JPS61205280A - シス型n‐アルキルパーヒドロキノリン類の製造方法 - Google Patents

シス型n‐アルキルパーヒドロキノリン類の製造方法

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JPS61205280A
JPS61205280A JP61047160A JP4716086A JPS61205280A JP S61205280 A JPS61205280 A JP S61205280A JP 61047160 A JP61047160 A JP 61047160A JP 4716086 A JP4716086 A JP 4716086A JP S61205280 A JPS61205280 A JP S61205280A
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JP61047160A
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ランドール・キース・アキンス
レランド・オツト・ウイーゲル
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Eli Lilly and Co
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Eli Lilly and Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D491/00Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00
    • C07D491/02Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D491/10Spiro-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D215/00Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems
    • C07D215/02Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D215/16Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D215/20Oxygen atoms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、式: 〔式中、RはC□−c3アルキルである〕で示される化
合物(シスff1N−アルキルパーヒドロキノリン類)
の製造方法であって、式:〔式中、RはC□−03アル
キルである〕で示される化合物(3−クロロプロピル・
N−アルキルイミン体)と水素化物還元剤を、アルコー
ル系溶媒および塩基性反応溶媒中、約−20〜約25℃
の範囲の温度で反応させることからなる方法に関する。
本発明は、上記式[1)詔よび式([1)で示される化
合物をも提供するものである。
本明細書中で使用する温度はすべて摂氏で表わす。
本明細書中で使用するCニー03アルキルという語句は
、1〜3個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖のアル
キル鎖を表わす。C□−03アルキル基にはメチル、エ
チル、n−プロピルおよびイソプロピルがある。
式[1)で示されるパーヒドロキノリン類は2つの不整
中心(即ち、1つは4aの位置に、他方は8aの位置に
)を有している。従ってこの化合物は、2種類のジアス
テレオマ一対またはラセミ体の形の4つの立体異性体と
して存在する。ジアステレオマ一対の1つはシスラセミ
体であり、4aおよび8aの位置の雨水素原子は、パー
ヒドロキノリン環によって形成される面の同じ側に存在
する。
他方のジアステレオマ一対はトランスラセミ体であり、
4aおよび8aの位置の水素原子は、パーヒドロキノリ
ン環の面に対して反対側に存在する。
本発明は、本明細書中式(Ilで示されるシスー出−ラ
セミ体の製造方法を提供するものである。
また、本発明は本製造方法による生成化合物に関する。
さらに、このシスラセミ体を分割してそれぞれシス−[
+−1およびシス−(−1の立体異性体を得ることもで
きる。これら2種類のシス立体異性体を次の構造式: 〔式中、Rは前記に同じ〕 で表わすことができる。
