JPS61205260A - 新規な2−置換アミノ−6−(2−メトキシフエニ−ル)−4(3h)−ピリミドン誘導体及びその製造法 - Google Patents
新規な2−置換アミノ−6−(2−メトキシフエニ−ル)−4(3h)−ピリミドン誘導体及びその製造法Info
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- JPS61205260A JPS61205260A JP4605485A JP4605485A JPS61205260A JP S61205260 A JPS61205260 A JP S61205260A JP 4605485 A JP4605485 A JP 4605485A JP 4605485 A JP4605485 A JP 4605485A JP S61205260 A JPS61205260 A JP S61205260A
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- pyrimidone
- substituted amino
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
本発明は下記の一般式<I>
基を表わす)
で表わされる新規な2−置換アミノ−6−(2−メトキ
シフェニール)−4(3H)−ピリミドン誘導体並びに
その酸付加塩、及びその製造法に関するものである。
シフェニール)−4(3H)−ピリミドン誘導体並びに
その酸付加塩、及びその製造法に関するものである。
[従来の技術]
前記一般式<I)で表わされる2−置換アミノ−6−(
2−メトキシフェニール)−4(3H)−ピリミドン誘
導体はその基本構造としてイソシトシン骨格を有する文
献未記載の化合物である。従ってその有用な生理作用も
未知であり、製造法も知られていなかった。
2−メトキシフェニール)−4(3H)−ピリミドン誘
導体はその基本構造としてイソシトシン骨格を有する文
献未記載の化合物である。従ってその有用な生理作用も
未知であり、製造法も知られていなかった。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は前記一般式<I>で表わされる新規な2−置換
アミノ−6−(2−メトキシフェニール)−4(3旧−
ピリミドン誘導体を81製し、その有用な生理作用を臨
床応用可能にすると共に、容易に製造できるようにしよ
うとするものである。
アミノ−6−(2−メトキシフェニール)−4(3旧−
ピリミドン誘導体を81製し、その有用な生理作用を臨
床応用可能にすると共に、容易に製造できるようにしよ
うとするものである。
L問題点を解決するための手段]
本発明者らは6−(2−ヒドロキシフェニール)−2−
チオウラシルと求核試薬との反応、特にアミン類との反
応について研究し[日本薬学会、chem、 phar
m、 Bul+、誌、 31.3728(1983)]
、この研究を基礎として前記一般式〈Dで表わされる
2−置換アミノ−6−(2−メトキシフェニール)−4
(3H)−ピリミドン誘導体が式(II)で表わされる
6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4
(3H)−ピリミドンを出発物質として、アミン類との
反応により容易に生成することを見出し本発明を完成し
た。
チオウラシルと求核試薬との反応、特にアミン類との反
応について研究し[日本薬学会、chem、 phar
m、 Bul+、誌、 31.3728(1983)]
、この研究を基礎として前記一般式〈Dで表わされる
2−置換アミノ−6−(2−メトキシフェニール)−4
(3H)−ピリミドン誘導体が式(II)で表わされる
6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4
(3H)−ピリミドンを出発物質として、アミン類との
反応により容易に生成することを見出し本発明を完成し
た。
すなわち、本発明は一般式(D
で表わされることを特徴とする2−置換アミノ−6−(
2−メトキシフェニール)−4(3H)−ピリミドン誘
導体並びにその酸付加塩、及びその製造法にかかるもの
である。
2−メトキシフェニール)−4(3H)−ピリミドン誘
導体並びにその酸付加塩、及びその製造法にかかるもの
である。
ここで、前記環状アミノ基としては例えばピロリジノ基
、ピペリジノ基、モルホリノ基、N−置換ピペラジニー
ル基等が挙げられる。
、ピペリジノ基、モルホリノ基、N−置換ピペラジニー
ル基等が挙げられる。
一般式(Dで表わされる2−置換アミノ−6−(2−メ
トキシフェニール)−4(3旧−ピリミドン誘導体の具
体例としては、例えば以下の化合物が挙げられる。
