JPS61205259A - キノロンカルボン酸とその製造方法 - Google Patents

キノロンカルボン酸とその製造方法

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JPS61205259A
JPS61205259A JP11838585A JP11838585A JPS61205259A JP S61205259 A JPS61205259 A JP S61205259A JP 11838585 A JP11838585 A JP 11838585A JP 11838585 A JP11838585 A JP 11838585A JP S61205259 A JPS61205259 A JP S61205259A
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Japan
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formula
general formula
chloro
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lower alkyl
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Application number
JP11838585A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Irikura
勉 入倉
Seigo Suzue
清吾 鈴江
Satoru Murayama
哲 村山
Keiji Hirai
敬二 平井
Takayoshi Ishizaki
孝義 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyorin Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kyorin Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬品の中間体として有用な一般式(式中、
Rは水素または低級アルキル基、Xはハロゲンを示す)
で表わされるキノロンカルボン酸化合物およびその製造
方法に関する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明化合物は、本発明者らによって初めて合成された
新規化合物であって、本発明者らによって開発された極
めて有用な新規抗菌剤8−クロロ−1−シクロプロピル
−6−フルオ0−1.4−ジヒドC1−7−(4あるい
は3−メチル−1−ピペラジニルまたは無置換1−ピペ
ラジニル)−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸等の
製造中間体として使用される。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる一般式(I)で表わされる化合物は以下に記載の
如く製造される。
すなわら、一般式(n) (式中、R1は低級アルキル基を示し、Xは前記と同じ
)で表わされるベンゾイル酢酸エステルと少なくとも当
モル但以上のオルトギ酸エステルを1〜20倍容の無水
酢酸中で室温〜200℃、好ましくは100〜150℃
に数時間加熱することによって一般式(式中、R2は低
級アルキル基を示し、R1およびXは前記と同じ)で表
わされる化合物を製造することができる。
次いで、(III)はエタノール等の不活性溶媒中で少
なくとも当モル量以上のシクロプロピルアミンを4作用
させることにより一般式〔1v〕(式中、R1およびX
は前記と同じ) で表わされる化合物に誘導される。
更に、この(IV)を適当な溶媒、例えばジオキサン、
アルコール、ジメチルボルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、スルホラン等の極性溶媒中で適当な塩基触媒の存
在下、0〜200℃好ましくは、50〜150℃に1〜
数時間加熱することによって一般式〔工′〕 (式中、R1およびXは前記と同じ) で表わされる化合物を製造することができる。
また、一般式〔工′ 〕で表わされる化合物は、酸また
はアルカリによる通常よく知られた方法により、一般式
(I”) (式中、Xは前記と同じ) で表わされるキノロンカルボン酸化合物に誘導できる。
また一方、一般式〔工′〕で表わされるキノロンカルボ
