JPS61203097A - ガレ−ジジヤツキの早送り装置 - Google Patents

ガレ−ジジヤツキの早送り装置

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JPS61203097A
JPS61203097A JP4187485A JP4187485A JPS61203097A JP S61203097 A JPS61203097 A JP S61203097A JP 4187485 A JP4187485 A JP 4187485A JP 4187485 A JP4187485 A JP 4187485A JP S61203097 A JPS61203097 A JP S61203097A
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pumping handle
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pivotally connected
garage jack
support shaft
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青木 浩康
義昭 田中
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Yasui Sangyo Co Ltd
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Yasui Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の点検および修理時に、車体の適所を
持ち上げるためのガレージジヤツキにおいて、リフトレ
バーを無負荷状態のもとて高速に上昇させるための早送
り装置に関する。
(従来の技術) ガレージジヤツキにより車体の一部を上昇させるとき、
リフトアームが負荷点に到達するまでの無負荷状態では
、作業時間の短縮のために、リフトを高速に上昇させる
早送り装置が用いられており、この早送り装置としては
、油圧式と機械式とがある。
従来の油圧式の早送り装置としては、特公昭35−87
7号公報(刊行物(1))および実公昭37−7642
号公報(刊行物(2))に記載されているようにリフト
アーム上昇用の主シリンダの他に、早送り用シリンダを
別に設け、これにより、無負荷時においてリフトアーム
を早送りさせるようにしたものがある。
次に機械式の早送り装置としては、実公昭39−371
4.7号公報(刊行物(3))に記載されているように
、無負荷時に爪操作レバーの操作による送り爪の結合お
よび押圧により回動される爪車を、ポンピングハンドル
の基部に設け、該爪車とリフトアームとをリンク機構を
介して接続し、送り爪を爪車に係合させた状態で、ポン
ピングハンドルを倒伏させることにより、リフトアーム
を上方へ早送りするようにしたものがある。
機械式の別の早送り装置として、実公昭59−2903
4号公報(刊行物(4))に記載されているガレージジ
ヤツキに適用されたものがある。このガレージジヤツキ
は、ポンピングハンドルの揺動により作動する油圧シリ
ンダのピストンの前端を台車の前部に枢着し、油圧シリ
ンダの適所をリフトアームの基部近傍に枢着し、油圧シ
リンダの前後動およびこれに伴う揺動により、リフトア
ームを昇降させている。
このガレージジヤツキの早送りは、台車の後部に起伏自
在に設けられた無負荷上昇用の支点プレートを起立させ
、ポンピングハンドルの基部の適所を支点プレート上に
載せて、ポンピングハンドルのテコ作用によりシリンダ
後部を上昇させて行われる。
(発明が解決しようとする問題点) 前記刊行物(1) (2)のガレージジヤツキの油圧式
の早送り装置は、リフトアームを上昇させる主シリンダ
の他に無負荷上昇用シリンダを設け、リフトアームの早
送りは、副シリンダを作動させることにより行われてい
る。
このような早送り装置においては、無負荷上昇用シリン
ダの軸芯を主シリンダの軸芯と平行にするための調芯に
精密工作を要する。また油圧パツキンやバルブ等の数も
主シリンダのみの場合に較べて倍数近く増加するので油
洩れが生じ易くなる。
このように、複雑および高精度の部品加工と、部品数の
増加により、ガレージジヤツキが著しくコスト高となる
問題がある。
刊行物(3)に記載されている機械式の早送り装置は、
ロングシャーシタイプのガレージジヤツキに適するもの
であるが、フレームの短いショートシャーシタイプのガ
レージジヤツキにおいては、フレームの内側には、油圧
シリンダ、リフトアーム等が重って、一杯に収納されて
いるために、無負荷上昇用の早送り装置をフレーム内に
収納することはできない。
また、リフトアームを上昇させて荷重を受けたとき、ポ
ンピングハンドルは使用者により押さえ続けられるため
