JPS61204137A - 放射性造影剤 - Google Patents
放射性造影剤Info
- Publication number
- JPS61204137A JPS61204137A JP60044249A JP4424985A JPS61204137A JP S61204137 A JPS61204137 A JP S61204137A JP 60044249 A JP60044249 A JP 60044249A JP 4424985 A JP4424985 A JP 4424985A JP S61204137 A JPS61204137 A JP S61204137A
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- Japan
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- fat emulsion
- emulsion
- compound
- fat
- arthritis
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、放射性医薬品、特にシンチグラフィーにおけ
る造影用の放射性医薬品に関する。
る造影用の放射性医薬品に関する。
シンチグラフィーは、患者に苦痛を与えずに生体内部の
情報を外部より放射性医薬品によってさぐる診断方法で
あり、シンチスキャナー・シンチグラム解像力の改良、
コンピューターの導入及び各種放射性医薬品の開発によ
って、次第に多くの生体内情報を伝えることが可能とな
り疾患の病変を的確にとらえうろことから、各種疾患の
診断に重要な手段となりつつある。
情報を外部より放射性医薬品によってさぐる診断方法で
あり、シンチスキャナー・シンチグラム解像力の改良、
コンピューターの導入及び各種放射性医薬品の開発によ
って、次第に多くの生体内情報を伝えることが可能とな
り疾患の病変を的確にとらえうろことから、各種疾患の
診断に重要な手段となりつつある。
元素としては99”Tc、 ”’I+ 19’Hg+
871ISr。
871ISr。
111aIn等が知られており、各々半減期及び製剤の
違いによって検査項目を変えている。Q9+11TCは
、140.5KeVのT線を放出するためシンチグラム
を描くのに適しており、また半減期(6,03時間)が
短く、β線を放出しないため患者に対する被曝線量も軽
減され臨床面でも広く用いられている。99″′TCを
用いた放射性医薬品としては、脳スキャンに適した過テ
クネチウム酸ナトリウム、肝スキャンに適した99II
ITOスズ・コロイド、腎スキャンに適した991IT
c DTPA(ジエチレントリアミノ5酢酸)および
骨スキャンに適した991″T cポリリン酸等が知ら
れている。
違いによって検査項目を変えている。Q9+11TCは
、140.5KeVのT線を放出するためシンチグラム
を描くのに適しており、また半減期(6,03時間)が
短く、β線を放出しないため患者に対する被曝線量も軽
減され臨床面でも広く用いられている。99″′TCを
用いた放射性医薬品としては、脳スキャンに適した過テ
クネチウム酸ナトリウム、肝スキャンに適した99II
ITOスズ・コロイド、腎スキャンに適した991IT
c DTPA(ジエチレントリアミノ5酢酸)および
骨スキャンに適した991″T cポリリン酸等が知ら
れている。
ところが、かかる従来の放射性医薬品は、網内系、炎症
部位、血管内皮細胞等には十分移行せず、従ってかかる
箇所にも移行しうる放射性医薬品の開発が待望されてい
る。
部位、血管内皮細胞等には十分移行せず、従ってかかる
箇所にも移行しうる放射性医薬品の開発が待望されてい
る。
本発明は、網内系、炎症部位、血管内皮細胞環t7t1
+イパトFlpi〒l’+;ζbes+性ii、at、
*t=4社す;z、v−一を目的とする。
