水素
イオンキャリアーとしてアミン、電解質塩を含有させた
ものである。
水素イオンキャリアー膜14t−構成する、担体として
のペースト状−リ塩化ビニル樹脂は、樹脂分100重量
部に対してセバシン酸ノオクテルのような可塑剤を50
ないし500重量部と多量に含むものである。このよう
なペースト状ポリ塩化ビニル樹脂は、以後詳述する水素
イオンキャリアーを安定に担持するとともに、基体表面
に剥離することなく強固に接合する。また、固化時間も
5分以内と短時間でら9、膜形成操作が容易である。
水素イオンキャリアーを形成するアミンは式(ここで、
R1、12およびB’Aのそれぞれは、アルキル基でア
リ、その内の少なくとも2つは炭素数8ないし18のア
ルキル基好ましくは炭素数10ないし16のアルキル基
)、または式(ここで 14は炭素数8ないし18のア
ルキル基、好ましぐは炭素数10ないし16のアルキル
基)で示されるものである。
また、上記水素イオンキャリアー膜ノ4t−組成する電
解質塩としては、ナトリウムテトラ中ス(p−クロロフ
ェニル)deシレー、 す)!jウムテト2キス(p−
りOoフェニルノリン酸、カリウムテトラキス(p−ク
ロロフェニル)リン酸、LiBF4LiPF6などの、
他、式%式% (各式において、Rはアルキル基、好ましくは炭素数2
ないし6のアルキル基)で示される化金物がある。
水素イオンキャリアーは、ペースト状4す塩化ビニル樹
脂100重量部に対して0.3ないし200重量部の割
合で加えるとよい。
また、テトラキス−p−クロロフェニルホウ酸カリウム
をイオンキャリアーの導電性を高めるために添加しても
よい。
水素イオンキャリアー膜14は、測定水溶液中の水素イ
オンを、酸化還元機能を有する基体表面に迅速に伝達す
るものであ夛、膜厚が厚い程、水素イオン濃度に対する
応答性が安定するが、膜抵抗も膜厚に比例して上昇する
。通常、水素イオンキャリアー膜14の厚さは、0.3
mないし2■であることが好ましい。なお、この膜抵抗
は、基体の接触表面積に反比例する。
■ 発明の具体的作用 以上述べたこの発明のpHセンサーを用いて水溶液中の
水素イオン濃度(pH)を測定するためには、第2図に
示すように、この発明のpI(センサー10を飽和カロ
メル電極のような−基準電極23とともに、容器21に
収容された測定水溶液22に浸漬する。pHセンサー1
0と基準電極23とは、電位差計24に接続する。水溶
液中の水素イオンは、水素イオンキャリアー膜ノ4を介
して迅速に酸化還元膜13に輸送され、酸化還元膜13
は酸化還元反応を生起し、水素イオン濃度に応じた起電
力を発生する。この起電力を基準電極23との差として
電位差計24で測定する。この発明のpHセンサーによ
る起電力は、pH値と直線関係を満足するので、これに
よシ測定水溶液のpHを知ることができる。
以下、この発明の実施例を記載する。
実施例 1 導電性基体としてのベーサルプレーングラファイト(B
PG、)小片(直径1.1φ■、長さ5.0−)の一端
面(表面nI7.85x10  cd)にリード線とし
て銅線を導電性接着剤(アミコン社製C−850−6)
を用いて接着した。テア0・ンチーープ(内径1.3m
、長さ50鵡)に上記基体を挿入してリード線が接着さ
れている面とは反対の面がテア0ンチユーブ端面から突
出するように設定し、テフロンチューブと基体との空間
部分に絶縁性接着剤を充填した後、基体の突出先端面を
極薄く剥離して新しい表面を露出させた。
こうして準備した基体構造を作用極とし、基準電極とし
て飽和塩化ナトリウムカロメル電極(SSCE) 、対
極として白金網を用い、三極式電解セル内で以下に示す
条件で電解酸化重合をおこなって基体の露出表面に電解
酸化重合膜を被着した。
すなわち、支持電解質として過塩素酸ナトリウムを0.