に、早送り装置の各リンク等の部材が破損し易く、特に
圧縮を受ける部材の座屈による曲り現象を生じる問題が
ある。
刊行物(4)に記載されている機械式の別の早送り装置
は、リフトアームの早送りをする前後において、ポンピ
ングハンドルのテコの支点となる支点プレートを起立さ
せたり、または倒伏させる動作を、手操作で行わねばな
らないという問題がある。
車輌を持上げるためのジャッキングポイントが、車輌の
奥深い所に位置していると、手操作による支点プレート
の起伏動作が極めて煩わしく、かつ危険な作業となる問
題がある。
また、リフトアームの早送り時において、ポンピングハ
ンドルの回動範囲が比較的小さいので、リフトアームの
上昇ストロークが機械的に制限を−7+ 受けている。したがって、車輌下面のジャッキングポイ
ントが高い場合、あるいは、修理のために車輌が予じめ
高く上げられて、固定スタンド等により支持された状態
にある場合、ポンピングハンドルの一回の操作により、
リフトアームを上限または上限近傍まで上昇できないの
で、能率的な作業が行えないという問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、左右1対のフレームに両端を枢着された水平
の支軸と、基部を前記支軸に固着され。
油圧駆動部により回動させられて、遊端に設けられたサ
ドルが昇降するようになっているリフトアームと、リフ
トアームの後方において、基部を前記フレームに枢着さ
れ、直立状態から後方へ倒伏されるときに、前記サドル
が上昇する向きに、前記油圧駆動部を作動させる棒状の
ポンピングハンドルとを有するガレージジヤツキにおい
て、前記フレームに下部を枢着されるとともに、適宜の
連係機構を介して前記支軸に接続され、かつ上部周面の
適所に設けられた係合爪が後方へ移動する向きに回動さ
れるときに、前記リフトアームを上昇させる爪車と、前
記ポンピングハンドルに沿って配設され、爪操作レバー
の操作により昇降させられる連結棒と、該連結棒の下部
に一端を枢着されるとともに、中間部をポンピングハン
ドルの基部に枢着され、連結棒を上昇させた状態で、ポ
ンピングハンドルが倒伏されたときに、遊端の押圧部が
、前記爪車に係合するようになっている送り爪とを備え
たガレージジヤツキにおける早送り装置を提供すること
にある。
(作 用) 本発明によれば、ポンピングハンドルの上部に設けられ
た爪操作レバーを押圧した状態で、ポンピングハンドル
を直立状態から後方へ倒伏させると、ポンピングハンド
ルとともに回動する送り爪が、爪車の係合爪に係合した
のち、爪車を押し回わし、リフトアームが固着された支
軸を、連係機構を介して前記爪車と連動して回動させる
ことにより、無負荷時において、リフトアームを上限ま
で急速に上昇させることができ、かっこの上昇の途中に
おいて、リフトアームに負荷がかかったときに、送り爪
が爪車から自動的に外れて、早送り装置のポンピングハ
ンドルおよび連係機構等の部品には、荷重が作用するこ
とはない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図ないし第3図において、ガレージジヤツキ(1)
は、台車(2)、リフトアーム(3)ポンピングハンド
ル(4)および油圧駆動部(5)との各主要部からなっ
ている。台車(2)を形成する左右1対のフレーム(6
)(7)は、油圧駆動部(5)に含まれるブロック(8
)と棒材(9)および軸(11)の両端を、フレーム(
6)(7)の内面にそれぞれ取付けることにより一体的
となっている。
フレーム(6)(7)の前部(第1図および第2図にお
いて右部)には、左右1対のローラ(12)が、軸(1
1)の外端にそれぞれ枢着されており、またフレーム(
6)(7)の後部の外面にそれぞれ取付けられたブラケ
ット(14)には、ローラ(15)を有するキャスタ(
16)の軸部(17)がそれぞれ装着されている。
リフトアーム(3)は、左右しこ対をなし、かつ互いに
平行をなす2対のリンク(18)(19)と、その遊端
に軸(2]) (22)により枢着されたサドル(23
)とからなっている。リンク(19)の基部は、軸(2
4)により、フレーム(6)(7)の内面側に枢着され
ている。
リンク(18)の」1縁に固着された板(25)の基部
を、両端を両フレームに枢着した支軸(26)の大径部
(第4図参照)に固着させることにより、リンク(18
)は支軸(26)と一体となっている。
第4図に示す油圧駆動部(5)は、後述するチェックバ
ルブが内装されたブロック(8)と、作動部(27)と
からなっている。
両端が開口しているシリンダ(28)、およびこれと向
応に外側に設けられたケース(29)の後端は、ブロッ
ク(8)の前面に、そして前端は、蓋(31)にそれぞ
れ密封状態で取付けられている。
シリンダ(28)に遊嵌されたピストン(32)を後部
