JPS61206359A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■技術分野 本発明は、ファクシミリ、プリンタ等に使用する記録紙
搬送装置に関するものである。

■従来技術 従来の記録紙搬送装置としては、例えば特開昭５４−３
５４２ｒ記録装置」に示された技術が知られている。

これは、ロール紙等の連続的な記録媒体を使用する記録
装置であって、特に必要な記録長に対応して記録媒体を
カットした後、記録部側の記録媒体を記録部方向へ逆送
りすることにより、余白部やカット無駄が発生しないよ
うにしたものであるが、この技術はセンサーが必要であ
り、センサーが無いと、逆転の途中で装置の電源が断と
なった場合、次の記録開始前準備における逆転で記録紙
が外れてしまうという問題点があった。

■　目的　　　　゛ 本発明は、上記問題点を解決するもので、巻戻しの途中
で動作を中断した時においても、その状態を検出・記憶
し、記録紙センサーを用いることなく、外れを防止しよ
うとするものである。

■構成 第１図は本発明の構成を示す一実施例の機構説明図で、
１はロール状記録紙、２は記録紙、３は記録ヘッド、４
は搬送ローラ、５はカッターである。

搬送ローラ４はロール状記録紙１より繰り出された記録
紙２を搬送する。

搬送ローラ４に対向して位置する記録ヘッド３は記録紙
２に記録を行う。

搬送ローラ４は記録終了後、記録後端をカッター５迄搬
送し、記録紙２を切断する。

搬送ローラ４はカット後記録紙先端を搬送ローラ４とカ
ッター５の中間まで巻戻し、停止する。

上記正常終了後の記録開始時には、記録前準備として搬
送ローラ４は記録紙先端を記録開始位置迄巻戻す。

第２図は本発明の電気的構成を示す一実施例の説明図で
あり、６は制御部、７は不揮発性メモリ。

８は電源部、９はツェナーダイオード、１０，１１．１
２は抵抗、１３はトランジスタ、１４はコンセントであ
る。

制御部６は搬送モータの正逆転、記録、カット制御及び
異常動作時の状態を不揮発性メモリ７に記憶する。

上記異常動作とは、記録前準備開始より記録終了迄の間
にコンセント１４が引き抜かれ、電源部８が電源を供給
できなくなった時、及び、一連の記録動作を中断しなけ
ればならなくなった場合である。

中断理由としては、電源や記録ヘッドの過熱保護（図示
せず）の動作時、及び、保守のために装置カバー（図示
せず）を開けた場合の人体保護（図示せず）の動作時な
どがある。

ツェナーダイオード９、抵抗１０，１１．１２及びトラ
ンジスタ１３は、電源電圧降下検出回路であり、電圧が
ツェナー値より高くなると、トランジスタ１３は０ＩＩ
ＩＬ、低くなるとＯＦＦする。

制御部６はトランジスタＯＦＦ時の制御状態が。

記録準備開始より記録終了迄の場合、不揮発性メモリ７
の異常終了ビットに′１″を記憶させる。

再び電源が投入されると、メモリ７の異常終了ビットを
読み、１＝異常終了、であった場合、次の記録開始時に
巻戻しを行わずに記録を開始する。

第３図は本発明の動作フローを示す。

■効果 以上説明したように、本発明は、センサーを具備するこ
となく、記録紙が搬送ローラより外れることを防止する
ことが出来るという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示す一実施例の機構説明図、第
２図は本発明の電気的構成を示す一実施例の説明図、第
３図は本発明の動作フローを示す図である。 １　・・・ロール状記録紙、２・・・記録紙、３　・・
・記録ヘッド、４　・・・搬送ローラ。 ５　・・・カッター、６　・・・制御部、７・・・不揮
発性メモリ、８・・・電源部、９・・・ツェナーダイオ
ード、１０，１１．１２・・・抵抗、１３・・・　トラ
ンジスタ、１４・・・コンセント。 特許出願人　　株式会社　リコー 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 搬送ローラ、記録ヘッド、ロール状記録紙、カッター及
   び制御部を具備し、記録紙を記録部迄巻戻した後に記録
   を開始する記録装置において、巻戻しの途中で動作を中
   断したとき、次の記録開始時に記録紙が記録部より外れ
   ないように制御することを特徴とする記録紙搬送装置。