JPS61210292A - タ−ボ分子ポンプの磁気軸受装置 - Google Patents
タ−ボ分子ポンプの磁気軸受装置Info
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- JPS61210292A JPS61210292A JP60052114A JP5211485A JPS61210292A JP S61210292 A JPS61210292 A JP S61210292A JP 60052114 A JP60052114 A JP 60052114A JP 5211485 A JP5211485 A JP 5211485A JP S61210292 A JPS61210292 A JP S61210292A
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- Japan
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- shaft
- rotor
- radial
- thrust
- magnetic bearing
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- Granted
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/044—Active magnetic bearings
- F16C32/0474—Active magnetic bearings for rotary movement
- F16C32/0489—Active magnetic bearings for rotary movement with active support of five degrees of freedom, e.g. two radial magnetic bearings combined with an axial bearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/44—Centrifugal pumps
- F16C2360/45—Turbo-molecular pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
- Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
E産業上の利用分野]
本発明は、ロータを回転駆動するロータシャフトを非接
触で5軸制御可能に軸支するターボ分子ポンプの磁気軸
受装置に関するものである。
触で5軸制御可能に軸支するターボ分子ポンプの磁気軸
受装置に関するものである。
〔従来の技術」
従来、ターボ分子ポンプ(以下、TMPと略称する)の
シャフトに適用されている軸受構造としては、ロータ(
動jK)をロータ室内で一体に高速回転するロータシャ
フトを、該シャフトに回転動力を与える機械室内におい
てオイルベアリングにより軸支するようにするのが最も
一般的である。
シャフトに適用されている軸受構造としては、ロータ(
動jK)をロータ室内で一体に高速回転するロータシャ
フトを、該シャフトに回転動力を与える機械室内におい
てオイルベアリングにより軸支するようにするのが最も
一般的である。
ところで、この種ロータ等の回転部材を超高速回転する
回転機構においては、一般に軸受構造として摩擦抵抗の
少ない安定した軸承状態の下でシャフトに円滑な高速回
転が保証され、さらに軸受寿命が長くトラブルを発生し
難いメインテナンスフリーのものが要求されると同時に
、特にTMPの場合では炭化水素等による雰囲気の汚染
がないクリーンな真空を得べく油潤滑を必要としないで
済むものが希求されている。
回転機構においては、一般に軸受構造として摩擦抵抗の
少ない安定した軸承状態の下でシャフトに円滑な高速回
転が保証され、さらに軸受寿命が長くトラブルを発生し
難いメインテナンスフリーのものが要求されると同時に
、特にTMPの場合では炭化水素等による雰囲気の汚染
がないクリーンな真空を得べく油潤滑を必要としないで
済むものが希求されている。
かかる点より、緑近ではTMP用の軸受装置として、従
来使用されてきた接触形のポールベアリング等に代えて
、非接触形のもの特に磁気軸受を利用してシャフトを浮
上軸支するようにしたものも案出されてさている。しか
して、現状においてTMPに用いられているこの種の磁
気軸受装置の114について述べると、以下のような種
類のものが列挙される。まず、従来のTMPと駆動方式
をJ(通ずるロータをロータシャフトで直接回転せしめ
るようにしたタイプのTMPに関しては、不完全磁気軸
受ではあるが最も構造簡易なものとして、ラジアル方向
は従来と同じくポールベアリングで軸支ざぜる一方、ア
キシャル方向のみロータシャフトを軸端のスラスト磁気
軸受(スラスト制御センナを備えた能動形スラスト磁気
軸受または永久磁石)で磁気浮上させるようにした1軸
制御可能なものがある。また、より高級なものとしては
、ロータシャフトを完全に浮Eさせてこれをラジアル方
向の2軸とアキシャル方向の1軸で3軸制御可能に軸支
するようにしたものも既に提案されている。すなわち、
このものはロータシャフトを支承するラジアル制御セン
ナを備えた1個の2軸能動形ラジアル磁気軸受と軸端に
おけるスラスト磁気軸受(この場合永久磁石を使用する
のが通例である)とにより、ロータシャフトをこれら3
軸方向から制御可能に軸支するようにしたものである0
次に又、従来の一般的なTMP、!−駆動方式を異にし
、その固定シャフトの外周に別体の外輪ロータを配置し
、この外輪ロータを固定シャフトの軸心まわりに非接触
で回転させるようにしたいわゆる外輪回転形タイプのT
MPに関しては、その外輪ロータを固定シャフトに対し
非接触に保持して軸支するために、さらに高級な5軸制
御可能な磁気軸受装置を使用している例もある。すなわ