本発明方法によって調製したシスラセミ体のその先学対
掌体への分割は、当業者周矧の方法によって行なうこと
ができる。これら立体異性体のそれぞれは本発明の範囲
に含まれる。このシスラセミ体は、そのような目的に使
用される既知の通常の光学活性なカルボン酸を使用して
分割することができる。代表的な分割剤には、酒石酸、
ジトルオイル酒石酸、マンデル酸、リンゴ酸、クエン酸
、アスコルビン酸およびその池の類似化合物が含まれる
式I1). [D#よび(ff+の化合物、即ちシスラ
セミ体ならびにその[+1および日立体異性体のそれぞ
れは、酸付加塩として存在することもできる。本発・明
の化合物は本来塩基性であるので、多数の無機および有
機酸と反応して塩を形成する。本発明の酸付加塩を形成
させるために通常使用される酸には、塩酸、臭化水素酸
、メタンスルホン酸、シュウ酸、リン酸、p−ブロモフ
ェニルスルホン酸、iu、コハク酸、クエン酸、安息香
酸、酢酸および特にp−1−ルエンスルホン酸が含まれ
る。
本発明の方法は、適当な溶媒中で、成用)の出発物ft
(3−クロロプロピル・N−アルキルイミン類)または
その溶液と水素化物還元剤を混合することによって行な
う。この出発物質を、ジエチルエーテルおよび特にテト
ラヒドロフラン等、いくつかの非反応性有機溶媒のいず
れかに溶解してもよい。水素化物還元剤はメタノール、
エタノールおよび特にインプロピルアルコール等のアル
コール系溶媒と混合する。
本明湘書に於いて1水素化物還元剤′という語句は、本
方法の出発物質を選択的に還元することができるいくつ
かの還元剤のいずれかを指す。本発明において使用する
のに適した代表的な還元剤には1.ジボラン、トリーt
−ブトキシ水素化アルミニウムリチウム、水素化アルミ
ニウムリチウム、シア/水素化ホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素リチウムおよび特に水素化ホウ素ナトリウムが
含まれる。本発明において、出発物質1モル当量に対し
て過剰量の水素化物還元剤を使用することは必須ではな
いが、通常出発物質1モル当量に対して還元剤約1〜2
モル当量使用する。出発物質が酸に対して不安定である
ため、本方法は塩基性反応溶媒中で行なう。通常、溶媒
のpHは約8〜13、より好ましくは約9〜lOの範囲
である。この溶媒の塩基性は、前記の水素化物還元剤を
使用することによって達成され、保持される。
本発明の方法は、約−20〜約25℃、より好ましくは
約0〜25℃の範囲の温度で行なう。このようにして反
応させたとき、実質的に反応は約1〜24時間後、さら
に限定すれば約1〜2時間後に完結する。
反応が実質的に完了したら、よく知られた方法で容易に
生成物を単離することかできる。通常、反応混合物にア
セトンのような溶媒を加えることによって、過剰のまた
は残留した水素化物還元剤を分解する。次いで、一般的
には減圧下で揮発成分を蒸発させ、残留物を塩化メチレ
ン、酢酸エチル、トルエンおよびジエチルエーテル等の
水と混和しない有機溶媒に溶解する。次いで、有機相を
常法通り水および飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、乾
燥し、蒸発させて実質的に純粋なシス型N−アルキルパ
ーヒドロキノリンを得る。このようをこして単離した本
発明方法による生成物を、所望により、通常の溶媒から
の結晶化、シリカまたはアルミナのような固体担体のク
ロマトグラフィー、およびその他の精製技術でさらに精
製することができる。
本発明方法に使用する出発物質は、既知の方法または先
行技術に類似の方法によって容易に調製される。好まし
い方法には、3.3−ジメチル−1,5−ジオキサスピ
ロ[5,5]ウンデカン−9−オンを(C1−03アル
キル)アミンと反応させて対応するN−アルキルイミン
を得、次いでジインプロピルアミンリチウム(LDA)
および1−クロロ−3−ヨードプロパンで処理して式(
[I)の3−クロロプロピル・N−アルギルイミン出発
物質を得る方法である。この反応は次式で表わすことが
できる: ■ R 〔式中、Rは前記に同じ〕。
3.3−ジメチル−1,5−ジオキサスピロ〔5,5〕
ウンデカン−9−オンと1級の(C,1−03アルキル
)アミンを反応させることによってN−アルキルイミン
を調製する。この反応は、通常p−トルエンスルホン酸
のような酸触媒の存在下、トルエン中で反応物を還流さ
せることによって行なう。副産物として生成する水を除
