JP2001058766A - エレベータの映像装置 - Google Patents

エレベータの映像装置

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JP2001058766A
JP2001058766A JP11232913A JP23291399A JP2001058766A JP 2001058766 A JP2001058766 A JP 2001058766A JP 11232913 A JP11232913 A JP 11232913A JP 23291399 A JP23291399 A JP 23291399A JP 2001058766 A JP2001058766 A JP 2001058766A
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JP
Japan
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light
car
elevator
signal
hoistway
Prior art date
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Pending
Application number
JP11232913A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Suzuki
智昭 鈴木
Hiroko Yamazaki
裕子 山▲崎▼
Yoshimi Suzuki
吉実 鈴木
Hideki Takasu
秀樹 高須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光空間の伝送距離を延長せず長い昇降路でも
対応できるエレベータの映像装置を提供する。 【解決手段】 昇降路1頂部と中間部に受光装置6A、
6Bもしくは発光装置23A、23Bを設け、一方乗り
かご3の上部に発光装置5もしくは受光装置12を設
け、乗りかご3の位置により受光装置6Aか6Bのどち
らかで発光装置5からの光信号fを受信したり、発光装
置23Aか23Bのどちらからかの光信号fを受光装置
12で受信するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの映像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗りかご内の犯罪防止や乗りかご内の利
用者への情報提供を目的としてモニタテレビを利用した
映像表示装置が乗りかご内に設置される。これらは乗り
かごに設けられた映像撮影装置からの映像を管理人室や
機械室等に設けられた録画処理装置へ送信したり、管理
人室などの外部からエレベータ昇降路を経由し乗りかご
に映像信号を送りモニタテレビ等の映像表示装置で映像
信号を出力させるものである。
【0003】映像信号の伝送方式としては、エレベータ
昇降路内の移動ケーブル(テールコード)を用いて映像
信号を伝送する方法や、昇降路内のケーブルを用いず光
空間伝送装置を用いるものがある。
【0004】光空間伝送装置を用いて信号伝送を行なう
ものとして、特開昭61−197383号公報および、
特開平3−79574号公報に開示されるように、乗り
かごに発光装置および受光装置、エレベータ昇降路の所
定位置に受光装置および発光装置を設置し信号の伝送を
行なうものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、映像の光変換機能を備えた発光装置と光信号の映像
変換装置を備えた受光装置の設置はエレベータの走行軸
に沿った設置方法である。このためエレベータの停止位
置により発光装置と受光装置の距離が異なるため、受光
量が変動することから、発光装置と受光装置が最も離れ
た距離において、伝送が可能となる伝送能力を有する必
要がある。このため長い伝送距離に対する伝送性能が要
求され、製品コストが高騰する。また、最も離れた位置
においても光軸を合わせる必要があり、発光装置、受光
装置間の光軸の調整がやりにくいなど問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、光空間の伝送距離を延長せず長い昇降路で
も対応できるエレベータの映像装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数階床をサービスするエレベータ乗り
かごに映像撮影装置あるいは映像表示装置を設け、一
方、管理人室や機械室等に前記映像撮影装置の映像信号
を受信し録画する録画処理装置や前記映像表示装置へ映
像信号を出力する発信装置を備え、且つこれらの映像信
号を光信号に変換し送受信する発光装置と受光装置を備
えたエレベータの映像装置において、昇降路に前記発光
