JPH0419027Y2 - - Google Patents
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- JPH0419027Y2 JPH0419027Y2 JP16890786U JP16890786U JPH0419027Y2 JP H0419027 Y2 JPH0419027 Y2 JP H0419027Y2 JP 16890786 U JP16890786 U JP 16890786U JP 16890786 U JP16890786 U JP 16890786U JP H0419027 Y2 JPH0419027 Y2 JP H0419027Y2
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- JP
- Japan
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- hooks
- main
- wire ropes
- main beam
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Links
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
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Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は鋼管等の管体の吊り上げ作業で使用
する吊具の改良に係り、特に軽量で、管体両端へ
のフツク引掛け作業が自動的に行え、吊り上げ作
業時の耐衝撃性にも優れた管体吊具に関する。
する吊具の改良に係り、特に軽量で、管体両端へ
のフツク引掛け作業が自動的に行え、吊り上げ作
業時の耐衝撃性にも優れた管体吊具に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の吊具は、例えば実開昭60−
33578号公報にみられるような構造のものが一般
的であつた。すなわち、第6図に示す如く、クレ
ーン等の吊り上げ装置で水平に吊り上げられるビ
ーム1の両端に、鉤形のフツク2,2を取り付け
た構造である。そして、上記フツク2,2を作業
員が管体3の両端に引掛けることにより、管体3
が吊り上げられるのである。
33578号公報にみられるような構造のものが一般
的であつた。すなわち、第6図に示す如く、クレ
ーン等の吊り上げ装置で水平に吊り上げられるビ
ーム1の両端に、鉤形のフツク2,2を取り付け
た構造である。そして、上記フツク2,2を作業
員が管体3の両端に引掛けることにより、管体3
が吊り上げられるのである。
また、前記作業員によるフツク2,2の引掛け
作業を自動化した吊具も、いくつか開発されてい
る。例えば、実開昭58−140984公報に開示されて
いる吊具は、第7図に示すような構造になつてい
る。すなわち、クレーン等の吊り上げ装置で水平
に吊り上げられる主杆(ビーム)1の両端にネジ
切りを施した副杆1′が突設され、該副杆1′に、
内部にスプリング4を備え、底部に副杆1′の挿
通孔5を有する短管6が嵌入されている。短管6
は、主杆1の径dより大きな内径Dに形成され、
外面上部にワイヤー7を繁止するブラケツト板8
を取り付け、外面下部には管体3の端部に掛ける
爪体(フツク)2を取り付けている。爪体2の左
右の間隙は、副杆1′に螺合されたナツト9の位
置をかえることによつて、調節が可能となつてい
る。
作業を自動化した吊具も、いくつか開発されてい
る。例えば、実開昭58−140984公報に開示されて
いる吊具は、第7図に示すような構造になつてい
る。すなわち、クレーン等の吊り上げ装置で水平
に吊り上げられる主杆(ビーム)1の両端にネジ
切りを施した副杆1′が突設され、該副杆1′に、
内部にスプリング4を備え、底部に副杆1′の挿
通孔5を有する短管6が嵌入されている。短管6
は、主杆1の径dより大きな内径Dに形成され、
外面上部にワイヤー7を繁止するブラケツト板8
を取り付け、外面下部には管体3の端部に掛ける
爪体(フツク)2を取り付けている。爪体2の左
右の間隙は、副杆1′に螺合されたナツト9の位
置をかえることによつて、調節が可能となつてい
る。
従つて、左右の爪体2の間隙を、予め吊り上げ
ようとする管体3の全長よりも少し大きく調節し
て、当該吊具を管体3上に位置させ、ワイヤー7
に吊り上げ装置のフツクを掛けて少し上昇させる
と、ワイヤー7に主杆1の重量がかかり、左右の