ち、この場合にはその外輪ロータの軸受部を、各ラジア
ル制御センサを備えた2債の2軸能動形ラジアル磁気軸
受とスラスト制御センサを備えた1個の能動形スラスト
磁気軸受とによって、ラジアル方向の4軸とアキシャル
方向の1輪の計5輌の方向から制御し、より完全な軸受
制御をなし得るものとしている。
来使用されてきた接触形のポールベアリング等に代えて
、非接触形のもの特に磁気軸受を利用してシャフトを浮
上軸支するようにしたものも案出されてさている。しか
して、現状においてTMPに用いられているこの種の磁
気軸受装置の114について述べると、以下のような種
類のものが列挙される。まず、従来のTMPと駆動方式
をJ(通ずるロータをロータシャフトで直接回転せしめ
るようにしたタイプのTMPに関しては、不完全磁気軸
受ではあるが最も構造簡易なものとして、ラジアル方向
は従来と同じくポールベアリングで軸支ざぜる一方、ア
キシャル方向のみロータシャフトを軸端のスラスト磁気
軸受(スラスト制御センナを備えた能動形スラスト磁気
軸受または永久磁石)で磁気浮上させるようにした1軸
制御可能なものがある。また、より高級なものとしては
、ロータシャフトを完全に浮Eさせてこれをラジアル方
向の2軸とアキシャル方向の1軸で3軸制御可能に軸支
するようにしたものも既に提案されている。すなわち、
このものはロータシャフトを支承するラジアル制御セン
ナを備えた1個の2軸能動形ラジアル磁気軸受と軸端に
おけるスラスト磁気軸受(この場合永久磁石を使用する
のが通例である)とにより、ロータシャフトをこれら3
軸方向から制御可能に軸支するようにしたものである0
次に又、従来の一般的なTMP、!−駆動方式を異にし
、その固定シャフトの外周に別体の外輪ロータを配置し
、この外輪ロータを固定シャフトの軸心まわりに非接触
で回転させるようにしたいわゆる外輪回転形タイプのT
MPに関しては、その外輪ロータを固定シャフトに対し
非接触に保持して軸支するために、さらに高級な5軸制
御可能な磁気軸受装置を使用している例もある。すなわ
ち、この場合にはその外輪ロータの軸受部を、各ラジア
ル制御センサを備えた2債の2軸能動形ラジアル磁気軸
受とスラスト制御センサを備えた1個の能動形スラスト
磁気軸受とによって、ラジアル方向の4軸とアキシャル
方向の1輪の計5輌の方向から制御し、より完全な軸受
制御をなし得るものとしている。
TMPに利用されている既知の磁気軸受装置には以上の
ようなものがあるが、しかし、これらのものでは次のよ
うな点で改善すべき問題点ないしは不都合がある。まず
、前者に掲げた汎用タイプのTMPにおけるa5L軸受
装置については、l軸制御系のものは勿論のこと、3軸
制御系のものでもロータシャフトを位置決めする制御精
度が不完全であり、このためシャフトの超高速化を企図
する上では未だ十分信頼性に欠けるという問題があるこ
とである。一方、後者に掲げた外輪回転形タイプのrM
Pで適用されている5軸1tillW系のものについて
は、コスト的には高くついても、磁気軸受装置自体とし
ては優秀な軸受性&’を発揮できる特徴がある。しかし
、この種外輪回転杉タイプのものでは、構造上その外輪
a−タを固定シャフト 、に対してオーバーハングさ
せなければならない制約等からポンプサイズや内部構造
の面で大型複雑化を免れないし、また外輪ロータの動バ
ランスの設定が難かしくなり、ポンプ全体の組立ても非
常に面倒なものとなるなどの克服しがたい不都合を内在
している。
ようなものがあるが、しかし、これらのものでは次のよ
うな点で改善すべき問題点ないしは不都合がある。まず
、前者に掲げた汎用タイプのTMPにおけるa5L軸受
装置については、l軸制御系のものは勿論のこと、3軸
制御系のものでもロータシャフトを位置決めする制御精
度が不完全であり、このためシャフトの超高速化を企図
する上では未だ十分信頼性に欠けるという問題があるこ
とである。一方、後者に掲げた外輪回転形タイプのrM
Pで適用されている5軸1tillW系のものについて
は、コスト的には高くついても、磁気軸受装置自体とし
ては優秀な軸受性&’を発揮できる特徴がある。しかし
、この種外輪回転杉タイプのものでは、構造上その外輪
a−タを固定シャフト 、に対してオーバーハングさ
せなければならない制約等からポンプサイズや内部構造
の面で大型複雑化を免れないし、また外輪ロータの動バ
ランスの設定が難かしくなり、ポンプ全体の組立ても非
常に面倒なものとなるなどの克服しがたい不都合を内在
している。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、このように一長一短ある従来技術を基に、T
MPに適用すべきより現実的でしかもそのコスト増に見
合うより多くの利点を有する磁気軸受装置を新たに提供
する目的でなされたものである。すなわち1本発明は基
本的には、TMPに既述の外輪回転形タイプのものがも
つ諸欠点を蒙らないところのロータをロータシャフトで
直接回転する駆動方式を踏襲しているとともに、このタ
イプのTMPのロータシャフトをより完全な位置決め精
度を可能にする5軸制御可能な磁気軸受により浮J二軸
支させるようにし、さらに併せてこの磁気軸受を組込ん
だTMPの機械室内の構成を改良工夫して、その組立、
分解の便や一層の制御精度の向1が図れるようにした優
秀な軸受性能と組立分解等の簡便性の双方に資する磁気
軸受装置を提供せんとするものである。
MPに適用すべきより現実的でしかもそのコスト増に見
合うより多くの利点を有する磁気軸受装置を新たに提供
する目的でなされたものである。すなわち1本発明は基
本的には、TMPに既述の外輪回転形タイプのものがも
つ諸欠点を蒙らないところのロータをロータシャフトで
直接回転する駆動方式を踏襲しているとともに、このタ
イプのTMPのロータシャフトをより完全な位置決め精
度を可能にする5軸制御可能な磁気軸受により浮J二軸
支させるようにし、さらに併せてこの磁気軸受を組込ん
