JPS6121157Y2 - - Google Patents

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JPS6121157Y2
JPS6121157Y2 JP1982118817U JP11881782U JPS6121157Y2 JP S6121157 Y2 JPS6121157 Y2 JP S6121157Y2 JP 1982118817 U JP1982118817 U JP 1982118817U JP 11881782 U JP11881782 U JP 11881782U JP S6121157 Y2 JPS6121157 Y2 JP S6121157Y2
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JP
Japan
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dummy bar
wire rope
bar carriage
sides
fixed
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982118817U
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English (en)
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JPS5925349U (ja
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Publication of JPS6121157Y2 publication Critical patent/JPS6121157Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ダミーバーキヤリツジの巻下げ巻上
げを行う巻上装置のワイヤロープが切損した際の
ダミーバーキヤリツジの落下を防止する装置に関
する。
ダミーバーキヤリツジの巻上装置は連続鋳造を
開始した後にダミーバーを鋳造パスラインから退
避させるために使用されるものであるが、該巻上
装置のワイヤロープが万一切損したときにダミー
バー及びダミーバーキヤリツジが落下する危険が
あり、設備の重大な損壊を招来する。
本考案は、上記ワイヤロープが切損したときで
もダミーバー及びダミーバーキヤリツジが落下す
る危険が極めて少ない落下防止装置を提供しよう
とするものであり、その要旨は、1本のワイヤロ
ープの両端部を2個のウインチドラムにそれぞれ
連結し、該ワイヤロープをダミーバーキヤリツジ
通路の上部両側に配置されるそれぞれ2個の固定
シーブ及びダミーバーキヤリツジの先端部両側に
配置される可動シーブ並びに前記ダミーバーキヤ
リツジ通路の中間部両側に配置される変向シーブ
に一連に巻回し、該変向シーブ間のワイヤロープ
に固定金物を固着すると共に、該固定金物の両側
にワイヤロープが挿通するようにストツパーを設
けたことを特徴とするダミーバーキヤリツジの落
下防止装置にある。
以下本考案の一実施例を図面により説明する。
第1図はワイヤ掛けの態様を示す説明図で、第
2図は本考案装置の側面図である。これらの図に
おいて、1は1本のワイヤロープであり、その両
端部は巻上装置2の2個のウインチドラム3にそ
れぞれ連結されている。このワイヤロープ1は、
ダミーバーキヤリツジ通路4の上部両側に配置さ
れるそれぞれ2個の固定シーブ5,6及びダミー
バーキヤリツジ7の先端部両側に配置される可動
シーブ8並びにダミーバーキヤリツジ通路4の中
間部両側に配置される変向シーブ9に一連に巻回
される。なお、固定シーブ5,6及び変向シーブ
9はダミーバーキヤリツジ通路4を形成するガイ
ド枠10又は上部支持部材にそれぞれ取付けられ
る。
さらに両側の変向シーブ9間のワイヤロープ1
の中間部に固定金物11を固着し、この固定金物
11の両側にはワイヤロープ1が挿通するように
ストツパー12をガイド枠10に設けるのであ
る。なお、図中13はダミーバー、14はダミー
バーキヤリツジ7の後車輪を案内するガイドレー
ルである。
つぎに本考案装置の作用を説明する。
ダミーバー13はパスライン上を移送されて待
機しているダミーバーキヤリツジ7に装入されこ
れと一体的に結合する。すなわち、ダミーバーキ
ヤリツジ7の先端部には係止片15が突設されて
いて該係止片15によりダミーバー13を引つか
けて係止するようになつている。ついで、2個の
ウインチドラム3を同期して回転すると、ダミー
バーキヤリツジ7の可動シーブ8がワイヤロープ
1により引き上げられるので、ダミーバーキヤリ
ツジ7はダミーバー13と一緒に吊上げられ、ダ
ミーバーキヤリツジ通路4を上昇しその上限位置
に停止する。その後、図示しない上部装入機によ
りダミーバーキヤリツジ7からのダミーバー13
を抜き取り、次の操業に備える。なお、ダミーバ
ー13をパスラインに装入するときはモールド上
部より、上部装入機を使用して行なう。
以上の作用において、ワイヤロープ1は1本の
ものが固定シーブ5、可動シーブ8、固定シーブ
6及び変向シーブ9を順次経由してダミーバーキ