去する手段を設けるのか望ましく、一般的には、モルキ
ュラー・シーブ、1またはそれ以上の無水の不活性無機
塩またはディーンースターク(Dean−3tark)
トラップを使用する。次いで、減圧下で揮発成分を除去
することによって簡単に生成物を単離することができる
対応するイミンから、前記の3−クロロプロピル・N−
アルキルイミンを製造する方法は、エバンス〔Evan
s、ジャーナルφオブ・ジ、アメリカン・ケミカル・ン
サエテイ(Journal  of  theAmer
ican  Chemical  5ociety)、
 92.7593頁(1970)]により一般的に記載
されている。
具体的に言えば、この反応は、約−20〜−100℃、
より好ましくは約−40〜−50℃の範囲の温度でN−
アルキルイミンをジイソプロピルアミンリチウム(n−
ブチルリチウムとジイソプロピルアミンを反応させて製
造する)で処理することからなる。この溶液に、上記と
同一の範囲の温度で1−クロロ−3−ヨードプロパンを
加える。この溶液の温度を約−25℃以下に保つことに
よって、この化合物がエナミンに環化することを防止す
る。
上記の方法において使用する反応体はすべて既知物質で
ある。たとえば、3.3−ジメチル−1,5−ジオキサ
スピロ[5,5]  ウンデカン−9−オンは当分野で
既仰であり、市販品を利用することができる。
次に実施例を挙げ、本発明をさらに詳しく説明するが、
これは本発明を限定するものではない。
2′H)−キノリン〕 A、N−(3,3−ジメチル−1,5−ジオキサスピロ
r 5.5 ]]ウンデカー9−イリデン−1−プロノ
くンアミン 500育lの丸底フラスコに、20.32r(0,10
3モル)の3.3−ジメチル−1,5−ジオキサスピロ
(S、S )ウンデカン−9−オン〔1,4−シクロヘ
キサンジオンモノ−2,2−ジメチルトリメチレンケタ
ールとしても仰られる:アルドリツチ・ケミカル社(A
ldrich  Chemical  Company
)、 ミルウオーキー(Mi 1waukee ) 、
ライスコンシン(Wi 5cons i n )より入
手〕、21.6f(0,365モル)(7)n−プロピ
ルアミン〔イーストマン・ケミカル社(Eastman
  Chemical  Company )、ロチェ
スタ−(Rochester、、)、ニューヨーク〕、
0.Olgのp−)ルエンスルホン酸および1001)
1のトルエンを仕込んだ。3−Aモルキュラー噛シーブ
16gを仕込んだ水セパレーターと共に反応混合物を2
4時間還流した。揮発成分を真空下で除去し、残留物に
は、さらに以下の合成的な変性を加えた。
B、乾燥テトラヒビ0フラン71M/中、−78℃でジ
インプロピルアミン10.9g(0,108モル)と1
.51Mのn−ブチルリチウム71.5mlを混合して
、ジインプロピルアミンリチウムを調製した。外部冷却
を止め、反応混合物の温度が約O℃に達するまで1時間
攪拌し′た。この混合物を30分間θ℃に保ち、ドライ
アイス/アセトン浴で一78℃まで再冷却した。テトラ
ヒドロフランに溶解した上記調製のN −(3,3−ジ
メチル−1,5−ジオキサスピロr5.5]ウンデカ−
9−イリデン)−1−プロパンアミン残留物を、ジイソ
プロピルアミンリチウムの冷却溶液に5肩lづつ、10
分間かけて徐々に加えた。この混合物を、約100分間
で約−30〜−25℃まで加温した。混合物を−30〜
−25℃で20分間保持し、−78℃まで再冷却し、1
−クロロ−3−ヨードプロパン21.1g(0,103
モル)を加えた。混合物を一25℃で攪拌し、最終的に
この温度で一晩保持した。この反応混合物を、水素化ホ
ウ素ナトリウム4.0gおよびイソプロピルアルコール
200m1の溶液に投入した。反応液は発熱し、水浴で
冷却し ゛た。この反応混合物を2.5時間攪拌し、ア
セトン15m1を加えた。混合物を一晩放置し、揮発成
分を真空下で除去した。残留物を水500xtlで希釈
し、エーテル200gtづつで3回抽出した。有機相を
合計し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸す
) IJウムで乾燥した。溶液を真空下で蒸発させ、残
留物を乾燥してシス−オクタヒトミ−5,5−ジメチル
−1−プロピルスピロ[1,3−ジオキサン−2,6(
2H)−キノリン〕を得た。
この生成物の構造はNMRで確認した。
本発明方法によって製造した化合物は、八−キンソン症
候群の治療およびプロラクチンの分泌抑制において有効