+イパトFlpi〒l’+;ζbes+性ii、at、
*t=4社す;z、v−一を目的とする。
〔問題点を解決するだめの手段および作用の説明〕本発
明は、新規シンチグラフィー用の放射性医薬品を提供す
るものである。即ち、本発明は、放射性同位元素でラベ
ルした脂肪乳剤からなる放射性医薬品である。
明は、新規シンチグラフィー用の放射性医薬品を提供す
るものである。即ち、本発明は、放射性同位元素でラベ
ルした脂肪乳剤からなる放射性医薬品である。
■製剤の調製
本発明の放射性医薬品は、放射性同位元素でラベルした
脂肪乳剤からなり、その好ましい組成は、放射性同位元
素化合物0.0001〜0.01%(W/V)、大豆油
5〜50%(w/v)、好ましくは8〜30%(W/v
) 、大豆油100に対する重量比が1〜50、好まし
くは5〜30の量のリン脂質及び適量の水よりなる脂肪
乳剤である。
脂肪乳剤からなり、その好ましい組成は、放射性同位元
素化合物0.0001〜0.01%(W/V)、大豆油
5〜50%(w/v)、好ましくは8〜30%(W/v
) 、大豆油100に対する重量比が1〜50、好まし
くは5〜30の量のリン脂質及び適量の水よりなる脂肪
乳剤である。
放射性同位元素としては99′″Tc、 ”3T+ 1
9?Hg。
9?Hg。
B?″Sr、 113s″In等が例示され、特に99
′″Tcが好適に用いられる。
′″Tcが好適に用いられる。
放射性同位元素と脂肪乳剤との結合は、例えば放射性同
位元素とキレート結合しうる化合物(以下、キレート性
化合物ともいう)を脂肪乳剤化し、当該脂肪乳剤化され
た化合物と放射性同位元素(好ましくは、9′″Tc)
とをキレート結合させることによって行われる。キレー
ト性化合物を含む脂肪乳剤は、自体既知の手段によって
調製され、かくして調製されたキレート性化合物脂肪乳
剤を、自体既知の手段にて放射性同位元素とキレート結
合させる。
位元素とキレート結合しうる化合物(以下、キレート性
化合物ともいう)を脂肪乳剤化し、当該脂肪乳剤化され
た化合物と放射性同位元素(好ましくは、9′″Tc)
とをキレート結合させることによって行われる。キレー
ト性化合物を含む脂肪乳剤は、自体既知の手段によって
調製され、かくして調製されたキレート性化合物脂肪乳
剤を、自体既知の手段にて放射性同位元素とキレート結
合させる。
キレート性化合物としては、モノ又はジアルキルアミド
DTPA (ジエチレントリアミノ酢酸、以下DTPA
誘導体ともいう)が特に好ましい。
DTPA (ジエチレントリアミノ酢酸、以下DTPA
誘導体ともいう)が特に好ましい。
DTPA誘導体は、たとえばDTPA無水物アルキル、
例えばアルキル基(好ましくはメチル、エチル、n〜プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、5e
c−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘ
キシル、n−ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ド
デシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシルな
どの炭素数1〜20のアルキル基)を持ったアミン化合
物とを反応させることによって得られる。DTPA誘導
体の好ましい例としては、ジアルキルアミドDTPA、
例えばジステアリルアミドDTPAが例示される。
例えばアルキル基(好ましくはメチル、エチル、n〜プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、5e
c−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘ
キシル、n−ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ド
デシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシルな
どの炭素数1〜20のアルキル基)を持ったアミン化合
物とを反応させることによって得られる。DTPA誘導
体の好ましい例としては、ジアルキルアミドDTPA、
例えばジステアリルアミドDTPAが例示される。
なお、キレート性化合物脂肪乳剤の調製に際しては、脂
肪乳剤成分(即ち大豆油)100重量部に対してキレー
ト性化合物(特に、DTPA誘導体)を0.01〜1重
量部を配合することが好ましい。
肪乳剤成分(即ち大豆油)100重量部に対してキレー
ト性化合物(特に、DTPA誘導体)を0.01〜1重
量部を配合することが好ましい。
脂肪乳剤は、一般的に高純度の精製大豆油(好適には、
トリグリセリド、ジグリセリドおよびモノグリセリドと
して、99.9%以上含有)から調製される。本発明で
使用するリン脂質も、好適には精製リン脂質であり、好
ましくはホスファチジルコリンを70〜99.9%含有
する。本発明の脂肪乳剤は、更に0.3%(w/v)ま
での量の炭素数6〜22、好ましくは12〜20の脂肪
酸又はその生理的に受入れられる塩(これらは、脂肪乳
剤の乳化補助剤としてすでに既知であり、かかる既知の
ものを使用すればよい)を乳化補助剤として含んでいて
もよく、また0、5%(w/v)以下、好まし/ +
+ n I 01 7.、、/、へF1工)信Jg
lL /Tl 1+、 q 、ニー M ++、1
kif T7は5%(w/v)以下、好ましくは1%(
w/V)以下の量のホスファチジン酸を安定化剤として
含んでいてもよい。
トリグリセリド、ジグリセリドおよびモノグリセリドと
して、99.9%以上含有)から調製される。本発明で
使用するリン脂質も、好適には精製リン脂質であり、好
ましくはホスファチジルコリンを70〜99.9%含有
する。本発明の脂肪乳剤は、更に0.3%(w/v)ま
での量の炭素数6〜22、好ましくは12〜20の脂肪
酸又はその生理的に受入れられる塩(これらは、脂肪乳
剤の乳化補助剤としてすでに既知であり、かかる既知の
ものを使用すればよい)を乳化補助剤として含んでいて
もよく、また0、5%(w/v)以下、好まし/ +
+ n I 01 7.、、/、へF1工)信Jg
lL /Tl 1+、 q 、ニー M ++、1
kif T7は5%(w/v)以下、好ましくは1%(
w/V)以下の量のホスファチジン酸を安定化剤として
含んでいてもよい。
また乳剤を等張化するために、通常用いられるグリセリ
ンおよびブドウ糖などの等張化剤を添加することもでき
る。
ンおよびブドウ糖などの等張化剤を添加することもでき
る。
本発明のキレート性化合物脂肪乳剤は、脂肪乳剤とキレ
ート性化合物とを、例えば、加圧噴射型ホモジナイザー
又は超音波ホモジナイザーを用いて混合することにより
製造される。それは、先ず各々所要量の大豆油、リン脂
質、キレート性化合物及び要すればその他の添加剤(た
とえば、コレステロール、ホスファチジン酸など)を混
合、加熱して溶液とし、均質化処理し、次いでこれに所
要量の水を加え再び均質化を行い容易に製造される。
ート性化合物とを、例えば、加圧噴射型ホモジナイザー
又は超音波ホモジナイザーを用いて混合することにより
製造される。それは、先ず各々所要量の大豆油、リン脂
質、キレート性化合物及び要すればその他の添加剤(た
とえば、コレステロール、ホスファチジン酸など)を混
合、加熱して溶液とし、均質化処理し、次いでこれに所
要量の水を加え再び均質化を行い容易に製造される。
安定化剤及び等張化剤は生成脂肪乳剤に加えてもよい。
かくして提供されたキレート性化合物の脂肪乳剤は、そ
の平均粒子径は1.0μ以下(粒子径分布0.1〜1.
0μ)であることが好ましい。
の平均粒子径は1.0μ以下(粒子径分布0.1〜1.
