JPS61209123A - 超高弾性率製品の製造方法及び押出ロ−リングダイ - Google Patents

超高弾性率製品の製造方法及び押出ロ−リングダイ

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JPS61209123A
JPS61209123A JP61016961A JP1696186A JPS61209123A JP S61209123 A JPS61209123 A JP S61209123A JP 61016961 A JP61016961 A JP 61016961A JP 1696186 A JP1696186 A JP 1696186A JP S61209123 A JPS61209123 A JP S61209123A
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die
polymer
extrusion
rolls
tables
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アナグノステイス・イー・ザハリアデス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願 この出願は、1984年2月8日出願の米国出願番号第
578171号の一部継続出願である。
発明の分骨 この発明は、単純及び複雑な画形状の超高弾性率重合体
の製造を速い生産速度で適度な加工条件下に達成する画
郭変形方法及び装置に関する。
発明の背景 超高弾性率重合体の開発は、多くの大学及び産業界の研
究所において高度に配向され、伸ばされた分子鎖の異方
性の重合体形態の調製により追求された。
長い間、重合体の理論引張弾性率が鋼の弾性率(約20
8 GPa )に近づくべきであるということが知られ
ていた。しかし、10年前までは、理論的計算値(ポリ
エチレンに対し約240 GPa )は、すべての既知
の重合体が2けた小さい大きさの弾性率を有していたの
で、達成される見込みがないと考えられた。このように
弾性率が低い理由は、重合体が無秩序にからみ合いねじ
れた構造を取り、この構造が耐力が低いからである。近
年、最大の弾性率及び強度が高度に配向され、延伸され
、かつ密に充てんされた鎖の異方性構造から生じること
が実現された。実際、若干の重合体、例えばポリベンズ
アミド及びポリエチレン、が100〜200 GPaの
弾性率を示す繊維に加工され、それにより前の理論値に
近づき得たことが示された。
超高弾性率製品の開発は、それらの著しく低い密度の点
で特に重要である;例えば、鋼はポリエチレンの約8倍
の密度を有する。用語「比弾性率」とは、弾性率を密度
で割った商をいう;したがって、ポリエチレン超高弾性
率繊維の比弾性率は、鋼の比弾性率より著しく高い。
従来の屈曲性重合体、例えば、ポリエチレンを、内部構
造の永久的変形、すなわち、最初の等方性球晶構造のフ
ィブリル構造への転化を起こしうる方法により、高弾性
率製品に加工した。フィブリルは、配向延伸分子鎖で構
成され、これは結晶と荷重移動の間の機械的連結を果た
す。
したがって、最大の機械的性能のためには、すべての重
合体鎖を変形方向に沿って延伸すべきであることが理解
される。かくして、屈曲性重合体の場合に分子変形を伴
い、かつ激しい寸法変化が −伴う巨視的変形を、一般
に同様に寸法変化が伴うが、高密度i 13エチレンの
場合に、約4の変形比(deformation ra
tio ) テ起コル、球晶ノフイフリル形態への変換
を含まない造形方法(sbapingprocess 
)と混同してはならない。巨視的変形を、若干の分子配
向を伴いうる従来の溶融押出方法とも混同すべきでない
。実際、任意の溶融加工操作の間に、高分子物質の粘弾
性のために、若干の分子配向が起こるようになる。しか
し、延伸類の率は、極めて小さく、高弾性率/強度性能
を生じるには余りに小さい。
圧延又はロール作業のような造形方法は、形態学的変化
を生じないで、はぼ明白に二軸流れ、すなわち縦(機械
)及び横の両方向における変形を伴う小変形方法である
