JPS61213183A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は記録に装置に関し、さらに詳しくは支軸上を走
行するキャリッジ上に搭載された記録ヘッドにより記録
を行なう記録装置に関するものである。

［従来技術］ 従来のこの種の記録装置では一般に、記録装置本体から
キャリッジ、記録ヘッドへの記録動作に関わる各種信号
の伝送はフラットケーブル等を用いて有線で行なわれる
。

このため例えばドツトマトリクス記録方式のもので記録
ドツトデータを並列に伝送する場合。

ドツト数増加に伴ってデータ線の本数が増加し、フラッ
トケーブルの幅が広くなってしまう、この場合フラット
ケーブルがキャリッジの動作の障害となったり、そのバ
タツキにより騒音が発生したりするとい″う問題がある
。

また記録ドツトデータを直列フォーマットに変換して伝
送する方式もあり、この場合フラットケーブルの幅は広
くならないが、データ伝送速度限界があり、高速な伝送
がむずかしいといった問題がある。

さらに並列および直列の伝送方式に拘らず有線による電
気的信号の伝送はノイズに弱いという問題がある。

［目　的］ 本発明は以上のような従来の問題点に鑑み成されたもの
で、上述のように支軸上を走行するキャリッジ上に搭載
された記録ヘッドにより記録を行なう記録装置において
、ノイズによる問題、高速動作等の問題を防止でき信頼
性に優れ、しかも低騒音の記録装置を提供することを目
的としている。

［発明の構成］。

上記の目的を達成するために本発明にあっては上述した
種類の記録装置において、キャリッジの支軸を中空とし
、前記中空部分を光路として記録装置の本体とキャリッ
ジ間の信号伝送を光で行なうように構成した。

［実施例］ 以下、添付した図を参照して本発明の実施例の詳細を説
明する。

第１図は本実施例による記録装置の全体の概略構成を示
すブロック図である。

同図において符号５で示すものは記録装置の本体であり
、この本体５には符号６〜９および３で示す以下の構成
が設けられている。

符号６で示すものは全体の制御を行なう公知のマイクロ
コンピュータであり、記録データ信号を並列・直列変換
器７に並列に出力し、後述する記録ヘッドを制御する制
御信号を変調器８に出力する。

並列・直列変換器７は入力された記録データ信号を並列
から直列に変換するものであり、変換された記録データ
信号は変調器８へ出力する。

、変調器８は入力される記録データ信号および制御信号
を公知の適当な変調方式で変調するものであり、変調し
た信号はＬＥＤドライバ９に出力する。

ＬＥＤドライバ９は入力された変調信号に応じて符号３
で示すＬＥＤを駆動し、発光させるものである。一方第
１図において符号２で示すものはキャリッジであり、第
２図に示すようにサーマルヘッド等から構成された記録
へラド１５を、記録紙Ｋを巻回したプラテンＰに沿って
移送する。

キャリッジ２は符号１で示すキャリッジ軸上に摺動自在
に設けられており、このキャリッジ軸ｌを介して上記の
ＬＥＤ　３の光がキャリッジｚ側へ伝送される。

この第２図および第３図の断面図に示すように不図示の
本体５に架設されたキャリッジ軸ｌは中空の円筒状に形
成され、その下側には一直線状のギャップｌａが全長に
わたって形成されている。

そしてキャリッジ軸１上にはキャリッジ２が孔２ａを介
して摺動自在に嵌合されており、キャリッジ２の孔２ａ
内には上記のＬＥＤ３の発光を受光するホトダイオード
４が設けられ、ギャップｌａを介してキャリッジ軸ｌの
中空部分ｉｂ内に臨まされている。

モしてホトダイオード４は受光部をキャリッジ軸１の一
方の端部に向けて設けられており、前記端部にはＬＥＤ
３がその発光部をキャリッジ軸ｌの中空部分１ｂに臨ま
せ、ホトダイオード４の受光部に対向させて結合されて
いる。