である、トランス型オクタヒドロピラゾロ〔3,4−g
〕キノリン類への中間体として有用である。
本発明方法の生成物を、当分野において通常の知識を有
する者にはよく仰られた方法に従って、対応するトラン
ス型異性体に変換する。この方法は、好ましくは本発明
方法によるシス型N−アルキルパーヒドロキノリン生成
物の4−メチルベンゼンスルホン酸塩を酸と反応させて
対応するシス型N−アルキル−6−オキツバ−ヒドロキ
ノリン塩を得、次いでこれを遊離塩基に変換し、さらに
トランス型N−アルキル−6−ヒトロキシパーヒドロキ
ノリンに変換する方法からなる。この反応は次式で表わ
すことができる:    −〔式中、Rは前記に同じ〕
上記の反応の第1段は、本発明方法によって調製したパ
ーヒドロキノリン誘導体のp−トルエンスルホン酸塩の
合成に関する。一般的にこの化合物は、はぼ等モルの酸
およびキノリンをそれぞれメタノールまたはエタノール
等の適当な溶媒中に加えた溶液を、約15〜約150℃
の範囲の温度で混合することにより簡単に調製すること
かできる。このようをこして調製した化合物は、減圧下
で蒸発させて、あるいは濾過して単離することかできる
遥 シス型N−アルキル−6−オキンパーヒドロキノリンの
合成もまた、当分野で通常の知識を有する者にはよく知
られた方法で行なうことができる。
代表的には、テトラヒドロフラン等の溶媒に溶解した6
−ケタール誘導体を、臭化水素酸のような適当な峻、特
に塩酸で加水分解する。20〜約150℃の範囲の温度
で行なえば、この反応は通常約1〜24時間後に完結す
る。次いで、反応混合物に塩基を加え、沈殿した固体を
集めるか水不溶性の有機溶媒で生成物を抽出するかして
、生成物を単離する。この段階で使用する塩基は有機塩
基であっても無機塩基であってもよい。
シス型パーヒドロキノリンのトランス型パーヒドロキノ
リンへの変換もまた、当分野で通常の知識を有する者に
は既知である方法、または先行技術に類似の方法によっ
て行なうことができる。カワゾエ等(Kawazoe 
 et al、、ケミカル・アンド命ファーマシューテ
イカル拳ブリタン(Chem。
Pharm、 Bull、)、19(2]、429〜4
32頁(1971):lは、アダムスの白金触媒での水
素化を利用するシス型1−メチルデカヒドロキノリンの
トランス型異性体への変換を開示している。従って、本
発明のトランス型異性体は、シス型異性体(好ましくは
塩酸塩として)を水に溶解し、水素雰囲気下、かつ酸化
白金を水素化して調製した少なくとも3モル当量の白金
触媒の存在下で混合物を攪拌することによって製造する
ことができる。
約20〜約50℃の範囲の温度で行なえば、約12〜7
2時間で反応は完結する。反応混合物をセライトで沖過
し、沖波を真空下で濃縮乾固することによって生成物を
単離することができる。このようにして単離した生成物
は、必要なら通常の方法でさらに精製することかできる
上記の方法を使用して前記キノリン誘導体のトランス型
異性体を調製する。次いでこの化合物を、米国特許Nu
4.l 98.415 (この中に参照として組み入れ
られている)の数示に従って、対応する生物学的に活性
なオクタヒドロピラゾロ[3,4−g〕キノリンに変換
する。
以下に、シス−オクタヒドロ−5,5−ジメチル(2H
)−キノリン〕から対応する4−メチルベンゼンスルホ
ン酸塩への変換、および通常の条件下でのこの化合物の
6−ケト誘導体への加水分解にらいて説明する。
1)−)ルエンスルホン酸−永和物(アルドリッチ争ケ
ミカル社)12.57r(0,066モル)をメタノー
ル50m1に加えた溶液を、シス−オクタヒドロ−5@
5− ジメチル−1−プロピルスピロ〔1,3−ジオキ
サン−2,6(2H)−キノリン〕20.7g(0,0
79モル)をメタノール50m1に溶解した混合物に2
0分かけて加えた。酸を加える間はこのフラスコを水で
冷却した。この混合物を減圧下で濃縮し、残留物にトル
エンloomlを加えた。残留物が固形物になるまで操
作を2回繰り返した。この固形物をトルエン200m1
でスラリー化し、得られた混合物を約10℃まで冷却し
た。沈殿した固形物を沖過して集め、トルエン20yt
lですすぎ、乾燥して、シス−オクタヒドロ−5,5−
ジメチル−1−プロピルスピロ[”l*3−シンゼンス
ルホン酸塩24.2A’を白色固体として得た。融点は
145〜150℃(分解)、収率は64饅であった。
元素分析値(C24H39NO5Sとして)理論値(%
l:c、63.54i  H,8,67i  N、3.
