JPS61212985A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPS61212985A
JPS61212985A JP60053859A JP5385985A JPS61212985A JP S61212985 A JPS61212985 A JP S61212985A JP 60053859 A JP60053859 A JP 60053859A JP 5385985 A JP5385985 A JP 5385985A JP S61212985 A JPS61212985 A JP S61212985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
chroma
circuit
luminance
composite video
Prior art date
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Pending
Application number
JP60053859A
Other languages
English (en)
Inventor
Akifumi Tabata
田畑 彰文
Tomomitsu Azeyanagi
畔柳 朝光
Osamu Takase
高瀬 修
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61212985A publication Critical patent/JPS61212985A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明はテレビジョン信号等を記録再生するVTRに係
り、特に映11信号処理に好適な磁気記録再生装置Cこ
関tる。
(発明の背景) 従来、複合映像信号から輝度(Y)信号とクロ−=t 
( C )@号を分離(以下、Y/C分離と呼ぶ)する
手段として例えば特開昭58−117790号公報に示
されているものがある。
上記公報に記されている従来方式は、複合映像信号を全
帯域遅延させ、原信号から減算することでクロマ信号を
分離し、一方原信号と加算することでクロマ信号を除去
した後、第1のBPFにより輝度信号の高域信号を取り
出す。また、上記遅延信号を上記第1のBPFとほぼ同
じ帯域をもつ第2のBPFを用いフィードバック構成と
することで輝度信号の低域信号を取り出し、上記輝度信
号の高域信号と上記輝度信号の低域信号を加算すること
で、複合映像信号から輝度信号を分離している。
以上述べたように、従来は、複合映像信号をY/C分離
する際、特に輝度信号を分離するのに(IIBPFを2
つ必要とする、 (2)  周波数特性の補正を良好にするためフィード
バック構成とする、 (3)全帯域遅延させるため1度高域に変調する、よう
にしている。
したがって、回路構成が煩雑となり、また実装時に高密
度化かできないという欠点があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、前記した従来技術の欠点をなくし、簡
単な構成で複合映像信号のY/C分離を行なうことがで
きる磁気記録再生装置を提供することにある。
(発明の概要) 本発明の特徴は、記録時の複合映像信号から、輝度信号
の低域信号と、クロマ信号を含む輝度信号の高域信号と
を分離し、該クロマ信号を含む輝度信号の高域信号をく
し形フィルタに入力し、該くし形フィルタによって分離
されたクロマ信号を記録クロマ処理回路に入力し、該く
し形フィルタにより分離された輝度信号の高域信号を上
記輝度信号の低域信号と加算することにより、簡単かつ
安価な回路構成でY/C分離における輝度信号の周波数
特性を良好にすることができるようにした点にある。
(発明の実施例) 以下本発明の一実施例を第1図により詳細に説明する。
第1図は、サーボ制御方式がオートマチックトラックフ
ァインディング( AutomaticTrack F
indlng以下ATFと略す)制御方式のための信号
(以下、パイロット信号と称す)を映像信号と周波数多
重(例えば、低域変換クロマ信号の低域に多重する)す
る方式と、音声信号を周波数変調して映像信号と周波数
多重(例えばFM輝度信号と低域変換クロマ信号の間に
多重する)する方式を具備したVTRのブロック図であ
る。
まず、第1図の基本構成について説明する。記録時にス
イッチ回路5,66.120 は、それぞれ接点101
.103.121  に接続される。入力端子1から入