短管6がスプリング4に抗して中央内方向へ移動
し、爪体2が管体3の両端に掛かる。反対に当該
吊具を降下させ、管体3上に着床させると、左右
の短管6はスプリング4力で左右外方向へ復帰
し、爪体2が管体の両端より外れる仕組みであ
る。
ようとする管体3の全長よりも少し大きく調節し
て、当該吊具を管体3上に位置させ、ワイヤー7
に吊り上げ装置のフツクを掛けて少し上昇させる
と、ワイヤー7に主杆1の重量がかかり、左右の
短管6がスプリング4に抗して中央内方向へ移動
し、爪体2が管体3の両端に掛かる。反対に当該
吊具を降下させ、管体3上に着床させると、左右
の短管6はスプリング4力で左右外方向へ復帰
し、爪体2が管体の両端より外れる仕組みであ
る。
ところで、前記第6図および第7図に示した従
来の管体吊具は、いずれもクレーン等の吊り上げ
装置で水平に吊り上げるビーム(主杆)(以下、
水平ビームと称する)の両端に、管体の端部に引
つ掛けるフツク(爪体)を設けた構造となつてい
る。このような構造は、第8図に示すように、例
えば、重さFの管体3を吊り上げた場合、水平ビ
ーム1には左右より2方向の荷重f1、f2がかかる
ことになる。f1は管体を吊り上げようとする斜め
方向の引つ張り荷重。f2は水平ビーム1の軸方向
に働く圧縮荷重である。
来の管体吊具は、いずれもクレーン等の吊り上げ
装置で水平に吊り上げるビーム(主杆)(以下、
水平ビームと称する)の両端に、管体の端部に引
つ掛けるフツク(爪体)を設けた構造となつてい
る。このような構造は、第8図に示すように、例
えば、重さFの管体3を吊り上げた場合、水平ビ
ーム1には左右より2方向の荷重f1、f2がかかる
ことになる。f1は管体を吊り上げようとする斜め
方向の引つ張り荷重。f2は水平ビーム1の軸方向
に働く圧縮荷重である。
従つて、水平ビーム1は上記2方向の荷重f1、
f2に充分耐得る強度に設計されているのである
が、必然的にかなりの重量物となり、クレーン等
の吊り上げ装置に加わる負担が大きくなる。この
ため、従来は、実際に吊り上げようとする管体3
の重量が著しく制約されるという問題があつた。
f2に充分耐得る強度に設計されているのである
が、必然的にかなりの重量物となり、クレーン等
の吊り上げ装置に加わる負担が大きくなる。この
ため、従来は、実際に吊り上げようとする管体3
の重量が著しく制約されるという問題があつた。
また、第7図のように、管体3への爪体(フツ
ク)2の引つ掛け作業を自動化した吊具は、自動
機構にも上記2方向の荷重に耐え得る強度を持た
せる必要があり、吊具全体の重量を一層重くする
という問題がある。
ク)2の引つ掛け作業を自動化した吊具は、自動
機構にも上記2方向の荷重に耐え得る強度を持た
せる必要があり、吊具全体の重量を一層重くする
という問題がある。
さらに、第6図および第7図に示した構造の吊
具では、管体3の吊り上げ作業時に何んらかの衝
撃が加わると、その衝撃が直接左右のフツク2,
2に伝わり、瞬間的にフツク2,2の管端への噛
み込みが緩んで、吊り上げた管体3が落下すると
いう事故が多々あつた。
具では、管体3の吊り上げ作業時に何んらかの衝
撃が加わると、その衝撃が直接左右のフツク2,
2に伝わり、瞬間的にフツク2,2の管端への噛
み込みが緩んで、吊り上げた管体3が落下すると
いう事故が多々あつた。
本考案は、上記問題を一挙に解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、軽量で
管体へのフツクの引掛け作業が自動的に行え、し
かも吊り上げ作業時の耐衝撃性に優れた管体吊具
を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、軽量で
管体へのフツクの引掛け作業が自動的に行え、し
かも吊り上げ作業時の耐衝撃性に優れた管体吊具
を提供することにある。
以下、本考案を実施例に対応する第1〜第5図
を用いて説明する。
を用いて説明する。
図に示すように、本考案の管体吊具は、上面中
央部にクレーンのフツク掛け10を備え、下面に
左右一対のブレーキ機構付ワイヤーロープ巻取装
置111,112を備えた基盤12と、該基盤の左
右両端より吊下され下端にそれぞれ管体3端部に
引掛けるフツク21,22を取り付けた管体吊り上
げ用の2本の主ワイヤー131,132と、前記左
右のフツク21,22間に架設されたフツク間距離
調節用のビーム材14よりなり、上記ビーム材1
4は、主ビーム15両端開口内に摺動可能に嵌挿
されて先端をフツク21,22に連結した左右の補