トキシフェニール)−4(3旧−ピリミドン誘導体の具
体例としては、例えば以下の化合物が挙げられる。
・6−(2−メトキシフェニール)−2−ピロリジノ−
4(3H)−ピリミドン ロ6−(2−メトキシフェニール)−2−ピペリジノ−
4(3■)−ピリミドン Q6−(2−メトキシフェニール)−2−モルポリノー
4(3+1)−ピリミドン ・6−(2−メトキシフェニール)−2−(4−メチル
−1−ピペラジニール) −4(31)−ピリミドンo
2−(4−ベンジル−1−ピペラジニール)−6−(2
−メトキシフェニール)−4(3tl)−ピリミドン0
2−ヒドラジノ−6−(2−メトキシフェニール)−4
゛(3旧−ピリミドン 以下にその製造法について説明する。
4(3H)−ピリミドン ロ6−(2−メトキシフェニール)−2−ピペリジノ−
4(3■)−ピリミドン Q6−(2−メトキシフェニール)−2−モルポリノー
4(3+1)−ピリミドン ・6−(2−メトキシフェニール)−2−(4−メチル
−1−ピペラジニール) −4(31)−ピリミドンo
2−(4−ベンジル−1−ピペラジニール)−6−(2
−メトキシフェニール)−4(3tl)−ピリミドン0
2−ヒドラジノ−6−(2−メトキシフェニール)−4
゛(3旧−ピリミドン 以下にその製造法について説明する。
(式中、Rは前記と同じ意味を表わす)で表わされる2
−置換アミノ−6−(2−メトキシフェで表わされる6
−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4(
311)−ピリミドンを、ピロリジン、ピペリジン、モ
ルボリン、N−置換ピペラジン等の環状第二級アミン又
はヒドラジンと反応させることによって製造される。
−置換アミノ−6−(2−メトキシフェで表わされる6
−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4(
311)−ピリミドンを、ピロリジン、ピペリジン、モ
ルボリン、N−置換ピペラジン等の環状第二級アミン又
はヒドラジンと反応させることによって製造される。
反応は式<n>の6−(2−メトキシフェニール)−2
−メチルチオ−4(3H)−ピリミドン1モルに対し、
環状第二級アミン又はヒドラジンの過剰量、好ましくは
3〜10倍量を用い、メタノール、エタノール、ジメチ
ルホルムアミド等の不活性溶媒中で加熱するか、あるい
は使用する上記アミン類が液体の場合は、溶媒を使用す
ることなく過剰量のアミン類を用い加熱することによっ
ておこなわれる。又場合により、封管中で加熱しておこ
なうこともできる。反応終了後、反応液を減圧で濃縮し
く溶媒を使用しない場合は濃縮の必要は無い)、残渣に
水を加えることによって生成物が析出する。これを−取
、水洗し乾燥した後、メタノール、エタノール、ベンゼ
ン等の適当な溶媒を用いて再結晶することによって精製
することができる。
−メチルチオ−4(3H)−ピリミドン1モルに対し、
環状第二級アミン又はヒドラジンの過剰量、好ましくは
3〜10倍量を用い、メタノール、エタノール、ジメチ
ルホルムアミド等の不活性溶媒中で加熱するか、あるい
は使用する上記アミン類が液体の場合は、溶媒を使用す
ることなく過剰量のアミン類を用い加熱することによっ
ておこなわれる。又場合により、封管中で加熱しておこ
なうこともできる。反応終了後、反応液を減圧で濃縮し
く溶媒を使用しない場合は濃縮の必要は無い)、残渣に
水を加えることによって生成物が析出する。これを−取
、水洗し乾燥した後、メタノール、エタノール、ベンゼ
ン等の適当な溶媒を用いて再結晶することによって精製
することができる。
・ 以上の操作によって得られた2−置換アミノ−6−
(2−メトキシフェニール)−4(311)−ピリミド
ン誘導体は遊離塩基の形態をとっており、これら誘導体
のいくつかは常法に従ってr!IL処理することにより
酸付加塩に転化することができる。酸付加塩として最も
代表的なものは塩酸塩である。
(2−メトキシフェニール)−4(311)−ピリミド
ン誘導体は遊離塩基の形態をとっており、これら誘導体
のいくつかは常法に従ってr!IL処理することにより
酸付加塩に転化することができる。酸付加塩として最も
代表的なものは塩酸塩である。
[作 用]
上記製造方法によって得られる本発明の前記一般式<D
で表わされる2−置換アミノ−6−(2−メトキシフェ
ニール)−4(3旧−ピリミドン誘導体は、マウスを用
いた酢酸ライジング(Acetic acidwrit
hing)法により優れた鎮痛作用を示し、更にはイー
ストで惹起される発熱に対し強力な解熱作用を有する文
献未記載の新規化合物である。
で表わされる2−置換アミノ−6−(2−メトキシフェ
ニール)−4(3旧−ピリミドン誘導体は、マウスを用
