JPS6120755B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6120755B2 JPS6120755B2 JP913079A JP913079A JPS6120755B2 JP S6120755 B2 JPS6120755 B2 JP S6120755B2 JP 913079 A JP913079 A JP 913079A JP 913079 A JP913079 A JP 913079A JP S6120755 B2 JPS6120755 B2 JP S6120755B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure vessel
- reactor pressure
- pin
- spargeer
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 21
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/02—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets partly surrounding the pipes, cables or protective tubing
- F16L3/04—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets partly surrounding the pipes, cables or protective tubing and pressing it against a wall or other support
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は原子炉圧力容器の内壁に設けられる配
管の設置方法に関する。
管の設置方法に関する。
以下、原子炉圧力容器内に設置される給水スパ
ージヤを例にとつて説明する。まず図面を参照し
て構成について説明する。第１図、第２図および
第３図は原子炉圧力容器の壁に給水スパージヤを
据付けした状態を示している。炉心を収納する原
子炉圧力容器１の内壁には中心位置に向いて複数
個の容器ブラケツト１ａが設けられ、給水スパー
ジヤの本体２の中心には給水スパージヤスリーブ
２ｂが取付けられている。このスリーブ２ｂは前
記原子炉圧力容器１の外壁部に設けられるノズル
１ｂ内を貫通している。前記給水スパージヤ本体
２の両端部にはスパージヤブラケツト２ａが設け
られ、前記容器ブラケツト１ａを挾持しており、
またスパージヤブラケツト２ａと容器ブラケツト
１ａを貫通する固定ピン３が設けられ、スパージ
ヤ本体２を支持している。この固定ピン３間にあ
つて、スパージヤ本体２に一定の方向の力を与え
るジヤツキアツプボルト４が本体２の上下端に複
数個設えられる。よつて給水スパージヤ本体２の
両端のブラケツト２ａが固定ピン３によつて容器
ブラケツト１ａに固定され、ジヤツキアツプボル
ト４がこれに締め込むことにより原子炉圧力容器
１の内壁面を押圧するので、給水スパージヤ本体
２はそれ自身の曲げ剛性によつて強固に据付けら
れている。この場合、原子炉圧力容器１は剛体
で、給水スパージヤ本体２は曲げ弾性体である。
ージヤを例にとつて説明する。まず図面を参照し
て構成について説明する。第１図、第２図および
第３図は原子炉圧力容器の壁に給水スパージヤを
据付けした状態を示している。炉心を収納する原
子炉圧力容器１の内壁には中心位置に向いて複数
個の容器ブラケツト１ａが設けられ、給水スパー
ジヤの本体２の中心には給水スパージヤスリーブ
２ｂが取付けられている。このスリーブ２ｂは前
記原子炉圧力容器１の外壁部に設けられるノズル
１ｂ内を貫通している。前記給水スパージヤ本体
２の両端部にはスパージヤブラケツト２ａが設け
られ、前記容器ブラケツト１ａを挾持しており、
またスパージヤブラケツト２ａと容器ブラケツト
１ａを貫通する固定ピン３が設けられ、スパージ
ヤ本体２を支持している。この固定ピン３間にあ
つて、スパージヤ本体２に一定の方向の力を与え
るジヤツキアツプボルト４が本体２の上下端に複
数個設えられる。よつて給水スパージヤ本体２の
両端のブラケツト２ａが固定ピン３によつて容器
ブラケツト１ａに固定され、ジヤツキアツプボル
ト４がこれに締め込むことにより原子炉圧力容器
１の内壁面を押圧するので、給水スパージヤ本体
２はそれ自身の曲げ剛性によつて強固に据付けら
れている。この場合、原子炉圧力容器１は剛体
で、給水スパージヤ本体２は曲げ弾性体である。
次に従来の給水スパージヤ本体２を原子炉圧力
容器１に据付ける方法をその手順に従つて説明す
る理解を助けるために圧力容器、給水スパージヤ
共真直なものと仮定し、模式図を利用し説明す
る。
容器１に据付ける方法をその手順に従つて説明す
る理解を助けるために圧力容器、給水スパージヤ
共真直なものと仮定し、模式図を利用し説明す
る。
○イ 第４図においてまず給水スパージヤ本体２の
両端をブラケツト部で固定ピン３によつて圧力
容器１に固定する。（第４図○イ） ○ロ 次にジヤツキアツプボルト４をその先端が容
器１の壁に接触するまで捩じ込む。（第４図
○ロ）この状態で給水スパージヤは一応原子炉圧
力容器に据付けられたことになるが、この状態
では機器使用中の外力によつて給水スパージヤ
は振動するおそれがある。そこで ○ハ ジヤツキアツプボルト４をさらに間隙Ｄが得
られるまで捩じ込む。これで据付は完了であ
