JPS61204112A - 粉体化粧料 - Google Patents
粉体化粧料Info
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- JPS61204112A JPS61204112A JP4294085A JP4294085A JPS61204112A JP S61204112 A JPS61204112 A JP S61204112A JP 4294085 A JP4294085 A JP 4294085A JP 4294085 A JP4294085 A JP 4294085A JP S61204112 A JPS61204112 A JP S61204112A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は微粒子状の疎水化無水シリカを配合した粉体化
粧料、更に詳細には、当該疎水化無水シリカを配合する
ことによって、ケーキングを防止し、パフ、スポンジ又
はブラシ等への含みがよく粉の飛び散りがなく、しかも
撥水性が高く汗や水による化粧くずれを起し難い粉体化
粧料に関する。
粧料、更に詳細には、当該疎水化無水シリカを配合する
ことによって、ケーキングを防止し、パフ、スポンジ又
はブラシ等への含みがよく粉の飛び散りがなく、しかも
撥水性が高く汗や水による化粧くずれを起し難い粉体化
粧料に関する。
粉体化粧料としては、ファンデーション、白粉、頬紅、
アイシャドウ等のメイクアップ化粧料、ボディーパウダ
ー、ベビーパウダー等のボディ化粧料等がある。
アイシャドウ等のメイクアップ化粧料、ボディーパウダ
ー、ベビーパウダー等のボディ化粧料等がある。
これらの粉体化粧料の中、プレストパウダー型及びルー
ズパウダー型粉体化粧料は、主として粉体８０〜１００
重量％（以下、特に指定しない限りチで示す）、油分θ
〜２０％の組成からなるものであるため、その粉体の性
質が粉体化粧料のそれを大きく左右する。
ズパウダー型粉体化粧料は、主として粉体８０〜１００
重量％（以下、特に指定しない限りチで示す）、油分θ
〜２０％の組成からなるものであるため、その粉体の性
質が粉体化粧料のそれを大きく左右する。
そして、粉体化粧料、特にプレストパウダー型及びルー
ズパウダー型粉体化粧料には一般に次のような性能が望
まれている。
ズパウダー型粉体化粧料には一般に次のような性能が望
まれている。
■ 撥水性を有し、汗や水による化粧くずれがない。
■ パフ、スポンジ、チップ等で化粧料のプレス面をこ
すったときに表面が固ってしまい、スポンジ等で化粧料
がとれなくなってしまうという現象、所謂ケーキングを
起さないこと。
すったときに表面が固ってしまい、スポンジ等で化粧料
がとれなくなってしまうという現象、所謂ケーキングを
起さないこと。
■ ブラシ等への含み、肌への付着性及び伸展性がよく
、且つその際に粉体が飛散しないこと。
、且つその際に粉体が飛散しないこと。
粉体化粧料に斯かる性能を付与するため、従来から、多
くの研究が々されている。
くの研究が々されている。
先ず、■については、化粧用粉体の表面を高級脂肪酸、
高級アルコール、脂肪酸エステル、金属石鹸等でコーテ
ィングする方法、粉体に強い撥水性を有するシリコン類
を配合する方法（特開昭５４−１４５２８号）、シリコ
ン油又は各種油剤を含むシリコン油を粉体表面に焼き付
けて表面処理する方法（特開昭５５−１３６２１３号）
等が提案されている。
高級アルコール、脂肪酸エステル、金属石鹸等でコーテ
ィングする方法、粉体に強い撥水性を有するシリコン類
を配合する方法（特開昭５４−１４５２８号）、シリコ
ン油又は各種油剤を含むシリコン油を粉体表面に焼き付
けて表面処理する方法（特開昭５５−１３６２１３号）
等が提案されている。
しかしながら、例えばシリコン処理粉体は撥水性はよい
が、肌への付着性が悪く、充分に満足し得るものではな
かった。
が、肌への付着性が悪く、充分に満足し得るものではな
