JPS6120365B2 - - Google Patents
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- JPS6120365B2 JPS6120365B2 JP3521479A JP3521479A JPS6120365B2 JP S6120365 B2 JPS6120365 B2 JP S6120365B2 JP 3521479 A JP3521479 A JP 3521479A JP 3521479 A JP3521479 A JP 3521479A JP S6120365 B2 JPS6120365 B2 JP S6120365B2
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- Japan
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- difficult
- metal
- composite billet
- steel
- mannesmann
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Extrusion Of Metal (AREA)
- Metal Extraction Processes (AREA)
Description
この発明は、変形抵抗の大きい難加工性鋼材、
たとえばステンレス鋼等のマンネスマン製管法で
あつて、素材となるビレツトの芯部に、変形抵抗
が小さくかつ加工性の良好な異種金属を配するこ
とにより、変形抵抗の大きな鋼材を容易に加工す
る方法に関するものである。 従来、難加工性鋼材をマンネスマン製管する場
合は、変形抵抗を極力下げるため、加工温度を高
くして行なうのが通例である。しかし、それでも
変形抵抗が大きいため穿孔力が過大となり、また
穿孔用プラグの損壊も激しかつた。さらに、製造
された管の内面は加工疵、特にカブレ疵の発生率
がきわめて高かつた。 このため、JIS規格品の場合、SUS304,
SUS347,SUS347H,SUS309,SUS310,
NCF2,NCFH、その他のオーステナイト系ステ
ンレス鋼、フエライト系ステンレス鋼、二相ステ
ンレス鋼等はマンネスマン製管は困難で、一般に
はこれら鋼材の製管は熱間押出式製管法により行
なわれているにすぎなかつた。 この発明は、難加工性鋼材のマンネスマン製造
法において、前記した問題点を解消せんとして創
案されたものであり、難加工性鋼材ビレツトの芯
部に加工性の良好な金属を配した複合ビレツトを
形成し、該複合ビレツトを穿孔して管を容易に製
管することを特徴とするものである。 発明者等は、前記した複合ビレツトAの製造に
ついては次の方法によつた。第1図に示すよう
に、まず素材となるべき難加工性金属材料の鋼塊
鋳造時に、加工性の良好な金属3をインゴツトケ
ース1内に吊下げた枠、難加工性鋼材5を鋳造
し、複合鋼塊を得る。なお、第1図に於いて符号
2は押湯体、4は加工性の良好な金属3を吊り下
げる金具、7は難加工性金属材料の溶湯を示す。 次いで前記した複合鋼塊を圧延し、第2図に示
す複合ビレツトAを形成する。しかして、当該複
合ビレツトAを適当な長さに切断してマンネスマ
ン製管に供する。 ところで、前記した複合ビレツトAを用いてマ
ンネスマン製管し、得られた管は第3図に示す如
く内面に加工性良好な金属の薄い層6を有するこ
とになるが、その後内面に旋削除去することによ
り、最終的に難加工性鋼材単体の製品を得ること
ができる。 なお、複合ビレツトAの芯部に配する金属3
は、難加工性鋼材5の加工温度ならびに変形抵抗
を考慮すれば、炭素鋼、純鉄、低合金鋼等が適当
である。 また、加工性の良好な金属3が配される複合ビ
レツトAの芯部と複合ビレツトAとの横断面積比
率は、製管時の穿孔力の低減、管の内面疵発生の
抑止ならびに芯部の最終工程における旋削除去作
業性の兼ね合いにより、適宜選定すればよいが発
明者等の実験結果によれば、2〜1%が適当であ
る。 芯部の横断面積/複合ビレツトAの横断面積=2〜10
% 次に、本発明の実施例について説明する。難加
工性金属材料としてSUS347Hを供し、加工性良
好な金属3として、STB35、あるいは純鉄、
STB12,STBA24(なお、他にSTBA25,
STBA26等も供し得る。)を供した。 そして、第1図に示す如き方法により難加工性
金属材料を鋳造し、複合鋼塊を得た。 該複合鋼塊は、一辺600mm、高さ1560mmで重量
3.3トンとし、これを直径185mmの複合ビレツトA
に圧延してから、マンネスマン製管に供した。 なお、マンネスマン製管に際しては、複合ビレ
