JP3165507B2 - ロール紙用記録装置およびそのロール紙フィード方法 - Google Patents

ロール紙用記録装置およびそのロール紙フィード方法

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JP3165507B2 JP14547592A JP14547592A JP3165507B2 JP 3165507 B2 JP3165507 B2 JP 3165507B2 JP 14547592 A JP14547592 A JP 14547592A JP 14547592 A JP14547592 A JP 14547592A JP 3165507 B2 JP3165507 B2 JP 3165507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール紙用記録装置お
よびそのロール紙フィード方法に関し、特に、ロール紙
の巻きぐせを除去するデカールローラを有するロール紙
用記録装置およびそのロール紙フィード方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロール紙用記録装置において
は、ロール紙の巻きぐせ(以下、カールとも呼ぶ)量が
大きいと、排紙トレー上でのスタッキング性が悪くな
り、ロール紙をカットした後の記録紙が排紙トレーから
落ちて散乱したり、ジャムの原因になったりするため、
ロール紙の巻きぐせを除去するような機構が設けられて
いる。また、ロール紙の巻きぐせは、巻き芯に近くなる
程、大きくなるので、ロール紙の巻き残量に応じて巻き
ぐせ修正量を変化させるようにしたものが提案されてい
る。
【0003】このような従来のロール紙用記録装置とし
ては、例えば実開平2−57865公報記載のものが知
られている。このものは、ロール紙の巻き残量を検出す
る巻き残量検出手段、ロール紙の巻きぐせを修正するカ
ール修正手段およびこの修正手段を制御する制御手段を
設け、ロール紙の巻き残量に応じてロール紙のカール修
正量(以下、デカール量とも呼ぶ)を制御するようにし
ている。
【0004】また従来のロール紙用記録装置としては、
例えば特開平2−147549号公報記載のものが知ら
れいる。このものは、ロール紙に作用する張力と、ロー
ル紙をガイドするためのガイド部材に伝達される摩擦継
手手段からの伝達トルクと、の相互作用によってガイド
部材を移動させ、ロール紙に作用する張力に応じて、す
なわち、ロール紙のロール径に応じてガイド部材による
デカール量を変化させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のロール紙用記録装置にあっては、待機状態時
間が長くなると、カール修正手段によってロール紙に逆
の強いカールが発生して、ペーパサイクル(ロール紙の
印字、フィード、切断サイクル)により、その強いカー
ル部分が記録紙の先端になると、カッターや排紙ローラ
等に引掛かりジャムが発生するといった問題点があっ
た。また、常に、ロール紙の最短フィード長さを長くと
って、カール修正手段による逆カール部分を必ず排紙し
て、ロール紙の先端にこの逆カール部分が残らないよう
にすることも考えられるが、ロール紙の浪費となり不経
済である。
【0006】そこで、請求項1および請求項2記載の発
明は、ジャム発生の原因となる程度のカールがデカール
ローラによってついたときに、ロール紙最短フィード長
さを長くすることで、ジャムの発生を防止しながら紙の
無駄を無くして、装置の操作性向上とロール紙の有効利
用とを両立させるを課題としている。また、ロール紙の
カール量は、ロール紙の巻き残量だけでなく、環境にも
カール量は依存し、湿度が低く、温度が低くなる程、ロ
ール紙のカール量は大きくなる。したがって、従来のロ
ール紙用記録装置においては、環境変化、すなわち温度
および湿度の変化に応じて適正に巻きぐせを除去するこ
とはできないといった問題点があった。
【0007】そこで、請求項3記載の発明は、温度や湿
度に応じて、ロール紙のカール修正量を変化させること
により、環境変化があってもロール紙の巻きぐせを確実
に除去することができるロール紙用記録装置を提供する
ことを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、巻き出されたロール紙に印字
する印字手段と、ロール紙の巻きぐせを除去するよう
に、ロール紙を曲げながら印字手段に案内するデカール
ローラと、印字済のロール紙を切断する切断手段と、を
有し、巻き出されたロール紙の先端を所定の待機位置で