かった。
■については、粉体基剤に撥水剤及び油剤をコーティン
グした後焼付は処理する方法（特開昭５５−１３６２１
３号）、結晶水を脱水したマイカを配合する方法（特開
昭５８−１８０４１１号）等が提案されている。
グした後焼付は処理する方法（特開昭５５−１３６２１
３号）、結晶水を脱水したマイカを配合する方法（特開
昭５８−１８０４１１号）等が提案されている。
しかしながら、これらの方法は、何れも前処理を伴うの
で製造操作が厄介であると共に、粉体の感触が変化して
しまい好ましくない。
で製造操作が厄介であると共に、粉体の感触が変化して
しまい好ましくない。
■については、シリコン処理した粉体やナイロンパウダ
ー等の球状粒子を多量に配合し、粉体同士の結合力を低
下させるか又はブラシとの摩擦を゛低減させる必要があ
った。しかし、この方法によると、粉体の飛散は防止で
きるが、肌への付着性が悪くなり、使用感触をある程度
犠牲にしなければならなかった。
ー等の球状粒子を多量に配合し、粉体同士の結合力を低
下させるか又はブラシとの摩擦を゛低減させる必要があ
った。しかし、この方法によると、粉体の飛散は防止で
きるが、肌への付着性が悪くなり、使用感触をある程度
犠牲にしなければならなかった。
上述の如く、従来、粉体化粧料に要求される■〜■の性
能を全て具備した粉体化粧料は存在せず、その提供が強
く所望されていた。
能を全て具備した粉体化粧料は存在せず、その提供が強
く所望されていた。
斯かる実状において、本発明者は鋭意研究を行った結果
、微粒子状の疎水化無水シリカを配合すれば、上記目的
を達成することができることを見出し、本発明を完成し
た。
、微粒子状の疎水化無水シリカを配合すれば、上記目的
を達成することができることを見出し、本発明を完成し
た。
すなわち、本発明は、平均粒径Ｌｏｏｍμ以下の疎水化
無水シリカを０．１〜２０チ含有する粉体化粧料を提供
するものである。
無水シリカを０．１〜２０チ含有する粉体化粧料を提供
するものである。
本発明において、無水シリカは微細粒子で、その平均粒
径は１００ ｍμ以下であることが必要であり、特に５
０ｍμ以下が好ましい。平均粒径がＬｏｏｍμを超える
と粉体の被覆が不充分となりシリカ自体の感触が出て好
ましくない。
径は１００ ｍμ以下であることが必要であり、特に５
０ｍμ以下が好ましい。平均粒径がＬｏｏｍμを超える
と粉体の被覆が不充分となりシリカ自体の感触が出て好
ましくない。
無水シリカの疎水化は、自体公知の方法によって行うこ
とができ、気相反応を用いる方法あるいは湿式処理によ
る何れの方法も採用することができる。気相反応法で疎
水化したものとしては、ジメチルジクロロシラン等のア
ルキルクロロシラン類、オクチルトリメトキシシラン、
ヘキサメチルジシラザン等のシラン系化合物で処理した
ものが挙げられるが、その中でも、ジメチルジクロロシ
ランで処理したアエロジルＲ−９７２（西独デグサ社製
）が最もよく知られている。
とができ、気相反応を用いる方法あるいは湿式処理によ
る何れの方法も採用することができる。気相反応法で疎
水化したものとしては、ジメチルジクロロシラン等のア
ルキルクロロシラン類、オクチルトリメトキシシラン、
ヘキサメチルジシラザン等のシラン系化合物で処理した
ものが挙げられるが、その中でも、ジメチルジクロロシ
ランで処理したアエロジルＲ−９７２（西独デグサ社製
）が最もよく知られている。
また、湿式法で疎水化したものとしては、次式（ｔ）で
表わされるシリコーン又は（Ｉ）のシリコーンと（旧式
で表わされるシリコーンの混合物で処理したものが好ま
しい。
表わされるシリコーン又は（Ｉ）のシリコーンと（旧式
で表わされるシリコーンの混合物で処理したものが好ま
しい。
（式中、Ｒは低級アルキル基、ベンジル基、シクロヘキ
シル基、ナフチル基、フルフリル基又ハ水素原子を示し
、ｎ？１ｌ−１０００の数を、ｍは１０〜２００の数を