だTMPの機械室内の構成を改良工夫して、その組立、
分解の便や一層の制御精度の向1が図れるようにした優
秀な軸受性能と組立分解等の簡便性の双方に資する磁気
軸受装置を提供せんとするものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、このような目的を達成するために、ロータ室
内でロータシャフトにロータを固着している一方、この
ロータシャフトを回転駆動する機械室内において、該シ
ャフトの長手方向に間隔をおいたシャフトまわりに配置
され各々該シャフトをラジアル方向に浮上する2個の2
軸能動形ラジアル磁気軸受と、この各2軸能動形ラジア
ル磁気軸受近傍の前記シャフトまわりに配置されて該シ
ャフトの軸心のラジアル変位を検出するとともにこの変
位量に応じてそれぞれ前記2軸能動形ラジアル磁気軸受
の磁気浮力を可変するラジアル制御センサと、前記シャ
フトの反ロータ側端部に着脱o(能に繋着されるスラス
ト軸支部を挟んで配置され該シャフトをアキシャル方向
に浮上する歯動形スラスト磁気軸受と、前記シャフトの
スラスト軸支部における反ロータ側端に対面して配置さ
れ該シャフトのアキシャル変位を検出するとともにこの
変位量に応じて前記能動形スラスト磁気軸受の磁気浮力
を可変するスラスト制御センサとを設けて、前記ロータ
シャフトを5軸制御で軸支させるとともに、このロータ
シャフトの外径を反ロータ側部位に至る程径小なものに
形成し前記スラスト軸支部を離脱した状態で前記ロータ
と一体に該ロータシャフトを機械室内に挿脱可能に挿通
し、ざらにこの組立条件を満たす範囲で前記ラジアル制
御センサを該シャフトの軸心から外遠方位置に設けるよ
うにしたことを特徴としている。
内でロータシャフトにロータを固着している一方、この
ロータシャフトを回転駆動する機械室内において、該シ
ャフトの長手方向に間隔をおいたシャフトまわりに配置
され各々該シャフトをラジアル方向に浮上する2個の2
軸能動形ラジアル磁気軸受と、この各2軸能動形ラジア
ル磁気軸受近傍の前記シャフトまわりに配置されて該シ
ャフトの軸心のラジアル変位を検出するとともにこの変
位量に応じてそれぞれ前記2軸能動形ラジアル磁気軸受
の磁気浮力を可変するラジアル制御センサと、前記シャ
フトの反ロータ側端部に着脱o(能に繋着されるスラス
ト軸支部を挟んで配置され該シャフトをアキシャル方向
に浮上する歯動形スラスト磁気軸受と、前記シャフトの
スラスト軸支部における反ロータ側端に対面して配置さ
れ該シャフトのアキシャル変位を検出するとともにこの
変位量に応じて前記能動形スラスト磁気軸受の磁気浮力
を可変するスラスト制御センサとを設けて、前記ロータ
シャフトを5軸制御で軸支させるとともに、このロータ
シャフトの外径を反ロータ側部位に至る程径小なものに
形成し前記スラスト軸支部を離脱した状態で前記ロータ
と一体に該ロータシャフトを機械室内に挿脱可能に挿通
し、ざらにこの組立条件を満たす範囲で前記ラジアル制
御センサを該シャフトの軸心から外遠方位置に設けるよ
うにしたことを特徴としている。
L作用」
このように構成した磁気軸受装置であれば、ロータシャ
フトの長手方向2側所における各ラジアル方向z軸とア
キシャル方向1輪、計5軸の方向からシャフトの位置を
制御できるものとなるから、その制御精度は今までの3
輪以下の制御系のものに比べるとそれだけで飛躍的に改
善されるばかりでなく、特に各ラジアル制御センナをシ
ャフトの軸心から外遠方位置に設けるように1夫してい
るのでシャフトの傾動に伴なう微小なラジアル変位に対
するラジアル制御センナの感度を有効に高めることがで
き、このため一層高精度な制御が実現できるものとなっ
ている。また、ロータシャフトの制御特性が向上される
のみならず、そのスラスト軸支部を離脱した状態では、
ロータシャフトがロータと一体に機械室内に挿脱可能で
あるから、その組立分解作業が非常に簡便なものとされ
、さらに、ロータシャフトとロータと一体にして動バラ
ンスを調整修正した後、この回転軸系をそのまま組込ん
で組み立てることも容易であるから、TMP回転軸系に
動バランスをとることが簡単確実になし得るという利点
をもっている。
フトの長手方向2側所における各ラジアル方向z軸とア
キシャル方向1輪、計5軸の方向からシャフトの位置を
制御できるものとなるから、その制御精度は今までの3
輪以下の制御系のものに比べるとそれだけで飛躍的に改
善されるばかりでなく、特に各ラジアル制御センナをシ
ャフトの軸心から外遠方位置に設けるように1夫してい
るのでシャフトの傾動に伴なう微小なラジアル変位に対
するラジアル制御センナの感度を有効に高めることがで
き、このため一層高精度な制御が実現できるものとなっ
ている。また、ロータシャフトの制御特性が向上される
のみならず、そのスラスト軸支部を離脱した状態では、
ロータシャフトがロータと一体に機械室内に挿脱可能で
あるから、その組立分解作業が非常に簡便なものとされ
、さらに、ロータシャフトとロータと一体にして動バラ
ンスを調整修正した後、この回転軸系をそのまま組込ん
で組み立てることも容易であるから、TMP回転軸系に
動バランスをとることが簡単確実になし得るという利点
をもっている。
E′31施Ml
以下1本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は1本発明に係る磁気軸受装置を備えたTMPの
構成例を示し、図において、上方の外枠ケースC内にロ
ータ室(真空室)Rを、r方のモータハウジングH内に
機械室Mを設けている。しかして、:Eずロータ室R内
では、ロータlの外周から突設されるロータ塩(動翼)
2とケースC内周から突設されるステータ翼(静貧)3
とを交互に配置して所要のタービンgt月を構成してい
るとともに9機械室Mからロータ室R内に延出されてい
るロータシャフト4の上端部4Aに締着ポルト5aで該
ロータ1を−・体回転可老に固着している。一方、この
ロータシャフト4を所定の軸心まわりに回転駆動する機
