JPS6120727A - 発泡成形方法 - Google Patents

発泡成形方法

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JPS6120727A
JPS6120727A JP59142054A JP14205484A JPS6120727A JP S6120727 A JPS6120727 A JP S6120727A JP 59142054 A JP59142054 A JP 59142054A JP 14205484 A JP14205484 A JP 14205484A JP S6120727 A JPS6120727 A JP S6120727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
molded product
foam
foamed
foaming
Prior art date
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Pending
Application number
JP59142054A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Saegusa
三枝 信雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP59142054A priority Critical patent/JPS6120727A/ja
Publication of JPS6120727A publication Critical patent/JPS6120727A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は発泡成形方法、特に自動車の内装品の成形に
好適な発泡成形方法に関する。
〈従来の技術〉 従来の発泡成形方法として、例えば実開昭55−144
176号公報に、ポリスチレン、ポリエチレン等のビー
ズ発泡体からなる自動車用内装材の発泡成形方法が開示
されている。具体的には、予め表皮材を成形型内にセッ
トしておき、その後予備発泡したポリスチレンとポリエ
チレンとの混合ビーズを、成形型内に5秒間で送り込み
、そして更に高圧水蒸気を成形型内に20秒間送り込ん
で、上記混合ビーズを発泡倍率30倍に二次発泡させる
と同時に、このビーズ発泡体と表皮材とを接着させ、そ
してこのあと成形型を20秒から30秒かけて冷却して
成形品を取り出すという自動車用内装品の発泡成形方法
が示されている。
また実開昭55−15138号公報にも、発泡スチロー
ル樹脂で発泡成形した自動車のドアトリムが開示されて
いる。そしてこの従来公報には、更に発泡成形品の強度
向上のため、金属製多孔板あるいは金網等を、発泡成形
の際に同時にインサートさせる例も示されている。また
、発泡成形品の強度を向上させる手段としては、このよ
うに金網等の補強部材を使用したりするのとは別に、成
形品に剛性リブを一体的に設ける方法も広く知られてい
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながらこのような従来の発泡成形方法にあっては
、材料を一定の発泡倍率で発泡させて←いるため、得ら
れる発泡成形品はほぼ均一な発泡倍率であって、強度的
に弱いという発泡成形品の宿命的性質を有している。従
って、従来の発泡成形方法で得られる発泡成形品は衝撃
荷重に弱く、搬送中や組付は時に壊れ易(誤って破損さ
せる傾向があった。また、このような破損の傾向のない
ように発泡成形品の強度向上を目的として発泡成形品中
に金属製多孔板や金網等の補強材を入れたりすると発泡
成形品が全体として重くなってしまうし、作業が面倒で
コスト的にも不利である。更に発泡成形品にリブを一体
成形して発泡成形品の強度を向上させる発泡成形方法の
場合には、成形品自体にリブ形成のスペースを必要とし
比較的小サイズの成形品にはリブを形成しづらく、又せ
っかくリブを設けても設けたリブがある程度の取付はス
ペースをとるため狭い場所に組み付けたりする部品とし
ては不向きであった。
この発明はこのような従来技術に着目してなされたもの
で、発泡成形品中に金属製多孔板や金網等を入れたり、
またはリブを一体的に設けたりすることなく、強度があ
って破損しに(い発泡成形品を得ることのできる発泡成
形方法を提供することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 この発明にかかる発泡成形方法は上記の目的を達成する
ために、成形型の成形室内で所定の発泡倍率に発泡材を
発泡させ、その発泡した予備成形品をそのまま成形室内
で部分的に圧縮し、非圧縮部に比べて高密度の硬質部を
非圧縮部と一体的に最終成形品として成形する構成とし
ている。
〈作   用〉 発泡成形型の成形室で所定の発泡倍率に発泡直後の予備
成形品を、部分的に圧縮することにより、その圧縮した
部分の密度を非圧縮部より高密度にさせてその部分の強
度を向上させる。この高密度の硬質部が補強材又はリブ
等の機能を果たして発泡成形品全体の強度を向上させる
ことができる。
〈実 施 例〉 以下この発明の詳細を図面に基づいて説明する。
第1図〜第7図はこの発明の一実施例を示す図である。
自動車用ドアトリム1 〔第1図〜第7図参照〕の心材
2を成形するため5に用いる成形型3は、可動の上型4
と、押圧部5を備えた下型6とからなり、この上型4と
下型6により成形室7を形成している。押圧部5は格子
形状をしており下型6内へ進退自在にして組み合わされ
ている。尚、押圧部5は油圧シリンダ8により進退動す