示す） 尚（ＩＩ１式のシリコーンだけで疎水化処理を行うと、
水素を発生したりして危険を伴うので、（Ｉ１式のシリ
コーンと混合して用いるのが好ましい。
シル基、ナフチル基、フルフリル基又ハ水素原子を示し
、ｎ？１ｌ−１０００の数を、ｍは１０〜２００の数を
示す） 尚（ＩＩ１式のシリコーンだけで疎水化処理を行うと、
水素を発生したりして危険を伴うので、（Ｉ１式のシリ
コーンと混合して用いるのが好ましい。
疎水化処理に用いるシリコーンの量は、無水７リカの比
表面積にもよるが、無水シリカ７０〜９５重量部に対し
てシリコーン５〜３０重量部、特に無水シリカ７５〜８
５重量部に対してシリコーン１５〜２５重量部が、撥水
性が高く、凝集性も少なく好ましい。斯かる疎水化無水
シリカとしては、アエロジルＲＹ−２００’（日本アエ
ロジル社製）、ＳＩ−アエロジル（三好化成社製）等が
挙げられる。
表面積にもよるが、無水シリカ７０〜９５重量部に対し
てシリコーン５〜３０重量部、特に無水シリカ７５〜８
５重量部に対してシリコーン１５〜２５重量部が、撥水
性が高く、凝集性も少なく好ましい。斯かる疎水化無水
シリカとしては、アエロジルＲＹ−２００’（日本アエ
ロジル社製）、ＳＩ−アエロジル（三好化成社製）等が
挙げられる。
また、本発明において使用される化粧料用粉体としては
、公知の何れのものでもよく、例えば、タルク、セリサ
イト、マイカ、カオリン、シリカ、ナイロンパウダー、
ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロースパ
ウダー等の体質顔料；酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、
群青、紺青、酸化クロム、有機タール系色素、レーキ等
の着色剤；および雲母、チタン、酸化鉄コーテッド雲母
等の複合顔料等が挙げられる。これらの化粧料用粉体は
、例えば高級脂肪酸、高級アルコール、脂肪酸エステル
、金属石鹸、シリコーン、アミノ酸、アルキルフォスフ
ェート等で撥水処理したものが好ましい。
、公知の何れのものでもよく、例えば、タルク、セリサ
イト、マイカ、カオリン、シリカ、ナイロンパウダー、
ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロースパ
ウダー等の体質顔料；酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、
群青、紺青、酸化クロム、有機タール系色素、レーキ等
の着色剤；および雲母、チタン、酸化鉄コーテッド雲母
等の複合顔料等が挙げられる。これらの化粧料用粉体は
、例えば高級脂肪酸、高級アルコール、脂肪酸エステル
、金属石鹸、シリコーン、アミノ酸、アルキルフォスフ
ェート等で撥水処理したものが好ましい。
本発明の粉体化粧料は、上記化粧料用粉体と疎水化無水
シリカを混合して、化粧料用粉体の表面を疎水化無水シ
リカの微分末でメカノケミカル的にコーティングするこ
とによシ調製される。このコーティング法は特に制限さ
れないが、化粧料用粉体が凝集している場合には、少量
ではビニール袋、また大量ではディスパー、バリシネ、
リボンプレンダー、Ｖ型プレンダー等を用いて、予め粗
混合を行った後、ビンミル、ハンマーミル等で粉砕する
のが好ましい。疎水化シリカの添加量は粉体化粧料の０
．１〜２０％が好ましく、これより少ないと粉体の表面
を充分にコーティングすることができない。
シリカを混合して、化粧料用粉体の表面を疎水化無水シ
リカの微分末でメカノケミカル的にコーティングするこ
とによシ調製される。このコーティング法は特に制限さ
れないが、化粧料用粉体が凝集している場合には、少量
ではビニール袋、また大量ではディスパー、バリシネ、
リボンプレンダー、Ｖ型プレンダー等を用いて、予め粗
混合を行った後、ビンミル、ハンマーミル等で粉砕する
のが好ましい。疎水化シリカの添加量は粉体化粧料の０
．１〜２０％が好ましく、これより少ないと粉体の表面
