JPS61209669A - 気管内插入チユ−ブ - Google Patents

気管内插入チユ−ブ

Info

Publication number
JPS61209669A
JPS61209669A JP5137385A JP5137385A JPS61209669A JP S61209669 A JPS61209669 A JP S61209669A JP 5137385 A JP5137385 A JP 5137385A JP 5137385 A JP5137385 A JP 5137385A JP S61209669 A JPS61209669 A JP S61209669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
water
polymers
intratracheal
catheter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5137385A
Other languages
English (en)
Inventor
国富 純
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Medical Supply Corp
Original Assignee
Nippon Medical Supply Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Medical Supply Corp filed Critical Nippon Medical Supply Corp
Priority to JP5137385A priority Critical patent/JPS61209669A/ja
Publication of JPS61209669A publication Critical patent/JPS61209669A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、気管あるいは気管支に挿入して使用する気管
カテーテルあるいは吸引チューブに関する。
〔従来の技術〕
気管切開時に呼吸道を確保゛したり血液が気管内に侵入
するのを防ぐために、気管カテーテルが使用される。ま
た、気管カテーテル内に挿入して粘液及びその他の液体
を吸引するために、吸引チューブが使用される。これら
の気管カテーテルあるいは吸引チューブ(以下これらを
気管内挿入チューブと称する)は、あまり柔軟すぎると
挿入する際に屈曲して目的の場所まで挿入できないので
、ある程度の硬さを有している必要がある。しかしその
tこめに気管内を傷つけたり、患者に痛みゃ不快感を与
えたりすることがあった。また、表面の潤滑性が乏しい
ために挿入しにくいものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、表面潤滑性に優れた気管内挿入チュー
ブを提供することにある。本発明の他の目的は、気管を
損傷することがなく、患者の雇みや不快感を軽減した気
管内挿入チューブを提供することにある。
(問題点を解決するための手段〕 本発明は、気管内挿入チューブの外表面及び/または内
表面に水溶性の重合体を化学的に結合したものである。
本発明において使用される水溶性重合体とは、常温また
は加温下で水溶性の重合体である。このような重合体を
例示するならば、ポリアクリルアミド、ポリジメチルア
クリルアミドなどのアクリルアミド系重合体、ポリメタ
クリルアミドなどのメタクリルアミド系重合体、ポリビ
ニルピロリドン、部分ケン化および完全ケン化ポリビニ
ルアルコール、ポリエチレングリコール、デキストラン
、ポリメチルビニルエーテル、スターチおよびポリアク
リル酸、ポリメタクリル酸などをあげることができる。
これらの重合体はホモ重合体であっても共重合体であっ
てもよい。
上記の重合体をチューブ表面に化学的に結合させる方法
としてはチューブ表面上にラジカルまたはペルオキシド
を生成させ、これに単量体を接触させてグラフト重合を
行なう方法、およびあらかじめ生成させておいた重合体
をチューブ表面上に化学的に結合させる方法などがある
。ラジカルまたはペルオキシドを生成させる方法として
は、(1)電子線やガンマ線などの高エネルギー放射線
を照射する方法、(2)紫外線を照射する方法、(3)
低温プラズマ放電処理、(4)コロナ放電処理、(5)
オゾン処理、および(6)過酸化ベンゾイルのようなラ
ジカル重合開始剤を添加する方法などがある。チューブ
をこれらの処理に付する際に単量体を共存させるかある
いは処理後に単量体を接触させることにより重合が行わ
れ、重合体が化学的に結合される。
使用される単量体としては、アクリルアミド、ジメチル
アクリルアミド、メタクリルアミド、ビニルピロリドン
、酢酸ビニルおよびエチレンオキシドなどをあげること
ができる。酢酸ビニルは重合後にケン化してポリビニル
アルコールに変換する。
チューブ表面上にあらかじめ生成させておいた重合体を
化学的に結合する方法としては、チューブ表面上の反応
性基と重合体の反応性基とを直接反応させて結合する方
法と、他の化合物を介して結合する方法がある。この方
法は、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール
およびデキストランなどのように分子中に水酸基を有す
る重合体に対して好適であり、ジイソシアネート化合物
を介して水酸基を有するチューブ基材と結合する方法が
好ましく使用される。
本発明においては、水溶性重合体を結合するチューブ基
材の材質は特に限定されるものではなく目的、用途など
に応じて任怠の高分子材料を使用することができる。か
かる材料を例示するならばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体あるいはその完全も
しくは部分ケン化物、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、スチレン−ブタジェン系ブロック共重合体、ポリ
ブタジェン、ポリイソプレン、ポリエーテル−エステル
系ブロック共重合体、ポリウレタン、シリコーンゴムお
よび天然ゴムなどをあげることができる。チューブ表面
上にラジカルまたはペルオキシドを生成させてグラフト
重合を行なう場合にはこれらの材料をいずれも制限なく
使用することができるが、重合体を化学的に結合する場
合には表面に反応性基を有している必要があるので、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体あるいはその完全もしくは
部分ケン化物が好ましく使用される。
本発明においてチューブ表面に結合する水溶性重合体の
量は、lOμg/d以上であることが好ましく、100
μg/d以上であることが特に好ましい。
〔作 用〕
本発明の気管内挿入チューブは、含水状態では表面がヌ
ルヌルして滑りやすくなるので、気管または気管カテー
テルへの挿入が容易になり気管を傷つけるおそれがない
。また、患者の苦痛も軽減される。
〔実 施 例〕
エチレン−酢酸ビニル共重合体製のチューブを加工して
、気管カテーテルを作製した。これをエタノールで洗浄
したのち、紫外線照射を行なって表面にラジカルを生成
させた。照射は、15Wの低圧水銀灯を用いて室温で2
4時間実施した。水銀灯とカテーテルとの距離は約5c
Mであり、照射中はカテーテルをゆっくり回転させてラ
ジカルが表面に均一に生成するようにした。次に紫外線
照射したカテーテルをアクリルアミドの10重量%水溶
液に浸漬し、窒素ガス気流下70°Cで攪拌しながら5
0分間グラフト重合を行なった。処理終了後、カテーテ
ルを取り出し、温水で洗浄してホモ車合体を除去した。
得られたカテーテルは表面がヌルヌルしており、気管へ
挿入し易いものであった。
また、カテーテルの乾燥重量は、グラフト重合前にくら
べて2.8%増加していた。
〔発明の効果〕
本発明の気管内挿入チューブは、含水状態では表面がヌ
ルヌルして滑り易いので、挿入が容易である。したがっ
て、気管を損傷すること、5fなく、患者の苦痛も軽減
される。また、生体親和性に優れているので安全に使用
することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外表面及び/または内表面に水溶性の重合体を化
    学的に結合してなることを特徴とする気管内挿入チュー
  2. (2)水溶性重合体が、アクリルアミド系重合体、メタ
    クリルアミド系重合体、ポリビニルピロリドン、ポリビ
    ニルアルコール、ポリエチレングリコールおよびデキス
    トランからなる群より選ばれた1種または2種以上の重
    合体である特許請求の範囲第1項の気管内挿入チューブ
JP5137385A 1985-03-13 1985-03-13 気管内插入チユ−ブ Pending JPS61209669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5137385A JPS61209669A (ja) 1985-03-13 1985-03-13 気管内插入チユ−ブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5137385A JPS61209669A (ja) 1985-03-13 1985-03-13 気管内插入チユ−ブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61209669A true JPS61209669A (ja) 1986-09-17