1モル/リットルの割合で含むアセトニトリル溶媒に1
−アミノピレンを10ミリモル/リットルおよびビリノ
ンtl−IQミリモル/す、トルの割合で加えたものを
電解液とし、作用極の電位をOがルトから+1.0&ル
ト(対5scz)までの間で、50ミリzルト/秒の掃
引速度で3回掃引した後、+1.0&ルト(対BSCB
 ) テ10分間定電位電解をおこなった。こうして1
−アミノピレンの電解酸化重合膜(酸化還元膜ンを基体
露出表面に被着し九。これを充分に洗浄し、pH6,8
6のリン酸緩衝液中に1日間保存して酸化還元膜の酸化
還元電位を安定化させた。
これを乾燥後、以下の方法によシ水素イオンキャリアー
膜を被板した。
すなわち、トリーn−fジルアミン25.6ミリグラム
、テトラキス−p−クロロフェニルホウ酸カリウム5.
7ミリグラム、七パシン酸ジオクチル732ミリグラム
および塩化ビニル(平均重合度’1050〕367ミリ
グラムをテトラヒドロフラン10ミリリツトルに溶解し
た。この溶液2μリツトルを酸化還元膜の表面に3回塗
布・乾燥した。こうして得た構造体を熱収縮性テーープ
に挿入し、熱収縮性チューブの先端が基体表面から1瓢
外側に突出するように設定した。
その空隙部位に下記組成のペースト状ポリ塩化ビニル溶
液を充填し、140℃で約5分間加熱処理して固化させ
た。
イースト状4eす塩化ビニル溶液の組成トリーn−ドデ
シルアミン   25.6ミリグラムセパシン酸ノオク
チル     732ミリグラムなお、この溶液はlO
〜10−Hgの減圧下で約10時間脱気してから使用し
た。
こうして、この発明のpHセンサーを作製した。
このセンサーは、酸化還元膜と水素イオンキャリアー膜
との合計膜厚が約1mであった。
実験例 1 実施例1で作製したpHセンサーを用いて、その平衡電
位値とpH値との関係を調べた。すなわち、基準電極と
′して5SCEを用い、測定溶液として標準リン酸緩衝
液を用いてそのpHを6.55゜7.48および8.1
2と変化させた( pH値はガラス電極で予め測定した
)。測定温度は38.5℃で一定とした。結果を743
図に示す。
第3図で示される平衡電位値とpH値との直線関係は次
のネルンストの式を満足する。
r (ここで、EはpHセンサーの平衡電位値(対Rはガス
定数 では熱力学温度(0K〕 Fは7アラデ一定数 一4n [H” )はpH値〕 この実験ではE0=482.0 mVでメジ、また、T =61.4 mVである(38.5℃)。
したがって、pHfdiは、pHセンサーの平衡電位値
Eから次式(2)によって求められる。
また、この実験におめては、pHセンサーが平衡電位−
の95%まで到達する時間(95%応答時間)Fi約6
秒ないし30秒で6シ、非常に迅速な応答速度を示した
実験例 2 実験例1で用いたpHセンサーと基準電極とを使用して
、イヌ(雑犬、体重25ゆ)血液のpHt t″イヌ4
7体外的に以下のように連続的に17時間にわたって測
定した。すなわち、第3図に示すように、イヌ31の頚
静脈から脱血した血流を、流量調節器33、ローラーポ
ンf34、熱交換器35および中空糸型人工肺36(全
膜面積0.5−のものを4個使用、酸素ガス流量0.5
リットル/分〕を介してポリ塩化ビニル製チューブ32
(内径8.0m)で結び、この靜聯脈血の酸素富化させ
た血液を流す。血液の流量(流れ方向を矢印で示す)は
1.2リットル/分とし、体外循環血液温度は熱交換器
35によって38.5℃とした。頚動脈側のチューブ3
2にこの発明のpHセンサーlO(実施例1で作製した
もの)、基準電極(SSCE) 23および温度センサ
ー32t−それぞれ先端が1−程度チューブ32内に挿
入し、pHセンサー10と基準電極23とを電位差計2
4に接続する。電位差計24および温度センサー37を