を充分にコーティングすることができない。
更にまた、上記化粧料用粉体の他に感触向上又は外観改
良のために金属薄片等の粉体やパール剤（雲母、チタン
）等を添加する場合には、これらを予め上記疎水化無水
シリカで撥水処理した後混合配合することもできる。
良のために金属薄片等の粉体やパール剤（雲母、チタン
）等を添加する場合には、これらを予め上記疎水化無水
シリカで撥水処理した後混合配合することもできる。
叙上の如くして化粧料用粉体と疎水化無水シリカを混合
すると、粉体表面を疎水化無水シリカの微粉末が包み込
んで、粉体同士の結合を弱める。
すると、粉体表面を疎水化無水シリカの微粉末が包み込
んで、粉体同士の結合を弱める。
すなわち、疎水化無水シリカの表面は不活性であシ、シ
ラノール性ＯＨは殆んどなく女ってしまうので、水素結
合のような強固な結合がつくれなくなる。そして、粉体
同士の結合が弱くなると、ケーキングを起さなくなり、
また粉体粒子１つ１つが独立してブラシ等に付着するの
で、ブラシ等への含みがよくなり、飛散も生じないし、
肌への塗布も均一となる。
ラノール性ＯＨは殆んどなく女ってしまうので、水素結
合のような強固な結合がつくれなくなる。そして、粉体
同士の結合が弱くなると、ケーキングを起さなくなり、
また粉体粒子１つ１つが独立してブラシ等に付着するの
で、ブラシ等への含みがよくなり、飛散も生じないし、
肌への塗布も均一となる。
このように、本発明は、化粧料用粉体の特性を変えるこ
となく、これに撥水性を与え、しかもケーキングの防止
、ブラシ等への含みを改良することに成功した極めて優
れたものである。
となく、これに撥水性を与え、しかもケーキングの防止
、ブラシ等への含みを改良することに成功した極めて優
れたものである。
〔実施例〕・
次に実施例を挙げて説明する。
実施例１
下記の組成のファンデーションを常法により調製し、そ
の感触、プレス性、撥水性及びケーキング性を評価した
。その結果を第１表に示す。
の感触、プレス性、撥水性及びケーキング性を評価した
。その結果を第１表に示す。
組成；
本発明品１ 比較品１
タルク バランス バランスマイ
カ ８８ セリサイト ２０ ２０ステアリン
酸亜鉛 ４４ 酸化チタン １０ １０着色顔料
５５ メチルパラベン ０．１ ０．１疎水化
無水シリカ ２ − （アエロジルＲ−９７２＋ シリコーン油 ３３ 流動パラフィン ５５ 固型パラフィン １１ 硬化油 １ １香料 ０
．３ ０．３ 第１表 注１ 官能評価は、パネラ−１０人の評価（５点満点）
の平均点を示した。
カ ８８ セリサイト ２０ ２０ステアリン
酸亜鉛 ４４ 酸化チタン １０ １０着色顔料
５５ メチルパラベン ０．１ ０．１疎水化
無水シリカ ２ − （アエロジルＲ−９７２＋ シリコーン油 ３３ 流動パラフィン ５５ 固型パラフィン １１ 硬化油 １ １香料 ０
．３ ０．３ 第１表 注１ 官能評価は、パネラ−１０人の評価（５点満点）
の平均点を示した。
注２ プレス性は、同一プレス圧でプレスした時の状態
を次の評価基準によシ評価した。
を次の評価基準によシ評価した。
×ニゲレスできていない
Δニブレス可能だが硬度が低い
Ｏ：良好なプレス状態
注３ 撥水性は、水との接触角を測定し、次の評価基準
により評価したつ Ｏ：０゜ に１０〜９０９未満 ２：９０〜１００６未満 ３：１００〜１１００未満 ４ＩｌｌＯ〜１２０°未満 ５ ： １２０’以上 注４ ケーキング性は、実使用可能な硬度にプレス後、
スポンジで拭取っていった時の状態 ×−途中で固まって全くとれなくなったもの Δニ一部固ってとれないもの ○：最後までとれ九もの 実施例２ 下記の組成の白粉を常法により調製し、その感触、プレ
ス性、撥水性及びケーキング性を実施例１と同様にして
評価した。その結果を第２表に示す。
により評価したつ Ｏ：０゜ に１０〜９０９未満 ２：９０〜１００６未満 ３：１００〜１１００未満 ４ＩｌｌＯ〜１２０°未満 ５ ： １２０’以上 注４ ケーキング性は、実使用可能な硬度にプレス後、
