JPS61203049A - 紙の巻取方法 - Google Patents

紙の巻取方法

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JPS61203049A
JPS61203049A JP4216885A JP4216885A JPS61203049A JP S61203049 A JPS61203049 A JP S61203049A JP 4216885 A JP4216885 A JP 4216885A JP 4216885 A JP4216885 A JP 4216885A JP S61203049 A JPS61203049 A JP S61203049A
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JP
Japan
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paper
oriented
sheet material
mesh
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP4216885A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Goto
後藤 孟
Mamoru Machida
守 町田
Fujio Itani
居谷 富士男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP4216885A priority Critical patent/JPS61203049A/ja
Publication of JPS61203049A publication Critical patent/JPS61203049A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、繊維強化プラスチックスに利用される紙、特
に紙の長手方向に対し大部分の繊維が直交して配向して
いる紙の製造に於ける巻取方法に係る発明である。
〔従来の技術〕
短繊維を使用した不織布或は紙等はランダム配向したも
のが工業的に多く採用されている。
この配向形態は、機械的特性からみると等方性物性を有
するが、ランダム配向の為に諸物性値が低く特定の方向
に高物性を要求する用途、例えば複合材料等基本的に高
物性を要求する用途には使用上限界がある。そこで諸物
性向上方法として、特定の方向に繊維配向させればその
方向についての大幅な諸物性向上が得られる事から、こ
の目的の為に従来より多くの製造方法が提案されている
が、未だ十分なものが得られていないのが実状である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の現状にかんがみて、本発明者等は、先に大部分の
補強繊維が紙の長手方向に対し直交して配向している紙
の製造方法として、短繊維分散液を回転する円盤上に供
給し、回転により発生する遠心力で短繊維分散液を周囲
に飛散させ、円盤周囲に沿って円盤面に対し直角方向に
移動する繊維捕集用基材上に短繊維を捕集することを提
案した(特願昭59−53788号明細書)。
そしてこの方法によって得られる紙は、繊維強化プラス
チツク用材料として有意義なものであることを述べた。
この様な紙(以下90°配向紙)の製造に於て紙の長手
方向(以下経方向)の強度が極端に低いため、最終的に
紙として製品を得るには特別の配慮を必要とする。即ち
、通常の従来の紙の製造に用いられている様に乾燥され
た紙をそのまま巻取ることはほとんど不可能であり、さ
らにこれを巻戻すことも出来ない。
即ち、紙の経方向の強度が低いために下記の問題が発生
する。
(1)経方向の強度が低いため90°配向紙単独では巻
取に際し切断する、 (2)経方向に十分張力が加えられないために巻硬さを
上げることが出来ない、したがって、梱包、輸送に於て
巻形状の形崩れを生ずる、(3)  巻パッケージが大
きい時90°配向紙は切断して引出すことが出来ない 等の問題である。
本発明者等は、上記の問題点を持った90゜配向紙の巻
取方法を検討し本発明に至った。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本発明の要旨は、紙の長手方向に直交して配向され
た短繊維よりなる紙を、抄紙メツシュから他のシート材
料に移し取ったのち、該シート材料と共に巻取る紙の巻
取方法にある。
本発明の方法を以下図面に従って具体的に説明する。
第1図は抄紙メツシュ上にあって未だ乾燥されていない
極めて強度の低い90°配向紙の巻取に応用される本発
明の方法の概念図である。
経方向と直交した90°配向紙(1)は抄紙メツシュ(
2)によって図中矢印の方向に移送される。
この状態では90’ 配向紙(1)は抄紙機に於て脱水
されたままで未乾燥であり、未だ水分を含んだ状態であ
る。抄紙メツシュ(2)上に在る90゜配向紙(1)は
一対のニップローラー(3)に於てシート材料(4)に
より90’ 配向紙(1)は被覆され、ニップローラー
を通過後、90’ 配向紙(1)はシート材料(4)に
転写される。次いでシート材料上の90°配向紙は乾燥
用シリンダー(5)により乾燥されたのちシート材料と
共に巻取られる。
以上の本発明の方法に於て、技術上のポイントはニップ
ローラー(3)に於て、90°配向紙(11の抄紙メツ
シュ(2]からシート材料(4)えの転写である。抄紙
メツシュ(2)からシート材料(4)えの転写は90°
配向紙(1)中に含まれる水分(正確には抄紙に用いら
れる繊維の分散剤、紙力増強剤等が含まれる)の表面張
力によって転写が行なわれる。したがって、ここで用い
られるシート材料(4)は、その表面形態、吸水性或は
水に対する表面張力のレベル等が勘案される必要がある
これらの要因の正確な分析は出来ないが、実験結果によ
ると抄紙メツシュ(2)がナイロンメツシュである場合
、シート材料(4)はポリプロピレン、ホリエテレン、
塩化ビニル、ナイロン等のフィルム材料或は通常の紙に
これらの樹脂をラミネート又はコーティングした材料が
最適であった。
シート材料(4)上に転写された配向紙(1)は、例え
ば熱シリンダ−(5)表面で乾燥され、該シート材料(
4)と共に巻取られる。
第2図は抄紙メツシュ上にあるすでに乾燥された90°
配向紙の巻取に応用される本発明の方法の概念図である
経方向と直交した9 0’ 配向紙(6)は抄紙メツシ