一方キャリッジ２にはホトダイオード４の他に第１図に
符号１０〜１５で示す以下の構成が設けられている。

符号１０で示すものはアンプであり、ホトダイオード４
から入力される信号を増幅および波形整形して復調器１
１へ出力する。

復調器１１は入力される信号から前述の記録データ信号
と制御信号を復調するものであり、復調した記録データ
信号は直列番並列変換器１２に出力し、制御信号はヘッ
ドドライバ１４に出力する。　　　′ 直列・並列変換器１２は入力された直列の記録データ信
号を並列に変換するもので、変換した記録データ信号は
データバッファ１３に出力する。

データバッファ１３は入力される記録データを蓄積する
ものであり、蓄積した記録データはヘッドドライバ１４
に出力する。

ヘッドドライバ１４は入力される制御信号、記録データ
に従って記録へラド１５を駆動し記録を行なわせるもの
である。

記録へラド１５は例えば先述したサーマルヘッド、ある
いはワイヤドツトヘッド、インクジェットヘッド等の公
知の各種記録方式のものが用いられる。

以上の構成のもとに記録時にはマイクロコンピュータ６
から制御信号および記録データ信号がそれぞれ変調器８
および並列・直列変換器７に出力され、記録データ信号
は変換器７により直列から並列に変換されて変調器８に
出力される。

そして上記の両信号は変調器８により変調され、１つに
まとめられてＬＥＤドライバ９に出力される。

ＬＥＤドライバ９は入力された信号に応じてＬＥＤ３を
駆動し発光させ、その光はキャリッジ軸ｌ内の中空部分
１ｂを介してキャリッジ２側へ伝送され、ホトダイオー
ド４に受光される。

ホトダイオード４は受光に応じて信号を出力し、この出
力信号はアンプ１０により増幅、波形整形された後復調
器１１へ導かれ、前記信号から制御信号と記録データ信
号が復調される。

そして制御信号はヘッドドライバ１４に導かれ、記録デ
ータ信号は直列−並列変換器１２を介して直列から並列
に変換された後、データバッファ１４に蓄積され、適当
なタイミングでヘッドドライバ１４に出力される。

そしてヘッドドライバ１４は入力された制御信号と記録
データに応じて記録ヘッド１５を駆動し、記録が行なわ
れる。

以上のように本実施例によれば本体５．キャリッジ２間
の信号伝送がキャリッジ軸１の中空部分１ｂを光路とし
て光で行なわれるため、電気的なノイズに影響されず、
ノイズによる問題がない、また有線による信号伝送では
ないため、高速動作時でも伝送ミス発生のおそれが無く
、キャリッジ動作に障害が無く、騒音も発生しない、さ
らには中空部分ｌｂ内の光伝送であるため伝送路の信頼
性が高い。

なお上述の構成では記録ヘッドの記録データ信号および
制御信号のみの伝送を行なったが、キャリッジ上に例え
ばインクリボン駆動機構等の他の機構が設けられる場合
、これらの機構の制御信号の伝送も上述と同様にキャリ
ッジ軸１を介して光で行なうようにしても良いのは勿論
である。

［効　果］ 以上の説明から明らかなように本発明によれば、支軸上
を走行するキャリッジ上に搭載された記録ヘッドにより
記録を行なう記録装置において、前記支軸を中空とし、
前記中空部分を光路として記録装置の本体とキャリッジ
間の信号伝送をでき、しかも動作時の騒音の低減を図れ
るという優れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１＠図は本発明の実施例による記録装置の概略構成を
示すブロック図、第２図は第１図中のキャリッジ軸、キ
ャリッジ周辺の機械的構成を示す斜視図、第３図は第２
図のキャリッジ軸、キャリッジの断面図である。 １・・・キャリッジ軸　　　１ｂ・・・中空部分２・・
・キャリッジ　　　　３・・・ＬＥＤ４・・・ホトダイ
オード　　５・・・本体６・・・マイクロコンピュータ ７・・・並列・直列変換器　８・・・変調器９・・・Ｌ
ＥＤドライバ　　ｌＯ・・・アンプ１１・・・復調器 １２・・・直列・並列変換器 １３・・・データバッファ　１４・・・ヘットトライノ
く１５・・・記録ヘッド

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 支軸上を走行するキャリッジ上に搭載された記録ヘッド
   により記録を行なう記録装置において、前記支軸を中空
   とし、前記中空部分を光路として記録装置の本体とキャ
   リッジ間の信号伝送を光で行なうように構成したことを
   特徴とする記録装置。