09i0.17.63i   S、7.07 実測値(%l:c、63.8)i  H,8,60逼 
Nsa、08;0.17.41i   S、7.05 この物質は、NMRおよび薄層クロマトグラフィー〔ク
ロロホルム:メタノール:水酸化アンモニウムが25(
150:5(V:V:V)の溶媒系で〕により、シス型
生成物であることがわかった。
沖液からさらに生成物が得られた。これは、上記の溶媒
系での薄層クロマトグラフィーで単一のスポットを示し
た。
シス−オクタヒドロ−5,5−ジメチル−1−ブーキノ
リンク4−メチルベンゼンスルホン酸塩1、oosg(
0,0022モル)をテトラヒドロフラン5mlおよび
脱イオン水5txlに加えた溶液に、12N塩酸8滴を
加えた。この反応混合物を約25℃で約16時間攪拌し
、固体の炭酸水素ナトリウムを加えた。クロロホルム:
メタノール:水酸化アンモニウム比が250:50:5
CV:V:V)である溶媒系で、反応混合物を薄層クロ
マトグラフィー分析することにより、シス−1−プロピ
ル−6−オキンオクタヒドロキノリンの存在が示   
 1された。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、RはC_1−C_3アルキルである〕で示され
    るシス型N−アルキルパーヒドロキノリン類の製造方法
    であって、式: ▲数式、化学式、表等があります▼II 〔式中、Rは前記と同意義である〕 で示される3−クロロプロピル・N−アルキルイミン類
    と水素化物還元剤を、アルコール系溶媒および塩基性反
    応溶媒中、約−20〜約25℃の範囲の温度で反応させ
    ることからなる方法。
  2. (2)水素化物還元剤が水素化ホウ素ナトリウムである
    第(1)項記載の方法。
  3. (3)アルコール系溶媒がイソプロピルアルコールであ
    る第(1)項または第(2)項記載の方法。
  4. (4)反応を約0〜約25℃の範囲の温度で行なう第(
    1)項、第(2)項または第(3)項記載の方法。
  5. (5)シス型N−アルキルデカヒドロキノリンがシス−
    オクタヒドロ−5,5−ジメチル−1−プロピルスピロ
    〔1,3−ジオキサン−2,6(2H)−キノリン〕で
    ある第(1)項〜第(4)項のいずれかに記載の方法。
  6. (6)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔式中、RはC_1−C_3アルキルである〕で示され
    る化合物またはその酸付加塩。
  7. (7)シス−オクタヒドロ−5,5−ジメチル−1−プ
    ロピルスピロ〔1,3−ジオキサン−2,6(2H)−
    キノリン〕である第(6)項記載の化合物。
  8. (8)式: ▲数式、化学式、表等があります▼II 〔式中、RはC_1−C_3アルキルである〕で示され
    る化合物。
  9. (9)式: ▲数式、化学式、表等があります▼III 〔式中、RはC_1−C_3アルキルである〕で示され
    る化合物またはその酸付加塩。
  10. (10)式: ▲数式、化学式、表等があります▼IV 〔式中、RはC_1−C_3アルキルである〕で示され
    る化合物またはその酸付加塩。
JP61047160A 1985-03-04 1986-03-03 シス型n‐アルキルパーヒドロキノリン類の製造方法 Pending JPS61205280A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US707994 1985-03-04
US06/707,994 US4595754A (en) 1985-03-04 1985-03-04 Process for preparing cis N-alkylperhydroquinolines

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US4198415A (en) * 1979-01-22 1980-04-15 Eli Lilly And Company Prolactin inhibiting octahydro pyrazolo[3,4-g]quinolines
IL57665A (en) * 1979-01-22 1982-11-30 Lilly Co Eli Octahydro pyrazolo(3,4-g)quinolines,their preparation and pharmaceutical compositions containing them
GB2140409B (en) * 1983-05-23 1986-11-26 Lilly Co Eli Trans-dl-l-alkyl-6-alkoxyoctahydroquinolines

Also Published As

Publication number Publication date
EP0194113A3 (en) 1988-01-13
US4595754A (en) 1986-06-17
EP0194113A2 (en) 1986-09-10

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