に有し、蓋(31)を貫通して前方へ延出しているピス
トンロッド(33)の前端には、横向きの取付は部材(
34)の中間部が固着されており、その両側面には、1
対の連結板(35)の前端が、軸(36) kこよりそ
れぞれ枢着されている。
前記リフトアーム(3)の支軸(26)および軸(24
)には、1一対の腕板(37)の基部が固着され、その
遊端に穿設された孔(38)には、連結板(35)の後
部に固植されたピン(39)が貫挿している。
前記シリンダ(28)およびケース(29)間には、オ
イルタンク(旧)が形成されており、その下部には、油
路(42)に接続しているフィルタ(40)が設けられ
ている。上記油路(42)は、吸入用のチェックバルブ
(43)、油路(44)および吐出用のチェックバルブ
(45)を経て油路(46)に連通している。
−上部を栓(47)により密封された上記油路(46)
は、吐出孔(48)によりシリンダ(28)に連通ずる
とともに、解除用のチェックバルブ(49)および吐出
孔(51)を経てオイルタンク(41)に連通している
チェックバルブ(49)の上方には、下部に押圧棒を有
する解除部材(52)が螺設されており、解除部材(5
2)の上部に形成された歯車(53)を、後述する作用
により回動して、解除部材(52)を」1昇させること
により、チェックバルブ(49)が開かれるようになっ
ている。
ブロック(8)の上部の適所には、プランジャ(54)
の下部が昇降自在に遊嵌しており、その孔の下部は、連
通孔(55)により、前記油路(44)に接続している
プランジャ(54)の上端には、前向きに開口する側面
視がU字状の係合部材(56)が固着されており、その
内部には、後述するポンピングハンドルに設けた昇降可
能な5ill(57)が遊嵌している。
第3図において、ポンピングハンドル(4)の下部には
、下向きの壁板(58) (59) (61)を有する
フォーク(62)が一体的に設けられており、壁板(5
8)は図示しない軸により、また壁板(59)は、軸(
63)により、フレーム(6)(7)の内面にそれぞれ
枢着されている。
なお、壁板(58) (59)には、前記軸(57)の
両端がそれぞれ取付けられており、この軸(57)は、
フォーク(62)の前記軸(63)よりも適宜後方に位
置している。
軸(63)の内向きの延出部には、両端をフォーク(6
2)およびブロック(8)の適所に係止されたねじりば
ね(64)が巻装されており、このねじりばね(64)
の弾力により、ポンピングハンドル(4)は、後方へ倒
伏した状態から直立する向きに付勢されている。
ポンピングハンドル(4)は、中空をなし、その内部の
軸芯位置には、適宜の軸受により支持された解除軸(6
5)が設けられている。解除軸(65)の下端に固着さ
れた歯車(66)は、ポンピングハンドル(4)が垂直
状態に起立したときに、前記の解除部材(52)の歯車
(53)に噛合可能となっている。
ポンピングハンドル(4)の上部に嵌合し、かつ解除軸
(65)の」1端に固着されたつまみ(67)を、手操
作により回動させることにより、解除部材(52)が上
昇して、前述したチェックバルブ(49) (第4図参
照)が開かれる。
第3図および第5図においては、フォーク(62)を枢
支している軸(63)の外端には、上部円周に係合爪(
68) (69)を有する爪車(71)が固着されてい
る。
リフトアーム(3)と一体の支軸(26)の外端には、
腕部材(72)の基部が固着されている。爪型(71)
と腕部月(72)とは、両端を爪型(71)の適所と腕
部材(72)の遊端に軸(73) (74)により枢着
された板状の連結部材(75)からなる連係機構(76
)により、互いに連係されている。
前記フォーク(62)の爪型(71)側の側部には、は
ぼ前後方向を向く送り爪(77)の中間部が軸(78)
により枢着されている。
ポンピングハンドル(4)の長手方向に沿って配置され
た連結棒(79)は、ポンピングハンドル(4)の外周
の適所に固着されたガイド片(81)を貫通して昇降自
在となっている。この連結棒(79)は、両端を、連結
棒(79)に固着された座金(82)とガイド片(81
)とにそれぞれ圧接する圧縮ばね(83)の弾力により
、基部側に付勢されている。
連結棒(79)の下端は、前記送り爪(77)の前端に
枢着され、同じく上端に設けられた横向きの折曲部(7
9a)は、連結板(84)を介して、操作レバー(85
)の基部に接続されている。
操作レバー(85)は、ポンピングハンドルの長手方向
に沿って適宜の間隔をもって位置し、操作レバー(85
)の基部に設けられた1対の腕(85a)を、軸(86
)によりポンピングハンドル(4)に枢着させることに
より、ポンピングハンドル(4)の長手方向に対して揺
動自在となっている。
このように構成されたガレージジヤツキのサドル(23
)を、自動車の車体の下部の適所に位置させた状態で、