0μ)であることが好ましい。
キレート性化合物(DTPA誘導体)の脂肪乳剤は、次
いで放射性同位元素(例えば、99′″Tc)とキレー
ト結合させる。当該キレート結合は、たとえば次のよう
にして実施される。すなわち、このキレート性化合物の
脂肪乳剤に還元剤(例えば、無水塩化第一スズ)および
放射性同位元素(例えば、N a ””T c○1等の
911aTC化合物)を混合すると、たとえば99+″
Tcイオンが還元されて、キレート性化合物と99′%
Tcが結合する。この場合、キレート性化合物と9”T
cが等モルでキレート化合物を形成している。かくして
、本発明からなる放射性医薬品が提供される。
いで放射性同位元素(例えば、99′″Tc)とキレー
ト結合させる。当該キレート結合は、たとえば次のよう
にして実施される。すなわち、このキレート性化合物の
脂肪乳剤に還元剤(例えば、無水塩化第一スズ)および
放射性同位元素(例えば、N a ””T c○1等の
911aTC化合物)を混合すると、たとえば99+″
Tcイオンが還元されて、キレート性化合物と99′%
Tcが結合する。この場合、キレート性化合物と9”T
cが等モルでキレート化合物を形成している。かくして
、本発明からなる放射性医薬品が提供される。
■投与方法・投与量
本発明の放射性医薬品は、一般に液状製剤としてそのま
ま提供される。投与は、非経口、特に静脈内投与が好ま
しい。投与量は、投与ルート、投与箇所等によって異な
るが、シンチグラフィーを目的として成人に対して投与
する場合は、乳剤として一般に1 = 100aI+/
回である。
ま提供される。投与は、非経口、特に静脈内投与が好ま
しい。投与量は、投与ルート、投与箇所等によって異な
るが、シンチグラフィーを目的として成人に対して投与
する場合は、乳剤として一般に1 = 100aI+/
回である。
■診断方法
本発明の放射性医薬品を使用したシンチグラフィーは、
薬剤の投与数分後からシンチカメラスキャナーを用いて
スキャンニングを行い例えばドツト化描画法による表示
を行うことによって実施される。
薬剤の投与数分後からシンチカメラスキャナーを用いて
スキャンニングを行い例えばドツト化描画法による表示
を行うことによって実施される。
本発明からなる放射性医薬品は、脂肪小粒子が網内系、
炎症部位、血管内皮細胞等に移行するという特性を有す
るので、肝臓、肺臓等各種臓器、関節炎、腫瘍部、血管
等の造影に適している。
炎症部位、血管内皮細胞等に移行するという特性を有す
るので、肝臓、肺臓等各種臓器、関節炎、腫瘍部、血管
等の造影に適している。
従って、動脈硬化症、糖尿病、慢性関節リウマチ、癌等
の診断に有用である。
の診断に有用である。
本発明を製造例及び実験例により更に詳細に説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
、本発明はこれらに限定されるものではない。
実験例
製造例1で得た本発明放射性医薬品によるシンチグラフ
ィー検査を糖尿病、閉塞性動脈硬化症、慢性関節リウマ
チ、癌転移の各症例を対象に行った。
ィー検査を糖尿病、閉塞性動脈硬化症、慢性関節リウマ
チ、癌転移の各症例を対象に行った。
当該乳剤5〜10m1を静注し、10分後および1時間
後に病変部位および全身を撮影した。
後に病変部位および全身を撮影した。
その結果をまとめると以下のようであった。
■ 疾患に関係なく、注射後早期に肝臓、肺臓、心臓、
副鼻腔、血管(主として、頚部、鎖骨下、胸部、腹部、
大腿部等)に99″TCの集積像がみられ、経時的に腎
臓、膀胱も描出された。
副鼻腔、血管(主として、頚部、鎖骨下、胸部、腹部、
大腿部等)に99″TCの集積像がみられ、経時的に腎
臓、膀胱も描出された。
ただし、強い肝障害を伴う症例では肝の画像が城弱され
、肺臓、骨髄が強調される傾向があった。
、肺臓、骨髄が強調される傾向があった。
■ 腹部および総腸骨動脈などの一部を除いて、動脈硬
化性変化のほとんどないと思われる若年の女性例では、
1時間後のシンチグラムで、大腿部あるいは下腿の血管
が確認できなかったが、眼底等で動脈硬化性変化のある
糖尿病や血管造影で閉塞性動脈硬化症と診断された症例
では、1時間後のシンチグラムでも、大腿あるいは下腿
の血管に99″’Tcの明らかな集積像がみられた。
化性変化のほとんどないと思われる若年の女性例では、
1時間後のシンチグラムで、大腿部あるいは下腿の血管
が確認できなかったが、眼底等で動脈硬化性変化のある
糖尿病や血管造影で閉塞性動脈硬化症と診断された症例
では、1時間後のシンチグラムでも、大腿あるいは下腿
の血管に99″’Tcの明らかな集積像がみられた。
■ 慢性関節リウマチ患者で、活動性の関節炎が存在す
る部位に一致して991′ITCの集積像がみ■ 胃癌