助ビーム161,162の後端に、それぞれ前記巻
取装置111,112からのワイヤーロープ171,
172を、主ビーム15の上面中央部および両端
開口部に設けたロープ車181,183,182,
184を介して接続することにより、巻取装置1
11,112でワイヤーロープ171,172を巻上
げると、補助ビーム161,162が主ビーム15
内より引き出されて左右のフツク21、22間距離
が広がり、巻取装置111,112のブレーキ機構
を開放して全体を吊り上げると、ビーム材自重に
よりワイヤーロープ171,172が下方へ引き出
されながら同時に補助ビーム161,162が主ビ
ーム15内へ引き込まれて左右のフツク21,22
間距離が狭まれるよう構成されていることを特徴
とする。
央部にクレーンのフツク掛け10を備え、下面に
左右一対のブレーキ機構付ワイヤーロープ巻取装
置111,112を備えた基盤12と、該基盤の左
右両端より吊下され下端にそれぞれ管体3端部に
引掛けるフツク21,22を取り付けた管体吊り上
げ用の2本の主ワイヤー131,132と、前記左
右のフツク21,22間に架設されたフツク間距離
調節用のビーム材14よりなり、上記ビーム材1
4は、主ビーム15両端開口内に摺動可能に嵌挿
されて先端をフツク21,22に連結した左右の補
助ビーム161,162の後端に、それぞれ前記巻
取装置111,112からのワイヤーロープ171,
172を、主ビーム15の上面中央部および両端
開口部に設けたロープ車181,183,182,
184を介して接続することにより、巻取装置1
11,112でワイヤーロープ171,172を巻上
げると、補助ビーム161,162が主ビーム15
内より引き出されて左右のフツク21、22間距離
が広がり、巻取装置111,112のブレーキ機構
を開放して全体を吊り上げると、ビーム材自重に
よりワイヤーロープ171,172が下方へ引き出
されながら同時に補助ビーム161,162が主ビ
ーム15内へ引き込まれて左右のフツク21,22
間距離が狭まれるよう構成されていることを特徴
とする。
上記構成によれば、吊り上げようとする管体3
端部にフツク21,22を引掛ける場合は、予め巻
取装置111,112でワイヤーロープ171,1
72を巻き上げ、ビーム材14左右の補助ビーム
161,162を主ビーム15内より引き出してフ
ツク21,22間距離を管体3の全長よりも広げて
おく。この状態で吊具を降下させ、ビーム材14
を管体3上に着床させる。次いで巻取装置111,
112のブレーキ機構を開放して吊具全体を吊り
上げてゆくと、ビーム材14自重でワイヤーロー
プ171,172が下方へ引き出されながら同時に
左右補助ビーム161、162が主ビーム15内へ
引き込まれて左右のフツク21,22間距離が狭ま
り、管体3の両端にフツク21,22が引掛かる。
端部にフツク21,22を引掛ける場合は、予め巻
取装置111,112でワイヤーロープ171,1
72を巻き上げ、ビーム材14左右の補助ビーム
161,162を主ビーム15内より引き出してフ
ツク21,22間距離を管体3の全長よりも広げて
おく。この状態で吊具を降下させ、ビーム材14
を管体3上に着床させる。次いで巻取装置111,
112のブレーキ機構を開放して吊具全体を吊り
上げてゆくと、ビーム材14自重でワイヤーロー
プ171,172が下方へ引き出されながら同時に
左右補助ビーム161、162が主ビーム15内へ
引き込まれて左右のフツク21,22間距離が狭ま
り、管体3の両端にフツク21,22が引掛かる。
上記フツク21,22を外す場合は、吊具を降下
させて管体3を着地させ、さらに管体3上にビー
ム材14を着床させて主ワイヤー131,132を
少しゆるめる。この状態でワイヤーロープ171,
172を巻き上げてゆくと、補助ビーム161,1
62が主ビーム15内より引き出されてフツク2
1,22が管体3両端より外れ両側へ離れる。
させて管体3を着地させ、さらに管体3上にビー
ム材14を着床させて主ワイヤー131,132を
少しゆるめる。この状態でワイヤーロープ171,
172を巻き上げてゆくと、補助ビーム161,1
62が主ビーム15内より引き出されてフツク2
1,22が管体3両端より外れ両側へ離れる。
このようにして管体3へのフツク21,22の引
掛け、取外し作業を自動的に行うことができる。
掛け、取外し作業を自動的に行うことができる。
また、本考案の吊具では管体3を吊り上げたと
きに管体3の重量により生じる圧縮荷重(前記第
8図に示すf2)はビーム材14にかからず管体3
自身が受け持つことになる。従つて、ビーム材1