ュ(2)上にあり、抄紙メツシュ(2)上で乾燥が完了
している。
90°配向紙(6)と抄紙メツシュ(2)と共に巻取る
ことも出来るが、抄紙メツシュが高価であるために経済
的な方法ではない。
本発明の方法に於ては、すでに乾燥された90°配向紙
(6)は、粘着剤塗布装置(7)により粘着剤の塗布さ
れたシート材料(8)上に一対のローラー(3)に於て
転写され、該シート材料(8)と共に巻取られる。
本発明の方法に於て用いられる粘着剤は、熱硬化性樹脂
の未硬化状態の粘着性のある樹脂、例えばエポキシ樹脂
、ビニル・エステル樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド
樹脂、アクリル樹脂等が利用出来る。□また熱可塑性樹
脂を溶剤で溶解し粘着性を付与させてもよい。また酢酸
ビニルノ水エマルジョンの如キエマルジョン状態でも利
用可能である。
また該樹脂のフィルム上えの塗布については可能なかぎ
り少量の塗布量であることが好ましい。このためには全
面に樹脂を塗布するよりも点状或はライン状等に塗布す
ることが好ましい。
本発明に利用されるシート材料としてはポリプロピレン
、ポリエチレン等のフィルム材料或は紙が使用出来るが
、好ましくは若干の伸度のあるポリプロピレン、ポリエ
チレン、塩化ビニル、ナイロン等のフィルム材料である
ことが好ましい。
一般の紙の製造に於ても抄紙メツシュからフェルト、キ
ャンパス等に転写が行なわれ、最終的には紙のみの巻取
が行なわれるが、本発明では90’ 配合紙が巻取もシ
ート材料と共に行なわれることに最大の特徴がある。
本発明の方法を二側、即ち抄紙メツシュ上の90°配向
紙が未乾燥の場合及び乾燥が完了している場合について
本発明の詳細な説明したが、本発明の方法を用いること
によって、90°配向紙の巻取に於て発生する前記問題
点を解決することが出来る。
〔実施例〕
以下実施例により本発明の方法をさらに説明する。
実施例1 特願昭59−53788号明細書に記載の方法により直
径8μ、繊維長10Iliの炭素繊維から成り、該炭素
繊維の85%以上がほぼ紙の長手方向に対し90°の方
向(直交)に配向した目付5θ曾の90’ 配向紙を5
0メツシユのナイロン抄紙メツシュ上に抄紙した。
抄紙メツシュ上の90’ 配向紙の含水率は150%で
あった。この90°配向紙上に25μの厚さのポリエチ
レンフィルムを重ねたとき5t/f?ノ900 配向紙
はポリエチレンフィルム側に転写することが出来た。し
かるのち、フィルム側を乾燥シリンダーに当てて乾燥を
行った。
乾燥された状態では紙とフィルムは接着せず、それぞれ
は容易に分離する状態であったが、フィルムに充分な張
力を与えて引張気味にフィルムを巻取ることにより、両
者は一体として取扱うことが出来、十分硬度のある巻取
を行うことが出来た。
実施例2 特願昭59−53788号明細書に記載の方法により直
径8μ、繊維長10iicの炭素繊維から成り、該炭素
繊維の85%以上が紙の経方向と直交する方向に配向し
た目付5ル侮′の90゜配向紙を50メツシユのナイロ
ン抄紙メツシュ上に取り、ホットエア一方式によりその
まま乾燥した。
一方、第1図に示す方式により、巾約1 mmでその間
隔が50關となる様にエポキシ樹脂を25μのポリエチ
レンフィルムに塗布し、その背面より冷風を吹きつけて
該樹脂の粘着を増粘し、第1図の如り90°配向紙と一
対のローラーにより圧着した。この時90°配向紙はポ
リエチレン側に転写され、フィルムに張力を加えて引張
気味に90’ 配向紙がその表面に粘着されたポリエチ
レンフィルムを巻取った。
このようにしてパッケージは適当な硬さを有し、かつ容
易に引出すことも出来るパッケージを得ることが出来た
【図面の簡単な説明】
第1図は抄紙メツシュ上に未乾燥の90’配向紙がある
場合の本発明の巻取方法を示す概念図、第2図は抄紙メ
ツシュ上に既乾燥の90゜配向紙がある場合の本発明の
巻取方法を示す概念図である。 1 配向紙 2 抄紙メツシュ 3 ニップローラー 4.8 シート材料 5 乾燥用シリンダー 690°配向紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紙の長手方向に直交して配向された短繊維より成る紙を
    、抄紙メッシュから他のシート材料に移し取つたのち、
    該シート材料と共に巻取ることを特徴とする紙の巻取方
    法。
JP4216885A 1985-03-04 1985-03-04 紙の巻取方法 Pending JPS61203049A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4216885A JPS61203049A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 紙の巻取方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4216885A JPS61203049A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 紙の巻取方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61203049A true JPS61203049A (ja) 1986-09-08

Family

ID=12628437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4216885A Pending JPS61203049A (ja) 1985-03-04 1985-03-04 紙の巻取方法

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JP (1) JPS61203049A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60231896A (ja) * 1984-04-25 1985-11-18 三島製紙株式会社 導電性積層シートの製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60231896A (ja) * 1984-04-25 1985-11-18 三島製紙株式会社 導電性積層シートの製造法

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