異方性重合体形態は、従来の屈曲性鋼重合体を、過冷溶
融体の押出による、並びにゲル及び希薄な、流れる溶液
からの延伸による、押出及び延伸技術を用いる固態変形
により加工することにより得られた。
種々の半結晶質重合体が研究された。高密度ポリエチレ
ンは、組成が単純で理論弾性率が高い(約240 GP
a )ので、最も研究された。同様な異方性形態は、パ
ラ置換芳香族単位の導入による剛直性及び半剛直性主鎖
を有する重合体の化学構造とその溶液及び溶融方法によ
る加工により得られた。パラ−ベンズアミド重合体及び
ポリ(エチレンテレフタラート)及びp−アセトキシ安
息香酸の共ポリエステルは、超高弾性率生成物、すなわ
ち、分子が配向するばかりでなく伸びてもいる生成物に
加工することが試みられた、剛直性及び半剛直性重合体
の例である。
代表的には、上記方法による超高弾性率生成物は、繊維
及び薄いフィルムの形状、すなわち、バルク機械的特性
を有しない構造を有する。バルク構造を有する超高弾性
率生成物の二つの最近の発展は、高密度ポリエチレン及
びポリ(エチレンテレフタラート)及びp−アセトキシ
安息香酸の共ポリエステルの射出成形により得られた。
また為固態押出方法も、バルク構造を有する超高弾性率
製品の製造に利用する可能性を求めて調べられたが、こ
れは先細形状を通す画郭変形方法であるので、加工速度
が小さい(1分あたり数センチメートル)ことにより厳
しく限定された。これは、極めて高い押出圧力をも必要
とし、複雑な又は大きい断面積を有する製品の調製の場
合特にそうであった。押出方法の分析により、高い押出
圧力がa)重合体をせん断し、かつ伸ばすため、及びb
)ダイ−重合体摩擦に打ち勝つため必要であることが分
かる。式(1)は、円すいダイを通す固態押出方法にお
ける圧力平衡を示す: + S(g□t&))       (1)式中、P8
は押出圧力であり、 Poはダイ出口での圧力であり、 Bはμcot(a)であり、 μは摩擦係数であり1 aはダイ半角であり、 εはひずみであり、 ε。はダイの出口におけるひずみであり、σ(g)はひ
ずみεにおける真の応力であり、Sはひずみε。および
ダイ角aでのせん断及びせん断降伏の仕事である。
式(1)は摩擦係数項Bが有意であること及び押出圧力
が摩擦の増大と共に増加することを示す。
発明の要約 この発明は、高弾性率製品を製造する方法を含み、かつ
、加圧下押出ローリングダイ(8XtruSiOnro
lling die )のロールを通して、結晶融点に
近いがこれより低い温度で、重合、体の押出速度とロー
リングダイ表面の回転速度とがほぼ同じになるように、
押出速度とロールの回転速度を制御しながら、重合体形
態を固態変形することを含む。これは、押出及びこれに
続くロール作業を備える2段階方法ではない。この発明
に用いる押出ローリングダイは、中を重合体が単純な又
は複雑な導路形状寸法を経て押出される、圧延されるの
ではない、一体装置である。この方法は、機械の方向に
直角な横の変形が起こりうる従来の圧延又はロール作業
とは対照的である。この発明においては、横の変形は許
されない。
また、この発明は、高弾性率重合体製品を製造する押出
ローリングダイをも含む。この装置は、加工すべき重合
体の結晶融点に近いがこれより低い温度に保つ1対の回
転可能なロールを備える。
前記ロールに押出圧力を印加する加力機構及び重合体の
押出速度が四−リングダイ表面の回転速度とほぼ同じに
なるようにロールの回転速度を制御する制御機構がある
この発明に従って、高密度ポリエチレンのような高弾性
率製品が画郭変形技術により高い生産速度で種々の複雑
度の形状をなして製造される0このような高弾性率は、
重合体をその結晶融点に好ましくは近<、シかしこれよ
り下で押出ローリングダイを経て変形することによりつ
くられる。
押出ローリングダイは、この発明においてかぎとなる特
徴であり、マスターロール上に種々の直径及び/又は形
状の円筒スリーブを取り付けて嘱可動性壁要素によって
、種々の形状の収束形状寸法(converging 
geometry )を得るようにした1組のマスター
ロールに供給帯域貯槽を隣接させてなる。この型のダイ