操作レバー(85)を押圧して、第6図の鎖線(85A
 )で示す位置に回動させると、連結棒(79)は」1
昇して、送り爪(77)を、第5図の実線位置から、鎖
線(77A)で示す作動位置に回動させる。
送り爪(77)のこの回動により、送り爪(77)の後
端の押圧部(77a)は、爪型(71)の係合爪(68
)の被押圧面(68a )に係合可能な態位となってい
る。
係合爪(68)の被抑圧面(68a)は、被抑圧面(6
8a)の頂部(68b )を通る爪型(71)の半径(
87)に対し、角度(O)(たとえば35°〜45°)
だけ傾斜した状態に形成されている。他方の係合爪(6
9)の被抑圧面(69a )も、同様な形状に形成され
ている。
この状態で、ポンピングハンドル(4)髪後方の倒伏す
る位置へ回動させると、送り爪(77)により、係合爪
(68)が後方側に押し回わされて、爪型(71)は、
第5図において反時計方向に回動し、連係機構(76)
を介して、腕部材(72)を同方向に回動させる。
腕部材(72)およびリフトアーム(3)は、支軸(2
6)を介して実質的に一体であるので、腕部材(72)
の上記の回動により、リフトアーム(3)は同方向に回
動して、サドル(23)が無負荷状態で急速に上昇する
ポンピングハンドル(4)がほぼ水平状態まで倒伏され
て、フォーク(62)が鎖線(62A)の位置にきたと
き、サドル(23)の上昇の途中において、サドル(2
3)はフルストローク上昇した状態にある。
サドル(23)の上昇の途中において、サドル(23)
が車体の底部に衝合して、負荷が作用すると、この負荷
は、リフトアーム(3)、支軸(26)、腕部材(72
)および連係機構(76)を介して爪型(71)に伝達
され、爪型(71)には、第5図において時計方向へ=
16− の回転力が瞬間に与えられる。
係合爪(68)の被抑圧面(68a )は、前述したよ
うに、爪型(71)の半径(87)に対して傾斜した状
態にあるので、爪型(71)の時計方向への回転力によ
り、送り爪(77)の押圧部(77a)は、係合爪(6
8)の被押圧面(68’a)により、第5図において左
斜め上方に瞬間的に押されて、係合爪(68)から自動
的に外れる。
このようにして、リフトアーム(3)を無負荷状態で上
方へ早送りし、所定の高さでサドル(23)に負荷が作
用した時点で、送り爪(77)が爪型(71)から自動
的に外れるので、ポンピングハンドル(4)を比較的強
い力で倒伏する向きに回動させても、連係機構(76)
およびその他の部品への負荷作用およびこれによる破損
を防止することができる。
リフトアーム(3)のサドル(23)のジャッキングポ
イントが、車体の下部の奥部に位置していて、ポンピン
グハンドル(4)が垂直の状態ではサドル(23)を所
定位置に設定できないとき、ポンピングハンドル(4)
は、第5図の鎖線(4A)で示す位置に適宜回動され、
この状態で操作レバー(85)が操作される。
この操作により、送り爪(77)が爪型(71)の他方
の係合爪(69)に係合した状態で、ポンピングハンド
ル(4)が後方へ倒伏されて爪型(71)を回動し、次
に、送り爪(77)を爪型(71)の係合爪(68)に
係合させて、爪型(71)を再び回動させることにより
、リフトアーム(3)の早送りを行うことができる。
リフトアーム(3)が無負荷状態で上昇するとき、これ
に連動して、第4図のピストン(32)が右方へ前進す
る。このとき、両チェックバルブ(43) (45)が
同時に開いて、オイルタンク(41)内のオイルがシリ
ンダ(28)内に供給されるので、早送りされたサドル
(23)は、上昇した位置で静止する。
第7図および第8図は、連結部材(88)、クランク部
材(89)および圧縮ばね(91)等の主要部品からな
る連係機構(76)の変形例を、それぞれ示している。
リフトアーム(3)と一体の支軸(26)の外端には、
腕部材(92)の基部がピン(93)により固着されて
いる。腕部材(92)の遊端には、横向きで半球状のピ
ン(94)の基部が遊嵌され、この基部に形成された溝
(94a )に、腕部材(92)に螺合されたねじ(9
5)を遊嵌させることにより、ピン(94)は、腕部材
(92)に抜は止めされて回動可能に装着されている。
この腕部材(92)およびピン(94)により、前記ク
ランク部材(89)が形成されている。
連結部材(88)は、中間部から前端部までは小径軸(
88a)が形成されており、連結部材(88)の後端は
、軸(96)により爪型(71)の適所に枢着されてい
る。連結部材(88)の小径軸(88a )は、ピン(
94)に遊貫している。
この小径軸(88a )には、両端をピン(94)と、
小径軸(88a)の端部にねじ(97)により固着され
た座金(98)とにそれぞれ圧接する圧縮はね(99)
が巻装されており、その弾力によりピン(94)は、ピ
ン(94)の後方に位置する段部からなるス1−ツバ(
1,01)に付勢されて圧接している。