ヤリツジ7の両側を巻上げ、巻下げするようにな
つているので、両側のワイヤロープ1が同時に切
損する確率は極めて少ないものと考えられる。そ
して、いずれか一方の側のワイヤロープ1がどこ
で切損した場合であつても、固定金物11が緊張
側のストツパー12と接当して止まることになる
から、切損を生じない他方側のワイヤロープ1は
少なくともこの固定金物11がストツパー12と
接当することにより両端が固定された状態にな
り、フリーとならない。したがつて、その側のワ
イヤロープ1に支持されたダミーバーキヤリツジ
7及びダミーバー13がダミーバーキヤリツジ通
路4の中途から落下するのを防止し得る。
なお、ワイヤロープ1と固定金物11との固定
を強固なものとするために、第3図に示すよう
に、該固定金物11をテーパー部11aを有する
分割型の筒体11bに構成してワイヤロープ1に
締付固定すると共に、ストツパー12を該テーパ
部11aが楔状に係止するテーパ内面12を持つ
楔状の筒体12bに構成することが、一層有利に
なる。
本考案によれば、以上のごとく1本のワイヤロ
ープの巻上げ巻下げによつてダミーバーキヤリツ
ジの両側を支持するように該ワイヤロープを巻き
掛けると共にそのワイヤロープの中間に固定金物
を固着し、固定金物の両側にストツパを設けたの
で、両側のワイヤロープが同時に切損するおそれ
はほとんどなく、しかもいずれかの側のワイヤロ
ープが切損しても他方側のワイヤロープがフリー
となることがないので、ダミーバーキヤリツジの
落下を防止することができる。また、固定金物の
動きを監視することによりワイヤロープの劣化を
判定できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置のワイヤロープの巻き掛け
の態様を示す説明図、第2図は本考案装置の側面
図、第3図は固定金物及びストツパーの他の例を
示す一部切欠断面図である。 1:ワイヤロープ、3:ウインチドラム、4:
ダミーバーキヤリツジ通路、5,6:固定シー
ブ、7:ダミーバーキヤリツジ、8:可動シー
ブ、9:変向シーブ、11:固定金物、12:ス
トツパー、13:ダミーバー、15:係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1本のワイヤロープの両端部を2個のウインチ
    ドラムにそれぞれ連結して、該ワイヤロープをダ
    ミーバーキヤリツジ通路の上部両側に配置される
    それぞれ2個の固定シープ及びダミーバーキヤリ
    ツジ通路の先端部両側に配置される可動シーブ並
    びに前記ダミーバーキヤリツジ通路の中間部両側
    に配置される変向シーブに一連に巻回し、該変向
    シーブ間のワイヤロープに固定金物を固着すると
    共に、該固定金物の両側にワイヤロープが挿通す
    るようにストツパーを設けたことを特徴とするダ
    ミーバーキヤリツジの落下防止装置。
JP11881782U 1982-08-06 1982-08-06 連続鋳造機用ダミ−バ−キヤリツジの落下防止装置 Granted JPS5925349U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11881782U JPS5925349U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 連続鋳造機用ダミ−バ−キヤリツジの落下防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11881782U JPS5925349U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 連続鋳造機用ダミ−バ−キヤリツジの落下防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5925349U JPS5925349U (ja) 1984-02-16
JPS6121157Y2 true JPS6121157Y2 (ja) 1986-06-25

Family

ID=30272943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11881782U Granted JPS5925349U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 連続鋳造機用ダミ−バ−キヤリツジの落下防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5925349U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919547Y2 (ja) * 1979-05-11 1984-06-06 日本鋼管株式会社 連続鋳造機のダミ−バ−吊上げ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5925349U (ja) 1984-02-16

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