スポンジで拭取っていった時の状態 ×−途中で固まって全くとれなくなったもの Δニ一部固ってとれないもの ○：最後までとれ九もの 実施例２ 下記の組成の白粉を常法により調製し、その感触、プレ
ス性、撥水性及びケーキング性を実施例１と同様にして
評価した。その結果を第２表に示す。
組成：
本発明品２ 比較品２
タルク バランス パラ／スカオ
リン １０．０ １０．０酸化チタン
１．０ １．０着色顔料
０．５ ０．５流動パラフイン ３．
０ ３．０ミリスチン酸イソプロピル λ５
Ｚ５オリーブ油 λ３２．
．３ ラノリン脂肪酸 １．１ １．
１メチルパラベン ０．１ ０．１香料
０．５ ０．５ １００（重量部＋ １００（重量部）第２表 実施例３ 下記の組成のパウダーアイシャドウを常法により調製し
、その感触をパネラ−１２人を用いて評価した。なお、
比較品としては、市販品Ａを用いた。その結果を第３表
に示す。
リン １０．０ １０．０酸化チタン
１．０ １．０着色顔料
０．５ ０．５流動パラフイン ３．
０ ３．０ミリスチン酸イソプロピル λ５
Ｚ５オリーブ油 λ３２．
．３ ラノリン脂肪酸 １．１ １．
１メチルパラベン ０．１ ０．１香料
０．５ ０．５ １００（重量部＋ １００（重量部）第２表 実施例３ 下記の組成のパウダーアイシャドウを常法により調製し
、その感触をパネラ−１２人を用いて評価した。なお、
比較品としては、市販品Ａを用いた。その結果を第３表
に示す。
組成：
金属石鹸処理マイカ １０ １０アルキ
ルリン酸処理セリサ４”ｒ−２０２０ステアリン酸亜鉛
５５ 球状ナイロンパウダー ３３ 青色４０４号 ０．５０．５ 赤色２２６号 ０．５ ０．５黒酸化鉄
０．０５ ０．０５雲母チタン
３０ −流動パラフィン １０
１０メチルパラベン ０．１ ０．
１１）タルクを溶剤中に分散させ２％のステアリン酸亜
鉛を溶解し、溶剤の沸点付近に数時間保った後、溶剤を
除去乾燥したもの。
ルリン酸処理セリサ４”ｒ−２０２０ステアリン酸亜鉛
５５ 球状ナイロンパウダー ３３ 青色４０４号 ０．５０．５ 赤色２２６号 ０．５ ０．５黒酸化鉄
０．０５ ０．０５雲母チタン
３０ −流動パラフィン １０
１０メチルパラベン ０．１ ０．
１１）タルクを溶剤中に分散させ２％のステアリン酸亜
鉛を溶解し、溶剤の沸点付近に数時間保った後、溶剤を
除去乾燥したもの。
２）マイカを１）と同様に処理したもの。
３）セリサイトを３チのジステアリルフォスフェートを
用い１）と同様に処理したもの。
用い１）と同様に処理したもの。
４）雲母チタン９３部にアエロジルＲＹ−２００７部を
ディスパーミルで混合したもの。
ディスパーミルで混合したもの。
評１ｉＩＩｉ：
第３表
注） 数値は、パネラ−１２人によるコンベアペストで
支持した人数を示す。
支持した人数を示す。
第３表から明らかな如く、本発明品３は肌への付きが良
く、かつ水や汗に強いものである。また、予め疎水化無
水シリカでコーティングした雲母チタンを配合した本発
明品４も本発明品３と同様、水や汗に強いものであった
。
く、かつ水や汗に強いものである。また、予め疎水化無
水シリカでコーティングした雲母チタンを配合した本発
明品４も本発明品３と同様、水や汗に強いものであった
。
実施例４
下記の組成の頬紅を常法により調製し、その性能を下記
方法により評価した。
方法により評価した。
組成：
本発明品５ 比較品３
アルキルフォスフェート処理タルク ２９．７
３０．７アルキルフォスフェート処理セリサイト
４０．０ ４０．０シリコン処理マイカ
−０．０ １０．０ステアリン酸マグネシ
ウム ３．０ ３．０着色顔料
１．５ １．５赤色２２６号
ｏ、ｓ ｏ、ｓ雲母チタン
５．０ ５．０メチルパラベン
ｏ、ｉ ｏ、ｉ流動パラフィン
５．０ ５．０シリコーン油
３．０ ３．０マイクロクリスタリンワツク
ス １．０ １．０香料