連係機構を上記のように形成することにより、無負荷状
態でリフトアーム(3)を上方へ早送りする場合に、リ
フトアーム(3)に作用する負荷が所定の値より過大で
あるとき、圧縮ばね(99)が縮小して負荷の一部を吸
収するので、リフトアーム(3)に負荷が作用したとき
のポンピングハンドル(4)への負荷の衝撃的な伝達を
防止できる。
第9図および第10図は、連係機構(76)のさらに別
の変形例を示している。
上記連係機構(76)は、駆動歯車(102)、遊び歯
車(103)および従動歯車(104)からなる歯車機
構により形成されている。
フレーム(7)に固着されて内側に延出する軸(63)
には、周面の一部に歯が形成された駆動歯車(102)
と、周面に係合爪(106)が形成された爪型(107
)が遊嵌されており、両者はねじ(108)により互い
に固着されている。駆動歯車(102)に噛合する歯車
(103)は、フレーム(7)に固着された段付きねじ
(109)に枢着されている。
遊び歯車(103)に噛合する歯が周面の一部に形成さ
れた従動歯車(104)は、キー(111)により回り
止めされ、かつスナップリング(112)により抜は−
lυ − 止めされて、リフトアーム(3)と一体の支軸(26)
に取付けられている。
第9図においては、(1,13)は、両端をピン(11
4)(11,5)によりフレーム(6)の裏面に固着さ
れた弾性板からなるストッパを示しており、このストッ
パ(11,3)は、ポンピングハンドル(4)が垂直状
態にあるとき、フォーク(62)の下部(62a)を受
けて、ポンピングハンドル(4)が前方へ倒れるのを防
止している。
上記の歯車機構からなる連係機構(76)によれば、駆
動歯車(102)と従動歯車(104)とのピッチ円の
比を変化させることにより、ポンピングハンドル(4)
の回動量とリフトアーム(3)の回動量との比を、所望
の値に容易に設計できるので便利である。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、ポンピングハンドル
の基部を台車のフレームに枢着する軸に、周面に係合爪
を有する爪型を枢着するとともに、リフトアームと一体
の支軸と前記爪型とを適宜の連係機構によ接続させ、操
作レバーの操作により、送り爪を作動位置に回動させた
状態で、ポンピングハンドルを倒伏する向きに1度だけ
回動するのみで、リフ1へアームを無負荷状態で所定の
高さまで急速に上昇させることができ、かつリフトアー
ムに負荷が作用したときは、送り爪が爪型の係合爪から
滑って自動的に外れるので、操作性がよくて便利である
とともに、早送り行う各部分への過大な負荷作用が防止
されて、安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置を備えるガレージジヤツキの一例
を示す右側面図、 第2図は、同じく平面図、 第3図は、同じく要部のみを示す斜視図、第4図は、油
圧駆動部を示す縦断面図、第5図は、本発明の一実施例
を示す早送り装置の要部を示す側面図、 第6図は、ポンピングハンドルの側面図、第7図は、連
係機構の変形例を示す側面図、第8図は、同じく平面図
、 第9図は、連係機構の別の変形例を示す側面図、第10
図は、同じく平面図である。 (1)ガレージジヤツキ  (2)台 車(3)リフト
アーム    (4)ポンピングハンドル(5)油圧駆
動部     (6)(7)フレーム(8)ブロック 
     (9)棒 材(11)軸         
(12)ローラ(14)ブラケッ1〜     (15
)ローラ(16)キャスタ      (17)軸 部
(18) (19)リンク     (21) (22
)軸(23)サドル       (24)軸(25)
板         (26)支 軸(27)作動部 
      (28)シリンダ(29)ケース    
   (31)蓋(32)ピストン      (33
)ビス1ヘンロツド(34)取付は部材     (3
5)連結板(36)軸         (37)腕 
板(38)孔         (39)ピ ン(40
)フィルタ       (41)オイルタンク−Zj
 − (42)油 路       (43)チェックバルブ
(44)油 路       (45)チェックバルブ
(46)油 路       (47)栓(48)吐出
孔       (49)チェックバルブ(51)吐出
孔       (52)解除部材(53)歯 車  
     (54)プランジャ(55)連通孔    
   (56)係合部材(57)軸         
(58) (59) (61)壁 板(62)フォーク
      (63)軸(64)ねじりばね     
(65)解除軸(66)歯 車       (67)
つまみ(68) (69)係合爪     (71)爪
 車(72)腕部材       (73) (74)