ツトAの表面を旋削し、直径175mm、長さ4500mm
の第2図に示す如き形状に成形した後、マンネス
マン製管に供した。 その後、内面の加工性良好な金属の薄い層6を
旋削除去して製品とし、管内面の状況を観察した
結果を製造条件と合せて下表に示す。
たとえばステンレス鋼等のマンネスマン製管法で
あつて、素材となるビレツトの芯部に、変形抵抗
が小さくかつ加工性の良好な異種金属を配するこ
とにより、変形抵抗の大きな鋼材を容易に加工す
る方法に関するものである。 従来、難加工性鋼材をマンネスマン製管する場
合は、変形抵抗を極力下げるため、加工温度を高
くして行なうのが通例である。しかし、それでも
変形抵抗が大きいため穿孔力が過大となり、また
穿孔用プラグの損壊も激しかつた。さらに、製造
された管の内面は加工疵、特にカブレ疵の発生率
がきわめて高かつた。 このため、JIS規格品の場合、SUS304,
SUS347,SUS347H,SUS309,SUS310,
NCF2,NCFH、その他のオーステナイト系ステ
ンレス鋼、フエライト系ステンレス鋼、二相ステ
ンレス鋼等はマンネスマン製管は困難で、一般に
はこれら鋼材の製管は熱間押出式製管法により行
なわれているにすぎなかつた。 この発明は、難加工性鋼材のマンネスマン製造
法において、前記した問題点を解消せんとして創
案されたものであり、難加工性鋼材ビレツトの芯
部に加工性の良好な金属を配した複合ビレツトを
形成し、該複合ビレツトを穿孔して管を容易に製
管することを特徴とするものである。 発明者等は、前記した複合ビレツトAの製造に
ついては次の方法によつた。第1図に示すよう
に、まず素材となるべき難加工性金属材料の鋼塊
鋳造時に、加工性の良好な金属3をインゴツトケ
ース1内に吊下げた枠、難加工性鋼材5を鋳造
し、複合鋼塊を得る。なお、第1図に於いて符号
2は押湯体、4は加工性の良好な金属3を吊り下
げる金具、7は難加工性金属材料の溶湯を示す。 次いで前記した複合鋼塊を圧延し、第2図に示
す複合ビレツトAを形成する。しかして、当該複
合ビレツトAを適当な長さに切断してマンネスマ
ン製管に供する。 ところで、前記した複合ビレツトAを用いてマ
ンネスマン製管し、得られた管は第3図に示す如
く内面に加工性良好な金属の薄い層6を有するこ
とになるが、その後内面に旋削除去することによ
り、最終的に難加工性鋼材単体の製品を得ること
ができる。 なお、複合ビレツトAの芯部に配する金属3
は、難加工性鋼材5の加工温度ならびに変形抵抗
を考慮すれば、炭素鋼、純鉄、低合金鋼等が適当
である。 また、加工性の良好な金属3が配される複合ビ
レツトAの芯部と複合ビレツトAとの横断面積比
率は、製管時の穿孔力の低減、管の内面疵発生の
抑止ならびに芯部の最終工程における旋削除去作
業性の兼ね合いにより、適宜選定すればよいが発
明者等の実験結果によれば、2〜1%が適当であ
る。 芯部の横断面積/複合ビレツトAの横断面積=2〜10
% 次に、本発明の実施例について説明する。難加
工性金属材料としてSUS347Hを供し、加工性良
好な金属3として、STB35、あるいは純鉄、
STB12,STBA24(なお、他にSTBA25,
STBA26等も供し得る。)を供した。 そして、第1図に示す如き方法により難加工性
金属材料を鋳造し、複合鋼塊を得た。 該複合鋼塊は、一辺600mm、高さ1560mmで重量
3.3トンとし、これを直径185mmの複合ビレツトA
に圧延してから、マンネスマン製管に供した。 なお、マンネスマン製管に際しては、複合ビレ
ツトAの表面を旋削し、直径175mm、長さ4500mm
の第2図に示す如き形状に成形した後、マンネス
マン製管に供した。 その後、内面の加工性良好な金属の薄い層6を
旋削除去して製品とし、管内面の状況を観察した
結果を製造条件と合せて下表に示す。
【表】
【表】
この発明は以上の構成よりなり、この発明によ
れば、管の内面疵を防止することが出来、また穿
孔力の大幅な低減により、穿孔プラグの寿命の増
大をも図ることが出来る。 また、従来の熱間押出式製管法では、製管不可
能であつた難加工性鋼材の大径長尺化が可能とな
り、本発明はきわめて有用である。 なお、本発明によるマンネスマン製造後、管の
内面に有する加工性良好な金属層を旋削除去せず
に、用途によつては前記した管を使用することも
できる。
れば、管の内面疵を防止することが出来、また穿
孔力の大幅な低減により、穿孔プラグの寿命の増
大をも図ることが出来る。 また、従来の熱間押出式製管法では、製管不可
能であつた難加工性鋼材の大径長尺化が可能とな
り、本発明はきわめて有用である。 なお、本発明によるマンネスマン製造後、管の
内面に有する加工性良好な金属層を旋削除去せず