ン酸類は一般式(V) (式中、Xはハロゲンを示す) で表わされるアニリン類とアルコキシメチレンマロン酸
ジアルキルエステル、例えばエトキシメチレンマロン酸
ジエチルエステルまたはオルトギ酸エステルおよびマロ
ン酸ジエステルとの混合物を80〜200℃に加熱する
ことにより一般式(Vl )(式中、R1は低級アルキ
ル基、Xはハロゲンを示す)で表わされる化合物とし、
次いで100〜250℃で適当な触媒、例えばポリリン
酸、ポリリン酸エステル、三弗化ホウ素等の存在下また
は非存在下に加熱環化するか、あるいは酸無水物と濃硫
酸の存在下に室温〜100℃で環化することにより製造
することができる。水環化反応は無溶媒または溶媒、例
えばジフェニルエーテル等を使用して実施することがで
きる。
〔実施例〕
実施例1 N−<3−クロロ−4−フルオロフェニル)アセタミド
の合成 3−クロロ−4−フルオロアニリン100び(O668
7mo、2)に無水酢酸200dを加えると発熱が起こ
る。
30分間放置後、反応液を1(の水に注ぎ、析出物を濾
取してエタノール400dに溶かし、熱水600dを加
えて時々撹拌しながら放冷し、析出晶を濾取して目的物
119.4gを得た。融点118〜119℃元素分析値
(%) :C8H7(11!FNO計算値 C: 51
.22 、 H:  3,76 、 N :  7.4
7実測値 C:51.04 、 H:  3.72 、
 N :  7゜43実施例2 N−(310ロー4−フルオロ−6−二トロフエニル)
アセタミドの合成 N−(3−りOロー4−フルオロフェニル)アセタミド
55SF (0,293mo、2 )を濃硫酸165d
に溶かし、氷−食塩浴中で撹拌しながら、濃硝@ (d
 1,42 >154dを5〜10℃、1時間で滴下し
た。同温で1時間撹拌後、反応液を氷水中に注ぎ、析出
物を濾取して十分に水洗し、アセトニトリルから再結晶
して、黄色針状晶の目的物48.9gを得た。
融点114〜115℃ 元素分析値(%): C8H6CJ!FNz O3計算
値 C: 41,31 、 H:  2,60 、 N
 : 12.04実測値 C: 41.48 、 H:
  2,52 、 N : 12.13実施例3 3−クロロ−4−フルオロ−6−ニトロアニリンの合成 N−(3−’70ロー4−フルオロ−6−二トロフエニ
ル)アセタミド30g(0,129mo、9 )を濃塩
酸50d及びエタノール200dの混合溶液に加え、2
.5時間速流した。反応液に氷水300Idを加え、析
出晶を濾取、水洗し、乾燥して黄色針状晶の目的物24
.99を得た。 融点149.5〜150℃元素分析値
(%): C6H4C,eFNz Oz計算値 C: 
37.82 、 H:  2.11 、 N : 14
,70実測値 C: 37,85 、 H:  2.0
3 、 N : 14,80実施例4 2.3−ジクロロ−4−フルオロ−6−ニトロアニリン
の合成 3−クロロ−4−フルオロ−6−ニトロアニリン14.
3g(0,075mo、e )を酢酸150In1に溶
かし、18〜20℃で70分間塩素ガスを吹き込んだ。
反応液を氷水30Mに注ぎ、析出物を濾取して水洗し、
エタノールから再結晶して黄色針状晶の目的物14,3
39を得た。 融点161℃ 元素分析値(%):Cs H3C,ez FN202計
算値 C: 32,03 、 H:  1,34 、 
N : 12.45実測値 C: 32.17 、 H
:  1,26 、 N : 12,65実施例5 2.3.4−トリクロロ−5−フルオロニトロベンゼン
の合成 無水塩化第二銅13,58 g(0,10mof2 )
および亜硝酸ターシャリ−ブチル12.4g(0,12
mo、e )の無水アセトニトリル100m溶液に、2
.3−ジクロロ−4−フルオロ−6−ニトロアニリン1
8,059(0,08ml )を60〜62℃、30分
間で少量ずつ加えた。60〜65℃で30分間撹拌後、
反応液を氷水−希塩1!i1(濃塩酸100m1、氷水
20(7! )に注ぎ、ベンゼン100dで3回抽出し
、有機層を希塩酸および水で順次洗い、無水芒硝で乾燥
して濃縮し、残漬を蒸留して目的物17.26 gを得
た。
沸点137〜142℃/ 27trvn HgNMR(
δ in CDC,C3)、7.65  (d、 J=
7.5Hメ) 実施例6 2.3.4−トリクロロ−5−フルオロアニリンの合成
鉄粉54.6gを水60成に加えて、50〜60℃で激
しく撹拌しながら、濃塩酸6.71n1をゆっくりと滴
下した。これにエタノール150dを加えた後、2,3
゜4−トリクロロ−5−フルオロニトロベンゼン75.