設計は、1態押出及びダイ−又は帯域(zone )−
延伸方法で用いられる、静的で、かつ可動性壁要素を備
えない収束円すい又はテーパー付きスリットダイを用い
るダイとは明らかに異なる。
コノ発明の押出ローリングダイは、指数プロフィール又
はトランペット形状を有し、したがって低ひずみ押出に
対するトランペット形状ダイの利点を有し、また、圧力
はひずみと共に増加し、ひずみはダイ−半角と共にすみ
やかに低下するので、上記の結果、いっそう低い押出圧
力が実現される。
この発明に従って、押出ローリングダイのロール要素及
びそれらの間の重合体の運動は、はぼ同期的であり、し
たがって重合体とダイ表面間の摩擦が最小となり、これ
によって押出圧力を減少させる方法をもたらすことがで
きる。ロールと重合体との同期運動による重合体とダイ
表面との間の摩擦の減少の別の利点は、重合体が従来の
1態押出で優先するせん断流れ状態と比較して伸び流れ
状態下に変形されることである。伸び流れが超高弾性率
製品の達成に有利であることは、分かつていたO また、押出ローリング方法は、代表的には平行ロール間
の造形方法であり、2方向における寸法変化を伴う圧延
方法とも異なる。この発明における押出ローリングダイ
のロール要素間の収束形状寸法の設計は、押出間に横方
向の拘束を強いて一軸延伸唾品を生じる。
この方法は、半結晶質重合体及び熱互変芳香族共ポリエ
ステルに適合する。
適当な半結晶質重合体には、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ぎリアミド、ポリオキシメチレン、〆す(エチレ
ンテレフタラート)及びポリフッ化ビニリデンが含まれ
る。適当な熱互変芳香族共ポリエステルには、次のもの
が含まれる:第1図に示すように、押出ローリングダイ
2゜は、平行な側壁24及び25、後壁26及び前壁(
断面図のため図示せず)を有する供給帯域23から投入
側に加圧下重合体を受ける一対のマスターロール21及
び22を備えつる。
第2図は、収束側壁84及び85並びに前壁(図示せず
)及び後壁86を有する供給帯域aaから加圧下重合体
を受けるマスターロール81及び82を有する、別の型
のダイ80を示す。
マスターロールは、任意所望の複雑度の製品をふえるよ
うに造形する(又は種々の直径の円筒スリーブを取りつ
ける)ことができる。例えば、第4図に示すような、断
面が方、形である押出品29をつくる押出溝27及び2
8を設けたロール2.1及び22が第8図に示される。
他方、7字形の断面を有する押出品89(第6図)をつ
くる溝37及び88を有するロール31及び82を第5
図に示す。
更に、第7図は、H字形断面形状を有する押出品45を
つくるように造形された押出溝43及び44を有する1
対のマスターロール41及び42を示す。
このようにして、ロール(又は第11図以下にあるよう
なそれらの上の円筒スリーブ)は、重合体を種々の形状
及び種々の寸法に変形しうる、種々の形状寸法の収束ダ
イを形成することができる。
これらの押出ダイの各のロールは、材料をそれらの間に
閉じ込め、幅方向の移動を許さないように作用する。ロ
ールは、ダイの収束ランド面(land−1ng 5u
rface )と見ることができ、このことは、たとえ
これらのランド面が固体重合体と共に同期的に動くこと
ができ、摩擦を最小にするようにするにしても変りない
第10及び11図に示し、以下に記述するように、ロー
ル41及び42は、重合体をその融点の好ましくは近く
であるがこれより低い温度で変形しうるように広い範囲
の温度条件にわたり加熱することができる。
変形度は、供給帯域の入口の断面積対押出製品の断面積
の比として定義される変形比により求められる。球晶か
らフィブリル形態への変換を達成するためには、少なく
とも4の変形比がポリエチレンの場合必要である。
重合体は、この方法によって、押出圧力単独下か(第1
〜6図)、第7〜10図に示すように、押出圧力と出て
くる押出品にかける引張荷重とを合わせたものの下かの
いずれかで変形することができる。@8Hにおいて、ロ
ール41及び42の前に、油圧ピストン4Bが押出圧力
を与えるように作動する重合体4フで満たされた供給帯