装置あるいは受光装置を共に複数個設け、一方乗りかご
に前記受光装置あるいは発光装置を共に設けた構成とし
てある。
【0008】前述のように構成した本発明によれば、エ
レベータ昇降路に発光装置あるいは受光装置を複数個設
置し、これら発光装置あるいは受光装置の伝送性能に応
じて伝送範囲を分担させることにより、発光装置、受光
装置の性能によらず伝送距離を延長することが可能にな
り、従来、性能的に対応不可であった長い距離の昇降路
でも対応でき、安価で光軸の調整のしやすいエレベータ
の映像装置を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図に
基づいて説明する。
【0010】図1、図2は、本発明の一実施形態に係る
乗りかご内に映像撮影装置を備えたエレベータの映像装
置の説明図で、図1は乗りかごが上方に位置する状態、
図2は乗りかごが下方に位置する状態を示している。図
1、図2において1はエレベータ昇降路、2はエレベー
タ機械室であり、機械室2内の巻上機7により昇降する
乗りかご3、この乗りかご3にロープ11を介し連結さ
れるつり合いおもり8がそれぞれ具備されている。9は
管理室や機械室2等に設けられる映像の録画を行う録画
処理装置、5は乗りかご3に設けられる映像の光変換機
能を備えた発光装置、6Aおよび6Bは乗りかご3の発
光装置5に対向してエレベータ昇降路1に所定間隔をお
いて設けられる光信号の映像変換機能を備えた受光装
置、fは発光装置5から放射され受光装置6で受信され
る光信号である。4は乗りかご内に設置された映像撮影
装置である。また、10は受光装置6Aおよび6Bと録
画処理装置9を接続する配線である。
【0011】図1において乗りかご3は昇降路1の中間
に位置している。このとき、乗りかご3に設置された映
像撮影装置4にて撮影された映像信号を発光装置5に出
力する。前記映像信号を入力した発光装置5は、その信
号を光信号fに変換し、光信号fを発光装置5の伝送範
囲にある昇降路1上部取付の受光装置6Aに放射する。
受光装置6Aは光信号fを受信し、光信号fを映像信号
に変換し映像信号を読み出す。読み出した映像信号は配
線10を経由して録画処理装置9に出力し、映像の録画
やモニタテレビなどへの表示を行う。
【0012】図2において乗りかご3は昇降路1の下部
に位置している。このとき、図1と同様に前記映像信号
を入力した発光装置5は、その信号を光信号fに変換
し、光信号fを発信するが、昇降路1上部取付の受光装
置6Aは発光装置5の伝送範囲にないため、今度は発光
装置5の伝送範囲にある昇降路1中間部取付の受光装置
6Bに放射することにより、受光装置6Bは光信号fを
受信し、光信号fを映像信号に変換し映像信号を読み出
す。読み出した映像信号は配線10を経由して録画処理
装置9に出力し、映像の録画やモニタテレビなどへの表
示を行う。
【0013】このように、乗りかご3が昇降路1の中間
に位置している時は受光装置6Aで受信し、乗りかご3
が昇降路1の下部に位置している時は受光装置6Bで受
信することにより、発光装置5の伝送範囲を超えたエレ
ベータにおいても適用することが可能となり、乗りかご
内の映像を安定して録画することができる。
【0014】図3、図4は、他の実施形態に係る乗りか
ご内に映像表示装置を備えたエレベータの映像装置の説
明図で、図3は乗りかごが上方に位置する状態、図4は
乗りかごが下方に位置する状態を示している。図3、図
4において図1と同一の記号は同一のものを示し、21
は乗りかご3に設けられる映像表示装置、22は乗りか
ご3に設けられる光信号の映像変換機能を備えた受光装
置、23Aおよび23Bは受光装置22に対向してエレ
ベータ昇降路1に設けられる映像の光変換機能を備えた
発光装置、24は機械室2内あるいは管理人室(図示し
ない)に設けられた映像信号を出力する発信装置であ
る。
【0015】図3において乗りかご内3は昇降路1の中
間に位置している。このとき、管理室等に設けられる発
信装置24からの映像信号を配線10を経由し発光装置
23Aおよび23Bに出力する。前記映像信号を入力し
た発光装置23Aおよび23Bは、その信号を光信号f
に変換し、光信号fを発光装置23Aの伝送範囲にいる
乗りかご3取付の受光装置22に放射する。この受光装
置22は光信号fを受信し、光信号fを映像信号に変換
し映像信号を読み出す。読み出した映像信号は映像表示
装置21に出力し、映像の表示を行う。
【0016】図4において図3と同一の記号は同一のも
のを示す。図4において乗りかご3は昇降路1の下部に
位置している。このとき、図3と同様に前記映像信号を
入力した発光装置23Aおよび23Bは、その信号を光
信号fに変換し、光信号fを発信するが、乗りかご3は
発光装置23Aの伝送範囲に位置していないため発光装
置23Aからの光信号fは受信できない。しかし、乗り
かご3は昇降路1中間部取付の発光装置23Bの伝送範