０．２ ０．２ ５） タルクを溶剤中に分散させ、５％のシバルミチル
フォスフェートを溶解し、溶剤の沸点付近に数時間保っ
た後、溶剤を除去乾燥したもの。
３０．７アルキルフォスフェート処理セリサイト
４０．０ ４０．０シリコン処理マイカ
−０．０ １０．０ステアリン酸マグネシ
ウム ３．０ ３．０着色顔料
１．５ １．５赤色２２６号
ｏ、ｓ ｏ、ｓ雲母チタン
５．０ ５．０メチルパラベン
ｏ、ｉ ｏ、ｉ流動パラフィン
５．０ ５．０シリコーン油
３．０ ３．０マイクロクリスタリンワツク
ス １．０ １．０香料
０．２ ０．２ ５） タルクを溶剤中に分散させ、５％のシバルミチル
フォスフェートを溶解し、溶剤の沸点付近に数時間保っ
た後、溶剤を除去乾燥したもの。
６） セリサイトを４）と同様に処理したもの。
７） マイカにメチルハイドロジエンポリシロキサン２
チを焼き付は処理したもの。
チを焼き付は処理したもの。
（Ｉ）性能評価＋１１
本発明品５及び比較品３の粉体部について、そのかさ比
重、空隙率、水との接触角を測定した。その結果を第４
表及び第１図に示す。
重、空隙率、水との接触角を測定した。その結果を第４
表及び第１図に示す。
第４表
注） かさ比重は、横振動かさ密度を示す。
第４表から明らかな如く、疎水化無水シリカを配合する
と、かさ比重が減少し、空隙率が増え、粉体が軽くなる
こと違認められる。また、第１図に示される如く、本発
明品５では比較品３に比べ水との接触角が大きく、かつ
大きな接触角が長時間維持されることから、本発明品５
が良好な撥水性を有することが判る。
と、かさ比重が減少し、空隙率が増え、粉体が軽くなる
こと違認められる。また、第１図に示される如く、本発
明品５では比較品３に比べ水との接触角が大きく、かつ
大きな接触角が長時間維持されることから、本発明品５
が良好な撥水性を有することが判る。
（Ｉ１）性能評価（２）
本発明品５及び比較品３の粉体部について、粉の飛散し
にくさを評価した。評価は、全血に入れた粉体をブラシ
で取ったときの全血の粉体の減少量とブラシへの付着量
の差を算出することにより行なった。その結果を第５表
に示す。
にくさを評価した。評価は、全血に入れた粉体をブラシ
で取ったときの全血の粉体の減少量とブラシへの付着量
の差を算出することにより行なった。その結果を第５表
に示す。
第５表
（ｌ解）
第５表から明らかな如く、本発明品５ではブラシへの必
要以上の付着が抑制され、粉体の飛散が疎水化無水シリ
カを配合しない比較品３に比べ半分に減少した。
要以上の付着が抑制され、粉体の飛散が疎水化無水シリ
カを配合しない比較品３に比べ半分に減少した。
（ＩＩＩ） 実用評価
頬紅使用者２０名に、本発明品５及び市販品Ｂの実用評
価（コンベアテスト）を行なってもらった。その結果を
第６表に示す。なお、表中の数字はそれぞれの支持者数
を表したものである。
価（コンベアテスト）を行なってもらった。その結果を
第６表に示す。なお、表中の数字はそれぞれの支持者数
を表したものである。
第６表
（Ｉｖ）性能評価（３）
本発明品５、市販品８１市販品Ｃ（２ウエイタイブ）の
化粧持ちについて、モデル系（豚皮）を用いて評価した
。評価は豚皮に規定量の頬紅を塗布し、上から乾いた布
又は湿った布を表面性試験機にてこすりつけ豚皮に残っ
た色を色差計（日本電色Σ−８０）にて測色することに
より行なった。従って、色差が小さい方が化粧がとれ難
く、化粧持ちが良好なことを示す。結果を第２図に示す
。
化粧持ちについて、モデル系（豚皮）を用いて評価した
。評価は豚皮に規定量の頬紅を塗布し、上から乾いた布
又は湿った布を表面性試験機にてこすりつけ豚皮に残っ
た色を色差計（日本電色Σ−８０）にて測色することに
より行なった。従って、色差が小さい方が化粧がとれ難
く、化粧持ちが良好なことを示す。結果を第２図に示す
。
第１図は、本発明の頬紅又は比較品に対する水の接触角
の経時変化を示す図面、第２図は豚皮に塗布した頬紅に
