JP2702949B2 - Edtv用画像記録装置 - Google Patents
Edtv用画像記録装置Info
- Publication number
- JP2702949B2 JP2702949B2 JP62311919A JP31191987A JP2702949B2 JP 2702949 B2 JP2702949 B2 JP 2702949B2 JP 62311919 A JP62311919 A JP 62311919A JP 31191987 A JP31191987 A JP 31191987A JP 2702949 B2 JP2702949 B2 JP 2702949B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- luminance signal
- mhz
- frequency component
- edtv
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は画像記録装置に係り、特にEDTV用の画像記録
装置に関する。 〔従来の技術〕 従来のVTRなどの画像記録装置では、よく知られてい
るように、3/4インチVTR、家庭用VTRのベータフオーマ
ツト方式、VHS方式ともに、映像信号をY/C分離し、搬送
色信号は低域変換し、輝度信号はFM変調して、両者を重
畳して記録するカラーアンダ方式が採用されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 例えば特願昭58−44238号公報のEDTV方式は、現行テ
レビジヨン機器と両立性があるとは言え、現在のカラー
アンダ方式のVTRにEDTV信号を記録すると、輝度信号の
高域成分(4.2MHz〜6MHzの輝度成分)を周波数シフトし
て4.2MHz以下の帯域内に多重した信号である搬送高精細
情報YH′は、色信号,輝度信号として記録される2つの
部分に分かれる。その為、両信号間のジツタにより、2
つの部分に分かれた高精細信号の位相が合わなくなると
いう問題点があつた。 本発明の目的は、このジツタの影響を受けないように
することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、EDTV信号の搬送高精細情報YH′を復調
し、輝度信号の高域成分YH(4.2MHz〜6MHzの輝度成分)
を得、これをY/C分離された輝度信号の低域成分YL(4.2
MHz以下の輝度成分)に加えることにより、もともとの
帯域幅6MHzの輝度信号Yにしてから、カラーアンダ記録
を行うことにより、達成される。 〔作用〕 高精細情報YH′は、輝度信号の高域成分YH(4.2MHz〜
6MHzの輝度成分)に復調されるため、色信号Cとして記
録されることはなく、輝度信号として記録される。よつ
て、高精細信号用バースト信号が輝度信号として抽出さ
れるようにしておけば、高精細情報は、再生輝度・色信
号間の位相ジツタの影響を受けず、完全に再生される。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。 高精細情報を特願昭58−44238号公報のように多重し
たEDTV信号を仮定すると、例えば特願昭58−44238号公
報のに示すYL,C,YH′分離器1を通して、輝度信号の低
域成分YL,搬送色信号C,高精細情報YH′を得る。高精細
情報YH′は、特願昭58−44238号公報の中に示されてい
る高精細信号復調器3を通して、変調前の輝度信号の高
域成分YHを得る。輝度信号の低域成分YLと輝度信号の高
域成分YHを加算器2aを通し、輝度信号Yを得、これをFM
変調器4,HPF5aを通して、高域に変換する。一方、搬送
色信号Cは、周波数変換器6、LPF7aを通して、低域に
変換される。この2つの信号を加算器2bで加えて、記録
増幅器8を通した後、記録ヘツド21を介して記録媒体20
に記録する。以上が、記録部の概略である。 一方、再生部では、記録媒体20から再生ヘツド22を介
して得た出力信号を再生増幅器9を通した後、HPF5b,LP
F7bで輝度信号成分,色信号成分に分離する。輝度信号
成分については、その後、リミツタ10,FM復調器11,LPF1
2を通して、輝度信号Yを得る。一方色信号成分につい
ては、周波数変換器14,BPF15を通して、搬送色信号Cを
得ることができる。この時の、変換周波数信号は、バー
スト抜取器17,周波数変換器18により、カラーバースト
に同期したものを用いる。その後、復調器16を通して、
ベースバンド色信号を得る。以上の処理の後、増幅器13
を通つて、輝度,色信号出力を得る。尚、入力と同じ信
号を得たい場合には、特願昭58−44238号公報のに示すE
DTVエンコーダをこの後に挿入することによつて得るこ
とができる。 また、EDTVの高精細多重の形態が、本発明の実施例以
外に例えばフイールド・オフセツト・サンプリング,映
像搬送波の直交変調で行う場合も、本発明と同様に高精
細多重信号を復調し、輝度低域信号に加算したものを輝
度信号とする構成で実現できることは明らかである。 〔発明の効果〕 本発明によれば、高精細情報を輝度信号として記録,
再生できるので、高精細情報が、輝度,色信号間の位相
ジツタの影響を受けることなく、完全に再生され、画像
の高精細化,高画質化の効果がある。
装置に関する。 〔従来の技術〕 従来のVTRなどの画像記録装置では、よく知られてい
るように、3/4インチVTR、家庭用VTRのベータフオーマ
ツト方式、VHS方式ともに、映像信号をY/C分離し、搬送
色信号は低域変換し、輝度信号はFM変調して、両者を重
畳して記録するカラーアンダ方式が採用されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 例えば特願昭58−44238号公報のEDTV方式は、現行テ