1gを、60〜10℃で1時間かけて少量ずつ加えた。
80℃で1時間撹拌後、熱時反応液を濾過し、不溶物を
熱エタノールioo*およびベンゼン300mで順次洗
浄した。この濾液および洗液に水を加えて有機層を分取
し、水層をベンゼン200dで抽出した。
有機層を合わせ、水洗して無水芒硝で乾燥後濃縮し、得
られた残漬をn−ヘキサンから再結晶して、淡褐色針状
晶の目的物58.6gを得た。
融点118〜120℃ 元素分析値(%) :C6H3(1!3FN計算値 C
: 33,60 、 H:  1.41 、 N : 
 6.53実測値 C: 33.79 、 H:  1
,28 、 N :  6,63実施例7 2.3.4− トリクロロ−5−フルオロベンゾニトリ
ルの合成 a ’) 2.3.4−トリクロロ−5−フルオロアニ
リン43.89を濃塩酸300−に加え、塩−氷浴中で
撹拌しながら、亜硝酸ナトリウム21.1gの501d
水溶液を一2〜0℃、20分間で滴下した。0℃撹拌3
0分後、反応液をホウフッ化ナトリウム67.29の氷
水中に注いで十分に撹拌した。これを30分間氷水中で
放置し、析出物を濾取して氷水およびエーテルで順次洗
浄し、微黄色の結晶を得た。
融点262℃(分解)。
IR(KBr ) ;2300cm−’ (−NEN”
 )得られた結晶をシアン化銅36.59 、シアン化
カリ、ラム53,09および炭酸ナトリウム11.19
の激しく攪拌した水溶液300I11に、室温、30分
間で少量ずつ加えた。室温で撹拌30分後、反応液にベ
ンゼン300dを加え、更に、15分間撹拌して不溶物
を濾去し、ベンゼン150dで洗浄した。20%シアン
化カリウム水溶液および水で順次洗い、無水芒硝で乾燥
して濃縮後、得られた残漬をn−ヘキサンから再結晶し
て、淡褐色針状晶の目的物279を得た。 融点 97
〜99℃ IR(KBr  )  :2260cm−’  (−C
N)元素分析値(%):C7HCJ!3FN計算値 C
: 37.46 、 H:  0.45 、 N : 
 6,24実IA!(幻i    C:37,29.1
−1:   0.32.N:   6.23     
b ) 2.3.4−トリクロロ−5−フルオロアニリ
ン28.09を粉砕して製塩150mと水150dの混
合液中に加えた。これに亜硝酸ナトリウム13.4gの
30d水溶液を0〜5℃で25分間に滴下し、同温で2
0分間撹拌した。次に、得られた懸濁液をシアン化I!
419り、シアン化カリウム24.49および水酸化ナ
トリウム22.49の200d水溶液に氷を加えながら
少量ずつ30分間で加えた。室温撹拌2時間後、反応液
を濾過し、不溶物をベンゼンで十分に洗い、ベンゼン層
を飽和食塩水で洗ってから無水芒硝で乾燥し、濃縮残渣
をn−ヘキサンから再結晶して目的物15.29を得た
。 融点 95〜96℃実施例8 3−クロo−2,4,5−トリフルオロベンゾニトリル
の合成 130℃で撹拌したフッ化カリウム31.7gを含むジ
メチルスルホキシド懸濁液100Idに2.3.4−ト
リクロ0−5−フルオロベンゾニトリル159を加え、
140℃で1.5時間撹拌した。6優反応液を300m
Aの氷水中に注いで、塩化メチレンで抽出した。有機層
を水洗し、無水芒硝で乾燥後、濃縮して淡褐色油状の目
的物11.9gを得た。n−ヘキサンから再結晶すると
無色柱状晶となる。 融点51〜52℃元素分析値(%
):C7HC,eF3N計算値 C: 43,89 、
 H:  0,53 、 N :  7,31実測値 
C: 43.98 、 H:  0.35 、 N :
  7.44実施例9 3−りOロー2.4.5− トリフルオロベンズアミド
の合成 a)3−クロロ−2,4,5−トリフルオロベンゾニト
リル11.99を、30%臭化水素酸−酢酸溶液150
dに溶かし、80〜90℃で80分間還流後、氷水35
0I11に注いでエーテル200dで2回で抽出し、次
いで水冷した1N−水酸化カリウム水溶液で洗浄して水
洗した。無水芒硝で乾燥後、濃縮してシリカゲルクロマ
トグラフィー(溶媒二〇−ヘキサンー酢酸エチル)で分
離し、目的物3.97 !7を得た。
融点110〜113.5℃ b)3−クロo −2,4,5−トリフルオロベンゾニ
トリル0.95 gを濃硫酸2.5dに加え、90〜1
00℃で40分間撹拌した。6後、反応液を氷水中に注
ぎ、析出物を濾取し、酢酸エチル−n−ヘキサンから再
結晶して無色針状晶の目的物0.499を得た。
融点125.5〜127.0℃ 元素分析([(%): C7H3C,eF! N。
計算値 C: 40.12 、 H:  1.44 、
 N :  6.68実測値 C: 40,34 、 
H:  1.24 、 N :  6,66実施例10 3−クロロ−2,4,5−トリフルオロ安息香酸の合成
3−クロロ−2,4,5−トリフルオロベンズアミド3
.97 gに、18N−硫酸20dを加え、125〜1
35℃で9時間撹拌後、氷水100mに注いで一晩放置
模、析出物を濾取した。濾液はエーテル100−で2回
抽出し、無水芒硝で乾燥後、濃縮して先の析出物と合わ
せ、塩化メチレン150蛇を加えて不溶物をセライト濾
去し、濾液を濃縮して目的物2.389を得た。 融点
115〜116.5℃元素分析値(%) : C7t−
1z Cfl F302計算値 C: 39,93 、
 H:  0,96実測値 C: 40.1B 、 H
:  0.80実施例11 3−クロロ−2,4,5−トリフルオロベンゾイルクロ
ライドの合成 3−クロロ−2,4,5−トリフルオロ安息香酸2.3
89に、塩化チオニル10aeを加えて溶かし、2.5
時間還流した。ウィドマー精留塔を付して過剰の塩化チ
オニルを濃縮後、窒素気流中で蒸留して、淡黄色油状の
目的物1.999を得た。
沸点 88℃/19膨H9 IR:1780cm−’  (COCJり実施例12 3−クロロ−2,4,5−トリフルオロベンゾイルマロ
ン酸ジエチルの合成 削り状のマグネシウム0.229に無水エタノール1.