いた酢酸ライジング(Acetic acidwrit
hing)法により優れた鎮痛作用を示し、更にはイー
ストで惹起される発熱に対し強力な解熱作用を有する文
献未記載の新規化合物である。
[実 施 例]
以下に実施例を示し、本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 6−(2−メトキシフェニール)−2−ピ
ロリジノ−4(3H)−ピリミドン 6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4
(3N)−ピリミドン1g(4mmol)とピロリジン
10mの混合物を封管中140〜150℃で12時間加
熱する。6後、反応混合物に氷水的100dを加え暫く
放置した後析出した結晶を)月収、水洗し、エタノール
から再結晶して題記化合物を得た。その収率及び理化学
的性状は下記の通りでおる。
ロリジノ−4(3H)−ピリミドン 6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4
(3N)−ピリミドン1g(4mmol)とピロリジン
10mの混合物を封管中140〜150℃で12時間加
熱する。6後、反応混合物に氷水的100dを加え暫く
放置した後析出した結晶を)月収、水洗し、エタノール
から再結晶して題記化合物を得た。その収率及び理化学
的性状は下記の通りでおる。
収 率:37%
性 状: 無色柱状晶
融 点=173〜175℃
元素分析: C15H17N302
理論値: C66,40H6,32N 15.49実
験値: C66,111−16,22N 15.32
マス・スペクトル:m/e(分子イオンピーク)271 核磁気共鳴スペクトル:ppm(δ)CDC131,8
8〜2.20 (4H,m、 −CH2−)3.42
〜3.81 (4H,m、 N−CH2−)3.51
(3H,s、 0−C113)、 6.47 (IH,
s、 5−H)6.70〜7.80 (4H,m、芳香
環)13.51 (18,s、 N旧 実施例2 6−(2−メトキシフェニール)−2−ピ
ペリジノ−4(3H)−ピリミドン 6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4
(3H)−ピリミドン1g(4mmol)とピペリジン
10dの混合物を窒素気流中140〜150℃で12時
間加熱する。6後、反応混合物に氷水的100−を加え
暫く放置した後析出した結晶をp取、水洗し、エタノー
ルから再結晶して題記化合物を得た。その収率及び理化
学的性状は下記の通りである。
験値: C66,111−16,22N 15.32
マス・スペクトル:m/e(分子イオンピーク)271 核磁気共鳴スペクトル:ppm(δ)CDC131,8
8〜2.20 (4H,m、 −CH2−)3.42
〜3.81 (4H,m、 N−CH2−)3.51
(3H,s、 0−C113)、 6.47 (IH,
s、 5−H)6.70〜7.80 (4H,m、芳香
環)13.51 (18,s、 N旧 実施例2 6−(2−メトキシフェニール)−2−ピ
ペリジノ−4(3H)−ピリミドン 6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4
(3H)−ピリミドン1g(4mmol)とピペリジン
10dの混合物を窒素気流中140〜150℃で12時
間加熱する。6後、反応混合物に氷水的100−を加え
暫く放置した後析出した結晶をp取、水洗し、エタノー
ルから再結晶して題記化合物を得た。その収率及び理化
学的性状は下記の通りである。
収 率:40%
性 状: 無色柱状晶
融 点:144〜145℃
元素分析: C16H19N302
理論値: C67,35H6,71N 14.73実
験値: C67,38H6,72N 14.98マス
・スペクトル:m/e(分子イオンピーク)285 核磁気共鳴スペクトル: ppm(δ)CDC131,
57〜 1.93 (6H,m、 −CH2−)3.
10〜3.43 (4tl、 m、 N−C1f2
−)3.53 (311,S、 0−C113)、 6
.60 (IH,S、 5−H)6.80〜7.78
(411,m、芳香環)13゜25 (IH,s、
N旧 実施例3 6−(2−メトキシフェニール)−2−モ
ルホリノ−4(3+1)−ピリミドン 6−(2−・メトキシフェニール)−2−メチルチオ〜
4(3旧−ピリミドン1g(4mmol)とモリホリン
10m1を用いて、前記実施例2と同様の操作により題
記化合物を得た。その収率及び理化学的性状は下記の通
りである。
験値: C67,38H6,72N 14.98マス
・スペクトル:m/e(分子イオンピーク)285 核磁気共鳴スペクトル: ppm(δ)CDC131,
57〜 1.93 (6H,m、 −CH2−)3.