待機させるロール紙用記録装置において、電源のON/
OFFを検知する電源ON/OFF検知手段と、印字
後、前記巻き出されたロール紙の先端が待機位置で待機
している時間を計測する待機時間計測手段と、デカール
ローラによるロール紙の紙フィード方向最上流側の曲げ
位置から、ロール紙先端の待機位置までを、基準フィー
ド長さとするとき、前記フィード量制御手段が、電源O
N後の最初の印字時、並びに、待機時間が所定時間経過
した後の最初の印字時に、ロール紙最短フィード長さを
基準フィード長さ以上に設定し、設定されたフィード長
さだけロール紙がフィードされて切断手段により切断さ
れるように、電源ON/OFF検知手段の検知結果およ
び待機時間計測手段の計測結果に基づいてロール紙のフ
ィード量を制御するフィード量制御手段と、を設けたこ
とを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、巻き出されたロール紙に印字する印字手段と、
ロール紙の巻きぐせを除去するように、ロール紙を曲げ
ながら印字手段に案内するデカールローラと、印字済の
ロール紙を切断する切断手段と、を有し、巻き出された
ロール紙の先端を所定の待機位置で待機させるロール紙
用記録装置のロール紙フィード方法において、電源のO
N/OFFを検知する電源ON/OFF検知ステップ
と、印字後、前記巻き出されたロール紙の先端が待機位
置で待機している時間を計測する待機時間計測ステップ
と、デカールローラによるロール紙の紙フィード方向最
上流側の曲げ位置から、ロール紙先端の待機位置まで
を、基準フィード長さとするとき、電源ON後の最初の
印字時、並びに、待機時間が所定時間経過した後の最初
の印字時のロール紙最短フィード長さを上記基準フィー
ド長さ以上に設定し、設定されたフィード長さだけロー
ル紙がフィードされて切断手段により切断されるよう
に、電源ON/OFF検知ステップにより得られる検知
結果、並びに、待機時間計測ステップにより得られる計
測結果に基づき、ロール紙のフィード量を制御するフィ
ード量制御ステップと、を有することを特徴としてい
る。
【0010】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、巻き出されたロール紙に印字する印字手段と、
ロール紙の巻きぐせを除去するように、ロール紙を曲げ
ながら印字手段に案内するデカールローラおよびターン
ローラと、を有するロール紙用記録装置において、雰囲
気温度および雰囲気湿度の少なくとも一方を検知する雰
囲気状態検知手段と、デカールローラおよびターンロー
ラの少なくとも一方を移動させて、両ローラの相対位置
を変化させるローラ移動手段と、雰囲気状態検知手段の
検知結果に基づいて、ローラ移動手段によるローラ移動
量を制御する移動量制御手段と、を設けたことを特徴と
している。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、電源ON後の最初の
印字時、並びに、待機時間が所定時間経過した後の最初
の印字時に、ロール紙最短フィード長さが基準フィード
長さ以上に設定され、設定されたフィード長さだけロー
ル紙がフィードされて切断手段により切断されるよう
に、ロール紙のフィード量が制御される。したがって、
デカールローラにより生じるロール紙のカール部分が待
機位置のロール紙先端に残るのが防止される。
【0012】請求項2記載の発明では、電源ON後の最
初の印字時、並びに、待機時間が所定時間経過した後の
最初の印字時のロール紙最短フィード長さが上記基準フ
ィード長さ以上に設定され、設定されたフィード長さだ
けロール紙がフィードされて切断手段により切断される
ように、ロール紙のフィード量が制御される。したがっ
て、デカールローラにより生じるロール紙のカール部分
が待機位置のロール紙先端に残るのが防止される。
【0013】請求項3記載の発明では、雰囲気温度また
は湿度に基づいて、ローラ移動手段によるローラ移動量
が制御され、雰囲気温度や湿度が変化してもデカール量
が調節され、ロール紙の巻きぐせを適正に除去すること
が可能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図4は請求項1および請求項2記載の発明に係るロ
ール紙用記録装置およびそのロール紙フィード方法の一
実施例を示す図である。まず、構成を説明する。
【0015】図1、図2において、1はロール紙、2、
3はデカールローラ(2はターンローラとも呼ぶ)、4
は記録ヘッド、5はプラテンローラ、6はカッター回転
刃、7はカッター固定刃、8は排出ローラ、9は排出対