域46を設ける。同時に押出品45をクランピングブロ
ック50に取り付け、これに引張荷重をプーリーホイー
ル51とこのホイール51のまわりに巻かれる線又はケ
ーブル52により取り付ける。連続チェーン53は、ホ
イール51とその引張ケーブル52とをロール41上の
プーリ一部54に連結し、ロール41及び42の角速度
とり[張及び押出速度を整合するようにする。ロール4
1及び42は、枠55で支持される。したがって、変形
方法は、最小摩擦の条件下に起こりうる。これは、この
発明の他の基本特徴であり、重合体とローリングダイ表
面とが同一速度で動くように、ロール41及び42の角
速度、押出量速度、及び/又は出てくる押出品45の引
張速度を調節することにより達成することができる。
第9及び10図に示すように、2個のロール41及び4
2は、枠55の後板56近くで互いに連動させられる。
後板56は、ロール41及び42と同軸に歯車57及び
58を取り付けたロール41及び42を支持する。2個
の他の歯車60及び61は互いにかみ合い、歯車60は
11)と61とかみ合い、歯車61は歯車58とかみ合
い、2個のロール41及び42が正確に同じ角速度で回
転するようにする。
また、第9及び10図は、ロール41及び42内の回転
導管66及び6フが導管71及び72並びに回転ユニオ
ン継手68及び69(第11図参照)により、加熱器(
図示せず)を有する温度制御油浴70に結合されること
を示す。このようにして、第10図に示すように、加熱
油を所望の温度のサーモスタットを備える加熱シリコー
ン油浴70からマスターロール41及び42を経て循環
させることにより、加工温度を達成することができる。
第11図は、やや異なる構成を示す。ロール41及び4
2は、再び回転ユニオン継手68及び69に至る導管6
6及び67を備え、これらの継手は導管71及び72に
より加熱油浴70に連絡する。この場合、また、ロー/
I/41及び42は、断熱部74をすべての側に備える
室78の内部に置かれ、底部に熱風送風機75及びフロ
を設けて、ローリングダイ40を囲む断熱室78内の空
気対流により加熱油浴を補い、熱を追加供給するように
するが、いずれかの熱源の単独使用も可能である。また
、貯槽7フのまわりで押出ローリングダイ40の入口に
取り付けた電気バンドヒーター78で貯槽77内の重合
体素材を予熱することによっても加熱の一部を行うこと
ができる□押出ローリングダイを経る画郭変形は、ポリ
フロピレン及びポリアミドのような種々の半結晶質重合
体について用いることができ、種々の変形比の円形及び
方形断面を有する高密度ポリエチレン押出品の調製によ
り証明された。
第12〜14図は、他の構造のローリングダイ80を示
す。こΩ場合、円msで好ましくは加熱液体を中に循環
させるために中空であるマスター田−ル81及び82が
ある。直接機械加工する代りに、マスターロール81及
び82を断面(第14図)で見られるような半円状外周
85を各有する、それぞれの円筒スリーブ88及び84
にスプライン嵌合する。スリーブ88及び84を、第1
5〜17図に示すように、長方形の断面形状を有するス
リーブ86及び87のような、異なる造形をしたスリー
ブで置換することができる。
@12及び18図の供給装置は、内円円筒通路91及び
外円7ランジ92を備える円筒形チューブ90よりなる
。取付部品93は、円筒形で、内方に廷在する底7ラン
ジ94及び内側ねじ山95(第11ff)を有し、この
ねじ山に導管97の外側ねじ山96がねじ込まれる。
第15及び16図の供給装置は、外側7ランジ101並
びに下方方形部102及び上方円すい部103を有する
内部通路を備える管100を有することを除いて同様で
ある。
代表的な実験において、第7〜10図に示すような押出
ローリングダイには、一般に次第に小さくなる断面積を
有する、ロール間の円形及び方形の両方の空隙部を生じ
るように、第12〜17図に示すような種々の直径及び
幅の、一連の、並置した円筒スリーブを取り付けた。押
出ダイのロール部間のこれらの円形及び方形空隙部は、
従来ロール間の端部開放スリットと著しく対照的である
この発明においては、重合体が輻方向に完全に閉じ込め