る。（第４図○ハ） ここに、Ｄの値は給水スパージヤの曲げ量で給
水スパージヤの機能に必要な曲げ剛性を与えるも
ので重要な数値となる。
両端をブラケツト部で固定ピン３によつて圧力
容器１に固定する。（第４図○イ） ○ロ 次にジヤツキアツプボルト４をその先端が容
器１の壁に接触するまで捩じ込む。（第４図
○ロ）この状態で給水スパージヤは一応原子炉圧
力容器に据付けられたことになるが、この状態
では機器使用中の外力によつて給水スパージヤ
は振動するおそれがある。そこで ○ハ ジヤツキアツプボルト４をさらに間隙Ｄが得
られるまで捩じ込む。これで据付は完了であ
る。（第４図○ハ） ここに、Ｄの値は給水スパージヤの曲げ量で給
水スパージヤの機能に必要な曲げ剛性を与えるも
ので重要な数値となる。
しかしながら、前記Ｄの値はジヤツキアツプボ
ルト４の捩じ込みによつて給水スパージヤ本体が
連続的に移動する距離であり、直接測定できな
い。また第４図におけるD0が出来上り方法であ
るため、あらかじめD0＋Ｄのすき間ゲージを用
意しておくことは非常に難かしいジヤツキアツプ
ボルト４のネジピツチからＤ値に相当する量を捩
じ込み量から求められるが、求められたボルトの
回転数、角度通りに正しくボルトを捩じ込むには
チエツクシートの用意、捩じ込み作業中の回転数
の呼称確認などの細かい配慮が必要であると同時
に多大の時間を要し、また数えまちがいのおそれ
もあつた。
ルト４の捩じ込みによつて給水スパージヤ本体が
連続的に移動する距離であり、直接測定できな
い。また第４図におけるD0が出来上り方法であ
るため、あらかじめD0＋Ｄのすき間ゲージを用
意しておくことは非常に難かしいジヤツキアツプ
ボルト４のネジピツチからＤ値に相当する量を捩
じ込み量から求められるが、求められたボルトの
回転数、角度通りに正しくボルトを捩じ込むには
チエツクシートの用意、捩じ込み作業中の回転数
の呼称確認などの細かい配慮が必要であると同時
に多大の時間を要し、また数えまちがいのおそれ
もあつた。
本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、格別
の配慮を要さずしかも正しく原子炉圧力容器内の
配管を設置する方法を提供することを目的とす
る。
の配慮を要さずしかも正しく原子炉圧力容器内の
配管を設置する方法を提供することを目的とす
る。
すなわち、本発明の構成は原子炉圧力容器の内
壁に配管位置決め用の第１のピンを使用してジヤ
ツキアツプボルトが設けられた配管をセツトし、
つぎに前記ジヤツキアツプボルトを捩じ込んで前
記内壁まで当接したのち前記配管に曲げモーメン
トを与えて前記第１のピンにより所定幅だけ大な
る第２のピンで前記配管を強制支持することを特
徴とする原子炉圧力容器内配管の設置方法であ
る。
壁に配管位置決め用の第１のピンを使用してジヤ
ツキアツプボルトが設けられた配管をセツトし、
つぎに前記ジヤツキアツプボルトを捩じ込んで前
記内壁まで当接したのち前記配管に曲げモーメン
トを与えて前記第１のピンにより所定幅だけ大な
る第２のピンで前記配管を強制支持することを特
徴とする原子炉圧力容器内配管の設置方法であ
る。
以下、本発明の一実施例について第５図および
第６図を参照しながら説明する。なお、従来の方
法と対比するため従来方法と同様に第６図を模式
的に説明する。
第６図を参照しながら説明する。なお、従来の方
法と対比するため従来方法と同様に第６図を模式
的に説明する。
第６図中の符号は第１図から第４図までに使用
した符号と同様である。
した符号と同様である。
この実施例では第５図に示す仮ピン５を用い
る。この仮ピン５は固定ピン３の直径と同じであ
り、第４図に示すＤ値だけ一方を切欠いたもので
ある。この場合、固定ピン３の直径より、直径が
Ｄだけ小さい断面か円形の仮ピンであつても、何
らさしつかえない。
る。この仮ピン５は固定ピン３の直径と同じであ
り、第４図に示すＤ値だけ一方を切欠いたもので
ある。この場合、固定ピン３の直径より、直径が
Ｄだけ小さい断面か円形の仮ピンであつても、何
らさしつかえない。
○イ まず、配管としての給水スパージヤ本体２お
よび原子炉圧力容器１のブラケツト１ａ部に第
１のピンとして仮ピン５を挿入する。この場
合、仮ピン５の切欠いた面を原子炉圧力容器１
の方向に向ける。この状態では仮ピン５は、そ
の切欠いた分だけ隙間を有している。（第６図
○イ） ○ロ 次にジヤツキアツプボルト４を捩じ込みその
先端が原子炉圧力容器１の内壁に当接し、仮ピ
ン５がゆるまなくなるまでさらに捩じ込む。こ
の場合、給水スパージヤ本体２は原子炉圧力容
器１の内壁から離れる方向に平行移動するの
で、仮ピン５がゆるまなくなつた時点でスパー
ジヤ両端に安定した状態となる。（第６図○ロ） ○ハ そして、スパージヤブラケツト２ａ部を原子
炉圧力容器１の中心側から原子炉圧力容器１の
内壁方向に押し、仮ピン５を抜き、切欠き部を
有しない第２のピンとしての固定ピン３を挿入
する。これでスパージヤ本体２には所要の曲げ
量Ｄが与られ、原子炉圧力容内への設置が完了
する。（第６図○ハ） 上記の実施例では原子炉圧力容器および給水ス
パージヤともに、真直ぐなものとして説明した
が、実際の構造は円弧状であるため仮ピン５の切
欠き量はＤ値に幾何学上にある補正係数を掛けた
ものとして取扱えばよい。
よび原子炉圧力容器１のブラケツト１ａ部に第
１のピンとして仮ピン５を挿入する。この場
合、仮ピン５の切欠いた面を原子炉圧力容器１
の方向に向ける。この状態では仮ピン５は、そ
の切欠いた分だけ隙間を有している。（第６図