械室Mの内部には、該ロータシャフト4に回転動力を与
えるビルドインモータ6と、各制御センサを具備してロ
ータシャフト4をラジアル方向とアキシャル方向の5軸
で非接触でかつ位# FfA# 1111能に軸支する
上動形磁気軸受(2個のラジアル磁気軸受7,8と1備
のスラスト磁気軸受9)と、さらにロータシャフト4を
直接軸支し得るタッチベアリング14.15とを設けて
いる。この機械室M内部の構成を詳説すると、まず機械
室Mをその軸心方向に貫通しているロータシャフト4の
長手方向中途部におけるシャフト4まわりにビルドイン
モータ6を配設している。このモータ6は、ハウジング
Hの内面に固定されたモータステータ6aとロータシャ
フト4の外面に固定され該ンヤフト4と一体回転するモ
ータロータ6bとからなる。この駆動用モータ6を上下
に挟むロータシャフト4の長手方向に間隔をおいたシャ
フト4まわりに、その近傍に各ラジアル制御センサ10
.11を付帯してシャフト4をラジアル方向に浮上する
上下−組の2軸能動形ラジアルm気軸受7,8を配置し
ている。この2軸岨動形ラジアル磁気軸受7,8は、第
3図に示すように、各々ロータシャフト4を垂直に切る
平面上でその軸心0と交叉しかつ互いに直交する2軸(
′12・ y12)・ (X、 靭)の方体1に2対
の電磁コイルを対向状に配置して構成されるもので、こ
れらのコイルに通電される高周波電流に応じてロータシ
ャフト4に対する磁気浮力を0■変することができ、ロ
ータシャフト4の輛・OOを前記2軸の方向から自在に
調整できるようになっている。そして、このラジアル磁
気軸受7.8は、ロータシャフト4の対面するラジアル
軸支部4C14dとの間にある微小な隙間(例えば片側
0.1em程度Jを設定してハウジングH側に位置決め
固定されている。また、この上下の2軸能動形ラジアル
磁気軸受7.8近傍のロータシャフト4まわりに、これ
ら両ラジアル磁気軸受7.8を間に挟むようにして前記
ラジアル制V4−eンサto、iiを配置している。こ
のラジアル制御センサto、、11は、それぞれの位置
におけるロータシャフト4の軸心0の前記2軸(ち、y
、、) t (X34、−)方向におけるラジアル変
位を検出するとともに、この検出変位信号をTMPの電
源ユニット(図示せずンに内蔵されている前記ラジアル
磁気軸受7,8の各電磁コイルに対する給電手段にフィ
ードバックし、それぞれ対応する前記ラジアル磁気軸受
7.8の2軸方向の磁気浮力をその検出変位量に応じて
a(変してロータシャフト4の軸心を制御するためのも
のである。より具体的には、前記ラジアル磁気軸受7.
8の各電磁コイルと対応する位相位置に、各々シャフト
4の対面するラジアルセンシング部4b、4eとの近接
8硫変化で前記2軸(X、z。
構成例を示し、図において、上方の外枠ケースC内にロ
ータ室(真空室)Rを、r方のモータハウジングH内に
機械室Mを設けている。しかして、:Eずロータ室R内
では、ロータlの外周から突設されるロータ塩(動翼)
2とケースC内周から突設されるステータ翼(静貧)3
とを交互に配置して所要のタービンgt月を構成してい
るとともに9機械室Mからロータ室R内に延出されてい
るロータシャフト4の上端部4Aに締着ポルト5aで該
ロータ1を−・体回転可老に固着している。一方、この
ロータシャフト4を所定の軸心まわりに回転駆動する機
械室Mの内部には、該ロータシャフト4に回転動力を与
えるビルドインモータ6と、各制御センサを具備してロ
ータシャフト4をラジアル方向とアキシャル方向の5軸
で非接触でかつ位# FfA# 1111能に軸支する
上動形磁気軸受(2個のラジアル磁気軸受7,8と1備
のスラスト磁気軸受9)と、さらにロータシャフト4を
直接軸支し得るタッチベアリング14.15とを設けて
いる。この機械室M内部の構成を詳説すると、まず機械
室Mをその軸心方向に貫通しているロータシャフト4の
長手方向中途部におけるシャフト4まわりにビルドイン
モータ6を配設している。このモータ6は、ハウジング
Hの内面に固定されたモータステータ6aとロータシャ
フト4の外面に固定され該ンヤフト4と一体回転するモ
ータロータ6bとからなる。この駆動用モータ6を上下
に挟むロータシャフト4の長手方向に間隔をおいたシャ
フト4まわりに、その近傍に各ラジアル制御センサ10
.11を付帯してシャフト4をラジアル方向に浮上する
上下−組の2軸能動形ラジアルm気軸受7,8を配置し
ている。この2軸岨動形ラジアル磁気軸受7,8は、第
3図に示すように、各々ロータシャフト4を垂直に切る
平面上でその軸心0と交叉しかつ互いに直交する2軸(
′12・ y12)・ (X、 靭)の方体1に2対
の電磁コイルを対向状に配置して構成されるもので、こ
れらのコイルに通電される高周波電流に応じてロータシ
ャフト4に対する磁気浮力を0■変することができ、ロ
ータシャフト4の輛・OOを前記2軸の方向から自在に
調整できるようになっている。そして、このラジアル磁
気軸受7.8は、ロータシャフト4の対面するラジアル
軸支部4C14dとの間にある微小な隙間(例えば片側
0.1em程度Jを設定してハウジングH側に位置決め
固定されている。また、この上下の2軸能動形ラジアル
磁気軸受7.8近傍のロータシャフト4まわりに、これ
ら両ラジアル磁気軸受7.8を間に挟むようにして前記
ラジアル制V4−eンサto、iiを配置している。こ
のラジアル制御センサto、、11は、それぞれの位置
におけるロータシャフト4の軸心0の前記2軸(ち、y
、、) t (X34、−)方向におけるラジアル変
位を検出するとともに、この検出変位信号をTMPの電
源ユニット(図示せずンに内蔵されている前記ラジアル
磁気軸受7,8の各電磁コイルに対する給電手段にフィ
ードバックし、それぞれ対応する前記ラジアル磁気軸受
7.8の2軸方向の磁気浮力をその検出変位量に応じて
a(変してロータシャフト4の軸心を制御するためのも
のである。より具体的には、前記ラジアル磁気軸受7.