られることに注意することが重要である。
マスターロール上のスリーブは、llf[1%室内の対
流により、125〜180℃に加熱された。供給される
べき空隙部の断面に応じて円形又は方形断面を有する予
備成形試料をダイに入れ、熱平衡後、各試料をダイを経
て引張荷重によりダ1張った。最小摩擦の要求は、り(
張荷重の速度とロールの回転速度を88〜10図のプー
リー系と歯車とを用いて同期化することにより満たされ
た。押出ローリングダイを経て押出を開始するために、
最初の素材の端部は、それをダイのロール断面を経て供
給し、かつ第8図のようにクランピングブロック50に
よりつかむことができるように、党−ル間断面積よりわ
ずかに小さい面積に切り取られた。
変形比12の透明押出品を、25 MPaの引張荷重を
かけることにより得た。
更に、圧縮と延伸を第18図に示すように、複数又は一
連のローリングダイを用いて行うことがでキ、ソの場合
、ローリングダイ110及び111が順次並び、最初に
重合体112がダイ110で処理され、次いでその押出
品113がダイ111で処理されて押出品114をつく
る。
他の組の実験において、ポリエチレンを、押出圧力及び
引張荷重の両方の作用下に押出した。ポリエチレンは貯
槽中で結晶化させられ、180°Cで熱平衡に達した後
、最初変形比2のストレートコニカルダイ(a=2o0
)を経てl OMPa未満の押出圧力下に押出された。
ストレートコニカルダイは、押出ロールに極めて接近さ
せ、第8図に示す押出ローリングダイの供給帯域46と
して役立つようにした。ストレートコニカルダイから出
てくる押出品45を、前記のように最小摩擦要求を満た
すように、引張速度並びにロール41及び42の回転速
度を調節することにより、押出ロールを経て引っ張った
実験の両条件下の押出品は透明であった。この上うな押
出試料の透明性は、結晶の大きさ及び濃度の増加から、
また最も重要には、押出口−リングダイ中、圧縮条件下
に、封じ込まれた形状寸法を経て押出すことによりつく
り出される結晶配向及び重合体鎖の密な充てんから起こ
る。従来のロール作業又は圧延では、横方向の拘束がな
いので、前記のことは達成されない。出てくる押出品の
引張速度が押出ロールの速度より高い場合、ダイの出口
より先で後ネッキングが起こって半透明な押出品を生じ
る可能性がある。このような透明性の消失は、延伸過程
中、ダイ出口の先でボイドが生成するのに関係がある:
これらは、高密度ポリエチレンの従来の画郭延伸で起こ
ることが知られる。
引張荷重及び5〜10 MPaの押出圧力による押出速
度の変化を表1にまとめた。押出品の変形比、ヤング率
及び引張強さも含まれる。
表  1 引張荷重  押出速度  変形比  ヤング率  引張
強さくMPa)   (m/m1n)        
(GPa)    (MPa)4.4     2  
   5     L5    18010.6   
  2     8    5     26016 
   2〜8   10    8     2602
4    3〜5   12   10     81
Gこの発明は、その範囲内に半結晶質重合体及び熱互変
芳香族共ポリエステルの溶融結晶化、粉末及びゲル諸形
態の加工を含む。重合体粉末は鴇供給貯槽に入れて、予
備圧縮するか、f$8図に示すような、押出圧力と引張
荷重との両方の作用下の1押出ローリングダイを経る変
形過程間に圧縮することができる。重合体粉末は、重合
体の融点を越える熱処理をして溶融させることは決して
ない。
重合体粉末を溶融する努力とは対照的に、粉末は、この
融aTmより下で圧縮され、またTmより下で置部変形
もされる。例えば、ポリエチレン粉末の単結晶形態を重
合体の融点に加熱しなければならない場合、これは非単
結晶形態に変換するであろう。この発明においては、常
に重合体の融点より低く保たねばならない。
重合体粉末形態は、溶融結晶化形態に比較して高い変形
性を示す。これは、粉末粒子間に分子網目がないことと
粉末形態の型とに関係すると見られた。したがって、超
高分子量ポリエチレン粉末は、溶融結晶化形態を押出す
ことにより達成される最大延伸比に比較して8〜5倍も