10〜3.43 (4tl、 m、 N−C1f2
−)3.53 (311,S、 0−C113)、 6
.60 (IH,S、 5−H)6.80〜7.78
(411,m、芳香環)13゜25 (IH,s、
N旧 実施例3 6−(2−メトキシフェニール)−2−モ
ルホリノ−4(3+1)−ピリミドン 6−(2−・メトキシフェニール)−2−メチルチオ〜
4(3旧−ピリミドン1g(4mmol)とモリホリン
10m1を用いて、前記実施例2と同様の操作により題
記化合物を得た。その収率及び理化学的性状は下記の通
りである。
収 率:45%
性 状: 無色針状晶
融 点: 188〜191℃
元素分析” C1581□N303
理論値: C62,70H5,96N 14.63実
験値: C62,55H5,89N 14.51マス
・スペクトル:m/e(分子イオンピーク〉287 核磁気共鳴スペクトル: ppm(δ)CDC132,
17〜3.41 (4H,m、 N−CH2−)3
.72〜4.03 (4H,m、 0−CH2−)3
、51 (3tl、 S、 0−CH3)6.7
1 (IH,S、 5−H)6.80〜7.77
(4H,m、芳香環)12.90 (IN、 S、 N
旧 実施例4 6−(2−メトキシフェニール)−2−(
4−メチル−1−ピペラジニール−4(3旧−ピリミド
ン 6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4
(311)−ピリミドン1g(4mmol>と1−メチ
ルピペラジン10rIIiを用いて、前記実施例2と同
様の操作により題記化合物を得た。その収率及び理化学
的性状は下記の通りである。
験値: C62,55H5,89N 14.51マス
・スペクトル:m/e(分子イオンピーク〉287 核磁気共鳴スペクトル: ppm(δ)CDC132,
17〜3.41 (4H,m、 N−CH2−)3
.72〜4.03 (4H,m、 0−CH2−)3
、51 (3tl、 S、 0−CH3)6.7
1 (IH,S、 5−H)6.80〜7.77
(4H,m、芳香環)12.90 (IN、 S、 N
旧 実施例4 6−(2−メトキシフェニール)−2−(
4−メチル−1−ピペラジニール−4(3旧−ピリミド
ン 6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4
(311)−ピリミドン1g(4mmol>と1−メチ
ルピペラジン10rIIiを用いて、前記実施例2と同
様の操作により題記化合物を得た。その収率及び理化学
的性状は下記の通りである。
収 率:41%
性 状: 無色針状晶
融 点=153〜155℃
元素分析二 C16H2oN402
理論fa: C63,9886,71N 18.65
実験値: C63,97H6,67N 18.61マ
ス・スペクトル:m/e(分子イオンピーク) 30
0 核磁気共鳴スペクトル: ppm(δ)CDC132,
37(3N、 S、 N’−CH3)2.37〜2.
80 (4tl、 m、 N’−Ct12−)3.17
〜3.57 (4H,m、 N−CH2−)3.50
(3H,S、 0−Cl3 )6.90 (IH,S、
5−H) 7.10〜8.10 (4N、 m、芳香環)12.7
7 (ltl、 S、 NH)上記の遊離塩基をメ
タノールに溶解した後、20%塩化水素メタノール溶液
を加え、析出した無色微細結晶を)月収し、塩酸塩を)
qだ。
実験値: C63,97H6,67N 18.61マ
ス・スペクトル:m/e(分子イオンピーク) 30
0 核磁気共鳴スペクトル: ppm(δ)CDC132,
37(3N、 S、 N’−CH3)2.37〜2.
80 (4tl、 m、 N’−Ct12−)3.17
〜3.57 (4H,m、 N−CH2−)3.50
(3H,S、 0−Cl3 )6.90 (IH,S、
5−H) 7.10〜8.10 (4N、 m、芳香環)12.7
7 (ltl、 S、 NH)上記の遊離塩基をメ
タノールに溶解した後、20%塩化水素メタノール溶液
を加え、析出した無色微細結晶を)月収し、塩酸塩を)
qだ。
融 点二 277〜280℃
実施例5 2−(4−ベンジル−1−ピペラジニール
)−6−(2−メトキシフェニール)−4(3N)−ピ
リミドン 6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4
(3H)−ピリミドン1g(4mmol)と1−ベンジ
ルピペラジン10mAの混合物を窒素気流中140〜1
50℃で12時間加熱する。6後、反応混合物に氷水的
1007を加えた後、クロロホルムで抽′出し、クロロ
ホルム層を水洗、乾燥した後、クロロホルムを留去し、
残渣をエタノールから再結晶して題記化合物を得た。そ
の収率及び理化学的性状は下記の通りである。
)−6−(2−メトキシフェニール)−4(3N)−ピ
リミドン 6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4
(3H)−ピリミドン1g(4mmol)と1−ベンジ
ルピペラジン10mAの混合物を窒素気流中140〜1
50℃で12時間加熱する。6後、反応混合物に氷水的
1007を加えた後、クロロホルムで抽′出し、クロロ
ホルム層を水洗、乾燥した後、クロロホルムを留去し、
残渣をエタノールから再結晶して題記化合物を得た。そ
の収率及び理化学的性状は下記の通りである。
収 率:11%
性 状: 無色針状晶
融 点:206〜208℃
元素分析: C22H24N402
理論値: C70,19H8,43N、14.88実
験値: C70,011(6,49N 14.65マ
ス・スペクトル:m/e(分子イオンピーク)376 各磁気共鳴スペクトル: ppm(δ)CDC132,
50〜2.80 (4H,m、 N’−CH2)3.