8の各電磁コイルと対応する位相位置に、各々シャフト
4の対面するラジアルセンシング部4b、4eとの近接
8硫変化で前記2軸(X、z。
712) 、(XM、VH)方向の各ラジアル変位を感
知する渦電流式センナ等を配置してなるものである。
知する渦電流式センナ等を配置してなるものである。
さらに、この機械室Mに挿通ずるロータシャフト4の反
ロータ側端部に、このシャフト4と別体に形成され該シ
ャフト4に着脱可能に緊着されるスラスト軸支部12を
設けているとともに、このスラスト軸支部12を上下゛
から近接挟持するようにしてシャフト4をアキシャル方
向に浮上するための能動形スラスト磁気軸受(電磁コイ
ル)9.9を配置している。すなわち、11記スラスト
軸支部12は中心に軸貫通孔を穿った鍔状部材からなり
、この鍔状部材をロータシャフト4の下端の小径軸端部
4Bに嵌挿しさらにキャップナラ)5bを螺着してロー
タシャフト4の下端部から直立状に突設され、前記ナツ
ト5bを介してロータシャフト4の軸端部4Bに着脱可
能に緊着されている。そして、前記スラスト磁気軸受9
は、このスラスト軸支部12を組立状態の下でその上下
円周部においである微小な隙間(例えば片側0.30m
m程度)を設定して上下一対に近接配置されている。こ
の能動形スラスト磁気軸受9は、やはりロータシャフト
4の前記スラスト軸支部12を挟んで対設される電磁コ
イルに通電しその電流変化によってロータシャフト4に
対する磁気浮力を可変することができ、第3図に示すよ
うに、ロータシャフト4をアキシャル方向の1輌(Z)
方向に自在に位置調整できるようになっている。また
、この能動形スラスト磁気軸受9には、該スラスト磁気
軸受9の磁気浮力をロータシャフト4のアキシャル変位
に応じて可変すべくスラスト制御センサ13を付帯して
設けている。このスラスト制御センサ13は、ロータシ
ャフト4に緊着されている前記スラスト軸支部9の反ロ
ータ側端、即ち前記キャップナツト5bの下端と対面す
るモータハウジングHの底蓋部内面上で該ナツト下端面
に近接配置される。このスラスト制御センサ13には、
前記ラジアル制御センサ7.8と同様の渦電流式センナ
等が利用されるとともに、該センナ13は前記スラスト
軸支部12を挟んだ状態で前記スラスト磁気軸受9を内
蔵している軸受ブロー2りBの下端に固設されたホルダ
16の上に位置決め保持されている。そして、このスラ
スト制御センサ13は、ロータシャフト4の前記1軸(
2)方向におけるアキシャル変位を検出するとともに。
ロータ側端部に、このシャフト4と別体に形成され該シ
ャフト4に着脱可能に緊着されるスラスト軸支部12を
設けているとともに、このスラスト軸支部12を上下゛
から近接挟持するようにしてシャフト4をアキシャル方
向に浮上するための能動形スラスト磁気軸受(電磁コイ
ル)9.9を配置している。すなわち、11記スラスト
軸支部12は中心に軸貫通孔を穿った鍔状部材からなり
、この鍔状部材をロータシャフト4の下端の小径軸端部
4Bに嵌挿しさらにキャップナラ)5bを螺着してロー
タシャフト4の下端部から直立状に突設され、前記ナツ
ト5bを介してロータシャフト4の軸端部4Bに着脱可
能に緊着されている。そして、前記スラスト磁気軸受9
は、このスラスト軸支部12を組立状態の下でその上下
円周部においである微小な隙間(例えば片側0.30m
m程度)を設定して上下一対に近接配置されている。こ
の能動形スラスト磁気軸受9は、やはりロータシャフト
4の前記スラスト軸支部12を挟んで対設される電磁コ
イルに通電しその電流変化によってロータシャフト4に
対する磁気浮力を可変することができ、第3図に示すよ
うに、ロータシャフト4をアキシャル方向の1輌(Z)
方向に自在に位置調整できるようになっている。また
、この能動形スラスト磁気軸受9には、該スラスト磁気
軸受9の磁気浮力をロータシャフト4のアキシャル変位
に応じて可変すべくスラスト制御センサ13を付帯して
設けている。このスラスト制御センサ13は、ロータシ
ャフト4に緊着されている前記スラスト軸支部9の反ロ
ータ側端、即ち前記キャップナツト5bの下端と対面す
るモータハウジングHの底蓋部内面上で該ナツト下端面
に近接配置される。このスラスト制御センサ13には、
前記ラジアル制御センサ7.8と同様の渦電流式センナ
等が利用されるとともに、該センナ13は前記スラスト
軸支部12を挟んだ状態で前記スラスト磁気軸受9を内
蔵している軸受ブロー2りBの下端に固設されたホルダ
16の上に位置決め保持されている。そして、このスラ
スト制御センサ13は、ロータシャフト4の前記1軸(
2)方向におけるアキシャル変位を検出するとともに。
前記ラジアル制御センサ7.8と同じくその検出変位信
号をTMPの電源ユニットに内蔵されたスラストm気軸
受9の各電磁コイルに対する給電手段にフィードバック
し、そのアキシャル(2)方向の磁気浮力をその検出変
位量に応じて可変してロータシャフト4のスラストを制
御できるようにしている。
号をTMPの電源ユニットに内蔵されたスラストm気軸
受9の各電磁コイルに対する給電手段にフィードバック
し、そのアキシャル(2)方向の磁気浮力をその検出変
位量に応じて可変してロータシャフト4のスラストを制
御できるようにしている。
したがって、これら2個のラジアル磁気軸受7.8とス
ラスト磁気軸受9とにより、ロータシャフト4は、第3
図のように、間隔をおいた2ト而におけるラジアル方向
の各2軸(X1t−71zJ、(x、、 754)と・
アキシャ)し方向のl軸(Z)計5軸で制#n■能に軸
支されている。
ラスト磁気軸受9とにより、ロータシャフト4は、第3
図のように、間隔をおいた2ト而におけるラジアル方向
の各2軸(X1t−71zJ、(x、、 754)と・
アキシャ)し方向のl軸(Z)計5軸で制#n■能に軸
支されている。
また、前記タッチベアリング14.15は、停電などの
緊急時やロータシャフト4を磁気浮トする必要のない運
転停+h時などにシャフト4を軸支させるためのもので
あって、前記モータ6、前記ラジアル磁気軸受7,8お
よびmj記ラジアル制御センサ10.11を間に挟むロ
ータ側と反ロータ側とで、各ロータシャフト4の所定の
ベアリング支承部4a、4fに対面して配設されている
。そして、1万ロータ側のター、チベアリング14は。
緊急時やロータシャフト4を磁気浮トする必要のない運
転停+h時などにシャフト4を軸支させるためのもので
あって、前記モータ6、前記ラジアル磁気軸受7,8お
よびmj記ラジアル制御センサ10.11を間に挟むロ
ータ側と反ロータ側とで、各ロータシャフト4の所定の
ベアリング支承部4a、4fに対面して配設されている
。そして、1万ロータ側のター、チベアリング14は。
前記モータハウジングH側に固定されてシャフト4をラ
ジアル方向に支承し、下方反ロータ側のタッチベアリン
グ15は前記軸受ブロックBに固持されてシャフト4を
ラジアル方向とアキシャル方向に支承する役割を担って
いる。なお、これらタッチベアリング14.15とロー
タシャフト4との間の間隙は、前記ラジアル磁気軸受7