向ローラである。記録ヘッド4およびプラテンローラ5
が印字手段を構成し、巻き出されたロール紙1に印字す
る。デカールローラ2、3は、ロール紙1の巻きぐせを
除去するように、ロール紙1を曲げながら記録ヘッド4
に案内する。カッター回転刃6およびカッター固定刃7
は、切断手段を構成し、印字済のロール紙1を切断す
る。印字開始前、巻き出されたロール紙1の先端は、図
1の待機位置Wで待機する。
【0016】11はON/OFF検知部、12はタイマー、
13はマイクロコンピュータ等からなる制御部である。O
N/OFF検知部11が、電源ON/OFF検知手段を構
成し、図示しない電源スイッチのON/OFFを検知す
る。タイマー12が、待機時間計測手段を構成し、印字
後、巻き出されたロール紙1の先端が待機位置Wで待機
している時間を計測する。制御部13は記録ヘッド4、プ
ラテンローラ5、カッター回転刃6および排出ローラ8
の駆動を制御する。また、制御部13は、フィード量制御
手段を構成する。デカールローラ2、3によるロール紙
の紙フィード方向最上流側の曲げ位置K(図1)から、
ロール紙先端の待機位置Wまでを、基準フィード長さl
0(l0=a+b+c+d)とするとき、制御部13は、電
源ON後の最初の印字時、並びに、待機時間が所定時間
(t1時間)経過した後の最初の印字時に、ロール紙最
短フィード長さLを基準フィード長さl0以上、すなわ
ちl1(l1≧l0)に設定し、設定されたフィード長さだ
けロール紙1がフィードされてカッター回転刃6および
カッター固定刃7により切断されるように、ON/OF
F検知部11の検知結果およびタイマー12の計測結果に基
づいてロール紙1のフィード量を制御する。
【0017】ここで、図1に示すように、ロール紙1は
ロール状態で保管されているため、巻きぐせが付いてお
り、その巻きぐせをデカールローラ2、3により巻きぐ
せとは逆方向にしごかれ、巻きぐせが直され、記録ヘッ
ド4とプラテンローラ5の間で印字され、ロール紙1が
カッター回転刃6とカッター固定刃7とにより切断さ
れ、排出ローラ8と排出対向ローラ9により図示しない
トレイ上に排出される。
【0018】待機状態が長時間になるとデカールローラ
2、3によりロール紙1に逆の強いカールがつく。この
後の最初の印字およびフィードが実行されて、このカー
ル部分のところでロール紙1がカッター回転刃6および
カッター固定刃7により切断されると、待機位置のロー
ル紙1の先端にカール部分が残ることになる。この先端
カールによりロール1は図2に示すように、次の印字お
よびフィード時に、カッター回転刃6やカッター固定刃
7に当り、ジャムが発生する可能性が高くなる。
【0019】本実施例では、上記の時間t1を、図3に
示すようにジャム発生の有無の境となるカール量から求
めて、電源を入れて最初のペーパサイクル、並びに、待
機状態でt1以上経過した後のペーパサイクルにおいて
は、最短記録紙フィード長さLをl1に設定して、カッ
ト後のロール1の先端にデカールローラ2、3によるカ
ール部分を残さないようにする。一方、待機時間Tがt
1未満でのペーパサイクルでは、最短記録紙フィード長
さLをl0に戻すように制御する。
【0020】上記制御フローを図4のフローチャートに
従って説明する。電源がONされると、S1でロール紙
最短フィード長さLがl1に設定され、S2でタイマーが
リセットされ、S3でタイマー計測される待機時間Tが
1以上になったか否かが判別される。待機時間Tがt1
以上になった場合はS1に戻り、待機時間Tがt1未満の
状態で、S4でロール紙フィード指令信号が発生する
と、S5でペーパサイクルが実行され、S6でロール紙最
短フィード長さLがl0に設定され、S2に戻る。
【0021】上述のように本実施例では、電源がONさ
れた後の最初の印字時、並びに、電源ON状態で待機時
間Tがt1以上になったときの最初の印字時に、ロール
紙最短フィード長さLを基準フィード長さl0以上に設
定し、その他の状態のときには、ロール紙最短フィード
長さLを基準フィード長さl0に戻すようにしている。
このため、ジャムが発生しそうなカールがデカールロー
ラ2、3によってつけられたときに、ロール紙のこのカ
ール部分がロール紙の先端に残らないようにロール紙を
フィードすることができ、ジャムの発生を防止すること
ができる。また、ロール紙の経済的な浪費(l0<l1
ある場合が多いため、ロール紙最短フィード長さLを常
にl1にするよりも経済的)を防止することもできる。
【0022】したがって、装置の操作性の向上と記録紙
の有効利用とを両立させることができる。図5〜図8