25〜3.50 (4H,m、 N−CH2−)3.
50 (311,S、 0−CH3)3.60 (2
tl、 S、 ph−CH2−N’)6.59 (
IH,S、 5−H) 6.82〜7.76 (411,m、芳香1m)7.5
3 (5)1. s、フェニル)上記のM離塩基をメタ
ノールに溶解した後、20%塩化水素メタノール溶液を
加え、減圧で濃縮し、更にエーテルを加えて無色微細結
晶の塩酸塩を1qだ。
験値: C70,011(6,49N 14.65マ
ス・スペクトル:m/e(分子イオンピーク)376 各磁気共鳴スペクトル: ppm(δ)CDC132,
50〜2.80 (4H,m、 N’−CH2)3.
25〜3.50 (4H,m、 N−CH2−)3.
50 (311,S、 0−CH3)3.60 (2
tl、 S、 ph−CH2−N’)6.59 (
IH,S、 5−H) 6.82〜7.76 (411,m、芳香1m)7.5
3 (5)1. s、フェニル)上記のM離塩基をメタ
ノールに溶解した後、20%塩化水素メタノール溶液を
加え、減圧で濃縮し、更にエーテルを加えて無色微細結
晶の塩酸塩を1qだ。
融 点:300℃以上
実施例62−ヒドラジノ−6−(2−メトキシフェニー
ル)−4(3H)−ピリミドン 6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4
(3H)−ピリミドン0.5g(2m mol >及び
抱水ヒドラジン0.4g(8m mol )をエタノー
ル(メタノールでもよい>15d中で20時間加熱還流
する。反応終了後、溶媒を減圧で留去し、残渣に水約5
0IIdlを加えて暫く放置した後、析出した結晶をア
取、水洗し、エタノール−水の混合液から再結晶してm
2化合物O928g(収率6G%)を得た。
ル)−4(3H)−ピリミドン 6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ−4
(3H)−ピリミドン0.5g(2m mol >及び
抱水ヒドラジン0.4g(8m mol )をエタノー
ル(メタノールでもよい>15d中で20時間加熱還流
する。反応終了後、溶媒を減圧で留去し、残渣に水約5
0IIdlを加えて暫く放置した後、析出した結晶をア
取、水洗し、エタノール−水の混合液から再結晶してm
2化合物O928g(収率6G%)を得た。
以上の方法で得られたm2化合物の理化学的゛性状は下
記の通りである。
記の通りである。
性 状: 無色針状晶
融 点:247〜249℃
元素分析’ C11H12”402
理論値: C56,89H5,21N 24.15実
験値; C56,69H5,17N 23.85マス
・スペクトル:m/e(分子イオンピーク)232 核磁気共鳴スペクトル: opm(δ)DMSO−d6
3.30 (3H,S、 0−CH3)4.70〜6.
53 (2N、 I)D、 NH2)6.33 (I
H,S、 5−tl) 6゜67〜8.80 (4H,m、芳香環)13.50
〜13.77 (IN、 bD、 Ni1)13、77
〜14.37 (IH,bD、 N旧[発明の効果] 以上に述べた如く、本発明の2−置換アミノ−6−(2
−メトキシフェニール)−4(3H)−ピリミドン誘導
体は新規物質であり、優れた鎮痛、解熱作用を有し、医
薬品として有用である。
験値; C56,69H5,17N 23.85マス
・スペクトル:m/e(分子イオンピーク)232 核磁気共鳴スペクトル: opm(δ)DMSO−d6
3.30 (3H,S、 0−CH3)4.70〜6.