4を構成する主ビーム15や補助ビーム161,
162は高度の剛性をもつ必要がなく、吊具全体
の重量を非常に軽量化することができる。
きに管体3の重量により生じる圧縮荷重(前記第
8図に示すf2)はビーム材14にかからず管体3
自身が受け持つことになる。従つて、ビーム材1
4を構成する主ビーム15や補助ビーム161,
162は高度の剛性をもつ必要がなく、吊具全体
の重量を非常に軽量化することができる。
さらに、本考案の吊具では、2本の主ワイヤー
131,132によつて管体3を吊り上げるため、
吊具自体や管体に加わる衝撃が主ワイヤー131,
132のしなりによつて緩和され、フツク21,2
2に直接伝わらない。従つて、管体3の落下事故
を防止することができる。
131,132によつて管体3を吊り上げるため、
吊具自体や管体に加わる衝撃が主ワイヤー131,
132のしなりによつて緩和され、フツク21,2
2に直接伝わらない。従つて、管体3の落下事故
を防止することができる。
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図は本考案に係る管体吊具の正面図、第2
図は同側面図を示し、12はクレーン19により
水平に昇降される基盤、131,132は基盤の左
右両端より吊下され下端に吊り上げようとする管
体3端部に引掛けるフツク21,22をそれぞれ備
えた2本の主ワイヤー、14は上記主ワイヤー1
31,132のフツク21,22間に架設されたフツ
ク間距離調節用のビーム材である。
図は同側面図を示し、12はクレーン19により
水平に昇降される基盤、131,132は基盤の左
右両端より吊下され下端に吊り上げようとする管
体3端部に引掛けるフツク21,22をそれぞれ備
えた2本の主ワイヤー、14は上記主ワイヤー1
31,132のフツク21,22間に架設されたフツ
ク間距離調節用のビーム材である。
前記基盤12には、左右両端部に後述する主ワ
イヤー131,132の上端を接続する軸12a,
12bが設けてあり、その上面中央部にはクレー
ン19のフツクを引掛けるためのフツク掛け10
が設けられている。また基盤12の下面側には上
記フツク掛け10を挟む左右対称位置にワイヤー
ロープ171、172の巻取装置111,112が設
けられている。この巻取装置111,112は電気
信号により遠隔からの操作でワイヤーロープ17
1,172の巻き上げが行えるようになつている。
また、巻取装置111,112内には、ワイヤーロ
ープ171,172の動きを間欠的に停止させるブ
レーキ機構(図示せず)が設けてあり、該ブレー
キ機構を連結しておくと巻き上げを停止した位置
でワイヤーロープ171,172に自動的にブレー
キがかかり、ブレーキ機構を開放するとワイヤー
ロープ171,172がフリーとなり、連続的に引
き出せる状態となる。このブレーキ機構のワイヤ
ーロープ171,172との連結および開放操作も
遠隔から行うことができる。
イヤー131,132の上端を接続する軸12a,
12bが設けてあり、その上面中央部にはクレー
ン19のフツクを引掛けるためのフツク掛け10
が設けられている。また基盤12の下面側には上
記フツク掛け10を挟む左右対称位置にワイヤー
ロープ171、172の巻取装置111,112が設
けられている。この巻取装置111,112は電気
信号により遠隔からの操作でワイヤーロープ17
1,172の巻き上げが行えるようになつている。
また、巻取装置111,112内には、ワイヤーロ
ープ171,172の動きを間欠的に停止させるブ
レーキ機構(図示せず)が設けてあり、該ブレー
キ機構を連結しておくと巻き上げを停止した位置
でワイヤーロープ171,172に自動的にブレー
キがかかり、ブレーキ機構を開放するとワイヤー
ロープ171,172がフリーとなり、連続的に引
き出せる状態となる。このブレーキ機構のワイヤ
ーロープ171,172との連結および開放操作も
遠隔から行うことができる。
基盤12の左右の軸12a,12bからは、管体
3を吊り上げるための主ワイヤーロープ131,
132が吊下されている。これらの主ワイヤー1
31,132の下端には、管体3端部に引掛ける鉤
形のフツク21,22が連結片201,202を介し
て上下動可能に連結ピン21で取り付けられてい
る。上記左右のフツク21,22には第3図に示す
ように後部に連結片201,202を受け止めるス
トツパー2′1,2′2が突設されている。これは管
体3からフツク21,22を外す際に主ワイヤー1
31,132を弛ませると想像線で示すように連結
片201,202がストツパー2′1,2′2上に乗