囲に位置しているため、今度は発光装置23Bからの光
信号fを受信し、光信号fを映像信号に変換し映像信号
を読み出す。読み出した映像信号は映像表示装置21に
出力し、映像の表示を行う。
【0017】このように、乗りかご3が昇降路1の中間
に位置している時は発光装置23Aからの光信号fを受
信し、乗りかご3が昇降路1の下部に位置している時は
発光装置23Bからの光信号fを受信することにより、
発光装置23Aおよび23Bの伝送範囲を超えたエレベ
ータにおいても適用することが可能となり、乗りかご内
に映像を安定して表示することができる。
【0018】また、図1から図4の実施形態では伝送性
能を高くする必要が無いため、製品コストも押えられ
る。更に、発光装置5と受光装置6Aおよび6Bの距離
または受光装置22と発光装置23Aおよび23Bの距
離も短くて済むことから、それぞれの発光装置および受
光装置の光軸の調整が安易となり作業性が大幅に向上す
るメリットがある。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、エ
レベータ昇降路に発光装置あるいは受光装置を複数個設
置し、これら発光・受光装置の伝送性能に応じて伝送範
囲を分担させることにより、発光装置、受光装置の性能
によらず伝送距離を延長することが可能となり、従来、
性能的に対応不可であった長い距離の昇降路でも対応で
き、安価で光軸の調整のしやすいエレベータの映像装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る乗りかご内に映像撮
影装置を備えたエレベータの映像装置の撮影装置を示す
乗りかごが昇降路中間部に位置している時の説明図であ
る。
【図2】図1よりも乗りかごが下方に位置している時の
エレベータの映像装置の説明図である。
【図3】他の一実施形態に係る乗りかご内に映像表示装
置を備えたエレベータの映像装置の表示装置を示す乗り
かごが昇降路下部に位置している時の説明図である。
【図4】図3よりも乗りかご3が下方に位置している時
のエレベータの映像装置の説明図である。
【符号の説明】
1 エレベータ昇降路 2 エレベータ機械室 3 乗りかご 4 映像撮影装置 5 乗りかご上部取付発光装置 6A 昇降路上部取付受光装置 6B 昇降路中間部取付受光装置 7 巻上機 8 つり合いおもり 9 録画処理装置 10 配線 11 ロープ 21 映像表示装置 22 乗りかご上部受光装置 23A 昇降路上部取付発光装置 23B 昇降路中間部取付発光装置 24 映像発信装置 f 光信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/22 10/00 (72)発明者 鈴木 吉実 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 高須 秀樹 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F303 BA06 CB31 DB11 EA09 FA13 3F306 AA09 CB34 5K002 AA01 AA03 FA03 GA01 GA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階床をサービスするエレベータ乗り
    かごに映像撮影装置あるいは映像表示装置を設け、一
    方、管理人室や機械室等に前記映像撮影装置の映像信号
    を受信し録画する録画処理装置や前記映像表示装置へ映
    像信号を出力する発信装置を備え、且つこれらの映像信
    号を光信号に変換し送受信する発光装置と受光装置を備
    えたエレベータの映像装置において、昇降路に前記発光
    装置あるいは受光装置を共に複数個設け、一方乗りかご
    に前記受光装置あるいは発光装置を共に設けたことを特
    徴とするエレベータの映像装置。
  2. 【請求項2】 映像装置の伝送媒体として赤外線を利用
    することを特徴とする請求項1記載のエレベータの映像
    装置。
JP11232913A 1999-08-19 1999-08-19 エレベータの映像装置 Pending JP2001058766A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7062701B2 (en) 2000-03-02 2006-06-13 Infineon Technologies Ag Method for storing path metrics in a viterbi decoder
JP2009274786A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 情報伝送システム

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