は、請求項3記載の発明に係るロール紙用記録装置の一
実施例を示す図である。図5〜図7において、21はプラ
テンローラ、22はサーマルヘッド、23はロール紙、24は
デカールローラ、25はターンローラ、26はCPU(Cent
ral processingUnit)、27は記憶部、28は環境センサ、
29はデカールローラ駆動部である。プラテンローラ21お
よびサーマルヘッド22が印字手段を構成し、巻き出され
たロール紙23に印字する。デカールローラ24およびター
ンローラ25は、ロール紙23の巻きぐせを除去するよう
に、ロール紙23を曲げながらプラテンローラ21およびサ
ーマルヘッド22に案内する。環境センサ28は、雰囲気状
態検知手段を構成し、雰囲気温度および雰囲気湿度の少
なくとも一方を検知する。デカールローラ駆動部29は、
デカールローラ24およびターンローラ25の少なくとも一
方を移動、本実施例ではデカールローラ24を図5の矢印
A、B方向に移動させて、両ローラ24、25の相対位置を
変化させる。CPU26は、移動量制御手段を構成し、環
境センサ28の検知結果に基づいて、デカールローラ駆動
部29によるローラ移動量を制御する。詳しくは、CPU
26は、環境(温度および湿度)とデカールローラ24の位
置との最適な関係を記憶している記憶部27のデータを参
照し、デカールローラ駆動部29に命令を出して、デカー
ルローラ24の位置をコントロールする。湿度や温度が低
い場合には、デカールローラ24をA方向に、逆の場合は
B方向に動かせば、最適な状態を得ること、すなわちロ
ール紙の巻きぐせを充分に除去することができる。
【0023】なお、本実施例では、デカールローラ24を
移動させることにより、デカール量を制御しているが、
ターンローラ25を移動させるようにしても良いのは勿論
である。デカールローラ駆動部29の駆動機構としては、
例えば、図7に示すようなものが考えられる。
【0024】図7において、デカールローラ24にはラッ
ク30が取り付けられており、ラック30にギヤ31が噛合し
ている。ギヤ31が回転すると、ラック30が矢印Aまたは
B方向に移動し、デカールローラ24も一体的に移動す
る。ギヤ31は、例えば図示しないステッピングモータに
より駆動される。CPU26は、検知された環境条件に応
じて、ステッピングモータに所定パルスを入力する。こ
れにより、デカールローラ24が所定量だけ移動すること
になる。
【0025】次に、図8のフローチャートに従って本実
施例の制御フローを説明する。電源がONされると、S
11でデカールローラ24は初期位置にセットされて、S12
で待機状態となる。次いで、S13でリンギングまたはコ
ピースタートが検知されると、S14で環境センサ28によ
り環境が検知され、S15でCPU13は環境に応じて予め
決められた位置にデカールローラ24を移動させる。この
後、S16で印字が開始される。印字終了後、S12に戻り
デカールローラ24はそのままの位置を保ち、待機状態と
なる(ルートA)。勿論、印字終了後、S11に戻り、常
にデカールローラ24を初期位置に戻し、待機するという
フローでも何等問題はない(ルートB)。
【0026】上述のように本実施例では、環境(温度お
よび湿度)に応じてデカール量を制御しているので、環
境変化があった場合でも、常にロール紙の巻きぐせを適
正に除去することができ、ジャムの発生を防止すること
ができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1および請求項2記載の発明によ
れば、ジャムが発生しそうなカールがデカールローラに
よってつけられたときに、最低フィード長さを長くし
て、ロール紙のカール部分をロール紙の先端に残さない
ようにしているので、ジャムの発生を防止しながらロー
ル紙の浪費を防止することができ、ジャム装置の操作性
の向上と記録紙の有効利用とを両立させることができ
る。
【0028】請求項2記載の発明によれば、温度および
湿度に応じてデカール量をコントロールしているので、
温度や湿度によって変化する紙のカール量に合わせて、
デカール量をコントロールでき、環境変化があっても、
常にロール紙の巻きぐせを適正に除去することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係るロール紙用記録装置
の一実施例を示すその概略構成図。
【図2】図1の装置におけるジャム発生状況を説明する
ための図。
【図3】図1の装置におけるカール量と待機時間との関
係を示すグラフ。
【図4】図1の装置の制御フローを示す図。