り、その重量でフツクが21,22の爪先を上方へ
躍ね上げて管体3端部からフツクが外れるように
するためである。
3を吊り上げるための主ワイヤーロープ131,
132が吊下されている。これらの主ワイヤー1
31,132の下端には、管体3端部に引掛ける鉤
形のフツク21,22が連結片201,202を介し
て上下動可能に連結ピン21で取り付けられてい
る。上記左右のフツク21,22には第3図に示す
ように後部に連結片201,202を受け止めるス
トツパー2′1,2′2が突設されている。これは管
体3からフツク21,22を外す際に主ワイヤー1
31,132を弛ませると想像線で示すように連結
片201,202がストツパー2′1,2′2上に乗
り、その重量でフツクが21,22の爪先を上方へ
躍ね上げて管体3端部からフツクが外れるように
するためである。
左右のフツク21,22間に架設されたフツク間
距離調節用ビーム材14は、中空の角柱状をなす
主ビーム15と、該主ビームの左右両端開口に摺
動可能に嵌挿された断面形状I形の補助ビーム1
61,162とで構成されている。補助ビーム16
1,162は第3図に示すようにその先端部がウエ
ブ16aを先細状に延長させて形成してあり、そ
の延長部の先端に貫通孔16bを形成している。
この貫通孔16bに前記連結ピン21が挿通され
て左右の補助ビームとフツク161,21、162,
22同志が連結されている。補助ビーム161,1
62の尾端上面には、第4図に示すように主ビー
ム15の内部上面と接触してビーム材14の軸方
向へ回転するローラ22,22が取り付けてあ
り、該ローラーの手前にはロープの接続金具23
1,232が設けられている。
距離調節用ビーム材14は、中空の角柱状をなす
主ビーム15と、該主ビームの左右両端開口に摺
動可能に嵌挿された断面形状I形の補助ビーム1
61,162とで構成されている。補助ビーム16
1,162は第3図に示すようにその先端部がウエ
ブ16aを先細状に延長させて形成してあり、そ
の延長部の先端に貫通孔16bを形成している。
この貫通孔16bに前記連結ピン21が挿通され
て左右の補助ビームとフツク161,21、162,
22同志が連結されている。補助ビーム161,1
62の尾端上面には、第4図に示すように主ビー
ム15の内部上面と接触してビーム材14の軸方
向へ回転するローラ22,22が取り付けてあ
り、該ローラーの手前にはロープの接続金具23
1,232が設けられている。
一方、主ビーム15中央部の上面上方には、ビ
ーム材14の軸方向へ回転する左右一対のロープ
車181,182が軸受ハウジング24を設けて取
り付けてあり、主ビーム15の両端開口部上方に
も上記同様のロープ車183,184が軸受ハウジ
ング251,252を設けてそれぞれ1個づつ取り
付けられている。これらのロープ車は巻取装置1
11,112からのワイヤーロープ171,172を
補助ビーム161,162の前記接続金具231,
232へ接続する途中で巻掛けるもので、左側巻
取装置111からのワイヤーロープ171は、ロー
プ車181と183に巻掛けられて左側補助ビーム
161の接続金具231に接続され、右側巻取装置
112からのワイヤーロープ172は、ロープ車1
82,184に巻掛けられて右側補助ビーム162
の接続金具232に接続されている。
ーム材14の軸方向へ回転する左右一対のロープ
車181,182が軸受ハウジング24を設けて取
り付けてあり、主ビーム15の両端開口部上方に
も上記同様のロープ車183,184が軸受ハウジ
ング251,252を設けてそれぞれ1個づつ取り
付けられている。これらのロープ車は巻取装置1
11,112からのワイヤーロープ171,172を
補助ビーム161,162の前記接続金具231,
232へ接続する途中で巻掛けるもので、左側巻
取装置111からのワイヤーロープ171は、ロー
プ車181と183に巻掛けられて左側補助ビーム
161の接続金具231に接続され、右側巻取装置
112からのワイヤーロープ172は、ロープ車1
82,184に巻掛けられて右側補助ビーム162
の接続金具232に接続されている。
従つて、巻取装置111,112でワイヤーロー
プ171,172を巻き上げると、ビーム材14の
左右の補助ビーム161,162が主ビーム15内
より外方へ水平に引き出されて、フツク21,22
間距離が広がる。反対に巻取装置111,112の
ブレーキ機構を開放してワイヤーロープ171,
172をフリーにし吊具全体を吊り上げると、主
ワイヤー131,132にビーム材14の自重がか