布をこすりつけたとき豚皮上に残った色と頬紅との色差
を示す図面である。 以上 第２図 発販販 発販販 明品品 明品品 品ＣＢ 品ＣＢ （乾いた布） 爪２つ珂タイプ （湿った布）手続補
正群（自発） 昭和６０年４ 月 ８日 特許庁長官古賀 学 殿 １１ 事件の
表示 昭和６０年 特 許 願第４２９４０号２、 発明の
名称 粉体化粧料 ３ 補正をする者 事件との関係 出願人 （ｔ 所 東京都中央区日本橋茅場町１丁目１４番ｌＯ
号名 称 （０９１）花王石鹸株式会社 代表者 丸 出 芳 部 ４、代理人 住 所 同 上 ；−２−〜−
謬５ 補正命令の日付 ”−一一一
口自 発 ６、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 Ｌ 補正の内容 （Ｉ） 明細書中、第８頁第１５行 「撥水処理」とあるを 「親油化処理」と訂正する。 （２同、第９頁第１２行 「（雲母、チタン）」とあるを 「（雲母チタン）」と訂正する。 （３） 同、第９頁衆下行 「殆んどなくなってしまう」とあるを 「なくなっている」と訂正する。 （４）同、第１６頁、下から第４行〜第３行「コンベア
ペスト」とあるを 「コンベアテスト」と訂正する。
の経時変化を示す図面、第２図は豚皮に塗布した頬紅に
布をこすりつけたとき豚皮上に残った色と頬紅との色差
を示す図面である。 以上 第２図 発販販 発販販 明品品 明品品 品ＣＢ 品ＣＢ （乾いた布） 爪２つ珂タイプ （湿った布）手続補
正群（自発） 昭和６０年４ 月 ８日 特許庁長官古賀 学 殿 １１ 事件の
表示 昭和６０年 特 許 願第４２９４０号２、 発明の
名称 粉体化粧料 ３ 補正をする者 事件との関係 出願人 （ｔ 所 東京都中央区日本橋茅場町１丁目１４番ｌＯ
号名 称 （０９１）花王石鹸株式会社 代表者 丸 出 芳 部 ４、代理人 住 所 同 上 ；−２−〜−
謬５ 補正命令の日付 ”−一一一
口自 発 ６、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 Ｌ 補正の内容 （Ｉ） 明細書中、第８頁第１５行 「撥水処理」とあるを 「親油化処理」と訂正する。 （２同、第９頁第１２行 「（雲母、チタン）」とあるを 「（雲母チタン）」と訂正する。 （３） 同、第９頁衆下行 「殆んどなくなってしまう」とあるを 「なくなっている」と訂正する。 （４）同、第１６頁、下から第４行〜第３行「コンベア
ペスト」とあるを 「コンベアテスト」と訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、平均粒径１００ｍμ以下の疎水化無水シリカを０．
１〜２０重量％含有することを特徴とする粉体化粧料。 ２、疎水化無水シリカが、無水シリカをシラン系化合物
で疎水化処理したものである特許請求の範囲第１項記載
の粉体化粧料。 ３、シラン系化合物がアルキルクロロシラン類、オクチ
ルトリメトキシシラン又はヘキサメチルジシラザンであ
る特許請求の範囲第２項記載の粉体化粧料。 ４、疎水化無水シリカが、次式（ I ）で表わされるシ
リコーン又はこれと次式（II）で表わされるシリコーン
の混合物で疎水化処理したものである特許請求の範囲第
１項記載の粉体化粧料。 ▲数式、化学式、表等があります▼（ I ） （式中、Ｒは低級アルキル基、ベンジル基、シクロヘキ
シル基、ナフチル基、フルフリル基又は水素原子を示し
、ｎは１〜１０００の数を、ｍは１０〜２００の数を示
す）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4294085A JPS61204112A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 粉体化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4294085A JPS61204112A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 粉体化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61204112A true JPS61204112A (ja) | 1986-09-10 |