Family

ID=12885136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5137385A Pending JPS61209669A (ja) 1985-03-13 1985-03-13 気管内插入チユ−ブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61209669A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006102099A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Nippon Sherwood Medical Industries Ltd 気管切開チューブ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49104487A (ja) * 1973-01-24 1974-10-03
JPS50132787A (ja) * 1974-03-19 1975-10-21
JPS5429343A (en) * 1977-08-08 1979-03-05 Biosearch Medical Prod Substrate coated with hydrophilic coating having low friction coeficient and method of making same

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49104487A (ja) * 1973-01-24 1974-10-03
JPS50132787A (ja) * 1974-03-19 1975-10-21
JPS5429343A (en) * 1977-08-08 1979-03-05 Biosearch Medical Prod Substrate coated with hydrophilic coating having low friction coeficient and method of making same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006102099A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Nippon Sherwood Medical Industries Ltd 気管切開チューブ
JP4539974B2 (ja) * 2004-10-05 2010-09-08 日本シャーウッド株式会社 気管切開チューブ
US8186349B2 (en) 2004-10-05 2012-05-29 Covidien Ag Tracheostomy tube

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2566548B2 (ja) 表面改質した外科用機器、器具、インプラント、コンタクトレンズおよびその類似物
JP3093375B2 (ja) 抗血栓性物質の固定化方法
JP4920414B2 (ja) 潤滑性コーティング表面を有する医療デバイス及びその製造方法
US6497868B1 (en) Graft polymer and moulded medical articles employing this
WO1989007521A1 (en) Process for coating polymer surfaces and coated products produced using such process
JP6373872B2 (ja) 医療用具
JPH09506665A (ja) 表面改質した医療器具
JPH07100744B2 (ja) 湿潤時に表面が潤滑性を有する医療用具およびその製造方法
JPH0833704A (ja) 湿潤時に表面が潤滑性を有する医療用具及びその製造方法
DK8086A (da) Hydrofil, vand-kvaeldelig podnings-copolymer
WO2015125890A1 (ja) 医療材料、および該医療材料を利用した医療用具
JPS61209669A (ja) 気管内插入チユ−ブ
JP3233677B2 (ja) 表面重合により表面改質された医療用具
JPS61209655A (ja) 導尿チユ−ブ
JP2000511946A (ja) 体内使用のための親水性被覆材料
JPS61209670A (ja) 胃腸カテ−テル
JPH0819599A (ja) 湿潤時に表面が潤滑性を有する医療用具及びその製造方法
CN114845746A (zh) 用于医疗装置的uv固化涂层
JP6278731B2 (ja) 抗血栓性医療材料、および該医療材料を利用した医療用具
JPH1081717A (ja) グラフトポリマーおよびそれを用いた医療用成型品
CN111053952A (zh) 一种导管的制备方法
JP2609117B2 (ja) プラスチックチューブ表面へのグラフト共重合方法
JP3294335B2 (ja) 結晶性高分子材料の改質方法
WO2015098764A1 (ja) 抗血栓性医療材料、および該医療材料を利用した医療用具
CN109054485B (zh) 一种抗菌涂覆液及其制备方法和应用