,8および前記スラスト磁気軸受9の各設定間隙よりも
小さく設定され、TMPの停止時などでは該タッチベア
リング14.15がロータシャフト4を直接軸支するよ
うになっている。
ジアル方向に支承し、下方反ロータ側のタッチベアリン
グ15は前記軸受ブロックBに固持されてシャフト4を
ラジアル方向とアキシャル方向に支承する役割を担って
いる。なお、これらタッチベアリング14.15とロー
タシャフト4との間の間隙は、前記ラジアル磁気軸受7
,8および前記スラスト磁気軸受9の各設定間隙よりも
小さく設定され、TMPの停止時などでは該タッチベア
リング14.15がロータシャフト4を直接軸支するよ
うになっている。
しかして、かかる構成要素からなる磁気軸受装置では、
図示の如く、その機械室M内でロータシャフト4まわり
に上方ロータ側から、順に、前記タッチベアリング14
.前記ラジアル制御センサ10.前記ラジアル磁気軸受
7.前記モータステータ6a、前記ラジアル磁気軸受8
.前記ラジアル制御センサ11および前記タッチベアリ
ング15が配置され、さらにロータシャフト4の下方反
ロータ側端部にW看された前記スラスト軸支部12に前
記スラスト磁気軸受9と前記スラスト制御センサ13が
配置されている。そして、この磁気軸受装置を設けた機
械室M内をその軸心方向に挿通しているロータシャフト
4には、前記ベアリング支承部4a 、4f、前記ラジ
アルセンシング部4b、4eおよび前記ラジアル軸支部
4c、4dにそれぞれ該シャフト4と別体のリング部材
を一体回転ムf能に外嵌固定してこれら各部に所要の隙
間寸法を与えているとともに、第2図に示すように、ロ
ータシャフト4に固設されるこれらのリング部材および
前記モータロータ6bの外径寸法に、01>[)2≧D
3≧D4≧D5≧D6>07なる関係を与えるようにし
ている。すなわち、ロータシャフト4の技手方向各部に
おける外径をロータ側から反ロータ側に至る程径小なも
のに形成しているCIt械室M内のシャフト挿通空間も
上広下狭になっている)。そして、このロータシャフト
4は、その下端部に緊着される鍔状の前記スラスト軸支
部12を前記チー2ト5bの螺合を解除して離脱した状
態では、前記ロータ1を取り付けたままで該ロータlと
一体にロータ室R側から機械室M内に挿脱できるように
ようになっている。
図示の如く、その機械室M内でロータシャフト4まわり
に上方ロータ側から、順に、前記タッチベアリング14
.前記ラジアル制御センサ10.前記ラジアル磁気軸受
7.前記モータステータ6a、前記ラジアル磁気軸受8
.前記ラジアル制御センサ11および前記タッチベアリ
ング15が配置され、さらにロータシャフト4の下方反
ロータ側端部にW看された前記スラスト軸支部12に前
記スラスト磁気軸受9と前記スラスト制御センサ13が
配置されている。そして、この磁気軸受装置を設けた機
械室M内をその軸心方向に挿通しているロータシャフト
4には、前記ベアリング支承部4a 、4f、前記ラジ
アルセンシング部4b、4eおよび前記ラジアル軸支部
4c、4dにそれぞれ該シャフト4と別体のリング部材
を一体回転ムf能に外嵌固定してこれら各部に所要の隙
間寸法を与えているとともに、第2図に示すように、ロ
ータシャフト4に固設されるこれらのリング部材および
前記モータロータ6bの外径寸法に、01>[)2≧D
3≧D4≧D5≧D6>07なる関係を与えるようにし
ている。すなわち、ロータシャフト4の技手方向各部に
おける外径をロータ側から反ロータ側に至る程径小なも
のに形成しているCIt械室M内のシャフト挿通空間も
上広下狭になっている)。そして、このロータシャフト
4は、その下端部に緊着される鍔状の前記スラスト軸支
部12を前記チー2ト5bの螺合を解除して離脱した状
態では、前記ロータ1を取り付けたままで該ロータlと
一体にロータ室R側から機械室M内に挿脱できるように
ようになっている。
さらに、このような組立条件を満たすことを前提として
、@記うジアル制御センサlO,llはロータシャフト
4の軸心Oからできるだけ離れて円周位置に配置するよ
うにされており、このため前記前記ラジアルセンシング
部4b 、4eは前′述のように、別体のリング部材を
嵌着してそれら各部位の外径寸法が径大(D2.D6)
なものになるように工夫している。
、@記うジアル制御センサlO,llはロータシャフト
4の軸心Oからできるだけ離れて円周位置に配置するよ
うにされており、このため前記前記ラジアルセンシング
部4b 、4eは前′述のように、別体のリング部材を
嵌着してそれら各部位の外径寸法が径大(D2.D6)
なものになるように工夫している。
なお、第1図において、17と18はこのTMPの吸気
口と排気口であり、19は機械室M内への電源導入部を
示す。
口と排気口であり、19は機械室M内への電源導入部を
示す。
以上の構成を具備してなる磁気軸受装置の作用、効果に
ついて説明すると、まず第1にこの軸受装置では、その
磁気軸受7.8および9の磁気浮力で軸支されるロータ
シャフト4の位置決め制御精度が非常に高く、シャフト
4を常に最適の非接触状態で軸承できるのが特徴である
。すなわち、このものではロータシャフト4の長手方向
に間隔をおいた2個所に配設された2軸能動形ラジアル
la気軸受7,8とシャフト4の軸端1個所に配設され
た能動形スラスト磁気軸受9とで、萌述のように各ラジ
アル方向の2軸(x12、y、、) 。
ついて説明すると、まず第1にこの軸受装置では、その
磁気軸受7.8および9の磁気浮力で軸支されるロータ
シャフト4の位置決め制御精度が非常に高く、シャフト
4を常に最適の非接触状態で軸承できるのが特徴である
。すなわち、このものではロータシャフト4の長手方向
に間隔をおいた2個所に配設された2軸能動形ラジアル
la気軸受7,8とシャフト4の軸端1個所に配設され
た能動形スラスト磁気軸受9とで、萌述のように各ラジ
アル方向の2軸(x12、y、、) 。
(X、、y−とアキシャル方向のl軸(2)、計5軸の
方向からそれぞれシャフト4の変位を検出し該シャフト
4をフィードバック制御するようにしているから、ロー
タシャフト4のラジアル方向とアキシャルカ向の変位並
びにその傾動を的確に修正して該シャフト4を絶えず所
定の軸心位置に収束保持することが可能であり、既存の
3軸以下の制御系のものに比べるとそれだけで制御精度
が飛躍的に改善されるものとなる。モして又、この5軸
制御装置においては、特にそのラジアル制御センサ1O
111をロータシャフト4の軸心Oから外遠方位置に設
けるようにしているので、シャフト4の傾動に伴なう微
小なラジアル変位に対しても各ラジアル制御センサ10
.11が鋭敏に感知することができ、このセンシング性
能向上によりシャフト4の振動などに対する制御精度の
一層の向上を可能ならしめている。
方向からそれぞれシャフト4の変位を検出し該シャフト
4をフィードバック制御するようにしているから、ロー
タシャフト4のラジアル方向とアキシャルカ向の変位並
びにその傾動を的確に修正して該シャフト4を絶えず所