力された複合映像信号は、AGC回路2でプリエンファ
シス回路12の入力信号が規定レベルになるようAGC
検波回路200を介し帰還制御されており、AGC回路
2の出力は、スイッチ回路66を介しクランプ回路67
でクランプされた後、映像出力増幅器68で増幅され、
映像出力端子69へ出力される。
一方、AGC回路2で規定レベルに制御された複合映像
信号はトラップ3.減算増幅器4,8゜スイッチ回路5
.1H遅延線6.加算増幅器7゜9から成るY/C分離
回路A(詳細は後で説明する)により、輝度信号とクロ
マ信号に分離される。
分離された輝度信号はスイッチ回路 120を介しLP
FIOで帯域制限され、記録イコライズ回路11でクリ
ップされるエネルギが少なくなるよう波形がプリシュー
ト化される。次いで・非線形及び線形エンファシス回路
12で高域信号が強調された後、過変調を避けるための
クリップ回路13を介して周波数変調回路14で変調さ
れる。その後、HPF15でATF用のパイロット信号
、音声信号および低域変換クロマ信号成分を除去し、加
算器16に供給される。
一方、上記Y/C分離回路Aによって分離されたクロマ
信号はスイッチ回路19を介しBPF20に供給される
。BPF20により不要信号が除去され、少なくともA
CC回路とバーストエン7アシス回路とクロマエンファ
シス回路から成る記録クロマ処理回路21で記録クロマ
処理され、基準キャリア発生器22と周波数変換回路2
3で低域変換される。さらに、LPF24とトラップ2
5で不要成分が除去された後、加算器30に供給される
また、音声信号入力端子26から入力された音声信号は
、S/N改善のためにエンファシス回路とクロストーク
軽減のために音声信号を根幅(こ応じて圧縮する圧縮回
路から成るノイズリダクション回路27を介し、周波数
変調回路28でFM音声信号となり、加算器30に供給
される。一方パイロット信号発生器29よQATF用の
パイロット信号が加算器30に供給される。
該加算器30で加算された該三つの信号は、さらに加算
器16で先の輝度FM信号と加算される。
その後、定電流特性を持つ記録増幅器31で増幅され、
ビデオヘッド32を介して磁気テープ33へ記録される
再生時はスイッチ回路5,66.120は、それぞれ、
接点102.104 .122に接続される。ビデオヘ
ッド32を介して磁気テープ33から再生された信号は
、再生増幅回路51で増幅される。HPF52は増幅さ
れた再生信号から輝度FM信号のみを取り出し、ピーキ
ング回路53に送る。ピーキング回路53はテープ・ヘ
ッド系の伝送特性を補償し、AGC回路54は規定レベ
ルに制御し、リミッタ回路55は波形整形する。波形整
形された信号は、復調回路56で復調される。
該復調出力は、スイッチ回路120、LPF 10を経
て記録で行なわれたエンファシスを元に戻すディエンフ
ァシス回路57に送られる。そして、該ディエンファシ
ス回路57で再生処理が行なわれ、次いでノイズキャン
セル回路58で高域のノイズ成分を抑圧された後、加算
器65番こ供給される。
一方、低域変換クロマ信号は、トラップ59およびLP
F60で取り出され、少なくともACC回路とバースト
ディエンファシス回路から成る再生クロマ処理回路61
で再生処理が行なわれた後、基準キャリア発生器22と
周波数変換回路62fこより元の搬送色信号が復元され
る。その後、スプリアス除去用BPF63.スイッチ回
路5を経て、1H遅延線と減算増幅器8から成る再生C
形くし形フィルタに送られる。該再生C形くし形フィル
タでは、隣接クロストークが除去され、少なくともクロ
マディエンファシスを含む再生クロマ処理回路64で再
生処理が行なわれ、加算器65に供給される。加算器6
5で前述の再生処理が行なわれた輝度信号と加算され、
複合映像信号となった再生信号は、スイッチ回路66を
介しクランプ回路67でクランプされた後、映像出力増
幅器68で増幅され、映像出力端子69へ出力される。
また、音声FM信号は再生増幅回路51から出力された
再生信号の中からBPF70で取り出され、復調回路7
1で復調される。その後、少なくともLPFと伸長回路
とディエンファシスから成るノイズリダクシ冒ン回路7
2でスプリアス成分の除去、および記録時に行なわれた
圧縮を元に戻すための伸長および記録時に行なわれたエ
ンファシスをディエンファシスで元に戻す再生処理が行
なわれ、音声出力端子73から出力される。
さらに、再生増幅回路51から出力された再生信号のう
ち、BPF74でパイロット信号だけが取り出され、パ
イロット信号出力端子73から出力される。このパイロ
