JPS61209670A - 胃腸カテ−テル - Google Patents

胃腸カテ−テル

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Publication number
JPS61209670A
JPS61209670A JP60051374A JP5137485A JPS61209670A JP S61209670 A JPS61209670 A JP S61209670A JP 60051374 A JP60051374 A JP 60051374A JP 5137485 A JP5137485 A JP 5137485A JP S61209670 A JPS61209670 A JP S61209670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
polymers
water
gastrointestinal
soluble polymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP60051374A
Other languages
English (en)
Inventor
国富 純
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Medical Supply Corp
Original Assignee
Nippon Medical Supply Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Medical Supply Corp filed Critical Nippon Medical Supply Corp
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Publication of JPS61209670A publication Critical patent/JPS61209670A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、治療や横歪などの目的で胃腸内に挿入する胃
腸カテーテルに関する。
〔従来の技術〕
栄誉補給、薬液注入あるいは内容物の採取などのために
胃または腸内ヘカテーテルを挿入するとき、従来より使
用されているカテーテルは潤滑剤を表面に塗布して使用
するにもかかわらず潤滑性が不十分であった。したがっ
て挿入しにくいだけでなく、しばしば生体を傷つけたり
患者に痛みや不快感を与えたりすることがあった。
(発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、表面潤滑性に優れた胃腸カテーテルを
提供することにある。本発明の他の目的は、潤滑剤を匣
用する必要のない胃腸カテーテルを提供することにある
(問題点を解決するための手段〕 本発明は、胃腸カテーテルの外表面に、水溶性の重合体
を化学的に結合したものである。
本発明において使用される水溶性重合体とは、常温また
は加温下で水溶性の重合体である。このような重合体を
例示するならば、ポリアクリルアミド、ポリジメチルア
クリルアミドなどのアクリルアミド系重合体1ポリメタ
クリルアミドなどのメタクリルアミド系重合体、ポリビ
ニルピロリドン、部分ケン化および元金ケン化ポリビニ
ルアルコール、ポリエチレングリコール、デキストラン
、ボリメチルビニルエーテル、スターチおよびポリアク
リル酸、ポリメタクリル酸などをあげることができる。
これらの重合体はホモ重合体であっても共重合体であっ
てもよい。
上記の重合体をカテーテル表面に化学的に結合させる方
法としては、カテーテル表向上にラジカルまたはペルオ
キシドを生成させ、これに単量体を接触させてグラフト
重合を行なう方法、およびあらかじめ生成させておいた
重合体をカテーテル表面上に化学的に結合させる方法な
どがある。ラジカルまたはペルオキシドを生成させる方
法としては、(1)電子線やガンマ線などの高エネルギ
ー放射線を照射する方法、(2)紫外線を照射する方法
、(3)低温プラズマ放電処理、(4)コロナ放電処理
、(5)オゾン処理、および(6)過酸化ベンゾイルの
ようなラジカル重合開始剤を添加する方法などがある。
カテーテルをこれらの処理に付する際に単量体を共存さ
せるかあるいは処理後に単量体を接触させることにより
重合が行われ、重合体が化学[Gに結合される。使用さ
れる単量体としては、アクリルアミド、ジメチルアクリ
ルアミド、メタクリルアミド、ビニルピロリドン、酢酸
ビニルおよびエチレンオキシドなどをあげることができ
る。酢酸ビ= # 1.t 重合後にケン化してポリビ
ニルアルコールに変換する。
カテーテル表向上にあらかじめ生成させておいた重合体
を化学的に結合する方法としては、カテーテル表面上の
反応性基と重合体の反応性基とを直接反応させて結合す
る方法と、他の化合物を介して結合する方法がある。こ
の方法は、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコ
ールおよびデキストランなどのように分子中CD水酸基
を有する重合体に対して好適であり、ジイソシアネート
化合物を介して水酸基を有するカテーテル基材と結合す
る方法が好ましく使用される。
本発明においては、水溶性重合体を結合するカテーテル
基材の材質は特に限定されるものではなく、目的、用途
などに応じて任意の高分子材料を使用することができる
。かかる材料を例示するならば、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体あるいはその
完全もしくは部分ケン化物、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、スチレン−ブタジェン系ブロック共重合体
、ポリブタジェン、ポリイソプレン、ポリエーテル−エ
ステル系ブロック共重合体、ポリウレタン、シリコーン
ゴムおよび天然ゴムなどをあげることができる。カテー
テル表向上にラジカルまたはペルオキシドを生成させて
グラフト重合を行なう場合には、これらの材料をいずれ
も制限なく使用することができるが、重合体を化学的に
結合する場合には表面に反応性基を有している必要があ
るので、エチレン−酢酸ビニル共重合体あるいはその完
全もしくは部分ケン化物が好ましく使用される。
本発明においてカテーテル表面に結合する水溶性重合体
の量は、IOμg々−以上であることが好ましく、10
0μg斤d以上であることが特に好ましい。
〔作 用〕
本発明の胃腸カテーテルは、含水状態では表面がヌルヌ
ルして滑りやす(なるので、胃腸への挿入が容易になり
患者の苦蒲も軽減される。
〔実施例〕
エチレン・−酢酸ビニル共重合体製のチューブを加工し
て、先端に金属錘の付いた胃腸カテーテルを作製した。
これをエタノールで洗浄したのち、紫タト線照射を行な
って表面にラジカルを生成させた。照射は、15Wの低
圧水銀灯を用いて室温で24時間実施した。水銀灯とカ
テーテルとの距離は約5備であり、照射中はカテーテル
をゆっくり回転させてラジカルが表面に均一に生成する
ようにした。次に、紫外線照射したカテーテルをアクリ
ルアミドの10重量%水溶液に浸漬し、窒素ガス気流下
70°Cで攪拌しながら50分間グラフト重合を行なっ
た。処理終了後、カテーテルを取り出し、温水で洗浄し
てホモ重合体を除去した。得られたカテーテルは表面が
ヌルヌルしており、胃腸へ挿入し易いものであった。ま
た、カテーテルの乾燥重量は、グラフト重合前にくらべ
て8.8%増加していた。
〔発明の効果〕
本発明の胃腸カテーテルは、含水状態では表面がヌルヌ
ルして滑り易いので、胃腸への挿入が容易である。した
がって生体を損傷することがなく患者の苦痛も軽減され
る。また、生体親和性に優れているので安全に使用する
ことができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外表面に、水溶性の重合体を化学的に結合してな
    ることを特徴とする胃腸カテーテル。
  2. (2)水溶性重合体が、アクリルアミド系重合体、メタ
    クリルアミド系重合体、ポリビニルピロリドン、ポリビ
    ニルアルコール、ポリエチレングリコールおよびデキス
    トランからなる群より選ばれた1種または2種以上の重
    合体である特許請求の範囲第1項記載の胃腸カテーテル
JP60051374A 1985-03-13 1985-03-13 胃腸カテ−テル Pending JPS61209670A (ja)

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JPS61209670A true JPS61209670A (ja) 1986-09-17

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JP60051374A Pending JPS61209670A (ja) 1985-03-13 1985-03-13 胃腸カテ−テル

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