Family
ID=12650007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4294085A Pending JPS61204112A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 粉体化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61204112A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2795949A1 (fr) | 1999-07-08 | 2001-01-12 | Miyoshi Kasei Inc | Poudre traitee en surface douee d'une tres haute dispersibilite et cosmetique la contenant |
| JP2006131556A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Nippon Menaade Keshohin Kk | 固形粉末化粧料 |
| JP2006232712A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Kose Corp | パック料 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5839609A (ja) * | 1981-09-02 | 1983-03-08 | Shiseido Co Ltd | 粉体化粧料 |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP4294085A patent/JPS61204112A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5839609A (ja) * | 1981-09-02 | 1983-03-08 | Shiseido Co Ltd | 粉体化粧料 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2795949A1 (fr) | 1999-07-08 | 2001-01-12 | Miyoshi Kasei Inc | Poudre traitee en surface douee d'une tres haute dispersibilite et cosmetique la contenant |
| JP2006131556A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Nippon Menaade Keshohin Kk | 固形粉末化粧料 |
| JP4675608B2 (ja) * | 2004-11-05 | 2011-04-27 | 日本メナード化粧品株式会社 | 固形粉末化粧料 |
| JP2006232712A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Kose Corp | パック料 |
| JP4589755B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2010-12-01 | 株式会社コーセー | パック料 |
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