○イ） ○ロ 次にジヤツキアツプボルト４を捩じ込みその
先端が原子炉圧力容器１の内壁に当接し、仮ピ
ン５がゆるまなくなるまでさらに捩じ込む。こ
の場合、給水スパージヤ本体２は原子炉圧力容
器１の内壁から離れる方向に平行移動するの
で、仮ピン５がゆるまなくなつた時点でスパー
ジヤ両端に安定した状態となる。（第６図○ロ） ○ハ そして、スパージヤブラケツト２ａ部を原子
炉圧力容器１の中心側から原子炉圧力容器１の
内壁方向に押し、仮ピン５を抜き、切欠き部を
有しない第２のピンとしての固定ピン３を挿入
する。これでスパージヤ本体２には所要の曲げ
量Ｄが与られ、原子炉圧力容内への設置が完了
する。（第６図○ハ） 上記の実施例では原子炉圧力容器および給水ス
パージヤともに、真直ぐなものとして説明した
が、実際の構造は円弧状であるため仮ピン５の切
欠き量はＤ値に幾何学上にある補正係数を掛けた
ものとして取扱えばよい。
以上、説明したように本発明は配管に必要な曲
げ量を仮ピンで位置決めすることによつて自動的
に得られる様にしたので、仮ピン形状を調節する
ことにより決められた手順で作業を進めることが
でき自動的に据付の目的が達成される。また作業
にあまり神経を使う必要がなく作業精度が向上す
る。
げ量を仮ピンで位置決めすることによつて自動的
に得られる様にしたので、仮ピン形状を調節する
ことにより決められた手順で作業を進めることが
でき自動的に据付の目的が達成される。また作業
にあまり神経を使う必要がなく作業精度が向上す
る。
第１図は原子炉圧力容器に給水スパージヤを据
付けした様子を示す状態図、第２図は第１図のブ
ラケツト部を示しており、ａは正面図、ｂはａの
Ｂ−Ｂ矢視断面図、第３図は第１図の−矢視
断面図、第４図は従来の据付手順の模式図、第５
図は本発明に使用する仮ピンの斜視図、第６図は
本発明における据付手順の模式図である。 １……原子炉圧力容器、２……給水スパージヤ
本体、４……ジヤツキアツプボルト、５……仮ピ
ン。
付けした様子を示す状態図、第２図は第１図のブ
ラケツト部を示しており、ａは正面図、ｂはａの
Ｂ−Ｂ矢視断面図、第３図は第１図の−矢視
断面図、第４図は従来の据付手順の模式図、第５
図は本発明に使用する仮ピンの斜視図、第６図は
本発明における据付手順の模式図である。 １……原子炉圧力容器、２……給水スパージヤ
本体、４……ジヤツキアツプボルト、５……仮ピ
ン。
Claims (1)
- １ 原子炉圧力容器の内壁に配管位置決め用の第
１のピンを使用してジヤツキアツプボルトが設け
られた配管をセツトし、つぎに前記ジヤツキアツ
プボルトを捩し込んで前記内壁まで当接したの
ち、前記配管に曲げモーメントを与えて前記第１
のピンより所定量幅だけ大なる第２のピンで前記
配管を強制支持することを特徴とする原子炉圧力
容器内配管の設置方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP913079A JPS55101899A (en) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | Method of fixing inncore pipe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP913079A JPS55101899A (en) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | Method of fixing inncore pipe |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55101899A JPS55101899A (en) | 1980-08-04 |
| JPS6120755B2 true JPS6120755B2 (ja) | 1986-05-23 |
Family
ID=11712038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP913079A Granted JPS55101899A (en) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | Method of fixing inncore pipe |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55101899A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4877826B2 (ja) * | 2007-09-18 | 2012-02-15 | 株式会社 オチアイネクサス | 直線運動装置 |
| US8194815B2 (en) * | 2009-03-30 | 2012-06-05 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas, Llc | Apparatus and system for dampening the vibration experienced by an object |
-
1979
- 1979-01-31 JP JP913079A patent/JPS55101899A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55101899A (en) | 1980-08-04 |
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