ット信号は、ATF制御信号として用いられる。
以上、本実施例の基本的な記録・再生モードの説明を第
1図を用いて行なったが、本実施例の特徴はY/C分離
にある。Y/C分離の必要性は、周知のように、Y形く
し形フィルタはドツト妨害を抑圧するためであり、C形
くし形フィルタは、特にH並びが成されていない場合に
妨害の度合が強い隣接クロスカラーを抑圧するためであ
る。
以下に、本実施例の特徴を第2図を参照して説明する。
AGC回路2の出力は、第2図fa)に示すように周波
数特性は平坦であり、この信号がトラップ3及び減算増
幅器4に供給される。このトラップ3は後述するように
り、Cの直列接続によるものであり、トラップの入力イ
ンピーダンスをRとすると、減算増幅器4と加算増幅器
9に供給される輝度信号の低域信号の周波数特性j Y
L!J) lはとなる。一方、減算増幅器4の出力であ
るクロマ信号の高域信号を含む輝度信号の高域信号の周
波数特性+(C+YH)仲)1は となる。第2図fb)にl YL((ロ)1特性を、同
図(c)に1(C+YH)仲)1特性を示す。
輝度信号の低域信号IYL(ω)lは、必要に応じて帯
域制限を行なわれるLPFIOと合わせて、クロマの副
搬送波であるf   (NTSC方式のC 場合約3.58MHz)を40dB程度減衰できるよう
に、トラップ3のR,L、Cを設定すれば艮い。−例と
してR=IKΩ、L=47μ、C=399にすると、3
MHzで約7dB、f8oで約20dB の減衰となる
一方、くし形フィルタの入力であり、同時に記録クロマ
信号の入力であるl(C+YI()(ω)1は、クロマ
信号帯域である f ±500KHz  で平+10 坦であることが要求される。上記のような定数にR,L
、Cを設定すると、(2)式で表わされるようにクロマ
信号帯域で±0.5dB以内のレベル差であり、記録ク
ロマ信号の入力として何ら問題がない。また、これによ
り、複合映像信号を低域信号と、これと相補的な高域信
号に分離出来る。
記録再生切替スイッチ5を介して、減算増幅器4の出力
である上記クロマ信号と輝度信号の高域信号が供給され
る記録時には、1H遅延線6の入力および出力が加算増
幅器7に供給されて、輝度信号の高域信号が分離される
。これと共に、1H遅延線6の入力および出力が減算増
幅器8に供給されて、記録クロマ信号が分離される。
上記加算増幅器7の出力は、第2図(d)に示すように
クロマ信号が除去され、先の輝度信号の低域信号と加算
増幅器9で加算され、複合映像信号から輝度信号を分離
された第2図(e)に示す同波数特性となる。
理想的なY形くし形フィルタにおいてはクロマ副搬送波
周波数f  およびこれからnfH(nC :整数fH:水平同期周波)だけ離れた周波数における
減衰度は無限大である。しかし実際には、1■遅延線の
入出力間カップリングなどのため、20 dB程度の減
衰度しかとれない。このため第1図に示すよう、加算増
幅器9の後段に、f でC 10〜20 dB 程度の減衰度をもつLPF 10を
入れる必要がある。
このLPFIOの遮断周波数は、上記要因と、本実施例
では、輝度FM信号の低域に周波数多重されるFM音声
信号の周波数帯域より決まり、LPFIOの遮断周波数
を3MHz程度とした時のLPF 10の出力の周波数
特性を第2図(f)に示す。勿論、上記した1H遅延線
から成るY形くし形フィルタのくしの減衰度は無限大で
あり、FM音声信号が無い場合は、さらにLPFIOの
遮断周波数を上げ記録輝度信号を広帯域化することが出
来る。
減算増幅器8の出力であるC形くし形フィルタの出力と
C形くし形フィルタ処理をされていないクロマ信号は、
スイッチ回路19に供給される。
スイッチ回路19は、記録再生切替えスイッチ17で選
択した輝度信号及び直流電圧を少なくとも1H遅延する
手段をもった相関検出回路18でライン間の相関を検出
され、ライン相関の有無で接点105 .106側に切
替えられる。
記録時、スイッチ回路17は接点107に接続され輝度
信号のライン間で相関がある場合、スイッチ回路19は
接点105に接続され、隣接クロスカラーの原因となる
輝度信号の高域信号を除去したクロマ信号が出力される
。一方、再生時には、スイッチ回路17は接点108に
接続され、相関検出回路18には直流電圧が印加される
。直流電圧は常に相関が有るため、スイッチ回路19が
接点 105に接続される。したがって、再生時は常に
クロマ信号の隣接クロストークを除去したクロマ信号が
再生クロマ処理回路64に供給される。
