JPS6120880Y2 - - Google Patents

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JPS6120880Y2
JPS6120880Y2 JP3698077U JP3698077U JPS6120880Y2 JP S6120880 Y2 JPS6120880 Y2 JP S6120880Y2 JP 3698077 U JP3698077 U JP 3698077U JP 3698077 U JP3698077 U JP 3698077U JP S6120880 Y2 JPS6120880 Y2 JP S6120880Y2
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JP
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motor
operated
movable contact
contact
switch
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JP3698077U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、モータの正逆回転を被操作機構の被
操作レバーに減速して伝達し、この被操作機構を
電動的に操作できる車両用モータ式操作装置にお
いて、上記モータをコントロールするモータコン
トロール回路の改良に関するものである。
一般に、被操作機構を電動的に操作する操作装
置には上記の如くモータを利用したものとソレノ
イドを利用したものとがあり、上記モータ式操作
装置はソレノイド式のものに比して、作動音、サ
イズ、コスト等の面で優れていることから、この
モータ式操作装置を自動車の例えばドアロツク装
置に用いることが検討されている。
ところが、上記モータ式操作装置のモータとし
ては、通常永久磁石を使用した直流モータが多く
用いられ、このモータの正逆回転はモータへの通
電方向を逆にすることにより可能である。したが
つて、モータをコントロールする操作スイツチは
二極のものを使用せねばならず、また、上記モー
タのコントロール回路に操作装置がストロークし
た際モータを自動的に停止させるリミツトスイツ
チを追加すれば、上記コントロール回路は非常に
複雑化することが懸念される。すなわち、第3図
に示すように、このコントロール回路Aは、互い
に連動する可動接点a1およびb1を有する2極型の
第1操作スイツチaおよび第2操作スイツチbを
設け、上記可動接点a1を電源の正極に、可動接点
b1を電源の負極にそれぞれ接続する一方、第1操
作スイツチaの正転側固定接点a2および第2操作
スイツチbの逆転側固定接点b3をそれぞれ正転時
用リミツトスイツチcを介してモータdの一端d1
に接続するとともに、第1操作スイツチaの逆転
側固定接点a3および第2操作スイツチbの正転側
固定接点b2をそれぞれ逆転時用リミツトスイツチ
eを介してモータdの他端d2に接続してなり、回
路が複雑になるとともに、操作スイツチおよびリ
ミツトスイツチをそれぞれ2個ずつ必要とするも
のである。
そこで、本考案は、上記操作スイツチおよびリ
ミツトスイツチとして可動接点により接続が切換
えられる2個の固定接点で構成される切換スイツ
チを用い、この切換スイツチを2個使用すること
によつてモータの正逆回転の切換およびモータの
自動停止を制御するようにし、回路の簡素化を計
つた車両用操作装置のモータコントロール回路を
提供するものである。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を詳
細に説明する。
第1図において、1は電動的、又は手動的に操
作される被操作機構、例えば自動車のドアロツク
装置で、2は被操作機構1を作動するために回動
される被操作レバーであつて、被操作レバー2の
中央部に手動操作用ロツド3が連結されていると
ともに、被操作レバー2の先端部には電動操作用
ロツド4の上端部が連結ピン5を介して回動自在
に連結され、両ロツド3,4の作動によつて被操
作レバー2を回動せしめるものである。上記電動
操作用ロツド4の下端部に連結ピン6が固着さ
れ、連結ピン6は、減速装置7の扇状揺動ギヤ8
の中央部に形成した長穴9に摺動自在に係合さ
れ、長穴9の長さは上記被操作レバー3が回動す
る際の連結ピン6のストロークLに設定されてい
る。上記減速装置7は、そのケース10に固定し
た軸8aに扇状円弧の中心部が回動自在に軸支さ
れている上記揺動ギヤ8と、揺動ギヤ8に噛合す
る小ギヤ11aと大ギヤ11bとが一体に形成さ
れ且つケース10に回転自在に軸支された減速ギ
ヤ11と、減速ギヤ11に噛合する小ギヤ12を
有する遠心クラツチ13とから構成され、遠心ク
ラツチ13は正逆回転する直流型モータ14(第
2図に示す)のモータ軸15に取付けられてい