定の軸心位置に収束保持することが可能であり、既存の
3軸以下の制御系のものに比べるとそれだけで制御精度
が飛躍的に改善されるものとなる。モして又、この5軸
制御装置においては、特にそのラジアル制御センサ1O
111をロータシャフト4の軸心Oから外遠方位置に設
けるようにしているので、シャフト4の傾動に伴なう微
小なラジアル変位に対しても各ラジアル制御センサ10
.11が鋭敏に感知することができ、このセンシング性
能向上によりシャフト4の振動などに対する制御精度の
一層の向上を可能ならしめている。
また、このものでは第2に、TMP全体としての組立1
分解が非常に簡便なものとなり、さらにロータlを含む
回転系の動バランスの調整修正が容易化されるのが特徴
である。すなわち、ロータシャフト4はその下端のスラ
スト軸支部13を離脱した状態ではロータlと一体に機
械室M内に挿脱Ω■能なものであるので、iu立時には
ロータ取付状態でロータシャフト4をその収容空間に挿
入するだけでモー2トできるし、分解時には逆に軸受装
置を組み外すことなく、ロータlごとシャフト4を機械
室Mから抜き取るようにすれば足り、いずれも作業がき
わめて簡囃になし得る。そして、このようにロータシャ
フト4とロータlとが一体に組立分解できるものである
から、前記スラスト軸叉部13を除いた回転軸系の殆ど
を一体に組立てた状態で、まずその動バランスを勤バラ
ンス機で調整修正し、その後この動バランスをとった組
立品をそのまま組込むことができ、TMP回転軸系の動
バランスを確保する上で非常に好都合なものとなる利点
がある。
分解が非常に簡便なものとなり、さらにロータlを含む
回転系の動バランスの調整修正が容易化されるのが特徴
である。すなわち、ロータシャフト4はその下端のスラ
スト軸支部13を離脱した状態ではロータlと一体に機
械室M内に挿脱Ω■能なものであるので、iu立時には
ロータ取付状態でロータシャフト4をその収容空間に挿
入するだけでモー2トできるし、分解時には逆に軸受装
置を組み外すことなく、ロータlごとシャフト4を機械
室Mから抜き取るようにすれば足り、いずれも作業がき
わめて簡囃になし得る。そして、このようにロータシャ
フト4とロータlとが一体に組立分解できるものである
から、前記スラスト軸叉部13を除いた回転軸系の殆ど
を一体に組立てた状態で、まずその動バランスを勤バラ
ンス機で調整修正し、その後この動バランスをとった組
立品をそのまま組込むことができ、TMP回転軸系の動
バランスを確保する上で非常に好都合なものとなる利点
がある。
本発明は、好適には上記実施例に示したように実施され
るものであるが、ロータ室Rや機械室Mの具体的な内部
構成は、5軸制御可能な磁気軸受装置を具備かつ叙述の
ような特定の配置組立条件を満足するものであれば、必
ずしも図示例のものに限らないことは勿論である。
るものであるが、ロータ室Rや機械室Mの具体的な内部
構成は、5軸制御可能な磁気軸受装置を具備かつ叙述の
ような特定の配置組立条件を満足するものであれば、必
ずしも図示例のものに限らないことは勿論である。
[発明の効果]
本発明は、以上に述べたように、ロータをロータシャフ
トで直接回転する駆動方式のTMPに適用される磁気軸
受装置として、特にそのロータシャフトの制御精度に優
れ、しかもその組立分解が簡便で回転軸系の動バランス
の調整も容易となる特徴を兼備したものを提供すること
ができたものである。
トで直接回転する駆動方式のTMPに適用される磁気軸
受装置として、特にそのロータシャフトの制御精度に優
れ、しかもその組立分解が簡便で回転軸系の動バランス
の調整も容易となる特徴を兼備したものを提供すること
ができたものである。
第1図は本発明の一実施例を示すTMPm気軸受気組受
装置図である。第2図はこの磁気軸受装置の機械室内お
ける構成部材の配置と寸法関係を説明するための概略図
である。第3図は本発明に係る5軸制御の概要を示す説
明図である。 C・・・外枠ケース RII 11110−タ室H・
・・モータハウジング、M・拳・機械室1・・φロータ 4・・・ロータシャフト 4a、4b、4c、6b、4d、4e、4f−・・ロー
タシャフトの長子方向部位 6・・骨ビルドインモータ 7.8・・−24lI能動形ラジアル磁気軸受9・・・
能動形スラスト磁気軸受 10.11・・・ラジアル制御センサ 12・・・スラスト軸支部 13・・・スラスト制御センナ
装置図である。第2図はこの磁気軸受装置の機械室内お
ける構成部材の配置と寸法関係を説明するための概略図
である。第3図は本発明に係る5軸制御の概要を示す説
明図である。 C・・・外枠ケース RII 11110−タ室H・
・・モータハウジング、M・拳・機械室1・・φロータ 4・・・ロータシャフト 4a、4b、4c、6b、4d、4e、4f−・・ロー
タシャフトの長子方向部位 6・・骨ビルドインモータ 7.8・・−24lI能動形ラジアル磁気軸受9・・・
能動形スラスト磁気軸受 10.11・・・ラジアル制御センサ 12・・・スラスト軸支部 13・・・スラスト制御センナ
Claims (1)
- ロータ室内でロータシャフトにロータを固着している一
方、このロータシャフトを回転駆動する機械室内におい
て、該シャフトの長手方向に間隔をおいたシャフトまわ
りに配置され各々該シャフトをラジアル方向に浮上する
2個の2軸能動形ラジアル磁気軸受と、この各2軸能動
形ラジアル磁気軸受近傍の前記シャフトまわりに配置さ
れて該シャフトの軸心のラジアル変位を検出するととも
にこの変位量に応じてそれぞれ前記2軸能動形ラジアル
磁気軸受の磁気浮力を可変するラジアル制御センサと、
前記シャフトの反ロータ側端部に着脱可能に繋着される
スラスト軸支部を挟んで配置され該シャフトをアキシャ
ル方向に浮上する能動形スラスト磁気軸受と、前記シャ
フトのスラスト軸支部における反ロータ側端に対面して
配置され該シャフトのアキシャル変位を検出するととも
にこの変位量に応じて前記能動形スラスト磁気軸受の磁
気浮力を可変するスラスト制御センサとを設けて、前記
ロータシャフトを5軸制御で軸支させるとともに、この
ロータシャフトの外径を反ロータ側部位に至る程径小な
ものに形成し前記スラスト軸支部を離脱した状態で前記
ロータと一体に該ロータシャフトを機械室内に挿脱可能
に挿通し、さらにこの組立条件を満たす範囲で前記ラジ
アル制御センサを該シャフトの軸心から外遠方位置に設
けるようにしたことを特徴とするターボ分子ポンプの磁
気軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60052114A JPH0759954B2 (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | タ−ボ分子ポンプの磁気軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60052114A JPH0759954B2 (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | タ−ボ分子ポンプの磁気軸受装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10057049A Division JP2898956B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | ターボ分子ポンプ用磁気軸受装置の組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61210292A true JPS61210292A (ja) | 1986-09-18 |