かり補助ビーム161,162は主ビーム15内へ
水平に引き戻されてフツク21,22間距離が挟ま
る。
プ171,172を巻き上げると、ビーム材14の
左右の補助ビーム161,162が主ビーム15内
より外方へ水平に引き出されて、フツク21,22
間距離が広がる。反対に巻取装置111,112の
ブレーキ機構を開放してワイヤーロープ171,
172をフリーにし吊具全体を吊り上げると、主
ワイヤー131,132にビーム材14の自重がか
かり補助ビーム161,162は主ビーム15内へ
水平に引き戻されてフツク21,22間距離が挟ま
る。
主ビーム15の両端開口部には、補助ビーム1
61,162上面に接触してビーム材14の軸方向
へ回転するローラ261,262が前記ハウジング
251,252により取り付けてあり、左右の補助
ビーム161,162上面が接触する主ビーム15
内左右の下面上には、端部と端部近傍部にそれぞ
れ2箇所スライデイングベース271,271,2
72,272が敷設されている。
61,162上面に接触してビーム材14の軸方向
へ回転するローラ261,262が前記ハウジング
251,252により取り付けてあり、左右の補助
ビーム161,162上面が接触する主ビーム15
内左右の下面上には、端部と端部近傍部にそれぞ
れ2箇所スライデイングベース271,271,2
72,272が敷設されている。
また、主ビーム15の外部下面には、左右対称
位置に4箇所、管体3への着床位置案内バー28
…が設けられている。これらの案内バー28…は
管体3に跨がる円弧状をなし、主ビーム15の補
強用リブ15′…に取付けフランジを形成してボ
ルト締着されている。各案内バー28…の両端対
称位置には管体3の周方向へ回転する車輪29,
29が取り付けてあり、バーの中央対称位置には
管体3の軸方向へ回転する車輪30,30が取り
付けられている。
位置に4箇所、管体3への着床位置案内バー28
…が設けられている。これらの案内バー28…は
管体3に跨がる円弧状をなし、主ビーム15の補
強用リブ15′…に取付けフランジを形成してボ
ルト締着されている。各案内バー28…の両端対
称位置には管体3の周方向へ回転する車輪29,
29が取り付けてあり、バーの中央対称位置には
管体3の軸方向へ回転する車輪30,30が取り
付けられている。
次に、本考案管体吊具の操作手順を第5図〜
により説明する。
により説明する。
まず、クレーン19に吊り下げた吊具を、吊
り上げようとする管体3の直上に位置させる。
そして巻取装置111,112を遠隔操作し、ワ
イヤーロープ171,172を巻き上げて補助ビ
ーム161,162を主ビーム15より引き出
し、左右主ワイヤー131,132のフツク21,
22間距離を管体3長よりも大きく開いておく。
り上げようとする管体3の直上に位置させる。
そして巻取装置111,112を遠隔操作し、ワ
イヤーロープ171,172を巻き上げて補助ビ
ーム161,162を主ビーム15より引き出
し、左右主ワイヤー131,132のフツク21,
22間距離を管体3長よりも大きく開いておく。
クレーン19を降下させ、主ビーム15を管
体3上に着床させる。この時、主ビーム15の
着床位置が管体3の直上より若干周方向にずれ
ていても、管体3と最初に接触する案内バー2
8……先端の車輪29が管体周面をずれを修正
する方向へ滑り走行し、主ビーム15を管体3
直上位置へ案内する。また主ビーム15の着床
位置が管体3の軸方向にずれている場合は、案
内バー28……中央部の車輪30により主ビー
ム15を移動させてずれを修正することができ
る。従つて、クレーン19による着床の位置決
めは大まかでよい。次いで巻取装置111,1
12内ブレーキを遠隔操作で開放し、ワイヤー
ロープ171,172をフリーにする。(この状
態でワイヤーロープ171,172に張力が掛か
ると、ワイヤーロープが下方へ引き出されるこ
とになる。) クレーン19を上昇させてゆくと、主ワイヤ
ー131,132に吊具自重がかかる。するとワ
イヤーロープ171,172が巻取装置111,
112から引き出されながら同時に補助ビーム
161,162が主ビーム15内に引き込まれて
左右のフツク21,22間距離が挟まつてゆき、
やがて管体3の両端部にフツク21,22が引掛
かる。ここでクレーン19の上昇を一但停止さ
せ、巻取装置111,112内ブレーキを遠隔操
作で連結する。
体3上に着床させる。この時、主ビーム15の
着床位置が管体3の直上より若干周方向にずれ
ていても、管体3と最初に接触する案内バー2
8……先端の車輪29が管体周面をずれを修正