レビジヨン機器と両立性があるとは言え、現在のカラー
アンダ方式のVTRにEDTV信号を記録すると、輝度信号の
高域成分(4.2MHz〜6MHzの輝度成分)を周波数シフトし
て4.2MHz以下の帯域内に多重した信号である搬送高精細
情報YH′は、色信号,輝度信号として記録される2つの
部分に分かれる。その為、両信号間のジツタにより、2
つの部分に分かれた高精細信号の位相が合わなくなると
いう問題点があつた。 本発明の目的は、このジツタの影響を受けないように
することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、EDTV信号の搬送高精細情報YH′を復調
し、輝度信号の高域成分YH(4.2MHz〜6MHzの輝度成分)
を得、これをY/C分離された輝度信号の低域成分YL(4.2
MHz以下の輝度成分)に加えることにより、もともとの
帯域幅6MHzの輝度信号Yにしてから、カラーアンダ記録
を行うことにより、達成される。 〔作用〕 高精細情報YH′は、輝度信号の高域成分YH(4.2MHz〜
6MHzの輝度成分)に復調されるため、色信号Cとして記
録されることはなく、輝度信号として記録される。よつ
て、高精細信号用バースト信号が輝度信号として抽出さ
れるようにしておけば、高精細情報は、再生輝度・色信
号間の位相ジツタの影響を受けず、完全に再生される。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。 高精細情報を特願昭58−44238号公報のように多重し
たEDTV信号を仮定すると、例えば特願昭58−44238号公
報のに示すYL,C,YH′分離器1を通して、輝度信号の低
域成分YL,搬送色信号C,高精細情報YH′を得る。高精細
情報YH′は、特願昭58−44238号公報の中に示されてい
る高精細信号復調器3を通して、変調前の輝度信号の高
域成分YHを得る。輝度信号の低域成分YLと輝度信号の高
域成分YHを加算器2aを通し、輝度信号Yを得、これをFM
変調器4,HPF5aを通して、高域に変換する。一方、搬送
色信号Cは、周波数変換器6、LPF7aを通して、低域に
変換される。この2つの信号を加算器2bで加えて、記録
増幅器8を通した後、記録ヘツド21を介して記録媒体20
に記録する。以上が、記録部の概略である。 一方、再生部では、記録媒体20から再生ヘツド22を介
して得た出力信号を再生増幅器9を通した後、HPF5b,LP
F7bで輝度信号成分,色信号成分に分離する。輝度信号
成分については、その後、リミツタ10,FM復調器11,LPF1
2を通して、輝度信号Yを得る。一方色信号成分につい
ては、周波数変換器14,BPF15を通して、搬送色信号Cを
得ることができる。この時の、変換周波数信号は、バー
スト抜取器17,周波数変換器18により、カラーバースト
に同期したものを用いる。その後、復調器16を通して、
ベースバンド色信号を得る。以上の処理の後、増幅器13
を通つて、輝度,色信号出力を得る。尚、入力と同じ信
号を得たい場合には、特願昭58−44238号公報のに示すE
DTVエンコーダをこの後に挿入することによつて得るこ
とができる。 また、EDTVの高精細多重の形態が、本発明の実施例以
外に例えばフイールド・オフセツト・サンプリング,映
像搬送波の直交変調で行う場合も、本発明と同様に高精
細多重信号を復調し、輝度低域信号に加算したものを輝
度信号とする構成で実現できることは明らかである。 〔発明の効果〕 本発明によれば、高精細情報を輝度信号として記録,
再生できるので、高精細情報が、輝度,色信号間の位相
ジツタの影響を受けることなく、完全に再生され、画像
の高精細化,高画質化の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の、EDTV用画像記録装置の
ブロツク図である。 1……YL,C,YH分離器、2……加算器、3……YH′復調
器、4……FM変調器、5……HPF、6……周波数変換
器、7……LPF、8……記録増幅器、9……再生増幅
器、10……リミツタ、11……FM復調器、12……LPF、13
……ビデオ増幅器、14……周波数変換器、15……BPF、1
6……搬送色信号復調器、17……バースト抜取器、18…
…周波数変換器。
ブロツク図である。 1……YL,C,YH分離器、2……加算器、3……YH′復調
器、4……FM変調器、5……HPF、6……周波数変換
器、7……LPF、8……記録増幅器、9……再生増幅
器、10……リミツタ、11……FM復調器、12……LPF、13
……ビデオ増幅器、14……周波数変換器、15……BPF、1
6……搬送色信号復調器、17……バースト抜取器、18…
…周波数変換器。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.映像信号をカラーアンダー方式により記録する画像
記録装置において、4.2〜6MHzの輝度信号の高域成分が
搬送高精細情報として4.2MHz以下の帯域内に多重化され
たEDTV方式の復号カラーテレビジョン信号を、0〜4.2M
Hzの輝度信号の低域成分と搬送色信号と上記搬送高精細
情報に分離する分離器と、上記搬送高精細情報を上記4.
2〜6MHzの輝度信号の高域成分に復調する復調器と、上
記4.2〜6MHzの輝度信号の高域成分を上記0〜4.2MHzの
輝度信号の低域成分に加算する加算器とを有し、上記加
算器から出力された0〜6MHzの輝度信号及び上記搬送色
信号を記録媒体に記録することを特徴とするEDTV用画像