【図5】請求項3記載の発明に係るロール紙用記録装置
の一実施例を示すその概略構成図。
【図6】図5の装置の制御構成を示すブロック図。
【図7】図6のデカールローラ駆動部の駆動機構を説明
する図。
【図8】図5の装置の制御フローを示す図。
【符号の説明】
1、23 ロール紙 2、3、24 デカールローラ 4 記録ヘッド(印字手段) 5、21 プラテンローラ(印字手段) 6 カッター回転刃(切断手段) 7 カッター固定刃(切断手段) 11 ON/OFF検知部(電源ON/OFF検知手段) 12 タイマー(待機時間計測手段) 13 制御部(フィード量制御手段) 22 サーマルヘッド(印字手段) 25 ターンローラ 26 CPU(移動量制御手段) 28 環境センサ(雰囲気状態検知手段) 29 デカールローラ駆動部(ローラ移動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 23/34 B41J 15/04 B65H 20/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻き出されたロール紙に印字する印字手段
    と、 ロール紙の巻きぐせを除去するように、ロール紙を曲げ
    ながら印字手段に案内するデカールローラと、 印字済のロール紙を切断する切断手段と、を有し、 巻き出されたロール紙の先端を所定の待機位置で待機さ
    せるロール紙用記録装置において、 電源のON/OFFを検知する電源ON/OFF検知手
    段と、 印字後、前記巻き出されたロール紙の先端が待機位置で
    待機している時間を計測する待機時間計測手段と、 デカールローラによるロール紙の紙フィード方向最上流
    側の曲げ位置から、ロール紙先端の待機位置までを、基
    準フィード長さとするとき、前記フィード量制御手段
    が、電源ON後の最初の印字時、並びに、待機時間が所
    定時間経過した後の最初の印字時に、ロール紙最短フィ
    ード長さを基準フィード長さ以上に設定し、設定された
    フィード長さだけロール紙がフィードされて切断手段に
    より切断されるように、電源ON/OFF検知手段の検
    知結果および待機時間計測手段の計測結果に基づいてロ
    ール紙のフィード量を制御するフィード量制御手段と、
    を設けたことを特徴とするロール紙用記録装置。
  2. 【請求項2】巻き出されたロール紙に印字する印字手段
    と、 ロール紙の巻きぐせを除去するように、ロール紙を曲げ
    ながら印字手段に案内するデカールローラと、 印字済のロール紙を切断する切断手段と、を有し、 巻き出されたロール紙の先端を所定の待機位置で待機さ
    せるロール紙用記録装置のロール紙フィード方法におい
    て、 電源のON/OFFを検知する電源ON/OFF検知ス
    テップと、 印字後、前記巻き出されたロール紙の先端が待機位置で
    待機している時間を計測する待機時間計測ステップと、 デカールローラによるロール紙の紙フィード方向最上流
    側の曲げ位置から、ロール紙先端の待機位置までを、基
    準フィード長さとするとき、電源ON後の最初の印字
    時、並びに、待機時間が所定時間経過した後の最初の印
    字時のロール紙最短フィード長さを上記基準フィード長
    さ以上に設定し、設定されたフィード長さだけロール紙
    がフィードされて切断手段により切断されるように、電
    源ON/OFF検知ステップにより得られる検知結果、
    並びに、待機時間計測ステップにより得られる計測結果
    に基づき、ロール紙のフィード量を制御するフィード量
    制御ステップと、を有することを特徴とするロール紙用
    記録装置のロール紙フィード方法。
  3. 【請求項3】巻き出されたロール紙に印字する印字手段
    と、 ロール紙の巻きぐせを除去するように、ロール紙を曲げ
    ながら印字手段に案内するデカールローラおよびターン
    ローラと、を有するロール紙用記録装置において、 雰囲気温度および雰囲気湿度の少なくとも一方を検知す
    る雰囲気状態検知手段と、 デカールローラおよびターンローラの少なくとも一方を
    移動させて、両ローラの相対位置を変化させるローラ移
    動手段と、 雰囲気状態検知手段の検知結果に基づいて、ローラ移動
    手段によるローラ移動量を制御する移動量制御手段と、
    を設けたことを特徴とするロール紙用記録装置。
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