5dおよび四塩化炭素0.1dを加え、反応が始まって
から、マロン酸ジエチル1.4g、無水エタノール2d
および無水トルエン6dの混合物を、47〜60℃、2
8分間で撹拌下に滴下した。更に、同温で80分間撹拌
後、−8〜−12℃に冷却して3−クロ0−2.4.5
− トリフルオロベンゾイルクロライド1.999の無
水トルエン2−溶液を、13分間で滴下し、次いで、−
10〜5℃で2時間撹拌後、−晩室温で放置した。氷水
6dおよび濃硫酸0.4#!i2の溶液を加え、内容物
を溶かして層を分離し、トルエン6Idで3回抽出した
。トルエン層を水洗して、無水芒硝で乾燥後濃縮して淡
黄色油状の目的物3.059を得た。
実施例13 3−クロロ−2,4,5−トリフルオロベンゾイル酢酸
エチルの合成 3−クロロ−2,4,5−トリフルオロベンゾイルマロ
ン酸ジエチル3,059に水4Idを加えて乳化させ、
パラトルエンスルホン酸15Fを加え、激しく撹拌しな
がら4時間還流した。放冷後、塩化メチレン6rd、で
4回抽出し、水洗して無水芒硝で乾燥後、濃縮してエー
テル−〇−ヘキサンから再結晶し、目的物1.229を
得た。 融点 80〜83℃元素分析値(%) : C
rt Hs CJ! F303計算値 C: 47.0
8 、 )l :  2.87実測値 C: 46.9
6 、 l−1:  2.77実施例14 2−(3−クロロ−2,4,5−トリフルオロベンゾイ
ル)−3−エトキシアクリル酸ジエチルの合成3−クロ
ロ−2,4,5−トリフルオロベンゾイル酢酸エチル1
.229、オルトギ酸エチル0.97g、無水酢酸1.
12gの混合物を、118〜143℃で3時間撹拌後、
濃縮して淡黄色油状の目的物1.4gを得た。
1シ#&機1 怪 2−(3−クロ0−2.4.5− トリフルオロベンゾ
イル)−3−シクロプロピルアミノアクリル酸エチルの
合成 2−(3−クロロ−2,4,5−トリフルオロベンゾイ
ル)−3−エトキシアクリル酸エチル1.4gの無水エ
タノール3d溶液に、シクロプロピルアミン0.269
の無水エタノール2d溶液を、5〜10℃、15分間で
滴下した。滴下後5℃で1.5時間放置した後、室温で
1時間撹拌した。析出物を濾取し、濾液は濃縮乾固して
先の析出物と合わせ、石油エーテルから再結晶して目的
物1.09 gを得た。
融点 84〜85.5℃ 元素分析値(%): C5HI3(1! F3NO3計
算値 C: 51.81 、 H:  3.77 、 
N :  4.03実測値 C: 51.76 、 H
:  3.74 、 N :  4.03実施例16 8−クロ0−1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸エチルの合成 2−(3−クロロ−2,4,5−トリフルオロベンゾイ
ル)−3−シクロプロピルアミノアクリル酸エチル1.