に、用途によつては前記した管を使用することも
できる。
図面はこの発明の実施例を示したもので、第1
図は複合鋼塊を形成する状態を示す縦断面図、第
2図は複合ビレツトの断面図、第3図は複合ビレ
ツトをマンネスマン製管して得た管の縦断面図で
ある。 1……インゴツトケース、2……押湯枠、3…
…加工性の良好な金属、4……吊り下げ金具、5
……難加工性鋼材、6……加工性良好な金属の薄
い層、7……難加工性金属材料の溶湯、A……複
合ビレツト。
図は複合鋼塊を形成する状態を示す縦断面図、第
2図は複合ビレツトの断面図、第3図は複合ビレ
ツトをマンネスマン製管して得た管の縦断面図で
ある。 1……インゴツトケース、2……押湯枠、3…
…加工性の良好な金属、4……吊り下げ金具、5
……難加工性鋼材、6……加工性良好な金属の薄
い層、7……難加工性金属材料の溶湯、A……複
合ビレツト。
Claims (1)
- 1 難加工性鋼材の芯部に、加工性の良好な鋼材
を配してなる鋼塊により複合ビレツトを形成し、
この複合ビレツトを穿孔して製管することを特徴
とした難加工性鋼材のマンネスマン製管法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3521479A JPS55128307A (en) | 1979-03-26 | 1979-03-26 | Mannesmann pipe making method of hard-to-work steel material |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3521479A JPS55128307A (en) | 1979-03-26 | 1979-03-26 | Mannesmann pipe making method of hard-to-work steel material |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55128307A JPS55128307A (en) | 1980-10-04 |
JPS6120365B2 true JPS6120365B2 (ja) | 1986-05-22 |
Family
ID=12435583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3521479A Granted JPS55128307A (en) | 1979-03-26 | 1979-03-26 | Mannesmann pipe making method of hard-to-work steel material |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55128307A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62170263U (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-28 | ||
JPS6366267U (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-02 | ||
JPS63106670U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-09 | ||
JPH0326586U (ja) * | 1989-07-24 | 1991-03-18 |
-
1979
- 1979-03-26 JP JP3521479A patent/JPS55128307A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62170263U (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-28 | ||
JPS6366267U (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-02 | ||
JPS63106670U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-09 | ||
JPH0326586U (ja) * | 1989-07-24 | 1991-03-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55128307A (en) | 1980-10-04 |
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