する方向へ滑り走行し、主ビーム15を管体3
直上位置へ案内する。また主ビーム15の着床
位置が管体3の軸方向にずれている場合は、案
内バー28……中央部の車輪30により主ビー
ム15を移動させてずれを修正することができ
る。従つて、クレーン19による着床の位置決
めは大まかでよい。次いで巻取装置111,1
12内ブレーキを遠隔操作で開放し、ワイヤー
ロープ171,172をフリーにする。(この状
態でワイヤーロープ171,172に張力が掛か
ると、ワイヤーロープが下方へ引き出されるこ
とになる。) クレーン19を上昇させてゆくと、主ワイヤ
ー131,132に吊具自重がかかる。するとワ
イヤーロープ171,172が巻取装置111,
112から引き出されながら同時に補助ビーム
161,162が主ビーム15内に引き込まれて
左右のフツク21,22間距離が挟まつてゆき、
やがて管体3の両端部にフツク21,22が引掛
かる。ここでクレーン19の上昇を一但停止さ
せ、巻取装置111,112内ブレーキを遠隔操
作で連結する。
再びクレーン19を上昇させ、管体3を主ワ
イヤー131,132により吊り上げて目的の場
所へ移送する。必要に応じてクレーン19のフ
ツクを矢印のように旋回させ、管体3を目的の
方向へ向ける。
イヤー131,132により吊り上げて目的の場
所へ移送する。必要に応じてクレーン19のフ
ツクを矢印のように旋回させ、管体3を目的の
方向へ向ける。
目的の場所および方向となつた所でクレーン
19を降下させ、管体3を着地させる。続いて
管体3上に吊具を着床させる。
19を降下させ、管体3を着地させる。続いて
管体3上に吊具を着床させる。
クレーン19をさらに降下させて主ワイヤー
131,132を少したるませると、主ワイヤー
の重量で左右のフツク21,22の爪先が躍ね上
がり、管体3端部との係合が外れる。
131,132を少したるませると、主ワイヤー
の重量で左右のフツク21,22の爪先が躍ね上
がり、管体3端部との係合が外れる。
巻取装置111,112を遠隔操作し、ワイヤ
ーロープ171,172を巻き上げてゆくと、補
助ビーム161,162が主ビーム15内より引
き出されて左右のフツク21,22が管体3端部
より離れる。
ーロープ171,172を巻き上げてゆくと、補
助ビーム161,162が主ビーム15内より引
き出されて左右のフツク21,22が管体3端部
より離れる。
さらにワイヤーロープ171,172を巻き上
げ続けて左右フツク21,22間距離を広げてゆ
くと、主ワイヤー131,132のたるみがなく
なつた時点でビーム材41全体が管体3より浮
き上がる。
げ続けて左右フツク21,22間距離を広げてゆ
くと、主ワイヤー131,132のたるみがなく
なつた時点でビーム材41全体が管体3より浮
き上がる。
ワイヤーロープ171,172の巻き上げを停
止し、クレーン19を上昇させて吊具を次の管
体荷役へと移動させる。
止し、クレーン19を上昇させて吊具を次の管
体荷役へと移動させる。
以上に説明したとおり、本考案の管体吊具で
は、水平に架設したビーム材は左右のフツク間の
距離調節にのみ機能し、管体吊り上げ時の圧縮荷
重を管体自体で受け持たせる構造となつている。
従つて、ビーム材の設計には特別の強度を必要と
せず、吊具全体の重量が非常に軽量となり、クレ
ーンにかかる負担も軽減される。
は、水平に架設したビーム材は左右のフツク間の
距離調節にのみ機能し、管体吊り上げ時の圧縮荷
重を管体自体で受け持たせる構造となつている。
従つて、ビーム材の設計には特別の強度を必要と
せず、吊具全体の重量が非常に軽量となり、クレ
ーンにかかる負担も軽減される。
また、吊具自体や管体に加わる衝撃は主ワイヤ
ーのしなりによつて緩和され、管体を把持するフ
ツクに直接伝わらない構造であるから、管体の落
下事故を生じることがない。
ーのしなりによつて緩和され、管体を把持するフ
ツクに直接伝わらない構造であるから、管体の落
下事故を生じることがない。
さらに、管体へのフツクの取り付け、取り外し
作業を自動的に行うことができるから、この種の
作業を省力化することができる。
作業を自動的に行うことができるから、この種の
作業を省力化することができる。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図の右側面図、第3図は本考案に係るフ
ツクの構造を示す要部拡大図、第4図は本考案に
係るビーム材の構造を示す要部拡大図、第5図
〜は本考案の操作手順を説明する各正面図、第
6図は従来の管体吊具を説明する斜視図、第7図