る。ここで、上記減速装置7は揺動ギヤ8の中立
位置(図示の位置)で長穴9の中心が被操作レバ
ー2のストロークLの1/2と一致するように設定
されている。したがつて、被操作機構1の非操作
状態時(例えばドアロツク装置の解錠状態時)連
結ピン6は長穴9の上端9aに、操作状態時(例
えばドアロツク装置の施錠状態時)連結ピン6は
長穴9の下端9bにそれぞれ位置することにな
る。また、16は揺動ギヤ8の軸8aのまわりに
装着されたネジリスプリングであつて、その両端
部16a,16bはケース10に形成した円弧状
長穴17a,17bに摺動自在に係合され、ネジ
リスプリング16の弾力によつて減速装置7の揺
動ギヤ8を中立位置に付勢するものである。
第2図において、18は手動操作により中立位
置の可動接点18cを2個の固定接点18a,1
8bのいずれかに切換えるようにした操作スイツ
チ(以下、第1切換スイツチという。)であつ
て、その可動接点18cは上記モータ14の一端
子14aに接続されている。また、19は被操作
レバー2のストロークの両端位置に応じて可動接
点19cが2個の固定接点19a,19bのいず
れかに切換えられるリミツトスイツチ(以下、第
2切換スイツチという。)であつて、その可動接
点19cは上記モータ14の他端子14bに接続
されている。この第2切換スイツチ19は、第1
図に詳示するように、上記電動操作用ロツド4の
中間部に作動片20が固着され、作動片20に対
向して被操作レバー2のストロークによるその上
下端位置で作動片20と係合する係合突部21
a,21bを両端に有する揺動リンクがその中央
部にて支軸22に回動自在に軸支され、揺動リン
ク21の軸支点(支軸22)と同軸上に第2切換
スイツチ19の可動接点19cが回動自在に設け
られ、この可動接点19cと揺動リンク21の下
端部との間にアクシヨンスプリング23が取付け
られ、アクシヨンスプリング23の取付点23
a,23bと可動接点19cの回動点19dが実
質的に一直線上にあるような位置関係(思案点位
置関係)にあれば、上記アクシヨンスプリング2
3は可動接点19cに対して回動力を与えない
が、上記作動片20の上下端位置に応動する揺動
リンク21の揺動により上記思案点位置関係がく
ずれると、アクシヨンスプリング23の弾力によ
つて可動接点19cはその回動点19dを中心と
して左方又は右方に回動され、固定接点19a又
は19bと接触するように構成されている。
更に、上記第1および第2切換スイツチ18,
19の非操作状態側の固定接点18a,19aは
電源(図示せず)の正極にそれぞれ接続され第1
および第2切換スイツチ18,19の操作状態側
の固定接点18b,19bは電源の負極、即ちア
ース24にそれぞれ接続され、以上によつてモー
タコントロール回路25が構成されている。
次に、その作動について説明すれば、被操作機
構1を非操作状態から操作状態に電動操作すべく
第1切換スイツチ18の可動接点18cを手動操
作により操作状態側固定接点18bに投入する
と、第2切換スイツチ19の可動接点19cは非
操作状態側固定接点19aに投入されたままであ
るので、モータコントロール回路25は閉成され
る。よつて、モータ14は正回転し、揺動ギヤ8
を中立位置から下方(反時計方向)の回動させる
ことにより連結ピン6が長穴9の上端9aに当接
しながら下降し、それに伴つて電動操作用ロツド
4が下降して被操作レバー2が下方に回動し、被
操作機構1を操作状態にする。その瞬間、電動操
作用ロツド4に固着された作動片20もそのスト
ロークの最下端位置に達することにより揺動リン
ク21を思案点を越えて反時計方向に回動せし
め、第2切換スイツチ19の可動接点19cを操
作状態側固定接点19bへ投入せしめるため、モ
ータコントロール回路25は開成され、モータ1
4への通電が遮断されてモータ14は停止する。
モータ14が停止されると、ネジリスプリング1
6の反撥弾力によつて揺動ギヤ8が中立位置に復
帰し、長穴9も原位置に復帰して連結ピン6は長
穴9の下端9bに当接して位置することになる。
逆に、上記被操作機構1を操作状態から非操作
状態に電動操作すべく第1切換スイツチ18の可
動接点18cを被操作状態側固定接点18aに投
入した場合には、上記した作動とは逆に、第2切
換スイツチ19の可動接点19cが操作状態側固
定接点19bに投入された状態であるのでモータ
コントロール回路25が閉成され、モータ14は
逆回転する。このモータ14の逆回転により揺動
ギヤ8が上方に回動し、よつて電動操作用ロツド
4が上昇し、被操作レバー2を上方へ回動せしめ
て被操作機構1は被操作状態となる。この被操作
機構1が被操作状態になる瞬間、作動片20によ
り第2切換スイツチ19の可動接点19cが被操
作状態側固定接点19aに切換えられるので、モ
ータ14への通電が遮断され、モータ14は停止
する。また同様に、モータ14が停止すると、ネ
ジリスプリング16の反撥弾力によつて揺動ギヤ