53 (2N、 I)D、 NH2)6.33 (I
H,S、 5−tl) 6゜67〜8.80 (4H,m、芳香環)13.50
〜13.77 (IN、 bD、 Ni1)13、77
〜14.37 (IH,bD、 N旧[発明の効果] 以上に述べた如く、本発明の2−置換アミノ−6−(2
−メトキシフェニール)−4(3H)−ピリミドン誘導
体は新規物質であり、優れた鎮痛、解熱作用を有し、医
薬品として有用である。
又、本発明の製造法によれば、一般式<I>で表わされ
る2−置換アミノ−6−(2−メトキシフェニール)−
4(3H)−ピリミドン誘導体を、式<II)で表わさ
れる6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ
−4(3旧−ピリミドン及び容易に入手し得るアミン類
を用いることにより、簡単に製造することができ、工業
的製造法として優れている。
る2−置換アミノ−6−(2−メトキシフェニール)−
4(3H)−ピリミドン誘導体を、式<II)で表わさ
れる6−(2−メトキシフェニール)−2−メチルチオ
−4(3旧−ピリミドン及び容易に入手し得るアミン類
を用いることにより、簡単に製造することができ、工業
的製造法として優れている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼…( I ) (式中、Rは環状アミノ基又はヒドラジ ノ基を表わす) で表わされることを特徴とする新規な2−置換アミノ−
6−(2−メトキシフェニール)−4(3H)−ピリミ
ドン誘導体並びにその酸付加塩。 2)環状アミノ基がピロリジノ基、ピペリジノ基、モル
ホリノ基、N−置換ピペラジニール基のいずれかである
特許請求の範囲第1)項記載の新規な2−置換アミノ−
6−(2−メトキシフェニール)−4(3H)−ピリミ
ドン誘導体並びにその酸付加塩。 3)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼…(II) で表わされる6−(2−メトキシフェニール)−2−メ
チルチオ−4(3H)−ピリミドンを環状第二級アミン
、又はヒドラジンと反応させることを特徴とする一般式
( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼…( I ) (式中、Rは環状アミノ基又はヒドラジ ノ基を表わす) で表わされる新規な2−置換アミノ−6−(2−メトキ
シフェニール)−4(3H)−ピリミドン誘導体並びに
その酸付加塩の製造法。 4)環状第二級アミンがピロリジン、ピペリジン、モル
ホリン、N−置換ピペラジンのいずれかである特許請求
の範囲第3)項記載の新規な2−置換アミノ−6−(2
−メトキシフェニール)−4(3H)−ピリミドン誘導
体並びにその酸付加塩の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4605485A JPS61205260A (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | 新規な2−置換アミノ−6−(2−メトキシフエニ−ル)−4(3h)−ピリミドン誘導体及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4605485A JPS61205260A (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | 新規な2−置換アミノ−6−(2−メトキシフエニ−ル)−4(3h)−ピリミドン誘導体及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61205260A true JPS61205260A (ja) | 1986-09-11 |
Family
ID=12736306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4605485A Pending JPS61205260A (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | 新規な2−置換アミノ−6−(2−メトキシフエニ−ル)−4(3h)−ピリミドン誘導体及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61205260A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989000423A1 (en) * | 1987-07-09 | 1989-01-26 | Pfizer Inc. | 2-amino-5-hydroxy-4-pyrimidones |
US4910204A (en) * | 1988-06-28 | 1990-03-20 | Pfizer Inc. | 2-amino-5-hydroxy-4-pyrimidones |
WO2000043373A3 (en) * | 1999-01-22 | 2000-12-28 | Kinetix Pharmaceuticals Inc | Kinase inhibitors |
US6495558B1 (en) | 1999-01-22 | 2002-12-17 | Amgen Inc. | Kinase inhibitors |
-
1985
- 1985-03-08 JP JP4605485A patent/JPS61205260A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989000423A1 (en) * | 1987-07-09 | 1989-01-26 | Pfizer Inc. | 2-amino-5-hydroxy-4-pyrimidones |
US4910204A (en) * | 1988-06-28 | 1990-03-20 | Pfizer Inc. | 2-amino-5-hydroxy-4-pyrimidones |
WO2000043373A3 (en) * | 1999-01-22 | 2000-12-28 | Kinetix Pharmaceuticals Inc | Kinase inhibitors |
US6495558B1 (en) | 1999-01-22 | 2002-12-17 | Amgen Inc. | Kinase inhibitors |
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