099を5dの無水ジメチルホルムアミドに溶かし、フ
ッ化ナトリウム0.219を加えて 130〜156℃
で3.5時間撹拌した。熱反応混合物を氷水50IIl
に注ぎ、沈澱物を濾取して水洗後、酢酸エチルから再結
晶して、目的物0.969を得た。
融点158〜159℃ 元素分析値(%) : C5HI2 Cl! F2 N
O!計算値 C: 54,98 、 H:  3,69
 、 N :  4.27実測値 C: 54,96 
、 H:  3,57 、 N :  4.25実施例
11 8−クロロ−1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸の合成 8−クロロ−1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸エチル0.24 SF、酢酸2I11、水1.5d
および濃硫酸0.25 dの混合物を1時間還流した。
熱反応液を氷水に注ぎ、沈澱物を濾取して水洗後、エー
テル゛洗浄して目的物0.179を得た。
融点194〜195℃ 元素分析値(%): Cl5Ha CJIF2 NO3
計算値 C: 52.11 、 H:  2.69 、
 N :  4.67実測値 C: 52.00 、 
H:  2.53 、 N :  4.64実施例18 3−クロ0−2.4.5− トリフルオロニトロベンゼ
ンの合成 フッ化カリウム64.9gを含む無水ジメチルスルホキ
シド230te懸濁液に、2,3.4−トリクロロ−5
−フルオロニトロベンゼン54.4gを140℃で加え
、同温で10分間撹拌した。反応液を氷水700d中に
注ぎ、石油エーテルで抽出して、有機層を水、炭酸カリ
ウム水溶液および水で順次洗い、無水芒硝で乾燥後、濃
縮して得られた残漬を蒸留により精製して、目的物9.
1gを得た。
沸点 95〜b NMR(δ in CDCf3)、7.94  (dd
d、J=6.7. 7,6. 9.0H% ) 実施例19 3−クロロ−2−シクロプロピルアミノ−4,5−ジフ
ルオロニトロベンゼンの合成 シクロプロピルアミン2.8gおよびトリエチルアミン
5.1gを無水トルエン20dに溶かし、3−クロロ−
2,4,5−トリフルオロニトロベンゼン9.7gを含
む無水トルエン30−の撹拌溶液に、3〜5℃、40分
間で滴下した。同温で3時間撹拌後、反応液を氷水15
0ae中に注いで、塩化メチレンで抽出し、□ 有機層
を水洗、無水芒硝で乾燥して濃縮した。得られた残渣を
シリカゲル(溶媒二〇−ヘキサンー塩化メチレン)によ
り精製して、橙赤色油状の目的物4.4gを得た。
7.19  (IH,S、 NH)、  7.85  
(IH,dd。
J−8,2,9,9H2、5−H) 実施例2O N−(2−クロロ−3,4−ジフルオロ−6−二トロフ
エニル)−N−シクロプロピルアセタミドの合成3−ク
ロロ−2−シクロプロピルアミノ−4,5−ジフルオロ
ニトロベンゼン4.4gに無水酢M 15mを加えて、
室温で30分間撹拌した。反応液を氷水100−中に注
ぎ、炭酸カリウム末を加えて過剰の無水酢酸を分解し、
5℃で12時間放置後、析出物を濾取し、酢酸エチル−
n−ヘキサンから再結晶して目的物2.7gを得た。 
融点 98〜99.5℃元素分析値(%) : C1l
 H9C1! Fz N203計算値 C: 45.4
6 、 H:  3,12 、 N :  9.64・
実測値 C: 45,56 、 H:  3.00 、
 N :  9,69実施例21 N−(2−クロロ−3,4−ジフルオロフェニル)−N
−シクロプロピルアセタミドの合成 N−(2−クロロ−3,4−ジフルオロ−6−二トロフ
エニル)−N−シクロプロピルアセタミド2.7gをエ
タノール50m1に溶かし、10%パラジウム炭素0.