以上述べたY/C分離回路のうち、複合映像信号を輝度
信号の低域とクロマ信号を含む輝度信号の高域信号に分
離する具体的な回路の一例を第3図を用いて説明する。
第3図において、第1図と同一部分は同一の符号を付け
、説明を一部省略する。同図において、204 は電流
源、205〜226はトランジスタ。
231〜240は抵抗、251はインダクタ。
252 はキャパシタ、260はくし形フィルタ回路、
111はAGC回路2の検波電圧入力端子。
112 はクロマ信号出力端子、113は相関有無信号
入力端子、114は再生クロマ信号入力端子。
115 は再生FM信号入力端子、116は輝度信号出
力端子である。トランジスタ 206,207及びトラ
ンジスタ208〜216によりカレントミラー回路が構
成され、トランジスタ208〜216に所定のコレクタ
電流が流される。
入力端子1から入力された複合映像信号はAGC回路2
を介し、定電流源2041こ接続されてエミッタフォロ
アとされているトランジスタ205 のベースに供給さ
れる。そのエミッタは抵抗232゜231 を介しトラ
ンジスタ217のエミッタに接続される。トランジスタ
217は、輝度信号の低域信号とY/C分離された輝度
信号の高域信号を加算する加算増幅器9の逆相入力端子
であるトランジスタ226に直流電圧を供給するもので
あり、この加算増幅器9のDCオフセットを軽減するた
めに、トランジスタ205とトランジスタ217のエミ
ッタが抵抗232 、231  を介して接続されてい
る。
抵抗 232 、231  の値は、減算増幅器4及び
加算増幅器9のダイナミックレンジなどにより、所定の
減衰度となるよう設定される。勿論、抵抗232 をコ
ンデンサとしても良い。抵抗232を介してトランジス
タ218のベースに供給された複合映像信号は、レベル
シフト用のトランジスタ218〜220を介し、エミッ
タフォロアとされているトランジスタ221のベースに
供給され、そのエミッタより、抵抗233とほぼ値の等
しい抵抗234を介して減算増幅器4の正相入力端子で
あるトランジスタ223のベースへ入力される。
一方、減算増幅器4の逆相入力端子であるトランジスタ
222のベースには、トランジスタ221のエミッタよ
り出力された複合映像信号に抵抗233 およびインダ
クタ251キヤパシタ 252から成るトラップが施こ
された信号が入力される。
このトラップにより複合映像信号から輝度信号の低域信
号だけが取り出される。したがって、トランジスタ22
2のコレクタと抵抗236の接続点より、複合映像信号
から、輝度信号の低域信号を減算したクロマ信号を含む
輝度信号の高域信号が出力される。
この信号がエミッタフォロアとされているトランジスタ
 224.スイッチ回路5を介してくし形フィルタ回路
 260に入力される。C形くし形フィルタの出力又は
スイッチ回路5を介したクロマ信号はスイッチ回路19
で選択され出力端子 112に出力される。Y形くし形
フィルタの出力である輝度信号の高域信号は、必要に応
じ設けられたレベル調整用抵抗239.240で所定の
レベルにされ、加算増幅器9の逆相入力端子であるトラ
ンジスタ226のベースに供給される。
一方、加算増幅器9の正相入力端子であるトランジスタ
225のベースには、上記の輝度信号の低域信号が供給
されるので、加算増幅器9の出力であるトランジスタ 
226と抵抗238の接続点より、複合映像信号からク
ロマ信号を除去した、輝度信号のみを得ることができる
。これは、スイッチ回路 120 、LPF  10を
介し、出力端子116 へ出力される。
第3図においてレベルシフト用のトランジスタ219 
.220及びエミッタフォロア用のトランジスタ221
 は低電源電圧(例えば5V)化と低消費電力用のため
に設けられたものである。
以上のように1本実施例によれば、前記した従来例のよ
うに・複雑な回路構成の2個のBPFを必要とせず、イ
ンダクタとコンデンサの直列接続からなる1個のトラッ
プで、代替させることができる。
また、本実施例では、1H遅延線6に、輝度信号の高域
とクロマ信号とが入力するので、前記従来装置のように
、入力信号を1度高域に変調した後遅延を施す必要がな
く、回路構成が簡単になる。
また、前記従来装置のように、全帯域の信号を加算・減
算増幅器で処理する場合、複合映像信号の直流電位が映
倫内容にょC)変化する。このため、上記加算減算器の
入力及び出力ダイナミックレンジは、直流電位の変化も
考慮し狭く設定する必要がある。 これに対して、本実
施例は、くし形フィルタ処理が必要なりロマ信号を含む