記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62311919A JP2702949B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | Edtv用画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62311919A JP2702949B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | Edtv用画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01154695A JPH01154695A (ja) | 1989-06-16 |
JP2702949B2 true JP2702949B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=18023002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62311919A Expired - Lifetime JP2702949B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | Edtv用画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702949B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR930012145B1 (ko) * | 1990-10-31 | 1993-12-24 | 삼성전자 주식회사 | 상이한 영상시스템간에 있어서 재생시 호환성을 유지하는 휘도신호 재생회로 및 그 방법 |
JPH07212719A (ja) * | 1994-01-14 | 1995-08-11 | Victor Co Of Japan Ltd | 映像信号記録再生システム、映像信号記録再生装置、映像信号変復調装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61212985A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-20 | Hitachi Ltd | 磁気記録再生装置 |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP62311919A patent/JP2702949B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61212985A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-20 | Hitachi Ltd | 磁気記録再生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01154695A (ja) | 1989-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0140709B1 (ko) | 신호전송방법 및 신호전송장치 | |
US4805035A (en) | Color video and audio recording and/or reproducing apparatus | |
JP2702949B2 (ja) | Edtv用画像記録装置 | |
EP0573246A2 (en) | A magnetic recording/reproducing apparatus for recording and reproducing a video signal added with a helper signal | |
JP2753224B2 (ja) | ビデオ信号記録再生装置 | |
US5606423A (en) | Compatible high-resolution video recording format | |
JPH0362076B2 (ja) | ||
JPH0779456B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP2539407B2 (ja) | テレビジョン信号の送信装置、記録装置、受信装置 | |
JP2585504B2 (ja) | 磁気記録再生方式 | |
JPH0314875Y2 (ja) | ||
JPS5816310Y2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS59104888A (ja) | 映像及び音声信号の記録再生装置 | |
JP2635846B2 (ja) | 磁気記録装置 | |
JPS6318915B2 (ja) | ||
JPS6026355B2 (ja) | 磁気記録再生装置用ダビング機構 | |
JPS60241390A (ja) | 映像信号記録再生装置 | |
JPH0562873B2 (ja) | ||
JPS61123375A (ja) | ビデオテ−プレコ−ダ | |
JPH02140081A (ja) | 映像信号記録装置 | |
JPH02241286A (ja) | 色信号処理回路 | |
GB2252005A (en) | Video signal processing for recording and playback systems | |
JPH02194795A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS58225790A (ja) | テレビジョン信号記録再生装置 | |
JPH01185092A (ja) | ビデオ信号処理装置 |