は従来の他の管体吊具を説明する要部断面図、第
8図は従来の管体吊具にかかる荷重を説明する模
式図である。 21,22……フツク、10……フツク掛け、1
11,112……巻取装置、12……基盤、131,
132……主ワイヤー、14……ビーム材、15
……主ビーム、161,162……補助ビーム、1
7,172……ワイヤーロープ、181,182,
183,184……ロープ車、28……案内バー。
図は第1図の右側面図、第3図は本考案に係るフ
ツクの構造を示す要部拡大図、第4図は本考案に
係るビーム材の構造を示す要部拡大図、第5図
〜は本考案の操作手順を説明する各正面図、第
6図は従来の管体吊具を説明する斜視図、第7図
は従来の他の管体吊具を説明する要部断面図、第
8図は従来の管体吊具にかかる荷重を説明する模
式図である。 21,22……フツク、10……フツク掛け、1
11,112……巻取装置、12……基盤、131,
132……主ワイヤー、14……ビーム材、15
……主ビーム、161,162……補助ビーム、1
7,172……ワイヤーロープ、181,182,
183,184……ロープ車、28……案内バー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面中央部にクレーンのフツク掛け10を備
え、下面に左右一対のブレーキ機構付ワイヤー
ロープ巻取装置111,112を備えた基盤12
と、該基盤の左右両端より吊下され下端にそれ
ぞれ管体3端部に引掛けるフツク21,22を取
り付けた管体吊り上げ用の2本の主ワイヤー1
31,132と、前記左右のフツク21,22間に
架設されたフツク間距離調節用のビーム材14
よりなり、上記ビーム材14は、主ビーム15
両端開口内に摺動可能に嵌挿されて先端をフツ
ク21,22に連結した左右の補助ビーム161,
162の後端に、それぞれ前記巻取装置111,
112からのワイヤーロープ171,172を、
主ビーム15の上面中央部および両端開口部に
設けたロープ車181,183,182,184を
介して接続することにより、巻取装置111,
112でワイヤーロープ171,172を巻上げ
ると、補助ビーム161,162が主ビーム15
内より引き出されて左右のフツク21、22間距
離が広がり、巻取装置111,112のブレーキ
機構を開放して全体を吊り上げると、ビーム材
自重によりワイヤーロープ171,172が下方
へ引き出されながら同時に補助ビーム161,
162が主ビーム15内へ引き込まれて左右の
フツク21,22間距離が狭まるよう構成されて
いることを特徴とする管体吊具。 (2) 主ビーム15の下面所要部に管体3を跨ぐ円
弧状の着床位置案内バー28……を設け、該案
内バー28……の両端対称位置に管体3の周方
向へ回転する車輪29,29を取り付けるとと
もに中央部対称位置に管体3の軸方向へ回転す
る車輪30,30を取り付けたことを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の管体吊
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16890786U JPH0419027Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16890786U JPH0419027Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6373282U JPS6373282U (ja) | 1988-05-16 |
JPH0419027Y2 true JPH0419027Y2 (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=31102225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16890786U Expired JPH0419027Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419027Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP16890786U patent/JPH0419027Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6373282U (ja) | 1988-05-16 |
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