JPH0759954B2 JPH0759954B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=12905836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60052114A Expired - Lifetime JPH0759954B2 (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | タ−ボ分子ポンプの磁気軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0759954B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63124897A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 | Mitsubishi Electric Corp | タ−ボ分子ポンプ装置 |
JPS63138495U (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-12 | ||
JPH02147895U (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-14 | ||
WO2005028874A1 (ja) * | 2003-09-16 | 2005-03-31 | Boc Edwards Japan Limited | ロータ軸と回転体との固定構造及び該固定構造を有するターボ分子ポンプ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2588146A (en) * | 2019-10-09 | 2021-04-21 | Edwards Ltd | Vacuum pump |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5879695A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-13 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 磁気軸受を応用した軸流分子ポンプ |
JPS6045792A (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-12 | Osaka Shinku Kiki Seisakusho:Kk | タ−ボ分子ポンプ |
JPS6229678U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-23 |
-
1985
- 1985-03-14 JP JP60052114A patent/JPH0759954B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5879695A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-13 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 磁気軸受を応用した軸流分子ポンプ |
JPS6045792A (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-12 | Osaka Shinku Kiki Seisakusho:Kk | タ−ボ分子ポンプ |
JPS6229678U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-23 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63124897A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 | Mitsubishi Electric Corp | タ−ボ分子ポンプ装置 |
JPS63138495U (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-12 | ||
JPH02147895U (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-14 | ||
WO2005028874A1 (ja) * | 2003-09-16 | 2005-03-31 | Boc Edwards Japan Limited | ロータ軸と回転体との固定構造及び該固定構造を有するターボ分子ポンプ |
EP1666730A1 (en) * | 2003-09-16 | 2006-06-07 | BOC Edwards Japan Limited | Fixing structure for fixing rotor shaft to rotating body and turbo molecular pump having the fixing structure |
EP1666730A4 (en) * | 2003-09-16 | 2007-10-31 | Boc Edwards Japan Ltd | FASTENING STRUCTURE FOR FIXING A ROTOR SHAFT TO A ROTATING BODY AND TURBOMOOLECULAR PUMP WITH FASTENING STRUCTURE |
US7390164B2 (en) | 2003-09-16 | 2008-06-24 | Edwards Japan Limited | Fixing structure for fixing rotor to rotor shaft, and turbo molecular pump having the fixing structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0759954B2 (ja) | 1995-06-28 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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