8は中立位置に復帰し、連結ピン6は長穴9の上
端9aに当接する状態に位置する。
尚、被操作機構1の操作状態時に第1切換スイ
ツチ18の可動接点18cを操作状態側固定接点
18bに投入しても、モータコントロール回路2
5は閉成されないためモータ14は作動しない。
また、被操作機構1の被操作状態時に第1切換ス
イツチ18の可動接点18cを非操作状態側固定
接点18aに投入しても、同様にモータ14は作
動しない。
また、被操作機構1を手動操作により操作状態
又は被操作状態に作動させる場合には、単に手動
操作用ロツド3の下降又は上昇によつて行うこと
ができる。この場合、連結ピン6が長穴9の上下
端9a,9bの距離Lを自由に移動するのみで、
減速装置7に対して何ら作用しないため、上記手
動操作を減速装置7の回転に関係なく軽快に行う
ことができる。本実施例のように被操作機構を電
動操作のほかに、手動操作によつても操作できる
ようにしたものでは、第1切換スイツチ18は可
動接点18cが中立位置に必ず復帰するものを使
用する必要がある。
したがつて、本考案によれば、被操作機構の被
操作レバーにモータの正逆回転を減速して伝えて
上記被操作機構を電動的に操作するようにした車
両用モータ式操作装置において、被操作機構の操
作状態あるいは被操作状態への作動が完了すると
同時にモータへの通電を遮断できるので、モータ
への通電時間を必要最小限とすることができ、よ
つて作動音を大巾に改善することができる。ま
た、回路のスイツチとして第1および第2切換ス
イツチの2個のみでよく、コスト上有利である。
特に、自動車のドアロツク装置の施錠状態および
解錠状態をモータにより電動的に操作するドアロ
ツク操作装置に適用すれば非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施態様を例示
し、第1図は概略図、第2図は電気回路図、第3
図は従来例を示す電気回路図である。 1……被操作機構、2……被操作レバー、3…
…手動操作用ロツド、4……電動操作用ロツド、
5……連結ピン、6……連結ピン、7……減速装
置、8……揺動ギヤ、8a……軸、9……長穴、
9a……上端、9b……下端、10……ケース、
11……減速ギヤ、11a……小ギヤ、11b…
…大ギヤ、12……小ギヤ、13……遠心クラツ
チ、14……モータ、14a……一端子、14b
……他端子、15……モータ軸、16……ネジリ
スプリング、16a,16b……端部、17a,
17b……長穴、18……第1切換スイツチ(操
作スイツチ)、18a,18b……固定接点、1
8c……可動接点、19……第2切換スイツチ
(リミツトスイツチ)、19a,19b……固定接
点、19c……可動接点、19d……回動点、2
0……作動片、21……揺動リンク、21a,2
1b……係合突部、22……支軸、23……アク
シヨンスプリング、23a,23b……取付点、
24……アース、25……モータコントロール回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータの正逆回転を減速装置を介して被操作機
    構の被操作レバーに伝えて上記被操作機構を電動
    的に操作するようにした車両用操作装置におい
    て、上記モータの一端を、手動操作により可動接
    点が切換えられる操作スイツチの可動接点に、他
    端を、上記被操作レバーのストロークの両端位置
    に応じて思案点を越え付勢方向が変えられるアク
    シヨンスプリングを介して可動接点が切換えられ
    るリミツトスイツチの可動接点に接続していて、
    上記操作スイツチおよびリミツトスイツチに設け
    られた各々2つの固定接点のうち一方の固定接点
    をそれぞれ電源の正極に、他方の固定接点をそれ
    ぞれ電源の負極に接続したことを特徴とする車両
    用操作装置のモータコントロール回路。
JP3698077U 1977-03-26 1977-03-26 Expired JPS6120880Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3698077U JPS6120880Y2 (ja) 1977-03-26 1977-03-26

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JP3698077U JPS6120880Y2 (ja) 1977-03-26 1977-03-26

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JPS53132615U JPS53132615U (ja) 1978-10-20
JPS6120880Y2 true JPS6120880Y2 (ja) 1986-06-23

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