JPS6187439A - 車上データ伝送ネツトワーク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光通信を用いた車上データ伝送ネットワークに
関する。

従来、電車内には制御やモニタのため２００本以上の電
媒が引き回されているが、必要な情報量の増加に対処す
るため、車上にデータ伝送ネットワークを設け、大量の
データを直列伝′送する方式％式％ この場合の伝送路として、電線を用いる場合はツイスト
ペア線ケーブルや同軸線ケーブルが採用される。このよ
うな電線を用いる場合、車両間の連結部のカップラやジ
ャンパ線は、従来の装置が利用可能であるが、車内の配
線は車上機器からの電磁的な誘導を受けやすく雑音が大
きくなる欠点があった。一方、伝送路に光ファイバーを
用いる方法があり、この場合は電磁的な雑音を受ける欠
点は無くなるが、光ファイバーは極めて細芯（大体１５
０μｍ以下）のため、連結部のカップラは、このような
細芯のファイバーの端面を十分な平面とし中心を合わせ
てつき合せ接触させる必要があり非常に精密となる。こ
のため、光ファイバーのカップラは取扱いが難しく、ま
た車両の振動による光軸ずれなどの恐れがあった。

本発明の要点は電磁誘導防止のため車両内の伝送路を光
ファイバーとし、車両間の伝送路を光空間伝送路とする
にある。

第１図に本発明の一実施例の車上データ伝送ネットワー
クを示す。図でＳＴ１〜ＳＴ♂はデータ伝送用のステー
ションであって、光フアイバーケーブルＬおよび車両間
の空間光送信器ＬＴＸＩ〜Ｌ　”Ｔ”　Ｘ　４　、空間
光受信器ＬＲＸＩ〜Ｌ　ＲＸ　４　ｂ’＝より、ループ
状に接続される。

いま、ステーションＳＴＩより送信する場合を考えると
、第２図に示すステーションＳＴ内の伝送制御部’ｒ　
ＣＵから電気的にデータが送られ、電光変換部Ｅ１０に
よって光信号に変換され、光ファイバーＬにより空間光
送信器ＬＴＸ１に伝送される。ｆｆｌ光変換器には、Ｌ
　Ｅ　Ｄ　（Ｌｉｇｈｔ　ＥｍｉｔｔｉｎｇＤｉｏｄｅ
　）、レーザーダイオードなどが用いられる。

空間光送信器Ｌ　Ｔ’Ｘ　１では、第３図に示したよう
に光電変換器０／Ｅによって光ファイバーの信号を−Ｊ
！１電気信号に変換する６そして、増幅器ＡＭＰによっ
て電気的に増幅した後、電光変換器Ｅ１０によって空間
光信号を発生し、空間光受信器［、ＲＸＩにデータを伝
送する。この場合、光電変換部０／ＥにはＰＩＮフォト
ダイオード、アバランシェ・フォトダイオードなどが用
いられ、電光変換部Ｅ１０は伝送ステーションのものと
同様でよい。

空間光受信器ＬＲＸＩでは、同様の構成および素子によ
り空間光信号を光ファイバーの光信号に変換して伝送ス
テーションＳＴ２に伝送する。以下、各ステーション間
で同様の動作を繰゛返すことにより、列車内にデータが
伝送される。

このように１本実施例では伝送路をすべて光で構成して
いるため、電磁的な雑音の影響を受けず、しかも、取扱
いの複雑な光カップラが不要となる。

第１図に示した実施例では、伝送ステーションを各車両
に一個ずつ配置しているが、このような配置のみに限ら
ない。また光空間伝送路を多重化してもよい。

本発明によれば電磁的な雑音の影響を受けず、取扱が容
易で１列車の連結解放にも適する車上データ伝送ネット
ワークが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の一実施例のブロック図で
ある。 ＳＴＩ〜ＳＴ４・・・伝送ステーション、ＬＴＸＩ〜Ｌ
ＴＸ４・・・空間光送信器、ＬＴＲＩ〜ＬＴＲ４・・・
空間先受イ、］器、ｏ／Ｅ・・・光電変換器、Ｅｌｏ・
・・電光変換器、ＡＭＰ・・・増幅器。　　　　　　　
　　　γ（゛

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、列車内の伝送ステーションと伝送路を配置してデー
   タ伝送を行なうものにおいて、前記伝送ステーションは
   入力の光電変換部と出力の電光変換部を備え、車両内の
   前記伝送路は光ファイバーであり、車両間の前記伝送路
   は光ファイバーの光信号を空間光信号に変換する空間光
   送信部と、この空間光信号を光ファイバーの前記光信号
   に変換する空間光受信部で構成するとを特徴とする車上
   データ伝送ネットワーク。