高い延伸比に圧縮押出された。更に、超高分子量ポリエ
チレンの単結晶形態は、多段押出−延伸方法により80
倍も高くさえある延伸比に圧縮延伸された。同様に、ゲ
ルから調製した重合体形態を供給貯槽に入れ、押出ロー
リングダイを経て変形させることができる。ゲルから調
製した重合体形態は、それらの分子網目中の物理的から
み合いが減少するので、高い変形性を有し、溶融−結晶
化形態に比較して10倍も高い延伸比に延伸することが
できる。
この発明は、その範囲内にポリプロピレン、ナイロン(
ポリアミド)、ポリオキシメチレン、ポリ(エチレンテ
レフタラート)及びポリフッ化ビニリデンのような、画
郭で変形しうろことが知られ、高い剛性の製品を与える
半結晶質重合体の加工を含む。剛直性又は半剛直性重合
体の場合においては、この発明の範囲内の重合体は、熱
互変芳香族共ポリエステルであり、これらは、重合体の
ガラス転移を超え、かつ重合体の、固体からメソ相(m
@5ophaae )への転移温度の近くで好ましくけ
゛その下の範囲内の温度で加工することができる。
この発明の加工の、顕著な点は次のとおりである: L これは、適度な条件下に迅速な押出速度で行われる
区 これは、最小摩擦の条件下に行われる。
a これは、単純及び複雑な両方の形状寸法の高弾性率
重合体を製造する。
4 これは連続方法である。
翫 これは、商業的に利用可能な重合体方法に適する。
この発明の属する技術の当業者は、この発明の精神と範
囲に反することなく、構成、例及び適用について種々の
変化が可能である。この発明における開示及び記述は、
単に説明のためのものであり、この発明を制限するもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の例に用いる、前置供給帯域貯槽を
備える押出ローリングダイの断面における単純化した若
干略図的な等角図であり、第2図は、ダイ及び供給帯域
貯槽の修飾形の第1図と同様な図であり、 第3図は、この発明を実施するのに使用しつる一ツの形
態を示す押出ローリングダイの部分等角図であり、 第4図は、第3図のダイから押し出された重合体の形状
の斜視部分端面図であり、 第5図は、異なる形状のダイを示す第3図と同様な図で
あり 第6図は、第5図のダイから押し出された重合体の形状
を示す第4図と同様な図であり、第7図は、異なるよう
に造形された重合体押出をつくる、この発明において使
用しうる更に他の押出ローリングダイの略図的等角図で
あり、第8図は、ダイの投入側に押出圧力及びダイの押
出側に引張荷重の両方を用いることを示す、詳細な第7
図のダイ及び関連装置の側面図略図であり、 第9図は、その後板の立面図であり、 第1θ図は、ダイの後板部の側面図であり、第11図は
、断熱ハウジングに取り付け、加熱器を設けた、第8図
のようなローリングダイのいっそう完全な等角図であり
、 第12図は、第11図の装置において第8図のローリン
グダイに置き換えて用いることができる、この発明の原
理を具体的に示すローリングダイの一つの修飾形の断面
立面図であり、 第18図は、第12図の線113−13に沿う部分断面
図であり、 第14図は、1個のマスターロールとその上の1個の円
筒スリーブを示す、第12図に直角な立面図であり、 第15図は、ローリングダイの他の修飾形の、第12図
のような図であり 第16図は、第15図の線16−16に沿う部分断面図
であり、 第17図は、第15図の部分の第14図のような図であ
り、 第18図は、この発明の二つのローリングダイを直列で
示す略図である。 20・・・押出ローリングダイ 21e 22・・・マスタールール 28・・・供給帯域     24.25・・・側壁2
6・・・後壁       2フ、28・・・押出溝2
9・・・押出品     80・・・押出ローリングダ
イ181、82−・・マスターロール 88・・・供給帯域    84.85・・・収束側壁
86・・・後壁  ”     87.88・・・溝3
9・・・押出品     40・・・押出ローリングダ
イ4L 4!・・・マスターロール 48、44・・・押出溝    45・・・押出品46