輝度信号の高域信号だけを複合映像信号から分離し、加
算増幅器7.減算増幅器8で処理しているので、複合映
像信号の直流変動分が無い。このため、上記加算増幅器
7.減算増幅器8の必要とする入出力ダイナミックレン
ジを全帯域を処理する場合に比べ広く設定できる。
つまり、本実施例では全帯域の処理に比べ必要とする高
域信号のレベルを大きくすることが出来るので、Y形く
し形フィルタ出力信号へのタロストーク及びC形くし形
フィルタ出力信号への輝度信号のクロストークを抑圧出
来ると同時に、S/N劣化も防止することが出来る。
また、本実施例によれば、くし形フィルタに入力する輝
度信号の高域成分は、前記トラップによl)分離された
低域成分と相補的な関係になるように構成されているの
で、Y/C分離回路における輝に信号の分離は、上記輝
度信号の低域信号とくし形フィルタを通過して得られる
輝度信号の高域信号を加算するだけで得られ、良好な周
波数特性とすることが出来る。
さらlこ1本実施例をPAL方式の信号の記録・再生に
用いる時は、簡単な回路の設計変更のみで、これに対処
することができる。第4図はPAL方式に好適な回路ブ
ロック図を示す。
第4図のトラップ3の回路は、PALの副搬送波周波数
付近に設定される。具体的には、第3図のトラップ3を
構成するインダクタ251およびコンデンサ252の定
数を変えて、トラップ周波数が前記PALの副搬送波周
波数付近になるようになされる。
また、PAL方式信号記録時は、くし形フィルタは必要
ないので、減算増幅器4の出力はBPF20に直接接続
し、加算増幅器9の一方の入力はコンデンサを介して接
地される。具体的には、第3図のトランジスタ226の
ベースをコンデンサで交流接地(又は0PEN)するこ
とによ1)行なわれる。
また、1Hf!延線6は再生クロマ信号処理で必要とな
る2H遅延線300に変え、BPF63の再生クロマ信
号出力はスイッチ回路5を介して、該2H遅延線300
に入力されている。なお、スイッチ回路5は、第1図又
は第4図の回路をIC化した場合ICの中に組込まれて
いる回路素子であるので、前記のようにBPF63をス
イッチ回路5を介して2H遅延線300に入力したが、
IC回路を用いない場合は、BPF63をスイッチ回路
5を介さずに、2H遅延線300に入力するようにして
もよい。
以上のように、第1図の回路から第4図の回路に変更す
る場合、簡単な回路の変更のみで、これを行なうことが
できる。また、第1図および第4図の回路をIC化した
場合には、前記加算増幅器9の一方の端子にコンデンサ
を外付けしてこれを接地すること、外付けのトラップ回
路の回路定数を変え、外付けの1H遅延線を2H遅延線
に変えること、および、外付けの配線を若干変更するの
みで、第1図の回路から第4図の回路に変更することが
できる。したがって、NTSC方式の回路からPAL方
式の回路への変更を簡単に行なうことができる。
第5図に本発明の他の実施例を示す。第5図において第
1図と同一部分は同一符合を付は説明を省略する。
この実施例は、複合映像信号をBPF130 と減算増
幅器131で輝度信号の低域信号と、クロマ信号を含む
輝If信号の高域信号に分離するような構成とされてい
る。また、このBPF130 を第1図に示す記録クロ
マ処理回路21の前段に設けられているBPF20と同
じのを用いることによI)、記録クロア処理回路21の
前段のBPFを取C)除くことが出来る。上記構成にお
いても、第1図に示した実施例と同様に、Y/C分離を
行なうことができる。
第6図に上記構成とした場合の、Y/C分離回路の具体
的回路例を示す。第2図と同一部分は同−符号を付は説
明を省略する。
第6図において、トランジスタ221のエミッタより出
力された複合映像信号は、BPF  130でクロマ信
号を含む輝度信号の高域信号が取C)出され、くし形フ
ィルタ回路2601こ供給されると共に、トランジスタ
222のベースに供給される。
一方、トランジスタ221のエミッタよI)出力された
複合映像信号はトランジスタ223のベースにも供給さ
れているので、減算増幅器131の出力には輝度信号の
低域信号が得られる。他は第3図に示した回路例と同じ
である。
この実施例においても、本発明の目的である良好なT/
C分離が行なえる。
また、第1図の回路の変形として、第7図に示すように
、本実施例の再生クロマ信号処理で用いるBPF−tl
−記録時に用いるBPF20と兼用しても良い。つまC
)、第7図に示すようBPF20の前段に、記録時に1
41側へ再生時に142側へ=27− n)日(御訂岩ha臣 壬タ メ−cb rr  … 