切除後に、腸管および腹腔内に癌転移をきたした症例で
は、腸管および腹壁からふれる種属に一致して99′″
Tcの集積がみられ、また同時に他疾患の患者では確認
できなかった側腹壁にも99′″Tcの集積像がみられ
た。
る部位に一致して991′ITCの集積像がみ■ 胃癌
切除後に、腸管および腹腔内に癌転移をきたした症例で
は、腸管および腹壁からふれる種属に一致して99′″
Tcの集積がみられ、また同時に他疾患の患者では確認
できなかった側腹壁にも99′″Tcの集積像がみられ
た。
また、個々の症例においては、以下のようであった。
症例1ニア2才、男性、閉塞性動脈硬化症〔第1図参照
〕 左大腿動脈より本乳剤注射1時間後のシンチグラムによ
れば、肝臓、腎臓、心臓、膀胱に””T cの集積がみ
られる。血管系では、動脈硬化性変化のあると思われる
上行・下行大動脈、腹部・総腸骨・大腿および下腿動脈
が描出される。
〕 左大腿動脈より本乳剤注射1時間後のシンチグラムによ
れば、肝臓、腎臓、心臓、膀胱に””T cの集積がみ
られる。血管系では、動脈硬化性変化のあると思われる
上行・下行大動脈、腹部・総腸骨・大腿および下腿動脈
が描出される。
症例2:24才、女性、慢性関節リウマチ〔第2図およ
び第3図参照〕 活動性の関節炎がある膝、手関節に、一致して9軸Tc
の集積がみられる。
び第3図参照〕 活動性の関節炎がある膝、手関節に、一致して9軸Tc
の集積がみられる。
症例3:57オ、男性、癌転移
〔第4図参照〕
胃癌切除後、腸管・腹壁および腹腔内に癌転移が認めら
れる患者の場合、腹部より触知できる腫瘤に一致して、
また、側腹壁にも”lIT cの集積像がみられる。
れる患者の場合、腹部より触知できる腫瘤に一致して、
また、側腹壁にも”lIT cの集積像がみられる。
製造例1
精製大豆油200 gに精製卵黄リン脂質24g、ジス
テアリルアミンD T P A 200mgを加え、4
0〜75℃に加温溶解せしめる。これに1000+al
の蒸留水を加え、マントン−ガラリン型ホモジナイザー
を用いて、1段目100kg/cd、合計圧450kg
/−の加圧下で10回通過させ乳化する。次いで、この
乳化液に44.2gのグリセリンを加え、20〜40℃
の注射用蒸留水730m1を加えホモミキサーで粗乳化
する。
テアリルアミンD T P A 200mgを加え、4
0〜75℃に加温溶解せしめる。これに1000+al
の蒸留水を加え、マントン−ガラリン型ホモジナイザー
を用いて、1段目100kg/cd、合計圧450kg
/−の加圧下で10回通過させ乳化する。次いで、この
乳化液に44.2gのグリセリンを加え、20〜40℃
の注射用蒸留水730m1を加えホモミキサーで粗乳化
する。
これを再びマントン−ガラリン型ホモジナイザーを用い
、1段目120kg/aJ、合計圧500kg/CIA
の加圧下で10回通過させ乳化する。
、1段目120kg/aJ、合計圧500kg/CIA
の加圧下で10回通過させ乳化する。
これにより、ジステアリルアミンDTPAを含有する1
、0μ以下の均質化された極めて微細な脂肪乳剤が得ら
れる。
、0μ以下の均質化された極めて微細な脂肪乳剤が得ら
れる。
この脂肪乳剤100m1に塩化第−スズ0.2 mgを
添加した後、放射能遮蔽用船容器にあらかしめ4!備し
ておいた調整用無菌バイアル内に入れる。これに15m
C1の放射能活性を有する約0.4mgの過テクネチウ
ム酸すl−IJウム注射液(放射性医薬品基準)を加え
、充分震盪混和後、室温に10分間放置して99ffi
T c・ジステアリルDTPA脂肪乳剤を得た。
添加した後、放射能遮蔽用船容器にあらかしめ4!備し
ておいた調整用無菌バイアル内に入れる。これに15m
C1の放射能活性を有する約0.4mgの過テクネチウ
ム酸すl−IJウム注射液(放射性医薬品基準)を加え
、充分震盪混和後、室温に10分間放置して99ffi
T c・ジステアリルDTPA脂肪乳剤を得た。
(組成)
ジステアリル−D T P A 0.01 w/
v%99ffiT cO,001w/v% 大豆油 10 w/v%卵黄リ
ン脂質 1.2 w/v%グリセリン
2.21 w/v%注射用蒸留水
適量 製造例2 製造例1の原料としてオレイン酸ナトリウム0.5gお
よびホスファチジン酸0.5gをさらに添加する以外は
製造例1に準じて行い、同様に目的の脂肪乳剤を得た。
v%99ffiT cO,001w/v% 大豆油 10 w/v%卵黄リ
ン脂質 1.2 w/v%グリセリン
2.21 w/v%注射用蒸留水
適量 製造例2 製造例1の原料としてオレイン酸ナトリウム0.5gお
よびホスファチジン酸0.5gをさらに添加する以外は
製造例1に準じて行い、同様に目的の脂肪乳剤を得た。
本発明からなる放射性医薬品は、脂肪小粒子が網内系、