る。
このような成形型3により発泡成形品としての心材2を
成形するには、まず押圧部5の先端9を下型6の底面1
0よりも後退させて位置させ、そしてその状態の成形型
3の成形室7内へ、発泡材11としてのポリスチレンビ
ーズを充填する。次に水蒸気により成形室7内の発泡材
11を加熱して発泡させる〔第1図参照〕。発泡材11
が所定の発泡倍率(10倍)に発泡した時点で、油圧シ
リンダ8によって押圧部5の先端9が下型6の底面10
の位置にくるまで押込み、押圧部5の先端9付近を部分
的に圧縮する〔第2図参照〕。この時押圧部5により圧
縮された部分は非圧縮部に比べて高密度になり、発泡倍
率的には先の10倍に比べて低下(約5倍)する。そし
てこの状態で成形室7内の成形品をしばらく冷却して固
化させた後、上型4を下型6から離し、更に押圧部5を
下型6の底面1゛0よりも成形室7側へ突出するように
押し込んで、発泡成形品としての心材2を押圧部5の先
端9により下型6から押し出す。このように押圧部5で
圧縮した部分は非圧縮部に比べて高密度であり、予備成
形品中で所定の発泡倍率に発泡させた他の部分(非圧縮
部)よりも硬度の高い格子状の硬質部12となる。そし
て非圧縮部と圧縮した硬質部12とを一体化した最終成
形品である心材2に塩化ビニールシートの表皮材13を
接着してドアトリム1とするものである。表皮材13の
心材2への取付は方としては、このように心材2を発泡
成形してから接着する方法の他に、予め表皮材13を成
形室7内へセントしておき、成形型3で心材2を成形す
る際、発泡材11を発泡させることにより表皮材13を
心材2に接着して、表皮材13付きの心材2、つまりド
アトリム1を成形型3から一度に得る方法もある。心材
2中の硬質部12の形状は格子状に限定されず、格子状
から縦線(縦桟)を省略した横線(横桟)のみの形状の
もの〔第6図参照〕や同心円を利用した綱目形状のもの
〔第7図参照〕でもよい。また、硬質部12の硬度、つ
まり硬質部12の密度の高低は押圧部5のストローク量
を変えることにより自由に調整することができるし、ま
た硬質部12の厚さも調整できて硬質部12をリブにす
ることも可能である。更に、この発泡成形方法で用いる
発泡材11はポリスチレンに限定されず、発泡成形でき
るものであれば良く、表皮材13も塩化ビニールシート
の他に織布又は塩化ビニールシートにウレタン等の発泡
体をラミネートしたものなど種々のものを採用すること
ができる。
第8図及び第9図はこの発明の他の実施例を示す図であ
って。前記実施例と同じ方法で自動車のインストルメン
トパネル本体14を成形した例を示している。表皮材1
5は成形型内に予めセットしておく方法で心材16に施
しである。硬質部17は、インストルメントパネル本体
14全体にわたって格子状に配されており、またインス
トルメントパネル本体14の組み付は時にインストルメ
ントパネル本体14内に位置するベンチレーションダク
ト18と干渉しない程度の突出高さの低いリブとしてあ
り、インストルメントパネル本体14全体の強度向上を
更に図っている。
く効   果〉 この発明にかかる発泡成形方法は以上説明してきたよう
に、硬質部を有する強度の高い発泡成形品を一つの成形
型内で一体成形することができるので以下のような種々
の効果を期待することができる。
(al  得られた発泡成形品は強度が高いので搬送中
や組み付は時などに衝撃荷重がかかったとしても破損し
にくく、 (bl  強度向上を目的とした金網や金属性多孔板な
どの補強材を特別に用いる必要がないので、コスト的に
も有利であり且つ作業が容易で発泡成形品を量産しやす
く、 (C)同じく強度向上のために特別にリブを設ける必要
がないので、得られた発泡成形品を狭いスペースに取付
ける場合にも有利であり、 (d)  成形型内での予備成形品に対する圧縮部分の
選定及びその圧縮度合の選定により硬質部の形成部位及
びその硬度を調整して、発泡成形品の全体強度を自由且
つ容易に変化させることができるうえに、硬質部をリブ
にすることも可能であり、(e)圧縮手段を利用して発
泡成形品を成形型がら自動的に押出して離型させること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかる発泡時を、示す成
形型と予備成形品の概略断面図、第2図は圧縮時を示す
第1図相当の概略断面図、第3図は発泡成形品の取り出
し時を示す第1図相当の概略断面図、 第4図は発泡成形品としてのドアトリムを示す斜視図、 第5図は第4図中の矢示V−V線に沿う拡大断面図、 第6図及び第7図は硬質部形状の変形例を示す第4図相
当の斜視図、 第8図はこの発明の他の実施例を示す発泡成形品として
のインストルメントパネル本体を示す斜視図、そして 第9図は第8図中の矢示IX−IX線に沿う断面図であ
る。 3−・−成形型 7−・ 成形室 11−・ 発泡材 12.17− 硬質部 第3図 第4図       第$図 第6図        第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 成形型の成形室内で所定の発泡倍率に発泡材を発泡させ
    、その発泡した予備成形品をそのまま成形室内で部分的
    に圧縮し、非圧縮部に比べて高密度の硬質部を非圧縮部
    と一体的に最終成形品として成形することを特徴とする
    発泡成形方法。
JP59142054A 1984-07-09 1984-07-09 発泡成形方法 Pending JPS6120727A (ja)

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