止 1゜接続されるスイッチ回路140を設けることで
BPFを記録と再生で兼用できる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、1H遅延線とり、C
)ラップを用いるだけの簡単な回路で、記録時のY/C
分離を実現することができる。
このため、従来装置のように、複雑な構成のBPFを2
個必要とすることがなく、回路構成が簡単になると共に
、安価に形成できる。また、本発明の1H遅延線には、
輝度信号の高域とクロマ信号とが入力するので、従来装
置のように、入力信号を1度高域に変調した後遅延を施
す必要がなく、回路構成が簡単になるという効果がある
またPAL方式信号記録時のようにくし形フィルタの不
要な場合にも、極めて簡単な作業で対応でき、くし形フ
ィルタ有無の場合でも輝度信号の記録処理レベルは変わ
らないので、記録FM信号VノII−II区黙旧ヴ′C
化瞥りη不り0
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の記録再生のブロック図、第
2図は第1図の主要部の信号の周波数特性を示す図、第
3図は上記実施例の主要部の具体的回路図、第4図は前
記実施例をPAL方式に適合するように膜形変更したブ
ロック図、第5図は本発明の他の実施例の全体ブロック
図、第6図は該実施例の主要部の具体的回路図、第7図
は本発明の他の実施例のブロック図である。 1・・・複合映像信号入力端子、 2・・・AGC回路
。 3・・・トラップ、 4・・・減算増幅器、 5・・・
スイッチ回路、 6・・・1H遅延線、 7・・・加算
増幅器、 8・・・減算増幅器、 9・・・加算増幅器
。 10・・・LPF、  200・・・AGC検波回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録時の複合映像信号を規定レベルに制御するA
    GC回路、該規定レベルに制御された複合映像信号から
    輝度信号の低域信号と、クロマ信号を含む輝度信号の高
    域信号とを分離する手段、該クロマ信号を含む輝度信号
    の高域信号が供給されるくし形フィルタ、該くし形フィ
    ルタにより分離されたクロマ信号が入力される記録クロ
    マ処理回路、該くし形フィルタにより分離された輝度信
    号の高域信号を上記輝度信号の低域信号と加算する加算
    手段、および該加算手段の出力である複合信号から分離
    した輝度信号を帯域制限するLPFを具備したことを特
    徴とする磁気記録再生装置。
  2. (2)前記複合映像信号から輝度信号の低域信号と、ク
    ロマ信号を含む輝度信号の高域信号とを分離する手段が
    、該複合映像信号から輝度信号の低域信号を取り出すト
    ラップ回路と、該複合映像信号から、前記輝度信号の低
    域信号を減算してクロマ信号を含む輝度信号の高域信号
    を取り出す減算増幅器とから構成されていることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装
    置。
  3. (3)前記複合映像信号から輝度信号の低域信号と、ク
    ロマ信号を含む輝度信号の高域信号とを分離する手段が
    、該複合映像信号からクロマ信号を含む輝度信号の高域
    信号を取り出すバンドパスフィルタと、該複合映像信号
    から前記バンドパスフィルタの出力を減算する減算増幅
    器とから構成されていることを特徴とする前記特許請求
    の範囲第1項記載の磁気記録再生装置。
  4. (4)前記くし形フィルタは、1H遅延線と、該1H遅
    延線の入出力信号を加算する加算増幅器と、該1H遅延
    線の入力信号から該1H遅延線の出力信号を減じる減算
    増幅器とから構成されていることを特徴とする前記特許
    請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置。
  5. (5)前記トラップ回路と、前記1H遅延線と、これら
    に接続された配線はIC回路に外付けされており、これ
    らの外付け部品を変更することにより、NTSC方式か
    らPAL方式へ容易に切換えることができるようにした
    ことを特徴とする前記特許請求の範囲第2項又は第4項
    記載の磁気記録再生装置。
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