炎症部位、血管内皮細胞等にまで移行するという性質を
有し、肝臓、肺臓等各種臓器、関節炎、腫瘍部、血管等
の造影を有利に行うことができる。
炎症部位、血管内皮細胞等にまで移行するという性質を
有し、肝臓、肺臓等各種臓器、関節炎、腫瘍部、血管等
の造影を有利に行うことができる。
第1図は、閉塞性動脈硬化症の患者(72才、男性)の
全身シンチグラムを、第2図は、慢性関節リウマチ患者
(24才、女性)の両膝部シンチグラムを、第3図は、
同上患者の両手関節部シンチグラムを、第4図は、癌転
移患者(52才、男性)の腹部シンチグラムを表わす。
全身シンチグラムを、第2図は、慢性関節リウマチ患者
(24才、女性)の両膝部シンチグラムを、第3図は、
同上患者の両手関節部シンチグラムを、第4図は、癌転
移患者(52才、男性)の腹部シンチグラムを表わす。
Claims (1)
- 放射性同位元素でラベルした脂肪乳剤からなる放射性医
薬品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60044249A JPS61204137A (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | 放射性造影剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60044249A JPS61204137A (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | 放射性造影剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61204137A true JPS61204137A (ja) | 1986-09-10 |
JPH0564619B2 JPH0564619B2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=12686257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60044249A Granted JPS61204137A (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 | 放射性造影剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61204137A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995013096A1 (en) * | 1993-11-08 | 1995-05-18 | Peptide Delivery Systems Pty. Ltd. | Labelled diagnostic compositions and methods of their use |
EP0594640A4 (en) * | 1991-05-23 | 1998-06-03 | Evan C Unger | Liposoluble compounds for magnetic resonance imaging |
WO1999024079A1 (en) * | 1997-11-11 | 1999-05-20 | Peptide Delivery Systems Pty. Ltd. | Improved labelled diagnostic compositions and methods of their use |
US6028108A (en) * | 1998-10-22 | 2000-02-22 | America Home Products Corporation | Propofol composition comprising pentetate |
CN106163571A (zh) * | 2014-02-18 | 2016-11-23 | 麦迪西斯医药公司 | 反胶束体系用于递送放射性核素和金属的螯合剂的用途 |
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JPS58167524A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-03 | Green Cross Corp:The | X線診断用陰性造影剤 |
-
1985
- 1985-03-06 JP JP60044249A patent/JPS61204137A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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