・・・供給帯域     4フ・・・重合体48・・・
油圧ピストン 50・・・クランピングブロック 51・・・プーリーホイール 52・・・線又はケーブ
ル58・・・連続チェーン   54・・・プーリ一部
55・・・枠       56・・・後板5’L 5
8・・・歯車     60.61・・・歯車66.6
7・・・回転導管 68、69・・・回転ユニオン継手 70・・・温度制御油浴   71.71・・・導管7
8・・・室       74・・・断熱部75* 7
fl・・・熱風送風機  フ7・・・貯槽78・・・バ
ンドヒーター  80・・・押出ローリングダイ81、
82・・・マスターロール 88.84・・・円筒スリーブ 85・・・半円状外周
86.8フ・・・スリーブ   90・・・円筒形チュ
ーブ91・・・内円円筒通路   92・・・外円7ラ
ンジ93・・・取付部品     94・・・7ランジ
95・・・内側ねじ山    96・・・外側ねじ山9
フ・・・導管       100・・・管101・・
・外側7ランジ  102・・・下方方形部103・・
・上方円すい部 110、111・・・口、−リングダイ112・・・重
合体     11L 114・・・押出品F/G、/
2 FIG15 FIG/3 FIG/6 FIG/7 t

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、重合体の結晶融点に近いがこれより低い温度で、押
    出中に重合体の全外周を厳密に限定し、かつダイがロー
    リングダイ表面を有する押出ローリングダイのロールを
    通して、重合体形態を減少断面積に加圧下固態変形する
    こと、及び 前記変形中、重合体の押出速度とローリン グダイ表面の回転速度とがほぼ同じになるように、押出
    速度とロールの回転速度とを制御すること を特徴とする高弾性率製品の製造方法。 2、重合体が半結晶質重合体である特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 3、重合体がポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミ
    ド、ポリオキシメチレン、ポリ(エチレンテレフタラー
    ト)及びポリフッ化ビニリデンよりなる詳の中から選ば
    れる特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、重合体が熱互変芳香族共ポリエステルであり、かつ
    そのガラス転移を超えた、固相からメソ相への転移の近
    くでこれよりわずかに低い温度に保たれる特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 5、重合体が (イ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、又は ▲数式、化学式、表等があります▼である。) (ロ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼である。) (ハ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ニ) ▲数式、化学式、表等があります▼ よりなる群の中から選ばれる特許請求の範囲第4項記載
    の方法。 6、前記重合体が連続固体の形である特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 7、前記重合体が粉末形状であり、この粉末を前記ダイ
    に加える前に圧縮する段階を含む特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 8、前記重合体がゲル形状である特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 9、前記ロールを経て加熱油を循環させることにより前
    記温度を達成する特許請求の範囲第1項記載の方法。 10、前記ロール間に入るちようど前に重合体素材を予
    熱する空気対流加熱手段をも備える特許請求の範囲第9