5gを加えて、常圧水素気流中2〜3℃で40分間撹拌
した。反応液を濾過して濃縮後、結晶性残漬(N−(6
−アミノ−2−クロロ−3,4−ジフルオロフェニル)
−N−シクロプロピルアセタミド)を室温で10時間真
空乾燥した。これを無水ジメチルホルムアミド15−に
溶かし、亜硝酸ターシャリーブチル1,72 gの無水
ジメチルホルムアミド10allに50〜52℃、13
分間で滴下した。反応液を同温で5分間撹拌した後、氷
水中に注いでエーテルで抽出し、有機層を水、希塩酸お
よび水で順次洗って無水芒硝で乾燥し、濃縮して得られ
た残漬をシリカゲルカラム(溶媒:n−ヘキサン−酢酸
エチル)により精製し、石油エーテルから再結晶して目
的物0゜449を得た。 融点 60.5〜61.5℃
元素分析値(%) : Cu Hm C,e Fz N
O計算値 C: 53.78 、 H:  4.10 
、 N :  5,70実測値 C: 53.87 、
 H:  4.02 、 N :  5.78実施例2
2 N−シクロプロピル−2−クロロ−3,4−ジフルオロ
アニリンの合成 20%の希塩酸7ad!にN−(2−りOD−3,4−
ジフルオロフェニル)−N−シクロプロピルアセタミド
0.44 gを加え、80〜100℃で6時間撹拌した
反応液を氷水中に注ぎ、水酸化ナトリウム水溶液で弱ア
ルカリ性としてエーテルで抽出し、有機層を水洗して無
水芒硝で乾燥した。濃縮後、得られた残渣を分取用シリ
カゲル薄層クロマトグラフィー(溶媒:石油エーテル−
エーテル)により単離精製して、橙色油状の目的物11
00IRを得た。
4.3〜4.7(1H,s 、 NH) 、  6.7
3  (1H,。
ddd、J−2,0,4,6,9,2Hz )、  6
.99  (IH。
ddd、J= 7.9. 9,2. 9.5Hz )実
施例23 8−クロロ−1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸エチルの合成 N−シクロプロピル−2−クロロ−3,4−ジフルオロ
アニリン100tttyにエトキシメチレンマロン酸ジ
メチル1100IRを加え、生成するエタノールを除去
するため、窒素ガスを吹き込みながら、100〜135
℃の油浴上で10.5時間撹拌した。6後、これにポリ
リン酸1gを加えて、125〜135℃の油浴上で3時
間撹拌後、反応液を氷水中に注いでクロロホルムで抽出
した。有機層を炭酸カリウム水溶液および水で順次洗い
、無水芒硝で乾燥して濃縮後、得られた残漬を分取用シ
リカゲル薄層クロマトグラフィー(溶媒:エーテル)に
より単離精製して、無色針状晶の目的物11■を得た。
融点160〜162.5℃ 水晶は実施例16で得た化合物と一致した。
NMR(δ in CD(、e3)、1.0〜1,5(
4H。
4.38  (2H,Q 、 J=  7.OH2,−
C)−12−CH3) 。
8.22  (1H,dd、 J= 8゜8. 9,7
11.5− H) 。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、Rは水素または低級アルキル基、Xはハロゲン
    を示す)で表わされるキノロンカルボン酸化合物。
  2. (2)一般式(II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、R^1は低級アルキル基、Xはハロゲンを示す
    )で表わされる化合物とオルトギ酸アルキルとを反応さ
    せ一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中、R^2は低級アルキル基を示し、R^1および
    Xは前記と同じ)で表わされる化合物とし、これにシク
    ロプロピルアミンを反応させ一般式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 (式中、R^1およびXは前記に同じ) で表わされる化合物とし、次いで環化することを特徴と
    する一般式〔 I ′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I ′〕 (式中、R^1およびXは前記と同じ) で表わされるキノロンカルボン酸化合物の製造方法。
  3. (3)一般式〔 I ′〕で表わされるキノロンカルボン
    酸化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼〔I′〕 (式中、R^1は低級アルキル基、Xはハロゲンを示す
    )を加水分解することを特徴とする一般式〔 I ″〕▲
    数式、化学式、表等があります▼〔II″〕 (式中、Xは前記と同じ) で表わされるキノロンカルボン酸化合物の製造方法。
  4. (4)一般式〔V〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔V〕 (式中、Xはハロゲンを示す) で表わされる化合物とアルコキシメチレンマロン酸ジア
    ルキルエステルまたはオルトギ酸エステルおよびマロン
    酸ジアルキルエステルとを反応させ一般式〔VI〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔VI〕 (式中、R^1は低級アルキル基を示し、Xは前記と同
    じ)で表わされる化合物とし、次いで環化することを特
    徴とする一般式〔 I ′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I ′〕 (式中、R^1、Xは前記と同じ) で表わされるキノロンカルボン酸化合物の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01224363A (ja) * 1988-03-03 1989-09-07 Dainippon Pharmaceut Co Ltd (2−アミノベンゾイル)酢酸エステル誘導体
JP2000229946A (ja) * 1998-12-10 2000-08-22 Toyama Chem Co Ltd キノロンカルボン酸の製造法およびその中間体

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