軸(75)連結部材      (76)連係機構(7
7)送り爪       (77a)押圧部(78)軸
         (79)連結棒(81)ガイド片 
     (82)座 金(83)圧縮ばね     
 (84)連結板(85)操作レバー     (86
)軸(87)半 径       (88)連結部材=
24− (89)クランク部材    (91)圧縮ばね(92
)腕部材       (93)ピ ン(94)ピ ン
       (95)ね しく96)軸      
   (97)ね じ(98)座 金       (
99)圧縮ばね(101)ストッパ     (102
)駆動歯車(103)遊び歯車     (104)従
動歯車(1,06)係合爪      (107)爪 
車(108) (1’09)ね じ    (111)
キー(112)スナップリング  (113)ストッパ
(1,14)(115)ピ ン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)左右1対のフレームに両端を枢着された水平の支
    軸と、基部を前記支軸に固着され、油圧駆動部により回
    動させられて、遊端に設けられたサドルが昇降するよう
    になっているリフトアームと、リフトアームの後方にお
    いて、基部を前記フレームに枢着され、直立状態から後
    方へ倒伏されるときに、前記サドルが上昇する向きに、
    前記油圧駆動部を作動させる棒状のポンピングハンドル
    とを有するガレージジャッキにおいて、 前記フレームに下部を枢着されるとともに、適宜の連係
    機構を介して前記支軸に接続され、かつ上部周面の適所
    に設けられた係合爪が後方へ移動する向きに回動される
    ときに、前記リフトアームを上昇させる爪車と、前記ポ
    ンピングハンドルに沿って配設され、爪操作レバーの操
    作により昇降させられる連結棒と、該連結棒の下部に一
    端を枢着されるとともに、中間部をポンピングハンドル
    の基部に枢着され、連結棒を上昇させた状態で、ポンピ
    ングハンドルが倒伏されたときに、遊端の押圧部が、前
    記爪車に係合するようになっている送り爪とを備えるこ
    とを特徴とするガレージジャッキの早送り装置。
  2. (2)連係機構が、基部を支軸の端部に固着された腕部
    材と、該腕部材と前記爪車とに両端を枢着された連結部
    材とからなることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項に記載のガレージジャッキの早送り装置。
  3. (3)連係機構が、前記爪車と一体の駆動歯車と、該駆
    動歯車に遊び歯車を介して接続され、かつ前記支軸に固
    着された従動歯車との歯車機構からなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項に記載のガレージジャッキ
    の早送り装置。
  4. (4)連係機構が、基部を前記支軸に固着された腕部材
    の遊端に横向きのピンを枢着してなるクランク部材と、
    後端が前記爪車に枢着され、かつ中間部が前記クランク
    部材のピンに遊貫する連結部材と、連結部材の前部に周
    設され、かつクランク部材のピンを連結部材の適所に設
    けたストッパに圧接させる圧縮ばねとからなることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載のガレージジ
    ャッキの早送り装置。
  5. (5)爪操作レバーは、ポンピングハンドルの長手方向
    とほぼ平行であって、基部の適所をポンピングハンドル
    の上部に枢着され、かつ前記連結棒の上端に基部が連結
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    に記載のガレージジャッキの早送り装置。
  6. (6)爪車の係合爪の被押圧面は、被押圧面の頂部を通
    る半径に対し、係合爪の基部が拡開する向きに適宜の角
    度で傾斜していることを特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項ないし第(4)項のいずれかに記載のガレージジ
    ャッキの早送り装置。
JP4187485A 1985-03-05 1985-03-05 ガレ−ジジヤツキの早送り装置 Granted JPS61203097A (ja)

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JPH0466800B2 JPH0466800B2 (ja) 1992-10-26

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