    項記載の方法。 11、複数の前記押出ローリングダイを備え、押出品を
    一つの前記ダイから引き続く前記ダイに送る特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 12、前記方法が連続である特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 13、前記固態変形を少なくとも4の変形比で行う特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 14、投入側及び押出側及び通過して押し出される材料
    の全外周を限定し、その全断面積を減少させるダイを与
    える外形を有する1対の回転可能なロール、 加工すべき重合体の結晶融点に近いがこれ より低い温度に前記ロールを保つ機構、 押出圧力を前記ロールに印加する加力機構、及び 重合体の押出速度がローリングダイ表面の 回転速度とほぼ同じになるように、ロールの回転速度を
    制御する制御機構 を備えることを特徴とする高弾性率重合体製品を製造す
    る押出ローリングダイ。 15、前記ダイが末端部を備える支持枠を有し、かつ前
    記制御機構が、 前記枠の前記末端部に回転可能に取り付け たチェーン係合プーリーホィール、 チェーン係合ホィールを固着した1個の前 記ロール、 2個の前記ロールを同一回転速度に保つ歯 車列機構、 前記2個のホィールに巻きつけたチェーン、及び他端を
    前記ダイからの押出品に取り付けるために一端を前記プ
    ーリーホィールに取り付けたケーブル機構 を備える特許請求の範囲第14項記載のダイ。 16、前記ケーブル機構を前記押出品に前記ケーブルに
    取り付けたクランピングブロツクにより取り付ける特許
    請求の範囲第15項記載のダイ。 17、前記ロールの投入側に重合体供給機構を有する特
    許請求の範囲第14項記載のダイ。 18、押出前に前記重合体を予熱するために前記重合体
    供給機構に隣接する加熱空気出口を備える空気加熱機構
    を有する特許請求の範囲第17項記載のダイ。 19、前記重合体供給機構が油圧ピストンを備える特許
    請求の範囲第17項記載のダイ。 20、前記重合体供給機構が平行な側壁を有する特許請
    求の範囲第17項記載のダイ。 21、前記重合体供給機構が収束平行側壁を有する特許
    請求の範囲第17項記載のダイ。 22、指数的に造形した輪郭を有する特許請求の範囲第
    14項記載のダイ。 23、液加熱機構、前記ロールを経て加熱液を循環する
    ための前記ロール内循環機構及び前記加熱機構を前記循
    環機構に接続する機構を有する特許請求の範囲第14項
    記載のダイ。 24、前記ロールに隣接する加熱空気出口を備える空気
    加熱機構をも有する特許請求の範囲第23項記載のダイ
    。 25、前記ダイの投入側に粉末圧縮機構を有する特許請
    求の範囲第14項記載のダイ。 26、ロールに取り付けられ所望の外形を有する独立の
    スリーブにより、ロールにそれらの外形を付与する特許
    請求の範囲第14項記載のダイ。 27、前記加力機構が少なくとも4の変形比を達成する
    のにじゆうぶんな力を加える機構を備える特許請求の範
    囲第14項記載のダイ。
JP61016961A 1985-01-31 1986-01-30 超高弾性率製品の製造方法及び押出ロ−リングダイ Pending JPS61209123A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015231728A (ja) * 2014-05-16 2015-12-24 公立大学法人首都大学東京 装置及び成形方法
JP2018523579A (ja) * 2015-07-04 2018-08-23 レリーフェード アクツィエブーラーグReliefed AB 向き合った回転ダイを利用する異形材の押出成形

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