GP−Inインター7エースアダプタ38を介して電算
機39(富士連装FM−1IM)に接続する。電算機3
9によりて前記式(2)に従う演算をおこない、pH値
を算出させる。
算出結果は表示装置40で表示される。
参考のためK、時d液のpH値をラジオメータ社製BM
S −MK−2型血液ガス測定器(血中ガスおよびpH
値を測定できるンによって血中炭酸ガス分圧および酸素
ガス分圧とともに逐次測定した。
ただし、この血液〃ス測定器は37℃におけるpH値の
みを測定するものであるので、38.5℃におけるpH
値は、以下の式(3)によって補正した。
PH−PH1111+C−1,463C10+6.5X
10  (7,4pHm)](t−37)(ここで、p
Hmは上記血液ガス測定器で測定したpH値(37℃〕
、訃よびtはイヌ血液の温度(38,5℃〕) 結果を下記表1に示す。
この結果から、この発明のpHセンサーを用いることに
よって血液中OpH値を迅速かつ正確に測定できること
がわかる。なお、このpH測定を開始してから6時間経
過以降に血漿留出現象(人工肺を取りつけたときに生じ
る現象)が起きたので、所定の時間間隔で各種のpH調
節剤(三共社製ミオブロック(麻酔用筋弛緩剤ン、大域
製薬社製メイロン(炭酸水素ナトリウム)および杏林製
薬社製ヘス・9ンダー(代用血漿)をそれぞれ添加した
。各pH調節剤を添加して数秒で血液のpH値がアルカ
リ側に移行したことがこの発明のpHセンサーで確かめ
られ、この発明のpHセンサーの応答性が優れているこ
とが確認できた。
以上、この発明を、表面が酸化還元機能を有する基体と
して、炭素材料等それ自体酸化還元機能を持たない導電
性材料で形成した支持基板とその上に形成された酸化還
元膜とを組合せたものを用いた例について記載したが、
この発明はそれに限定されるものではない。導電性基体
を、それ自体酸化還元機能を有する導電性材料例えば白
金で構成し友ものもこの発明に属する。
その場合、酸化還元膜を形成することなく水素イオンキ
ャリアー膜を直接基体表面に形成する。
V 発明の具体的効果 以上述べたように、この発明のpHセンサーによれば、
溶存ガスの影響を受けることなく水溶液中の水素イオン
濃度(pH)を連続的に精度よく測定することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のpHセンサーの一例を示す断面図
、第2図は、この発明のpHセンサーを用いてpl([
t−測定する方法を説明するための図、第3図は、この
発明のpHセンサーの特性を示すグラフ図、第4図は、
この発明のpHセンサーを用いて血液のpHt一連続的
に測定するために用いられる装置を示すプロ、り図。 11・・・導電性支持基板、12・・・酸化還元膜、1
4・・・水素イオンキャリアー膜。 第1図 第2図 第3図 5.0      6.0             
80     9.0    10.OH

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 水溶液中の水素イオン濃度を電位応答で測定するための
    pHセンサーであって、 表面が酸化還元機能を有する導電性基体と、該基体の表
    面に形成された高分子膜であって水溶液中の水素イオン
    を該基体表面へ輸送するための水素イオンキャリアーお
    よびペースト状ポリ塩化ビニル樹脂を含有する水素イオ
    ンキャリアー膜とを具備することを特徴とするpHセン
    サー。
JP60053308A 1984-12-28 1985-03-19 pHセンサーの製造方法 Granted JPS61213660A (ja)

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